カテゴリー別アーカイブ: エピソード

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  • 音楽・楽器業界へ進路を考える方へのお話

  • 2018/11/15
  • Category:
  • 年間で数名程、毎年の様にギタークラフトや音楽プレイヤー等の進路を考えているお客様からお話を聞きたいとの要望があって対面しお話する機会があります。大体は高校生や大学生がお客様でご来店された際に進路のお話で聞きに来る事や、学生だけでなく社会人の方が会社を辞めて第二の人生としてやってみたいので話を聞きたいと理由が様々です。将来は楽器関係の仕事に就職したい等のきっかけが掴めたらという理由で訪れる方が殆どで、聞きたい事は言ってくれれば知っている事は何でもお答えしております。不景気で落ち込む日本社会の中でも自分の夢を叶えようと努力する方へはぜひ協力したいと思います。

    音楽業界と言っても幅広いですが、今回は私が働く楽器業界の話が主になります。聞いてくる方へお話している内容等を今回は載せております。

     

    1.リアルな基準

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    分かり易い判断基準、まずは自分がこの業界に向いてそうか向いてなさそうかのリアルな話をしています。ですがとても大事で分かり易い話ですので一番先に聞くべき話だと思いますので毎回最初にお話しています。

    こうした一般的な業種でない分野は情報が少なく、どんな仕事内容か?どんなメーカーが凄いのか?どの様な進路を進んで働けるのか?と多くの方はよく知らない分野だと思います。今はネット社会なので多くの方が分からない事はネットを使って情報を得ようと行動するはずですが、あまり具体的な情報は出てこないのが現状です。

    まず最初はこの段階で大まかな判断基準で分かる事があります。「私は将来○○をしたい。そうする為にはどうすれば良いのか?何を今から準備していたら良いのか?」とネットを使って調べている段階の人はまず大丈夫だと思います。考え方が前向きで将来有望な姿勢を持っていると思います。逆に考えを改めた方がいいかもしれない考えの方は「私は将来○○したい。この職種は給料いくらかな?」と第一条件が給料で調べていたらこの業界は厳しいかもしれません。

    まず最初は業界の求人情報等をご覧下さい。専門学校等へオープンキャンパス時に見せてもらうと良いでしょう。来年度の求人が無くても過去の求人情報等である程度参考になります。学校への入学がゴールではありません。学校へ入学しただけで誰が就職までを保証してくれるのか、学校へ入る目的として大体の方は就職する事や起業が前提かと思います。将来仕事をする上で給料・労働条件の面はとても大事な事でしょう。そしてご自身で求人情報等を確認してみてどう思いましたか?ポジティブな感情ですか?ネガティヴな感情ですか?まずは自分の将来の着地点をしっかりご自身でご確認下さい。

    2.向いてそうな人

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    物作りが好きな人はかなりお奨めの業界です。誰かに「やりなさい。」と言われた訳でもないのに時間があればずっと触っていて、作業に時間を取る為に寝る時間を惜しんだりご飯を食べる時間も惜しむ様な世間でいう「○○バカ」と言われる人種がなるべき職業です。こうした人は絶対に向いています。

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    学校の先生に反対されたり親に反対された位で気持ちが変わる様な方は向いていません。しかし自分よりも親の方が確実に人生経験が多く社会の事を知っている上で具体的な根拠がある反対をしています。自分の子の将来を考えている親なら反対して当たり前です。恐らく進路がITの専門学校だったりすると親は反対はしなかった事でしょう。普通の人が取る様な進路と違うという事・世間一般的に理解がされない道という事だけは理解していた方が良いと思います。反対される事が普通です。

    項目3で詳しく詳細がありますが周りの仲間には脱サラして業界に入った人や離婚して入ってきた人を知っています。本当にやりたい事があって現在の環境が邪魔になるのなら環境を変える必要があります。高校生でも卒業すればもう大人で、人生は自分で決めて進んで良い条件になると思います。高卒の資格と18歳以上であればまともに就職して働ける条件になりますから、親に反対され許してくれない状況であれば働いて自分で学費を稼いで家を出ていけば良いと思います。もう大人ですから自分の判断で行動して問題はありませんがその代わりとして必要になる資金準備や失敗した時のリスク分も自分でどうにかすべきです。そうした意味では世間一般の人に理解されない分野なので自分の進路は自分の力でどうにかする位の気持ちが必要な進路でしょう。しかしこうした強い意志での決断や経験は将来に活きてくると思います。

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    私の話ですが子供の頃から何故か機械いじりが好きで、ゴミ捨て場に落ちていたラジカセ等を拾ってはバラしたりしていた事もありました。理由は分かりませんが基盤が好きでしたね。

    いつからキッカケが始まったのかは分かりませんが恐らく小学校1年か2年の時には親にハンダ付けで作る工作キットをやってみたいから買ってほしいと頼んだら「難しそうだからこれからやりなさい。」と学研の工作教材を買ってもらった様な記憶があります。これはあまり身になった気はしませんが一番のキッカケはミニ四駆ですね。子供は遊びながら学ぶとは本当に正しい言葉だなと思います。子供の頃から使っているタミヤ製のピンバイスとカッターを今でも持っていて使っています。他人と被りたくないので改造に一手間を加えたり、瞬間接着剤には取り付けできない所に取り付けできる事には感動しました。どうしたら早くなるのか?と肉抜きしたり、駄目なんですけどモーターを分解したり。この経験は今になってバイクのセルモーターオーバーホールに活かされた気がします。子供ですし誰かに教わった訳でもありませんから沢山怪我もしました。確か自分の指を切って骨が見えた事があります。そうした怪我の経験をしても辞めたいと思った事は一度もありません。今になって本当に思いますが親が「危ないから。」との理由で子供の行動を制限するのは将来の可能性を潰す事にしかならない様に思います。

    中学生になればガンプラだったはずです。ただそのまま作らず墨入れをしたり他のパーツを接着剤で付けてオリジナル感を出してみたり。ディスクを読み込まなくなったPS2を本屋で売ってた改造本を買って読んで本体を解体し、ピックアップレンズをクリーニングして直したりもしました。コントローラーも接触不良が起き易いので、分解して接点を洗うだけでも直ったりしましたよね。

    tools-1209764_960_720高校生の美術の授業で自由作品という科目があり、その際にストラトを買ってネックと付いてるパーツを流用し情報も何も無い中でボディを木材から加工して作った事が始めてのギタークラフトです。周りの目は気になりませんでした。皆が絵を書いたり粘土で何かしら作ったりしている中で自分一人だけが外で木材を切り出して削っていたり、かなり奇妙な生徒に見えていたかもしれません。でも自分がやりたい事でしたから、周りの目なんてどうでもいいのです。この経験により「ギターを作るのって楽しい!将来はこうした仕事に就きたい!」とした事がキッカケで今があります。

