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  • 音楽・楽器業界へ進路を考える方へのお話
  • 2018/11/15
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  • 年間で数名程、毎年の様にギタークラフトや音楽プレイヤー等の進路を考えているお客様からお話を聞きたいとの要望があって対面しお話する機会があります。大体は高校生や大学生がお客様でご来店された際に進路のお話で聞きに来る事や、学生だけでなく社会人の方が会社を辞めて第二の人生としてやってみたいので話を聞きたいと理由が様々です。将来は楽器関係の仕事に就職したい等のきっかけが掴めたらという理由で訪れる方が殆どで、聞きたい事は言ってくれれば知っている事は何でもお答えしております。不景気で落ち込む日本社会の中でも自分の夢を叶えようと努力する方へはぜひ協力したいと思います。

    音楽業界と言っても幅広いですが、今回は私が働く楽器業界の話が主になります。聞いてくる方へお話している内容等を今回は載せております。

     

    1.リアルな基準

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    分かり易い判断基準、まずは自分がこの業界に向いてそうか向いてなさそうかのリアルな話をしています。ですがとても大事で分かり易い話ですので一番先に聞くべき話だと思いますので毎回最初にお話しています。

    こうした一般的な業種でない分野は情報が少なく、どんな仕事内容か?どんなメーカーが凄いのか?どの様な進路を進んで働けるのか?と多くの方はよく知らない分野だと思います。今はネット社会なので多くの方が分からない事はネットを使って情報を得ようと行動するはずですが、あまり具体的な情報は出てこないのが現状です。

    まず最初はこの段階で大まかな判断基準で分かる事があります。「私は将来○○をしたい。そうする為にはどうすれば良いのか?何を今から準備していたら良いのか?」とネットを使って調べている段階の人はまず大丈夫だと思います。考え方が前向きで将来有望な姿勢を持っていると思います。逆に考えを改めた方がいいかもしれない考えの方は「私は将来○○したい。この職種は給料いくらかな?」と第一条件が給料で調べていたらこの業界は厳しいかもしれません。

    まず最初は業界の求人情報等をご覧下さい。専門学校等へオープンキャンパス時に見せてもらうと良いでしょう。来年度の求人が無くても過去の求人情報等である程度参考になります。学校への入学がゴールではありません。学校へ入学しただけで誰が就職までを保証してくれるのか、学校へ入る目的として大体の方は就職する事や起業が前提かと思います。将来仕事をする上で給料・労働条件の面はとても大事な事でしょう。そしてご自身で求人情報等を確認してみてどう思いましたか?ポジティブな感情ですか?ネガティヴな感情ですか?まずは自分の将来の着地点をしっかりご自身でご確認下さい。

    2.向いてそうな人

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    物作りが好きな人はかなりお奨めの業界です。誰かに「やりなさい。」と言われた訳でもないのに時間があればずっと触っていて、作業に時間を取る為に寝る時間を惜しんだりご飯を食べる時間も惜しむ様な世間でいう「○○バカ」と言われる人種がなるべき職業です。こうした人は絶対に向いています。

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    学校の先生に反対されたり親に反対された位で気持ちが変わる様な方は向いていません。しかし自分よりも親の方が確実に人生経験が多く社会の事を知っている上で具体的な根拠がある反対をしています。自分の子の将来を考えている親なら反対して当たり前です。恐らく進路がITの専門学校だったりすると親は反対はしなかった事でしょう。普通の人が取る様な進路と違うという事・世間一般的に理解がされない道という事だけは理解していた方が良いと思います。反対される事が普通です。

    項目3で詳しく詳細がありますが周りの仲間には脱サラして業界に入った人や離婚して入ってきた人を知っています。本当にやりたい事があって現在の環境が邪魔になるのなら環境を変える必要があります。高校生でも卒業すればもう大人で、人生は自分で決めて進んで良い条件になると思います。高卒の資格と18歳以上であればまともに就職して働ける条件になりますから、親に反対され許してくれない状況であれば働いて自分で学費を稼いで家を出ていけば良いと思います。もう大人ですから自分の判断で行動して問題はありませんがその代わりとして必要になる資金準備や失敗した時のリスク分も自分でどうにかすべきです。そうした意味では世間一般の人に理解されない分野なので自分の進路は自分の力でどうにかする位の気持ちが必要な進路でしょう。しかしこうした強い意志での決断や経験は将来に活きてくると思います。

