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  • Agile 9弦ギター フレット交換
  • 2016/08/11
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    Agileというメーカーの9弦ギター、そしてレフティギターのフレット交換です!

    まず9弦というだけで見た目のゴツさが物凄いですね。普段から多弦の依頼も多く受けているので今はすっかり慣れてしまっております。スケールもナットから12フレットで380mm、全長760mmスケールとなります。スケールが長いと普通のギターと全然違う良い響きになりますね。太い弦はベースの帯域になるのでスケールが逆に短くなり、もう少し張力が欲しくはなりますが全体的に良い感じです。DSC_0994DSC_1081

    お客様のセッティングとして、6弦からベース弦45-110を使う仕様です。ポールエンドが入らない状態ですが使えはします。低音弦をハッキリと出音するには高い張力が必要になります。必然的に普通のゲージでは張力が足りなくなるのでこれはこれで良い考えです。ベースの4弦だとギターのペグ穴を通らないので、細い所から巻き始めるので巻数が多くなりその辺りが問題にはなりますが・・・。ペグ穴を広げるには強度的にペグが破損するのでは?と心配や弦交換の度に弦の巻きを解いてプレーン弦にする手間等、いろいろとその問題は出てきますね。

    また多弦ギターの弱点として弦の張力の差が大きく出る事です。ギターはダダリオ10-46のレギュラーチューニングで約46kg、ベースで80~90kg。

    その弦張力の大きな差がチューニングをするとネックを捻らせます。トラスロッドが2本入ってるのも反り修正の強度を高めると言うよりは2本の力で捻れに対応する様に反り調整する感じです。低音弦側の張力が強いので、低音弦側の順反り具合が大きくなります。多弦ギターになるとロッド2本が必須ですね。DSC_1017

    今回はJESCARのステンレスジャンボフレットに交換です。

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    溝を埋めて切り直しリペアを行い打ち込んでいきます。DSC_1080 フレットが大きくなるので必然的にナットの高さがフレットより低くなるので交換になります。ステンレスフレットは打つのも加工も大変なフレットなので時間が掛かりますね。 DSC_1082調整し完成です!

    JESCARフレットはステンレスでも優秀なフレットに今回は驚きました。ステンレスフレットの特徴として「キンキンな音」が上げられますが、JESCARのステンレスフレットはそのキンキンとした嫌味が明らかに無いですね。煌びやかな音にはなりますが「ステンレスフレットの音」にならずかなり良いです。明らかに普通のステンレスフレットより良いですね。さすがJESCARです。

    レフティのギターなので弾けないのが残念ですが、ベースのPUとは言えギターらしい音もしっかり出てきますので全体的にも良いでしょう。多少ステンレスフレットの効果もあると思いますが交換前のモヤモヤとした抜けが悪い感じもスッキリ明るく抜けが良いサウンドに変わっており良い感じです。サウンド面で違和感は無いですね。ステンレスフレットを使うならJESCARはオススメです。

    ありがとうございました♪