    この頃の手持ちのお金は殆ど楽器に消えました。バイトでお金を貯めて買っては売ってを繰り返し、中古品ばかり購入していましたからどこかしら直す必要がありこの頃は自己流でどうにか直してみたりと多くのチャレンジしました。今思うとこれらは今の将来を狙ってやっていた事ではなく、自分の中で何も考えなくても「自然に起きた事。」の様に思います。単純に好きだからという分かり易い理由で行っている行動力であり、お金とか将来とかの考えは当時は全く思った事がありません。

    矛盾する言い方かもしれませんが「努力している。」や「頑張っている。」といった感情はもしかしたら本当は好きでやっている事ではないのかもしれません。本当に好きな事は誰かに言われたりしなくても自然に何かしら近しい事を既に行動に起こしているはずです。結果として好きでやってた事が世間で言う所の努力している事や頑張っている事に当てはまるのでしょう。ギタークラフトの為に何か頑張ったという感覚もありません。「好きだからやってた。」という言い方が私的に一番しっくりくる言葉です。頑張った・努力した感覚があるのは東京に出てくる為の学費や住む資金をひたすら働いて貯めた事ですかね。好きでもない仕事をしてお金を貯めてきた3年間は非常に辛い過去でしたが、これらの経験も「二度とこんな仕事をして生きたくない。好きな仕事だけをして生きていたい。」と心に誓い、今に活かされていると思っています。

    piano-78492_960_720子供の頃にこうした経験はありませんか?ネジがあれば外したくなる様な感覚、開封厳禁と書かれていた製品を開けて中身を見たくなる感覚、これさえあれば他は何も要らない!と思う感覚、混ぜるな危険を混ぜてみたらどうなるのか?と思う感覚があれば向いている人なのでしょう。そうした意味ではオタクになる様な人は能力を開花させ易い才能に満ち溢れている人なのでしょう。子供の頃から好きで、大人になっても変わらない感情に正直になった方が良いと思います。

    3.曖昧なネットレビュー

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    音楽の専門学校等を卒業した方が書いているらしいネットにあるレビュー等はかなり内容が曖昧だと思います。私の印象ではまず入学した段階で「将来○○をしたい。」と目標を持っている方は全体の1割以下、9割以上は特に将来はよく分からないとする方が入学されていました。どの学校でもそうだと思いますがこれを読んでいるあなたが高校生や大学生でしたらクラスの周りの人で将来の事を具体的に話をできる人はどの位居ますでしょうか?恐らく殆ど居ないと思いますが専門学校でも同じ状況です。漠然と「ここに入れば将来は○○に就職できるだろう。学校側がどうにかしてくれるだろう。」とただ通っているだけの様な姿勢は恐らく身になりません。university-105709_960_720

    その9割以上の中に居た人達は今になってこの業界内で名前も聞きません。これは本当に業界に残る人・残らない人と綺麗に分かれている数字かと思います。残っている今の仲間達は最初から将来のビジョンを持っていて、話を聞いても具体的にどうするか話せていた方ばかりです。入学の時点で将来が決まっていると言っても良いのかもしれません。学校で学べる内容は生徒皆一緒ですが、教わった内容が100%も200%も活かせられるのは完全に個人の能力次第です。

    やはり何か目的や目標がある人は強いです。誰でも感じ取る力はあると思いますがこのままだとこの人に負けちゃうかも?と思わされる様な人が近くに居るお陰でこちらも意識してより作業に没頭します。今ある良い仕事を蹴って入ってきた人の覚悟や家族を辞めて入ってきた人の覚悟のパワーは作業に出てきてお互いに高め合う関係にもなりこうした人が将来の仲間になっています。同じ生徒に凄い人が居るのはとても運が良い事と、自分の好きな芸能人の島田紳助さんの言葉があります。まさにその通りだと思います。何かを乗り越えてきた人は強く、良いライバルになりますね。

    hustle-and-bustle-1738072_960_720まともな人の方が極少数ですので上手くいった人よりも上手くいかなかった人の方が大多数になってしまいます。ネガティヴなネットに書かれた内容はこの9割の中の人じゃないか?と思っています。まともにやっていた人がネットに悪い内容を書く様には思いませんからその辺りの理解を持って読むと良いと思います。しかしこれらを読んでやる気を無くす様であれば項目1「リアルな基準」の様に向いていないかもしれません。自分の気持ちを確認する事として回覧しても良いでしょう。「それでも私はやるんだ!」という気持ちがあるなら大丈夫だと思います。誰が書いてるか分からないネガティヴ情報を取り入れるのは人生の損にしかなりません。

    4.必要なスキル

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    楽器業界に就職するとしても業務によって必要になるスキルの条件がそれぞれ異なっていきます。

    例えば「楽器の販売業がしたい。」のであればギターを作ったり直したりする技術は必ずしも知る必要は少なく、もちろん知らないより知っていた方が役立つ事がありますがこの場合は販売業がメインになりますのでむしろ経営学の分野が必要かと思います。目的にもよりますが販売業等へ就職が目的であれば楽器屋の店員へバイトでも良いからまずは入り、業務を経験して段階を踏んで正社員になる道もありますのでこの条件の場合はバイトでも良いから業界に入ってみる事でしょう。人と人が関わる業種なので技術面よりもまずは人とのコミュニケーションが大事で、知識や技術というのは働きながら上司から学べる事と思います。これらはまずサービス業で学ぶ様なスキルが必要じゃないかなと思います。

    「楽器を製作したい。直したい。」等の業種は楽器屋のリペア部門・ギター製造工場・各地にある工房への就職になります。これらの分野は未経験者歓迎とした社員を一から育てる志向の会社があれば話が早く、そのままストレートに未経験でもいいから入って働きながら学べば良いですが現状そうでない所が多いので「実務経験・技術がある事が前提。」になるパターンの業種になります。そうした職種を目指すのであれば製作学校等を通るメリットは大きくあります。こうした職種を目指している方はまず工場見学等をお奨めしています。学校を卒業した後で就職した際は具体的にどんな働き方をしているのかご自身で確認されてみた方が良いでしょう。調べてみれば見学として機会を設けている工場・工房が出てきます。華やかに見えている方も多いかもしれませんが物事には順序があり、いきなりオーダーメイドの製作等の大きな仕事をいきなり担当する事はなく簡単な作業の繰り返しからの経験の下積みが必要です。就職により場所によっては地元を離れる事もあるかもしれません。そうした自分の住む環境すらも大きく変える変化をどう思われるか、前向きな考えでしたらお奨めです。