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    私の話ですが子供の頃から何故か機械いじりが好きで、ゴミ捨て場に落ちていたラジカセ等を拾ってはバラしたりしていた事もありました。理由は分かりませんが基盤が好きでしたね。

    いつからキッカケが始まったのかは分かりませんが恐らく小学校1年か2年の時には親にハンダ付けで作る工作キットをやってみたいから買ってほしいと頼んだら「難しそうだからこれからやりなさい。」と学研の工作教材を買ってもらった様な記憶があります。これはあまり身になった気はしませんが一番のキッカケはミニ四駆ですね。子供は遊びながら学ぶとは本当に正しい言葉だなと思います。子供の頃から使っているタミヤ製のピンバイスとカッターを今でも持っていて使っています。他人と被りたくないので改造に一手間を加えたり、瞬間接着剤には取り付けできない所に取り付けできる事には感動しました。どうしたら早くなるのか?と肉抜きしたり、駄目なんですけどモーターを分解したり。この経験は今になってバイクのセルモーターオーバーホールに活かされた気がします。子供ですし誰かに教わった訳でもありませんから沢山怪我もしました。確か自分の指を切って骨が見えた事があります。そうした怪我の経験をしても辞めたいと思った事は一度もありません。今になって本当に思いますが親が「危ないから。」との理由で子供の行動を制限するのは将来の可能性を潰す事にしかならない様に思います。

    中学生になればガンプラだったはずです。ただそのまま作らず墨入れをしたり他のパーツを接着剤で付けてオリジナル感を出してみたり。ディスクを読み込まなくなったPS2を本屋で売ってた改造本を買って読んで本体を解体し、ピックアップレンズをクリーニングして直したりもしました。コントローラーも接触不良が起き易いので、分解して接点を洗うだけでも直ったりしましたよね。

    tools-1209764_960_720高校生の美術の授業で自由作品という科目があり、その際にストラトを買ってネックと付いてるパーツを流用し情報も何も無い中でボディを木材から加工して作った事が始めてのギタークラフトです。周りの目は気になりませんでした。皆が絵を書いたり粘土で何かしら作ったりしている中で自分一人だけが外で木材を切り出して削っていたり、かなり奇妙な生徒に見えていたかもしれません。でも自分がやりたい事でしたから、周りの目なんてどうでもいいのです。この経験により「ギターを作るのって楽しい!将来はこうした仕事に就きたい!」とした事がキッカケで今があります。

    この頃の手持ちのお金は殆ど楽器に消えました。バイトでお金を貯めて買っては売ってを繰り返し、中古品ばかり購入していましたからどこかしら直す必要がありこの頃は自己流でどうにか直してみたりと多くのチャレンジしました。今思うとこれらは今の将来を狙ってやっていた事ではなく、自分の中で何も考えなくても「自然に起きた事。」の様に思います。単純に好きだからという分かり易い理由で行っている行動力であり、お金とか将来とかの考えは当時は全く思った事がありません。

    矛盾する言い方かもしれませんが「努力している。」や「頑張っている。」といった感情はもしかしたら本当は好きでやっている事ではないのかもしれません。本当に好きな事は誰かに言われたりしなくても自然に何かしら近しい事を既に行動に起こしているはずです。結果として好きでやってた事が世間で言う所の努力している事や頑張っている事に当てはまるのでしょう。ギタークラフトの為に何か頑張ったという感覚もありません。「好きだからやってた。」という言い方が私的に一番しっくりくる言葉です。頑張った・努力した感覚があるのは東京に出てくる為の学費や住む資金をひたすら働いて貯めた事ですかね。好きでもない仕事をしてお金を貯めてきた3年間は非常に辛い過去でしたが、これらの経験も「二度とこんな仕事をして生きたくない。好きな仕事だけをして生きていたい。」と心に誓い、今に活かされていると思っています。

    piano-78492_960_720子供の頃にこうした経験はありませんか?ネジがあれば外したくなる様な感覚、開封厳禁と書かれていた製品を開けて中身を見たくなる感覚、これさえあれば他は何も要らない!と思う感覚、混ぜるな危険を混ぜてみたらどうなるのか?と思う感覚があれば向いている人なのでしょう。そうした意味ではオタクになる様な人は能力を開花させ易い才能に満ち溢れている人なのでしょう。子供の頃から好きで、大人になっても変わらない感情に正直になった方が良いと思います。

