月別アーカイブ: 2015年12月

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  • 防音パネル製作

  • 2015/12/23
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    年末は運送会社も忙しいのか、依頼のお客様からリペアパーツの注文したとの事でこちらに届く手配になってますがまだ届かず作業を進められない事や、製作中の新しいギターは材のシーズニングをしながら時間を掛けて作るので作業も少しづつしか進められないので作業ストップ状態になりました(汗)

    作業がリペアも製作も進められなくなった為、頼まれてた防音パネルを作る事にしました。

    ロックウール吸音パネルは裏が剥き出し状態。触るとチクチクする危険物なので塞ぐ必要があります。

    防音の基本として「遮音」と「吸音」がありますが、ただテープや紙で裏を塞ぐよりは遮音シートで塞いだ方が性能上良いのかもしれません。

    DSC_4184枚数が多いので切る作業・貼る作業で意外に大変でした…。

    時間が掛かりましたが全て完了!

    端材は貰えたので、端材を使って自分用にアンプやスピーカー裏に置いてます♪

    実はスピーカーって正面からだけでなく裏からも音が漏れています。漏れてると言うよりは音が出てるので、部屋のアンプやスピーカー配置によっては裏からの音が壁に反射したりして音を濁らせたりモアっとして聴こえたりします。

    スピーカー裏側に吸音材を置くだけでも実音が聞き取り易くなったり、今まで低音が出てる様に感じてた部分が吸音材を置く事で消えてスッキリした音になったり、防音って音を綺麗に聴く為の行為でもあるんだなと改めて理解しました。

    ありがとうございました!


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  • 12月22日 池袋EDGE VRZELワンマン

  • 2015/12/23
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    12月22日、池袋EDGEにてリペア等でお世話になっておりますVRZELさんのワンマンに脚を運びました♪

    ギターの燎夜さんには自分が作ったギターを使用してもらっているので、自分のギターをお客さん側から聴く機会は初めてだったので良い経験になりました。

    最初から最後まで殆ど激しい曲ばかりでハイペースをキープしてたのはさすがの一言です。

    来年もすぐ4月1日高田馬場AREAワンマンを控えており、今後の成長が楽しみなバンドです♪

    観させて頂きありがとうございました!

    4月1日 高田馬場AREA
    Thorny path#4~stoxicosis~final
    VRZEL 3rd Anniversary単独公演
    【怨】

     


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  • モガミ2932 作成

  • 2015/12/21
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    工房地下にあるレコーディングスタジオCPRさんからモガミ2932の製作依頼です♪

    ライヴレコーディングをされるとの事で、チャンネルが多く大量のケーブルが必要になりました。

    モガミ2932は太い配線1本に8チャンネル分のケーブルが入っており、取り回しも楽になります♪

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    チャンネル数が多いので本数もかなりの数になりますが、これで準備も楽になりますね。
    完成後はテスターチェックをしてバッチリOKです♪

    これでライヴレコーディングも準備OKですね♪
    直接関わらないですが自分が作ったケーブルで世界ツアーも行う大物アーティストのレコーディングに使用されるのは嬉しいです♪
    ありがとうございました!


  • アトリエZ 4弦 配線チェック

  • 2015/12/17
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  • 急な対応だったので写真は撮り忘れてましたがArviseのユッキーさんからアトリエZの4弦ベースの配線チェックでした!

    「ミドルを出したい」との相談を受け、チェックするとトレブル・ベースの2bandEQでした。

    プリアンプは何が付いてるのか空けてチェックするとバルトリーニで、ミドルが使えるプリアンプだけど配線されてない状態です。

    トリマーポット等が手持ちになく、営業終了時間も近いのでどうされるか相談。

    今回は繋げてないミドル配線をポット無しで配線し、ミドルがフルテン状態になる様に繋げました。音が好みに合わなければ外して元通りにできるので、その場でミドルがフルテン状態の音が好みに合うかどうかをチェックさせました。

    そのサウンドが気に入った様で、そのままこの仕様でOKにしました♪音量も上がりパワー感がかなり増しましたね♪

    ミドルカットのドンシャリ系は聴いてて迫力はあるものの、バンドアンサンブルで抜けてこない等の悩みが多くなると思います。ベースだと特に埋もれてしまうかもしれません。ミドルはかなり大事です。

    次回来店の際はミドルにトリマーポットを繋げて調整できる様にしましょうね♪

    ありがとうございました!