    5.業界の将来

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    AIにより殆どの仕事が無くなると言われる世の中ですが、楽器業界も関係無いとも言い難い所があります。商品を売る部門で言えばネットを使えば世界中の物を個人が購入できる時代ですから右から左へと流通させるだけの店舗商業は恐らく必要とされなくなるでしょう。楽器屋に限らず全ての製品販売の代表で言えばAmazon等ですが、どこよりも安く送料無料で頼んだ次の日には届く様なシステムには世の中の販売店の殆どが無くなると言われているのも理解できると思います。

    gahag-0036244332-1音が良く品質が良くお手頃な価格の楽器も非常に多くなり、お客様側には非常に良い環境になったと思います。逆に言えば「この機材はダメだ。だから上手く弾けない。」とも簡単に言えない時代になっています。機材の面も時代背景としてKemperやフラクタルAxe-FX等の高性能デジタル機器を使うアーティストが全世界で増えている事、周りを見れば必ず持っている人に出会いませんか?それ位に現代機材の定番になっています。普及率を考えるとアナログからデジタルへ本格的な移行をしている様に思います。勿論音だけで言えばアナログエフェクターの方が音が良いとは思いますが、数が多くなれば大きなボードになり持ち運び等を含め環境として不便性が発生します。

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    いずれ今この機材達もIphoneやタブレットのアプリに入る様になり機材を持ち運ぶ必要も無くなるかもしれません。Bluetooth等のワイヤレス通信でケーブルすらも必要がなくなるかもしれません。ギターやベースの形は無くならないでしょうけどVariaxの様にギターに様々な音色のギターに切り替えができるシステムを搭載したモデルの技術が進んで実機の音質と殆ど変わらない全てのギターの音を再現できる様なギターが今後出てくるでしょうから、デジタルに変えられる部分は便利な様にどんどん変わっていくと思います。

    ギター本体はBluetooth等の内臓でワイヤレスシステムを搭載しケーブルレス・IphoneにBluetoothでワイヤレス同期しアプリで音色のコントロール・Bluetooth内臓のアンプまたはPA卓によりIphoneから送られるデータを元に音が鳴る等になっていくのではと思っています。AX等はPCで音色のコントロールを行えるアプリが既にありますが、これもいずれ実機を必要とせずPCの性能がより上がってアプリのみで動かせる日も遠くないかもしれません。

    練習スタジオやライヴハウス等の場所も必要無くなるかもしれません。NETDUETTOラボ等では既にネットを使ってオンラインセッションを可能にしたアプリがあります。これが発展しVR等と組み合って実際にその場に居るオンラインゲームの様な感覚になれば日本に居ながら世界中の人とネット上でバンドを組む事ができる事でしょう。それによりネット内のVRライヴハウスにてライヴを行う事も可能だと思います。ライヴに行く前にVRで知らないバンドのライヴに仮想現実上で体感し、中身が良かったら実際の会場のライヴに行って楽しむ等の流れも今後出てくるかもしれません。

    gahag-0112415123-1今は誰でも知らないバンドを友人からオススメされたらYoutubeを開いて音源を聴いたりするのが普通だと思います。いきなり知らないバンドをオススメされたからといってCDを買って聴く人はまず居ない事でしょう。音源が気に入っても初めて見るライヴともなれば行くまでの敷居がまだまだ高いと思います。Youtubeは広告収入が発生しますのでむしろ今の時代ではCDを作って売るより収益効率が良いのかもしれません。音源の方はこの様な流れでしょうから、ライヴの方もYoutubeで映像が見れるとはいえバンドの生ライヴの良さを伝えるには少し足りない様に思います。ライヴを体感する良さをリスナーに上手く伝えられる方法があればライヴ集客も大きく良い方向に変わる様に思います。

    誰だって見たいバンドがあるはずです。しかし開催場所が遠くて見に行けない事や時間が無い人、人気バンドはチケットが取れず見れない人が必ずいると思います。これらもVRでライヴ会場に居る様なシステムがあれば世界中からのアクセスでチケット料金を世界中から頂くビジネスが展開できるはずです。個人でVR等の機器が用意できない環境であれば個室のVRが体感できる漫画喫茶等や映画館等の各席にVRを用意させた集団でVRライヴを体感できる施設等があると良さそうです。そうすれば有名バンドの世界ツアー等も日本に居ながら公演に参加ができますね。ダフ屋等をバッシングしてる場合ではなく、ダフ屋を必要としない様なシステムを作っていく事が重要と思います。

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    現在もそうですが世界規模で考えても楽器が売れなくなっており今のまま変化がなければどんどん下火になりつつある様に思います。これらの話はあくまで私の予想の話でしたが、便利な世の中になっていく流れは必然ですから楽器業界も時代に合わせていかないと厳しそうな現状です。いろいろな人の話を聞いているとこれらもポケベルが携帯電話に進化していった事と変わらない流れに思います。時代が便利な方向に進んでいけば全ての業界の製品も便利な様に移り変わる事でしょうから、楽器も例外でないと思います。

    NAMM-Show_0NAMM Show等の世界楽器イベントも無くなりはしないと思いますが楽しめる内に行った方が良いと思います。NAMM Show等の世界最大・世界最先端の楽器イベントは楽器業界の象徴、業界に進む前に世界の楽器業界の流れがどうなっているのか?として一度体感した方が良いと思います。ネットがあるとはいえ世界を体で感じると日本はもしかすると情報隔離がされている様に思います。

    NAMMは2017年から2018年を続けて行った1年の変化でもかなり縮小した感を感じてしまいます。2019年度は来年より良くなっているとは思えませんから、まだ行った事がない方は活気がある内に見に行った方が良いと思います。

    NAMMへの行き方ですが簡単です。条件としてはNAMMのホームページを通じて会員になる事ですが、会員になる条件としてカテゴリにある様々な音楽事業のどれかをしている事が上げられますが会員登録の流れはアメリカは皆こんな感じなのか非常に荒いチェックになります。審査は開業届けか領収書のコピーをiphone等の写真で撮って添付し送るのみです。審査が通れば会費を払い正式なNAMMメンバーになり会場に入れる様になります。つまりはちゃんとした住所があって音楽事業をやってますよ!って言ってお金を払ってくれたらOKみたいなやり取りです。さすがにやってみないと分かりませんがバンド等をやっていましたら恐らく自分の自宅を音楽事務所として扱って手続きしても登録が通るはずです。資本主義であるアメリカですからお金さえ払えば拒まない事でしょう。通ってしまえば従業員登録を行ってアカウント1つで仲間複数人でNAMMへ行く事ができます。