    3.曖昧なネットレビュー

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    音楽の専門学校等を卒業した方が書いているらしいネットにあるレビュー等はかなり内容が曖昧だと思います。私の印象ではまず入学した段階で「将来○○をしたい。」と目標を持っている方は全体の1割以下、9割以上は特に将来はよく分からないとする方が入学されていました。どの学校でもそうだと思いますがこれを読んでいるあなたが高校生や大学生でしたらクラスの周りの人で将来の事を具体的に話をできる人はどの位居ますでしょうか?恐らく殆ど居ないと思いますが専門学校でも同じ状況です。漠然と「ここに入れば将来は○○に就職できるだろう。学校側がどうにかしてくれるだろう。」とただ通っているだけの様な姿勢は恐らく身になりません。university-105709_960_720

    その9割以上の中に居た人達は今になってこの業界内で名前も聞きません。これは本当に業界に残る人・残らない人と綺麗に分かれている数字かと思います。残っている今の仲間達は最初から将来のビジョンを持っていて、話を聞いても具体的にどうするか話せていた方ばかりです。入学の時点で将来が決まっていると言っても良いのかもしれません。学校で学べる内容は生徒皆一緒ですが、教わった内容が100%も200%も活かせられるのは完全に個人の能力次第です。

    やはり何か目的や目標がある人は強いです。誰でも感じ取る力はあると思いますがこのままだとこの人に負けちゃうかも?と思わされる様な人が近くに居るお陰でこちらも意識してより作業に没頭します。今ある良い仕事を蹴って入ってきた人の覚悟や家族を辞めて入ってきた人の覚悟のパワーは作業に出てきてお互いに高め合う関係にもなりこうした人が将来の仲間になっています。同じ生徒に凄い人が居るのはとても運が良い事と、自分の好きな芸能人の島田紳助さんの言葉があります。まさにその通りだと思います。何かを乗り越えてきた人は強く、良いライバルになりますね。

    hustle-and-bustle-1738072_960_720まともな人の方が極少数ですので上手くいった人よりも上手くいかなかった人の方が大多数になってしまいます。ネガティヴなネットに書かれた内容はこの9割の中の人じゃないか?と思っています。まともにやっていた人がネットに悪い内容を書く様には思いませんからその辺りの理解を持って読むと良いと思います。しかしこれらを読んでやる気を無くす様であれば項目1「リアルな基準」の様に向いていないかもしれません。自分の気持ちを確認する事として回覧しても良いでしょう。「それでも私はやるんだ!」という気持ちがあるなら大丈夫だと思います。誰が書いてるか分からないネガティヴ情報を取り入れるのは人生の損にしかなりません。

    4.必要なスキル

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    楽器業界に就職するとしても業務によって必要になるスキルの条件がそれぞれ異なっていきます。

    例えば「楽器の販売業がしたい。」のであればギターを作ったり直したりする技術は必ずしも知る必要は少なく、もちろん知らないより知っていた方が役立つ事がありますがこの場合は販売業がメインになりますのでむしろ経営学の分野が必要かと思います。目的にもよりますが販売業等へ就職が目的であれば楽器屋の店員へバイトでも良いからまずは入り、業務を経験して段階を踏んで正社員になる道もありますのでこの条件の場合はバイトでも良いから業界に入ってみる事でしょう。人と人が関わる業種なので技術面よりもまずは人とのコミュニケーションが大事で、知識や技術というのは働きながら上司から学べる事と思います。これらはまずサービス業で学ぶ様なスキルが必要じゃないかなと思います。

    「楽器を製作したい。直したい。」等の業種は楽器屋のリペア部門・ギター製造工場・各地にある工房への就職になります。これらの分野は未経験者歓迎とした社員を一から育てる志向の会社があれば話が早く、そのままストレートに未経験でもいいから入って働きながら学べば良いですが現状そうでない所が多いので「実務経験・技術がある事が前提。」になるパターンの業種になります。そうした職種を目指すのであれば製作学校等を通るメリットは大きくあります。こうした職種を目指している方はまず工場見学等をお奨めしています。学校を卒業した後で就職した際は具体的にどんな働き方をしているのかご自身で確認されてみた方が良いでしょう。調べてみれば見学として機会を設けている工場・工房が出てきます。華やかに見えている方も多いかもしれませんが物事には順序があり、いきなりオーダーメイドの製作等の大きな仕事をいきなり担当する事はなく簡単な作業の繰り返しからの経験の下積みが必要です。就職により場所によっては地元を離れる事もあるかもしれません。そうした自分の住む環境すらも大きく変える変化をどう思われるか、前向きな考えでしたらお奨めです。

