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  • 弦の角度
  • 2015/07/01
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    ベースだとよく分かると思いますが、弦のテンションがちゃんとブリッジとナットにかかっているか?で音に違いが出ます。

    Fender等でネックポケットにシムが入ったベース、シムを取ると弦高が高くなります。そのままブリッジで弦高調整すると、ブリッジ底面にコマがベタ付けになってやっと希望の弦高まで低くできる物も中にはあります。

    この様なベースを触らないと試す機会がないかもしれませんが…

    コマに弦の角度があまり付いておらず、適切なテンションがコマにあまりかかってないと弦がコマ溝から落ちたり音がボヨボヨとルーズな感じになります。角度がコマにちゃんとかかっていると、タイトな低音が出てきます。とは言っても悪い状態と普通の状態の話なので、悪い状態でなければ普通の人は経験しない事だと思いますが…

     

    ナットも、ジャズべ等のヘッドでは3弦鳴りが気になる物もあったりします。

    1・2弦はテンションピンが付いてるので大丈夫、4弦はナットからペグの距離が短いので角度が付く。3弦だけペグ位置によるナットにかかるテンションは少し微妙な感じになります。

    これは正直自分だけの感覚なのかなぁ…?と思っていたのですが、東京ギターショウだったと思いますがFender社ブースに3弦ペグに引っ掛けバーみたいなのが伸びた物が付いてるペグ、ペグ単体で角度を付けてテンションを稼ぐペグが付いたベースを出してましたね。

    なるほど、メーカーも感じてた所だったのかと安心しました…笑

     

    またナットにテンションを与える為にテンションピンやバーを付ける等で弦の張りが変わった!等があります。

    太い弦等はナットにテンションピンやバーを付けると弦が綺麗に折れ曲がらないのでナットで起き上がりローポジの弦高が高くなります。

    なのでテンションピンやバーを付けて弦の張力が変わった!等はローポジ側の弦高が上がって、弦高を上げた様な音になるからそう感じるかもしれません。触る押弦感触も違うので、言ってる事は一応正しいと思います。

    ただ付けた後で溝調整をして元の状態に調整すると…変わった感じにはなりませんね。ただ付けただけか、付けた後に調整したかの違いでしょうか。張力は弦の太さかスケールですね…。

     

    ヘッドの形状によってはペグの位置やテンションピンが付く弦でナットにかかるテンションのバラツキがある場合があります。

    ピンがある弦だけ張りのある音がする等、感じるベースもあるかと思います。ジャズべもプロベーシストの方で3・4弦だけ鳴りが気になるからと裏通しブリッジに変えて3・4弦だけを裏通しで使ってる人も居たりします。確かベースマガジンで居たはずですが。

    テンションバー等を付けて全弦ナットにかかるテンションを均等にすると各弦の音がバランス良く出てきたり、ベースがまだ「未完成の楽器」と言われるだけあってまだまだ改善できる所があったり細かい所を研究する所がありますね。良いベースは見えない部分でメーカーの技術力が発揮されてる印象だと思います。

    現代は低い音程が欲しく4弦より5弦が使われる場目も多くなったり。6弦より更に7弦や10弦以上ある物まで…ちょっと待ってくれ!とメーカーの開発もかなり大忙しです…

    まだ完全な完成が見えないベースだからこそ、各メーカーが開発に力を入れて新しい要素がドンドン出てくるのもベースの面白い所です。

    はたして何年、何十年後は何弦ベースになっている事か…笑