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    業界の活気を取り戻す対策として今の業界に必要な人間は今までにあった考え方に囚われない方が必要と思います。今の形を根本的から変える考えを持ってる人が必要でしょう。むしろ楽器とは関係の無かった様なデジタル部門が楽器へ融合していく様な方向が良い様に思っています。

    恐らく他の業界と違って楽器業界はデジタルを毛嫌いしているのか進化の過程が遅れている様に感じます。私自身もアナログに拘る事なくどんどんデジタルを取り入れてほしいと思っていて、デジタル分野を取り入れた今までになかった新たなギター・ベースを製作できないかと思っています。

    内部配線等も光デジタルケーブルで劣化が一切しない電装回路もあって良いんじゃないか?と思ったり、フラクタルに近い考えですがUSB接続でもBluetoothでもギター本体に内臓された機器にPCで作った音色データを送って自分の思い通りの音色に変化できるギターが今時既にあってもおかしくないと思っています。もしくはデジタルPU等、EMGのアクティブPUの様にUSB接続にてPC上でピックアップ本体の音色をコントロールし、ギターに取り付けて自分の好きな音質に変更する事ができるPU等を開発できたら幅広い使い方ができますね。

    ハードウェアの面でギターは弾けるまでの敷居が高いですから、初心者でもギターへ入り易い様に簡単に弾ける様にを目的とした指板へ感度センサーを搭載し指がどこを押さえようとしているのかセンサーが判断し押さえた事にして音が鳴ってくれるタッチアシスタント機能等、誰でもすぐに弾いて楽しめられる様な楽器を世に作り出したいですね。

    楽器業界に入るのであれば未来はどうなっていくかを予想し、今後は楽器だけでなくデジタル的な得意分野があると強いのかもしれません。むしろ現代の機器を使い慣れているデジタル世代の若者の方が世の中をよく分かっているので向いているのかもしれません。今後は若者達が良い方向に変化を与えられる業界でもあると思います。そんな人達が活躍する事を望んでいます。そんな考えが具体化してくれる様な仲間達が増えてくるのでしたらぜひお力になっていきたいですね。私自身も業界の形に拘らず、楽器業界を作り直していきたいと思っています。

     

    今回は以上になります。また進路のお話をして気が付いた事があればまた記事にしてブログにアップできたらと思います。

    長かったですが読んで頂きありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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  • Rainy 各種カスタマイズ ポールピース高調整

  • 2018/03/27
  • Category:
  • プロミュージシャンからアマチュアミュージシャンまでレコーディングやLiveでレンタルしてもらえたりと活躍している当店オリジナルギター「Rainy」のカスタマイズを行いました。

    いろいろなアーティストに弾いて情報をもらって「こうだったら良いのにな。」や「ここがこうだったらもっと良い!」等と意見を頂き本体へ反映していきました。主に今回は電装系の改造ですが、その際にピックガードを空ける事からPU本体のカスタマイズも同時に行いました。

    そしてこの機会にお知らせです。よく聞かれるのですが当店に置いてあるギターは販売しないのですか?とよくお客様から聞かれるのですが、置いてあるギター・ベース自体を販売するのではなく試奏してみて欲しくなりましたら同じ物を作って渡しますよといったスタンスです。多数のアーティストに好評な様でその他の機種もレンタルで行き来する事から置いてある実機を販売してしまうと困るアーティスト様がいる状況になりますのでご了承の方をお願い致します。

    DSC_1255電装系のパーツを交換しPU本体の改造です。ストラトを使っている人は多くの人が感じていると思いますが各弦の音量バランスが悪いと思います。これに慣れてしまっているプレイヤーも多いので違和感が無い方も多いと思いますが、昔の名残でこの高さのまま現在も残っております。

    昔と今で違う事は弦の太さです。昔は太い弦が当たり前でアコギのセットの様な3弦には巻弦が使われていました。その弦に合わせて設定されたポールピースの高さの為、現在の主流として10-46等のライトゲージ、そして3弦がプレーン弦になった事で昔の設定では音量バランスも違うものに変化していきます。

    シングルPUのポールピース高さ調整は単純で、しっかり基本調整した状態で音を聞いて音が小さく感じる弦はポールピースを上げ、音が大きいと思う弦は下げて全体のバランスを取るだけです。自分がメインで使う弦で調整するとより正確です。DSC_1257 とはいえ音のチェックは調整後に実際に組んでみない事には分からない為、一度聴いた音の情報とある程度のポールピースの予測高にもっていき2~3回はやり直す位の気持ちでトライすると良いでしょう。過去のブログ記事にもありますのでご参考下さいませ。

    ポジションでも音の感じ方は変わりますので、写真では分かり難いですがPU3つのポールピースが全てが同じ高さではありません。細かく微調整しました。音量バランスを整えるとコード感等の全体の音質も変わってきますのでその度PU本体の高さも変えてみて、トライ&エラーを繰り返してしっくりくる所まで何度かやり直して仕上げました。時間も掛かりますし大変かもしれませんが手間隙掛けた分だけ音質にも良い影響が起こります。DSC_1260無事にカスタマイズし完成です!

    これでプロの方にも文句は言わせません(笑)レンタルでお世話になっているアーティスト様は変化を楽しみにしていて下さい♪


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  • thomann S-150mk2 パワーアンプ導入

  • 2018/03/06
  • Category:
  • 個人用ではありますがオーディオ機材にて新たにパワーアンプ、thomann製S-150mk2を導入しました。購入して早速の使用レビューです。

    ギターやベース本体の音質UP改造と同様にオーディオ面でも音質UPするかも?と情報が入ればすぐに試してみたくなります。オーディオ好きな音楽業界人、そしてマニアなお客様達との関わりも増えてきており、この分野の情報は多彩な方向から入る事も多くありますね。自分の工房での再生環境は大掛かりな機器はスペースの関係で置けないので再生機器はPC→スピーカーとシンプルな構造の為、音を良くする為にプリアンプやパワーアンプが間にあると良いかも?と思い、多くの方とお話させて情報を頂きこちらのS-150mk2に行き着きました。2U分のラック型パワーアンプになります。中を空けて見ると殆どケース内の半分は大きなトロイダルコンデンサが入っています。何事も良い機材の鉄則は「良い電源」が必需の様ですね。