    5.業界の将来

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    AIにより殆どの仕事が無くなると言われる世の中ですが、楽器業界も関係無いとも言い難い所があります。商品を売る部門で言えばネットを使えば世界中の物を個人が購入できる時代ですから右から左へと流通させるだけの店舗商業は恐らく必要とされなくなるでしょう。楽器屋に限らず全ての製品販売の代表で言えばAmazon等ですが、どこよりも安く送料無料で頼んだ次の日には届く様なシステムには世の中の販売店の殆どが無くなると言われているのも理解できると思います。

    gahag-0036244332-1音が良く品質が良くお手頃な価格の楽器も非常に多くなり、お客様側には非常に良い環境になったと思います。逆に言えば「この機材はダメだ。だから上手く弾けない。」とも簡単に言えない時代になっています。機材の面も時代背景としてKemperやフラクタルAxe-FX等の高性能デジタル機器を使うアーティストが全世界で増えている事、周りを見れば必ず持っている人に出会いませんか?それ位に現代機材の定番になっています。普及率を考えるとアナログからデジタルへ本格的な移行をしている様に思います。勿論音だけで言えばアナログエフェクターの方が音が良いとは思いますが、数が多くなれば大きなボードになり持ち運び等を含め環境として不便性が発生します。

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    いずれ今この機材達もIphoneやタブレットのアプリに入る様になり機材を持ち運ぶ必要も無くなるかもしれません。Bluetooth等のワイヤレス通信でケーブルすらも必要がなくなるかもしれません。ギターやベースの形は無くならないでしょうけどVariaxの様にギターに様々な音色のギターに切り替えができるシステムを搭載したモデルの技術が進んで実機の音質と殆ど変わらない全てのギターの音を再現できる様なギターが今後出てくるでしょうから、デジタルに変えられる部分は便利な様にどんどん変わっていくと思います。

    ギター本体はBluetooth等の内臓でワイヤレスシステムを搭載しケーブルレス・IphoneにBluetoothでワイヤレス同期しアプリで音色のコントロール・Bluetooth内臓のアンプまたはPA卓によりIphoneから送られるデータを元に音が鳴る等になっていくのではと思っています。AX等はPCで音色のコントロールを行えるアプリが既にありますが、これもいずれ実機を必要とせずPCの性能がより上がってアプリのみで動かせる日も遠くないかもしれません。

    練習スタジオやライヴハウス等の場所も必要無くなるかもしれません。NETDUETTOラボ等では既にネットを使ってオンラインセッションを可能にしたアプリがあります。これが発展しVR等と組み合って実際にその場に居るオンラインゲームの様な感覚になれば日本に居ながら世界中の人とネット上でバンドを組む事ができる事でしょう。それによりネット内のVRライヴハウスにてライヴを行う事も可能だと思います。ライヴに行く前にVRで知らないバンドのライヴに仮想現実上で体感し、中身が良かったら実際の会場のライヴに行って楽しむ等の流れも今後出てくるかもしれません。

    gahag-0112415123-1今は誰でも知らないバンドを友人からオススメされたらYoutubeを開いて音源を聴いたりするのが普通だと思います。いきなり知らないバンドをオススメされたからといってCDを買って聴く人はまず居ない事でしょう。音源が気に入っても初めて見るライヴともなれば行くまでの敷居がまだまだ高いと思います。Youtubeは広告収入が発生しますのでむしろ今の時代ではCDを作って売るより収益効率が良いのかもしれません。音源の方はこの様な流れでしょうから、ライヴの方もYoutubeで映像が見れるとはいえバンドの生ライヴの良さを伝えるには少し足りない様に思います。ライヴを体感する良さをリスナーに上手く伝えられる方法があればライヴ集客も大きく良い方向に変わる様に思います。

    誰だって見たいバンドがあるはずです。しかし開催場所が遠くて見に行けない事や時間が無い人、人気バンドはチケットが取れず見れない人が必ずいると思います。これらもVRでライヴ会場に居る様なシステムがあれば世界中からのアクセスでチケット料金を世界中から頂くビジネスが展開できるはずです。個人でVR等の機器が用意できない環境であれば個室のVRが体感できる漫画喫茶等や映画館等の各席にVRを用意させた集団でVRライヴを体感できる施設等があると良さそうです。そうすれば有名バンドの世界ツアー等も日本に居ながら公演に参加ができますね。ダフ屋等をバッシングしてる場合ではなく、ダフ屋を必要としない様なシステムを作っていく事が重要と思います。