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  • Warwick ESP cinnamon プリアンプ交換

  • 2015/12/16
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    以前すり合わせを行ったWarwickベースの使うプリアンプが決まったので交換作業に入ります!DSC_4154

    今回使用するプリアンプはESPのcinnamonです♪

    ナチュラル系なプリアンプでいわゆる「プリアンプで出音が決まっちゃう」系な物ではないので、PU本体の音を忠実に残し3bandEQブースト&カットができます。

    またプリアンプOFF時にハイがパッシヴコントロール(パッシヴベースのトーンの様な)になるので、OFF時はパッシヴベースの様に切り替えできる点も特徴です。

     

    以下ESP cinnamonの説明より引用↓

    BASS 3BAND EQ ACTIVE CIRCUIT “CINNAMON”

    より楽器的に音作りをしたい。そんなプレイヤーの望みに応える事を目標に、CINNAMONは開発されました。「ブーストしたいトレブルとカットしたいトレブルは違う」。アクティブ派のプレイヤーの長年の悩みを一気に解消したのが、「トレブルカットはパッシブトーンにする」と言う発想です。これは同時に、サーキットスルー時にもトーンは機能するという副産物も生みました。Hi-Fiなモダントーンから、暖かいヴィンテージトーンまでカバーする、まさにハイブリッドと呼ぶに相応しいサーキットと言えます。 アクティブコントロールとして、トレブルは5kHzを中心に、ベースは80Hzを中心に、ゲインの変化に伴い、ほどよくカットされ(トレブルカットはパッシブ)、感覚的な操作感を重視している。ミッドは音程感を司る630Hzに絞り、±12dBブースト・カットされます。トリム・ポットの使用により、-3dB~+9dBのOUTPUTゲイン調節も可能です。

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    ESP cinnamonは自分でも買う位お気に入りのプリアンプです。自分の感覚ですがPUがクリアな物程、相性がバツグンだと思います。

    素直な効きでPUの持ち味を崩さず活かしてくれます。パッシヴPUに合うと思われる印象を受けますが、EMG等のクリアなアクティヴPUに組み合わせる事もオススメです。EQの効きが素直に効く特徴はアクティヴPUの元からクリアなサウンドにEQが狙うポイントを綺麗にブースト&カットしてくれて、狙う音が作り易くかなりオススメです♪

    DSC_4160完成です♪

    プリアンプはcinnamonの様な自然な効きのプリアンプ、エフェクターを内蔵してる様なガッツリと効くプリアンプがあり非常に好みが別れます。また組み合わせるPUパターンもあるので、自分のベースに使ってみて確認するのが一番です。

    何でも言える事は「ダメなパーツは存在しない」事で、安物メーカー不明物は耐久性や精度・音でさすがに論外な物もありますがちゃんとしたメーカーが作っているパーツはしっかりとした「このパーツの狙い」があり、その狙いを活かす使い方や自分好みで選ぶのが良いでしょう。この発見も使って経験してみるしかありませんが、自分の理想の組み合わせを見つけれたら幸いです。

    ありがとうございました!