    音量の感覚

    細かくいろんなジャンルの音を再生してみてチェックしていきますといろいろ分かりました。大きく変わった点としてボリュームを上げた時の音に対する感じ方です。

    音質に飽和が起こる様な無駄が出ていないと言ったら良いのでしょうか、音量を上げていくといずれ「この音量では近所迷惑になるな。」と思う様な体感があると思います。曲によっても全然印象が変わるのですが、上手く言葉で表すと難しいのですが音量増加と共に少しずつその曲の荒い所が分かってくると思います。共振する部分等、音量増加に伴い音質が大きく変わると体感する曲については無駄に音が大きいと感じる部分が増えてくると言いますか、これじゃ隣の部屋まで聴こえて迷惑なんじゃないか?等の感覚を与えてくると言うのか、上手く言葉にできないですけど音量を上げ過ぎてはいけない曲があるという感覚の話です。それらの曲をS-150mk2を繋げた後では音量が大きくてもそれらがあまり感じられず、音量が出ている割には以前よりも心地良くなっていると言いますか、音質が音量と共に大きく変化する事が無く音量が上がっていくという感覚だと思います。音量は出ているんですが体感しているのは近所迷惑になりそうもない様な感覚で聴けています。

    部分的に帯域に偏りが出ていると小音量では目立たないが音が大きくなるにつれ音量のブーストで大きく音質に偏りを与えて違和感を感じてくると思いますが、それが無いという事は本体でかなりフラットに整えてある事でしょう。1度角度がズレたとしてもスタート地点では対した変化ではないが、距離が進むにつれ大きく離れてしまう、と言った例えが音量で分かり易いでしょう。

    分離感・解像度・ダイナミクス

    音量は上げた際に偏りを与える事無く持ち上がっていく感じと、楽器の分離感はとても良くなったと思います。アンサンブル内に余裕が生まれている様な、狭い空間が広くなってお互いの音が離れて聴こえる様に感じます。イメージとしては音の部屋が2~3畳位広くなったという感覚で、音を聴く中でよりアンサンブルで鳴っている楽器の音を見つけ易いと思います。分離感はS-150mk2を繋げていない時よりは確実に良くなっています。

    解像度はSN比自体が相当良いのか、歪み成分が少ない事かクリア感は増しています。解像度には以前より大きい変化には感じませんが、よくある言葉ですが「聴こえていなかった音が聴こえる様になった。」と似た感覚でアンサンブル内の音量で負け気味だった楽器の音色が分離が良くなった事で音抜けも良く聞き取り易く感じています。

    ダイナミクス面ではライヴ音源等で音量の強弱が大きい所がある曲は分かり易いかもしれません。ライヴ録音後のマスタリングであえて生っぽさを残す為にコンプ等をあまり掛けずに編集しているだけなのかもしれませんが演奏中に音量が上がる様な所でピークぎりぎり・やや歪みが出ている様な曲の箇所等を覚えて聴いていると、その箇所の歪みが繋げていない時より嫌味に聴こえない様にも思います。ダイナミクスが大きい曲ですと音が波の様に上がり下がりが大きく、聴いてる自分を揺らされる感覚(ダイナミクスが感じやすい、良いという意味で)がします。ライブ等を見慣れていれば生演奏っぽくとても良く聴こえますが、ライブ等をあまり行った事がなく聴き慣れていない人だと音に揺らされる感覚で疲れてくるのかな?とも思いました。そうした意味では現代の曲はかなりコンプを掛けて整えられているんだなと実感しますね。ダイナミクス感は曲にもよるかもしれませんが大分表現力が高くなったと感じています。

    DSC_1154使用してみてのまとめ

    S-150mk2、機材を繋げてみて最初の1曲を聴いた第一印象としては「おおっ!凄く良くなった!」と言った驚きはありませんでしたが、細かくチェックしていく度に良いアンプと実感していきました。逆に言うと今までの環境はいろいろな手間隙を掛けて改造をしてきただけあって良い環境で音楽を聴いていたんだなと、自信が持てました。そして何よりもこの低価格とは思えない音質だなと思いました。使ってみて全ての分野で好印象です。新品34800円ならもっと早く知って買っておきたかったです。トランスが唸るそうですが、115V動作環境だからなのか動作音も静かで気にならないと思います。115V動作で動く機器ですので100V動作ですと音質や動作音も違ってくるかもしれませんが、この価格でしたらぜひ使ってみてはいかがでしょうか?オススメです!


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  • NAMM show 2018 winter その8

  • 2018/01/30
  • Category:
  • DSC_0529長い記事を読んで頂いてありがとうございます。これで最後のNAMM Show 2018記事になりますが、会場で多くのブースを回って新しい発見も多くできました。

    世界的な多くのメーカーにネック材のセレクトとしてローステッドメイプルが採用された機種がとても増えました。日本国内でも極わずかですが使用した機種も昔より増えてきていますがまだまだ認知度がありません。焼いた事による含水率(木材の持つ水分率)を大幅に下げる事から弾くと分かりますが明らかに普通のメイプルよりも音質が良くなります。普通のメイプルで製作するメリットも無くなりつつあるので世界の標準としてなるのも時間の問題でしょう。良い木材も少なくなっていますから人工的に焼く加工を行う事で含水率を下げ一定の品質に保つ意味でも完成後の狂いも整える事にも繋がる事になるでしょう。2qB3JYtcSke2kZzGEpQmF3-970-80何と言っても完全に見落としでしたがNAMM最終日に発表されたFRACTAL AXE FX-3の登場です。恐らく多くのユーザー・メーカーまでも驚かせた事でしょう。

    もはや高性能アンプシュミレーターを使うプレイヤーが爆発的に増えており、フラクタルかケンパーか、そのどちらかを持って使っているギタリストもかなり増えてきました。そんな新機種としてフラクタルからAXE FX-3が発表されました。FX-2から倍以上になったDSPを装備し新たなモデリングを増やした後継機です。レコーディングの仕事やライヴ等でも、これらの機器一台で何でも行うプレイヤーが増えてきているのでギター本体と同じ位重要な機材になり持ってて当たり前の様な定番機材になりつつある時代、新製品として物凄い注目が世界から向けられています。今年の3月に発売の様ですがまだ日本での発売は発表が出たばかりなので問題なく流通するのかはまだ未定です。予定された発売日より遅れてやってくると思いますが国内での販売価格は流通が安定するまで発表価格から代理店・関税等も付いて倍近くする販売価格になるかと予想しております。

    NAMM Showも楽器界隈の世界第一発信の場、今年も新しい機材の情報で埋め尽くされるイベントでした。ブログの内容も全体のたったの一部ですので、全ての体験は多過ぎてとても書ききれません。ぜひ会場に出向きその体験で感動を体感してほしいです。来年のNAMMも勿論参加致しますので、来年のNAMM Showも発信していきますので宜しくお願いします。長い記事を読んで頂きましてありがとうございました!