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    現在もそうですが世界規模で考えても楽器が売れなくなっており今のまま変化がなければどんどん下火になりつつある様に思います。これらの話はあくまで私の予想の話でしたが、便利な世の中になっていく流れは必然ですから楽器業界も時代に合わせていかないと厳しそうな現状です。いろいろな人の話を聞いているとこれらもポケベルが携帯電話に進化していった事と変わらない流れに思います。時代が便利な方向に進んでいけば全ての業界の製品も便利な様に移り変わる事でしょうから、楽器も例外でないと思います。

    NAMM-Show_0NAMM Show等の世界楽器イベントも無くなりはしないと思いますが楽しめる内に行った方が良いと思います。NAMM Show等の世界最大・世界最先端の楽器イベントは楽器業界の象徴、業界に進む前に世界の楽器業界の流れがどうなっているのか?として一度体感した方が良いと思います。ネットがあるとはいえ世界を体で感じると日本はもしかすると情報隔離がされている様に思います。

    NAMMは2017年から2018年を続けて行った1年の変化でもかなり縮小した感を感じてしまいます。2019年度は来年より良くなっているとは思えませんから、まだ行った事がない方は活気がある内に見に行った方が良いと思います。

    NAMMへの行き方ですが簡単です。条件としてはNAMMのホームページを通じて会員になる事ですが、会員になる条件としてカテゴリにある様々な音楽事業のどれかをしている事が上げられますが会員登録の流れはアメリカは皆こんな感じなのか非常に荒いチェックになります。審査は開業届けか領収書のコピーをiphone等の写真で撮って添付し送るのみです。審査が通れば会費を払い正式なNAMMメンバーになり会場に入れる様になります。つまりはちゃんとした住所があって音楽事業をやってますよ!って言ってお金を払ってくれたらOKみたいなやり取りです。さすがにやってみないと分かりませんがバンド等をやっていましたら恐らく自分の自宅を音楽事務所として扱って手続きしても登録が通るはずです。資本主義であるアメリカですからお金さえ払えば拒まない事でしょう。通ってしまえば従業員登録を行ってアカウント1つで仲間複数人でNAMMへ行く事ができます。

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    業界の活気を取り戻す対策として今の業界に必要な人間は今までにあった考え方に囚われない方が必要と思います。今の形を根本的から変える考えを持ってる人が必要でしょう。むしろ楽器とは関係の無かった様なデジタル部門が楽器へ融合していく様な方向が良い様に思っています。

    恐らく他の業界と違って楽器業界はデジタルを毛嫌いしているのか進化の過程が遅れている様に感じます。私自身もアナログに拘る事なくどんどんデジタルを取り入れてほしいと思っていて、デジタル分野を取り入れた今までになかった新たなギター・ベースを製作できないかと思っています。

    内部配線等も光デジタルケーブルで劣化が一切しない電装回路もあって良いんじゃないか?と思ったり、フラクタルに近い考えですがUSB接続でもBluetoothでもギター本体に内臓された機器にPCで作った音色データを送って自分の思い通りの音色に変化できるギターが今時既にあってもおかしくないと思っています。もしくはデジタルPU等、EMGのアクティブPUの様にUSB接続にてPC上でピックアップ本体の音色をコントロールし、ギターに取り付けて自分の好きな音質に変更する事ができるPU等を開発できたら幅広い使い方ができますね。

    ハードウェアの面でギターは弾けるまでの敷居が高いですから、初心者でもギターへ入り易い様に簡単に弾ける様にを目的とした指板へ感度センサーを搭載し指がどこを押さえようとしているのかセンサーが判断し押さえた事にして音が鳴ってくれるタッチアシスタント機能等、誰でもすぐに弾いて楽しめられる様な楽器を世に作り出したいですね。

    楽器業界に入るのであれば未来はどうなっていくかを予想し、今後は楽器だけでなくデジタル的な得意分野があると強いのかもしれません。むしろ現代の機器を使い慣れているデジタル世代の若者の方が世の中をよく分かっているので向いているのかもしれません。今後は若者達が良い方向に変化を与えられる業界でもあると思います。そんな人達が活躍する事を望んでいます。そんな考えが具体化してくれる様な仲間達が増えてくるのでしたらぜひお力になっていきたいですね。私自身も業界の形に拘らず、楽器業界を作り直していきたいと思っています。

     

    今回は以上になります。また進路のお話をして気が付いた事があればまた記事にしてブログにアップできたらと思います。

    長かったですが読んで頂きありがとうございました♪


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