    DSC_4137
  • SONY ヘッドフォン ケーブル交換

  • 2015/12/14
  • Category:
  • DSC_4135 DSC_4137

    SONYヘッドフォンのケーブル交換でした♪

    ボロボロで使い込まれている状態。
    このヘッドフォン自体は廃盤のモデルだそうですが純正ケーブルは今でも購入できるそうなので、断線しても簡単に修理が可能です。

    ヘッドフォンはあまり詳しくないですが、純正ケーブルが売ってない場合は他のケーブルで代用する事になります。ですが今までのケーブルでなくなるので音が変わってしまいます。
    純正ケーブルが売ってると断線して交換する事になってもケーブルで音色が変わったりしないので、長年仕事で使う用に優れていますね♪

    動作チェックで少し聴きましたが良いヘッドフォンです♪
    低音はふくよかで広いのにしっかり各楽器も音が抜けて聴こえてくるので長年使う理由が分かりました♪

    ハイファイ過ぎる、重低音を売りにした太過ぎな音がするヘッドフォン等はスピーカーで鳴らした時に大きな音質ギャップを感じてしまうので、スピーカーとヘッドフォンの音質の差が無い事が良いヘッドフォンだと思っています。

    ありがとうございました!


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  • FenderUSA プレべ 調整&ストラップピングズリ直し

  • 2015/12/14
  • Category:
  • DSC_4132

    FenderUSA プレべの調整&ストラップピンのグズリ直し当日仕上げです!

    ネックがかなり順反っておりとても弾き難い状態です。
    1弦だけフレット状態が悪くビビり詰まりがありますが、1弦は粗使わないとの事で無理に弦高を上げて対処せずに弾き易い弦高でセッティングしました。

    ストラップピンはかなり穴が広がっており、穴を埋めて空け直して取り付けても不安がある状態だった為、いつものストラップピンを改造して太いビスに交換リペアをしました♪
    ストラップピンは単純に細く短いビスが使われてるので、木材に噛む面積も小さくビスの山も小さいので少しグズるだけですぐ抜けてきます。
    太く長いビスにするだけでも耐久性が高まりますのでお試し下さいませ。

    ありがとうございました!


    DSC_4117
  • レイクランド 5弦 調整

  • 2015/12/13
  • Category:
  • DSC_4117

    クロノギアのユキトさんからレコーディング前にレイクランド5弦の調整です!

    いつもありがとうございます♪

    今回もいつものセッティングで調整でした♪レコーディングもスムーズで予定より早く終わった等、さすがです!

    仕上がる曲、楽しみにしております♪

    ありがとうございました!

     


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  • FenderJapan ストラト ブリッジ交換

  • 2015/12/13
  • Category:
  • DSC_4115

    FenderJapanストラトのブリッジ交換の当日仕上げです!

    今回はウィルキンソンのブリッジに交換です♪最近は標準で使うメーカーも増えてきたブリッジですね♪

    今回はウィルキンソンブリッジに交換しアーム調整のセッティングです!DSC_4116

    取り付けるとナットの溝が狭く、アームを使うとナットに引っ掛かりチューニングが大きく狂う為、溝調整。

    取り付けたばかりだとスプリングが安定しないのか、しばらくチューニングが安定しませんでしたが使っている内にバッチリ安定する様になり無事に完了です♪

    ありがとうございました!


    DSC_4111
  • Warwick フレットすり合わせ

  • 2015/12/10
  • Category:
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    Warwick のフレットすり合わせ&プリアンプ故障の為交換です!

    プリアンプはどれを使うかお客様がまだ決めてないので保留ですが、先に状態が悪く音詰まりしているネックを直します。

    フレット状態はスケールを当てるとビックリする位グニャグニャしており、音が詰まるのもこの状態では無理はありません…。

    オイルフィニッシュのネックだからと思いますが、塗装とはいえ塗膜で守られてる程の状態にはならないのでネック全体が湿気や乾燥に影響が常に掛かります。
    なので管理がとても大変な楽器になります。

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    すり合わせチェックもバッチリOK!

    弦を張っても全然反らないのでかなり剛性があるネックですね。強度があっても状態が変わってしまう位湿気や乾燥の影響の強さを染々感じます。

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    丸め磨き完了です!

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    組み込み完了です♪
    プリアンプが故障してるのでプリアンプOFFで音出しチェック。
    やはりONじゃないと物足りないですね(汗)
    すり合わせた分、出音が音詰まりやビビりが無くなり確実に良くなったので、後はプリアンプ次第でかなり化ける事でしょう。
    こちらもどうなるのか楽しみです♪