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  • NAMM show 2018 winter その7

  • 2018/01/30
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  • IMG_20180128_023125 Another NAMM Show、VintageGuitarShowことWorld Guitar ShowがNAMMの会場近くで行われるのも醍醐味の一つです。場所は「OC Fair & Event Center」という、NAMM会場から車で20~30分行った先にあります。DSC_0699NAMMの開催に合わせて土日に行われている様ですね。こちらはNAMM会員だけじゃない一般の方でも入る事が可能です。入場料に20ドルが掛かります。 こちらは正直よく分からないメーカーから個人出展まで、主にヴィンテージギターを専門とした販売イベントです。その場で購入が可能です。DSC_0700 時間帯にもよるかもしれませんが今年はかなり賑わっていました。広い会場にテーブルが置かれただけのシンプルな会場ですが、ヴィンテージギターやヴィンテージアンプ、ヴィンテージエフェクターまで多くの楽器類がかなりお得なお値段で販売されております。DSC_0701DSC_0783DSC_0785

    55年テレキャスターが22000円!?だったら良いんですけどね・・・笑

    ※ドル表記です。

    DSC_0772

    会場では「え!?この年代がこのお値段で!?」と、我々日本人の相場価格とはとても考えられないお手頃価格になっているギター・ベースも多く、この価格なら買ってしまいそうな勢いになりますね。ジャガー・ジャズマスター・ムスタング等、Fenderのラインナップでマイナーに当たる機種は古い年代でもお値段がお安く購入できる部類に入りますので、値段を見たら買いたくなります・・・。DSC_0703 DSC_0705DSC_0748DSC_0745DSC_0800Gibson系もかなり充実しております。中にはモダーンまで、50年代製も当たり前に多数置いてありレアな固体が多くあります。50年代製レスポールも普通にスタンドに立てられて置いてある固体も多いので、数百~数千万も握ったり触ったり、生音を聴いてみたりも普通に行えます。言えばアンプから音出しも可能ですが、私にはその勇気がありません・・・笑

    DSC_0720DSC_0721DSC_0722明らかに他を圧倒するブースがありました。これはもしかするとこのブースだけでも総額1億円以上は軽く越えるのでは?なブースでした。58年製フライングVなんて生産本数が98本と言われている機種で、確かテレビでDAIGOさんが出ていた番組で7000万円と紹介された記憶があります。60年製レスポールも正確な価格は判断できませんが状態が良いと2000~3000万円かもっと高いかもしれませんね。DSC_0723DSC_0717

    いろんなブースを回るとヴィンテージマーシャルも置いてました。DSC_0797DSC_0766アンプも数多く、欲しくなる物ばかり。ヴィンテージFenderアンプは欲しくなる風合いな物ばかりです。DSC_0751DSC_0731多くのヴィンテージギターから珍しいギターまで、幅広い歴史に触れられるイベントです。ぜひ参加して体感してほしいですね。

     


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線  田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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  • NAMM Show 2018 winter その6

  • 2018/01/30
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  • DSC_0819 ギターセンターでは有名世界アーティストの手形が店前の床に多数ありファンには来るだけでもたまらない事でしょう。アメリカLos Angelesに来たらぜひ寄ってみて下さい!大体のアーティストは皆手が大きい様ですが思っていたより小さい人達もいます。「手が小さいと上手く弾けない。」と言う人がたまにいるのですが、あまり関係無いと思います。DSC_0821 手形だけでなく本人使用ギターも展示されています。DSC_0826 有名なヴィンテージフロアです。かなり多くの本数のヴィンテージギターが壁一面に並んでおります。数百万円のギターでも試奏させてくれる様です。ヴィンテージアンプも充実しておりここに来たら欲しくなる物ばかり。持って帰る事を考えると気軽に購入できない事がとても残念です・・・。ローズウッド問題等で日本に持ち帰る際、指板がローズウッドですと申請書が必要になる様で、これを怠ると持ち込めない様です。DSC_0831

    ヴィンテージギター好きにはたまらない空間でしょう。その中でもなかなか実機をお目にしない初代52年製レスポール等のレアな固体も展示されています。DSC_0833ギターセンター向かいにあるSamAshでも数多くのギターベースが壁に掛かった楽器屋です。こちらは普通の楽器屋ですね。どちらの店舗も中古品は数が少ないですが、日本で販売されている価格と明らかに値段が違うメーカーもありそちらはアメリカで買う際はお得です。代理店手数料・関税等の料金が乗っていない価格になりかなりお安い値段になっていますがその分購入後の日本で使用している際に何かトラブルがあると代理店が通っていないので修理対応が行えない状況になり自己責任になりますので、それらをクリアできるのであれば購入する際はお得だと言えます。元の値段が高いと日本で買う際の半額程度になるメーカーもありますので、旅行ついでに購入してもお釣りが来るメーカーもあります。日本に入ってくる海外製も良い固体が少ないので、現地で探して本当に良いギター・ベースを探しているのなら海外に行って探して見つけた方が良い場合もありますね。この辺りも良い物が入ってくるまで待っていないで自分から探しに行く事も大事かもしれません。


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    DSC_0832
  • NAMM show 2018 winter その5

  • 2018/01/29
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  • DSC_0369 NAMM Show番外編として、アメリカ旅行に役立てる情報があればと思います。異国の地では移動がまず大変になるでしょう。アメリカは広いので車移動がメインになります。しかし運転するにも日本と違い左ハンドルで道路も逆、交通ルールも日本と違う点もあるので初めてでレンタカーを借りて運転する事はかなり敷居が高いと思います。予約し目的地まで連れていってもらうサービスを利用するのがお勧めですが、予め予約を取っているだけでも安心できません。受付の場所や乗る場所がはっきりと分からない・その場に行ってみれば受け付け方が雑で乗れない・言葉のやり取りが上手くできず利用できなかった等とトラブルが起きる事も多いです。一度行けば日本が物凄く便利で丁寧な対応かが分かります。DSC_0807 ロサンゼルス空港からアナハイムのホテル等まではスーパーシャトルがお勧めです。料金もリーズナブルで空港からホテルの往復を対応としている便利なサービスなのでこちらを利用するのがお勧めです。予約等も↑のリンクから、説明自体も丁寧なのでこちらを見ながらだとスムーズだと思います。DSC_0808海外で定番のアプリ「UBER」の利用もお勧めです。海外等で使える乗り合いタクシーサービスで、通常のタクシーを利用するのと比べ料金が半額以下になる場合も多くあります。ロサンゼルスの観光地からアナハイムまで行くと確実に100ドル以上~150ドル+チップ代は掛かりますがUBERでは60ドル程度で移動が可能です。チップは任意になります。しかも仲間が多いと割り勘が可能で、移動に60ドル掛かった場合で4人で行くと一人15ドルで支払いが可能だったり、その他で同じルート近くの乗り合いがあった場合は料金が安くなっていきお得になります。乗り合いになった場合はその分移動に時間が掛かりますが料金が安くなっていきます。GoogleMAPの様な地図アプリで目的地を指定する為、言葉が話せなくても目的地までは説明不要になるので何とか目的地に行く事ができます。便利なのでぜひ用意しておきたいアプリです。

    注意点として、今回自分にも起きてしまいましたが認証によるSMSからの認証番号がアメリカ内では届かずアプリを開始できないトラブルがよく起きる様です。アプリを入れて登録を完了しただけでは使えない状態です。いざ現地に到着し初めて利用を開始する際に認証が求められるので、多くの方が現地で気が付く事が多い事でしょう。解決法を調べてもよく分からない・方法を試してみても改善しなかった場合はヘルプからUBERカスタマーに問い合わせて修正してもらう方が早いです(ただし時間が掛かります)。その為、アメリカに行く前の日本で認証まで済ませておいた方が絶対に良いでしょう。

    そして乗り合いアプリでもある為、治安の悪い地域(スキッドロウ等)の近くを通る際はアプリの乗り合いを停止して利用するのもお勧めです。今回自分の遭遇した体験として、治安の悪い地域近くの乗り合いが始まってドライヴが始まってしまいヒヤヒヤな思いをしました(無事に何とも無く目的地に到着しましたが…)。銃社会なので犯罪も多い事を頭に入れておきましょう。DSC_0832 ロサンゼルスの楽器屋と言えばギターセンターです。ロサンゼルス市内の観光をされる際は近いのでぜひ寄りたい所です。こちらも後程のブログにて紹介致します。DSC_0834ギターセンターの正面にあるSamAshも同じく寄ると良いでしょう。こちらも後程のブログにて。DSC_0815ロサンゼルスにはリトルトーキョーという、日本語が通じる日本の様な風合いのエリアがあります。こちらは最悪の展開を想定して、逃げ場として場所を覚えていると良いでしょう。その状況になっていないので何とも言えませんが言葉が通じるので困った時は何とかなるであろう場所です。

     


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    DSC_0601
  • NAMM show 2018 winter その4

  • 2018/01/28
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  • DSC_0389長い記事を読んでくれてありがとうございます。NAMMshow記事はまだまだ続きます。アメリカという環境、それらに触れて思う事があります。世界的アーティストには何故日本人が少ないのか疑問に思いました。勿論ロックの歴史から日本が浅いのも理由としてあるかもしれませんが…。人は第6感まであると思います。それがいわゆる「カリスマ性」だと思っています。自分が本当にやりたい事を心の底から愛し、頑張ってきた結果として彼らが存在します。音楽を通し、彼らが産み出した作品には我々も言葉や見た目ではないその第6感的な事を感じ取れていると思います。DSC_0639最新機器にはスマホアプリも充実してきました。iphoneやIpadを使ってエフェクターやアンプモデリング等、ライヴでも機材はギターとiphone・Ipadを持ってくるだけで自分の作った音が出せる時代です。世の中はかなり便利なツールが増えてきましたが、楽器業界もこうした最新テクノロジーの分野を取り入れてきております。iphoneやIpadはもはや一昔のPCの性能を遥かに越えた演算機器、小型で持ち運びが便利で高性能の処理能力を持った機器は正直マルチエフェクターよりも高音質にできる事も容易かもしれません。ケンパーやフラクタルも下手するとiphoneやIpadで同じ事ができる様な世の中になるかもしれません。楽器はアナログ思考なのであまり光が当たらない分野ですが、今後はかなり注目したい分野です。DSC_0642アイディアの面で進化があります。指板にLEDでスケールが分かり易く光ってくれる面白いギターも出ていました。DSC_0681DSC_0683もはや普通のエフェクターボードは時代遅れになりつつあるのかもしれません。普通のボードにエフェクターを組む場合、見た目を綺麗にする事やエフェクターの隙間に這わせたケーブル配線になり無駄に長い事によりロスが発生したり、曲げる事による断線の可能性や余計にケーブルの長さが必要になりコストも掛かります。床にケーブル等を通す穴があれば見た目はすっきり、ケーブルも最低限の長さで行う事ができます。DSC_0489DSC_0487エフェクターの分野で個人的に注目のダークグラス。まだまだ日本では知名度がありませんがベースの内臓プリアンプの優秀さ、エフェクターの優秀さを評価しています。時代と共に次々に良い製品が出てくるのは普通の事ですが、今までと違った観点から更に上のランクに押し上げたメーカーだと思います。

    ベースなら何でもアギュラー製品が一番と思っていましたが、その考えも変わりそうです。

    DSC_0602DSC_0601ギターアンプでいずれは自分も購入したいFRIEDMAN。去年のNAMMshowでは各ブースで使っているギターアンプはFRIEDMANが多くベースアンプはアギュラーが多かったのですが今年はバラつきがある様な印象でした。フリードマンは確実にシェアを増やしているメーカー、弾けばその良さが分かります。

    日本でJC-120やマーシャルがアンプの定番ですが、NAMMshowでマーシャルはありますがJCを使っているブースは無い様に思います。低価格で壊れ難いから、という理由もありますがその影にはアンプの正しい使い方が分からず壊される危険が多い理由からまともな機材を導入できない理由等もあります。この辺りも他人事ではなく、1人1人が注意して最低限の知識を持って破損させられる心配が起きなければこうした世界で使われるアンプが導入される事があるかもしれません。アンプは音の出口、かなり重要な部分です。良いギターを持ってても本体性能を再現できる良いアンプでなければあまり意味はありません。そうした環境的な問題により世界の基準機材と比べて日本の標準機材レベルとかなり大きい差が付いている様に思います。ぜひ機会があればこれらの良いアンプを使ってみてほしいです。


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  • NAMM show 2018 winter その3

  • 2018/01/28
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  • DSC_0387NAMMshowは規模の大きさから話のネタが多いのでまとめるのも大変です。ぜひとも参加して体感してほしい世界のイベントです。人生観が変わる事でしょう。

    DSC_0604DSC_0605NAMM showはパーツ専門メーカーも多く出展しています。フロイドローズは日本に流通していないカラーや仕様も多く、マジョーラカラーの様に見る角度で色がきらびやかに変わるフロイドローズもあります。DSC_0622Ibanezブースでは名器TUBE SCREAMERの真空管搭載モデルが発表されました。こちらは自分も欲しい1品、早く販売し日本へ流通してほしいですね。DSC_0626セイモアダンカンのブースではご存知セイモアダンカン氏のその場でPU手巻きセミナーです。DSC_0625去年のNAMM showでも巻いてる動画をUPしましたが、巻き方はある程度把握したので今回は足元にある回転をコントロールするペダルに注目しました。DSC_0627スピードをコントロールするのですが、巻き数を基本に回転に掛けるテンションで音質をコントロールする等、PUは単純に見えて奥が深いパーツです。ヴィンテージギターのPU等も当時は専門知識がある人が巻いていた訳ではなく乱雑な巻き方です(巻く途中から緩くなってたわんでいる層・途中から強く巻かれてしっかりと巻かれた層、等)。それが結果として好まれている音質になった為、しっかりと巻いて作ったPUが良い音になる訳でもない事も面白いパーツです。コダワリのあるPUメーカーはその乱雑な巻き方を再現してるメーカーもありますね。巻き方で音が変わります。DSC_0533 DSC_0577 DSC_0679NAMMshowの醍醐味は何と言っても世界的アーティストに普通に会える事でしょう。マーカスミラー、マイケルアンジェロ、ブーツィコリンズ等のセミナーなりその辺りで歩いている所を直に見ては握手&サインが貰えます。こうした雑誌や映像でしか見た事がない人達に直接会える機会もNAMMshowならでは。それが多数となれば凄い会場です。去年はスティーヴィーワンダーに触れた事もあり、SPに囲まれてる中で起きたアクシデントの産物の出来事なのですが、自分が彼に触れられた世界でも数少ない人になりました(笑)DSC_0645 DSC_0620NAMMshowはとにかく音楽祭です。外の会場では朝から夜までライヴが行われ、その辺りでは路上ライヴ、ホテルでも遅い時間までライヴが行われ部屋にもガンガン音が聴こえるレベルなので音楽好きにはたまらない環境でしょう。まずアマチュアでも上手過ぎてびっくりします。よく日本は海外のレベルと比べられますが、ライヴをする側なら本当に世界の基準を確認する意味でも知っておくと良いかもしれませんね。

    NAMMshowレビューはまだまだ続きます!


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    DSC_0336
  • 電源タップ 重厚ケース化 ケーブル非メッキ化

  • 2018/01/28
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  • DSC_0331以前の非メッキ化したプラグの効果を体感した事から改めて電源周りの探究心が出て試す事にしました。

    以前のリペアで行ったフルテック FI-15Mの改造で音が変わる事で自分のケーブルでも試してみる事にしました。機材を購入すれば付属で付いてくる電源ケーブルが沢山あるのでこれらを使って実験してみる事に。この2本のケーブルはコンセント側だけが銀メッキになっているケーブルです。機材側のプラグは中が非メッキです。

    DSC_0333分かり難いですが片方のケーブルをメッキを剥がし真鍮を露出させた状態に加工しました。ケーブルの性能差が殆どないと思うので比較が正確かもしれませんね。使ってみて効果的に大きい差とまでは聴いてて思いませんでしたがやはり銀メッキだと少し高域に寄る傾向の様で、現代音楽で使う場合はアンサンブル内で鳴っている楽器の音数が多いので余分な低域を削ってすっきり傾向に持っていった方が各楽器の音が見え易いかなとも思いました。その点の音を狙っているなら銀メッキの音が悪いとは思いませんね。メッキを剥がしたケーブルを使用した際はどこも削れていないフラット寄りになるというか、銀メッキ→非メッキで使うと音が大人しく聞こえ、良い意味で特徴が無いので味気無い様にも聞こえるかもしれません。後からEQを掛けて好みに加工していると良い感じに調整し易い音になったと思います。

    音とは関係無いですが、非メッキ化したケーブルをPCのモニターに使うと少し文字の表示がくっきりしたのが驚きました。やはり何かしらメッキには減衰の要素があるのでしょうか。

    DSC_0319自分が好んで使っているギターのケーブルもEx-Proの為、フラット志向な音が好みの事から今の仕様では自分の好みと違う方向に組まれているんだなと思い、改めて電源タップを改良してみる事にしました。使用するのはマリンコ8215です。低価格で高音質・非メッキプラグです。DSC_0324その他ケーブルも非メッキとしてベルデン19364に交換して使ってみました。コンセントは変わらずパナソニック製WN1512です。白い3つはモニター等用で赤い2つはPC本体・スピーカー等の音質の要素がある部分に繋ぎます。壁コンセントもWN1512に交換済みです。

    作り変えて使用してみると確かに今まで聴いていた音質はケーブルやプラグで起きていた味付けだったのか、それが無くなった様な落ち着いて平坦な音になりますね。その分交換前より大きい音質変化なのでかなり地味な音に聴こえます。正確に完全フラットではなく少し高音は減っているかもしれないですね。フラット寄りになったとはいえ少し音が遠い様にも感じ、EQ等を調整して1日中使っていましたがその違和感が消えず失敗だったかなぁと思い、その他の方法を試す事にしました。DSC_0335そして新たに試すのはケース交換です。プロミュージシャンの方から重厚ケースの電源タップは音が良いと情報を頂きましたのでこの機会に試す事にしました。エフェクターと一緒でケースの大きさ・重量で音が変わる事と一緒だと思います。エフェクター程度でも音が変わる位ですから、100Vクラスになれば大きい効果になると期待です。DSC_0336その他仕様は変更せず(使い易い方向と違う事から向きを反転させたのみ)ケースのみを交換しました。

    ケースは正直完全にナメていましたね…。全然音が違います。これだけで何でこんなに音が変わるのだろうと驚きました。これはぜひ重厚タップで作るべきでしょうね。これだけで音が良くなるらプラスチックケースで作るメリットがありません。音が遠く感じていたのも良い感じに前に出てきており、全体の音が前に寄ってきた印象がありこれでもうバランスはバッチリです。使ってみてボリュームの上がり方も印象が変わってて、音量が上がりつつ色が濃くなっていく様に聴こえます。今までの可変と変わったというのか、気持ち音量を上げ目にしても体感上はボリュームが大きくなるというよりは濃さが増していく様に聴こえますね。

    全て非メッキで統一してみた実験で途中から重厚タップにした事で思っているよりも大きい効果が得られました。過去にもいろんな実験を行いましたが、結果として見ると電源はそこまで高価な物でなくても良いサウンドが出せるのでは?と思いました。元の音質を変えずに音質UPする場合は非メッキ系が良いかもしれませんね。高価なケーブルやプラグ類はすっきり煌びやかな音質になる印象があります。これを良い音と捕らえるのも全然良いと思います。アンサンブルの中の楽器数が多い現代音楽にはマッチするでしょう。好みで使い分けると良いでしょう。


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