カテゴリー別アーカイブ: エピソード

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  • NAMM show 2018 winter その1

  • 2018/01/27
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  • DSC_0372今年もこの季節がやってきました。

    毎年アメリカにて開催される世界的楽器イベント、情報の最先端「NAMM show 2018」に今年も参加しております。天候もとても良く快適な気候です♪

    NAMM前には観光をしてアメリカ ロサンゼルスを楽しみました。アメリカの方達はとても気さくで人間らしいと言ったら良いのか、些細な事でも楽しく生きていて、仕事をしている所を見ていても1日を楽しんで生きている様に感じます。個人主義の国柄もあると思いますが楽しい内容の前に真面目なお話ですが世界に目を向けてみると日本の在り方・自分の在り方を考えるきっかけになると思います。今の自分の日々に満足していないならそれらを当たり前や普通と思わないで、夢の為に頑張れるチャンスがある若者達へ伝えたい事はやりたくもない仕事をさせられ、毎日疑問や不満を考えるが行動ができない・どうしたらいいのか分からない等をしていないで自分のしたい事へ自分から動き世界に目を向けて情報を仕入れ、自分がしたい事を正直に力を注ぎ全力で向きあってほしい、今年はそうアメリカに来て強く思いました。

    _20180127_005514今年も無事に参加できました。

    日本は世界の評価も高い様で、周りの人達から「日本から来たなら君は凄い人なのかい!?」みたいに話掛けられる事もしばしば(英語はあまり分かりませんけど…。)。

    NAMM showのニュースとして知ってる人も多いと思いますが大手メーカーのGibsonが出展しないという大きなニュースがありました。ギブソンは一部工場を売りに出している様な話もあり、楽器業界にも大きな話題になっています。シンセ等のブランドも今年は出展が減った話があり世界的にも不景気の影響は少なからずある様です。無くなる事はないでしょうが、もしかしたらGibsonがFenderに買収され、Fenderがギターベース界隈の世界頂点の位置付けになる日が来ると予想しています。

    DSC_0397NAMM showはご存知会員制の世界的イベントです。4日間で世界中から10万人以上は訪れるそうで、中も物凄い広さです。入場するにはNAMMの会員になる必要があります。

    DSC_0566 大手フェンダーのブースでは話題で持ちきりです。Gibsonという大手ライバルメーカーが出ない事を理由に新商品の発表を連発か、一気に差を付けようとしている様にも思います。Gibsonは伝統的な代表機種に機能を追加した等の大掛かりな事をあまりやらない事から毎回話題はFenderに向けられます。

    Fender本人の思想として、ボルトオンで作った理由は生産効率とされていますが、ピックガードマウントの改造し易い点やボディさえ別のに交換すれば新しい機種に変更できる等と想定して作られたと思います。新しい物を産み出す際に最初から大きく作り直す必要が無い点も新しい物を産み出す生産効率にも繋がりますね。全てが計算だったのかもしれません。

    話題の9ネックは実用性は無いものの、物作りとして原点の「楽しむ」を感じ取れますね。何と価格は1000万円以上だそうな…。

    DSC_0547エリックジョンソンモデルからシンラインストラトです♪中がホロウ化され軽いです。テレキャスターは普通にありますがストラトでシンラインは中々珍しいので注目している機種です。恐らく触って試奏OKだと思いますが、ぜひアンプからの音も聴きたいですね♪DSC_0553今年の新商品として代表機種の特徴を上手く組み合わせた仕様を多数出してきました。Fenderは常に新しい事を産み出し、新たな時代を作っていくでしょう。日本で販売はいつなのか、そもそも日本に流通するのかまでは確証がありませんが、今はネットがありますから販売さえ決まればebay等の海外販売ルートを使って購入できるかもしれません。日本で売られてないから諦めるといった時代ではありませんね。ただアンプ等は電圧が異なるので気を付けましょう。DSC_0568フェンダーは元々はラジオ屋さん、電気的な分野の評価が高く、そしてFender製エフェクターに力を入れてきました。アンプ等も優秀で、数多くのアンプも元を辿ればフェンダーアンプのコピーアレンジから初まった事も多くあり注目したい分野です。自分も工房で使っているのはFenderアンプ、Fender特有の綺麗に出過ぎない生々しい音質は世界でも気に入られている様です。

    DSC_0401 DSC_0407 DSC_0416 DSC_0420 DSC_0424 DSC_0433代表的な誰でも知ってる大手メーカーは2・3階にあります。大きなスペースにズラリと並べたギター&ベース、アンプは圧巻です!常に混雑しており写真を撮るのも大変です。

    日本と大きな違いは自分で手に取って勝手に弾いて良い事です(don’t 表記がある物や仕切りがされ簡単に触れない様な物を除く)。その為高額なギターも簡単に手に取って機種を音出し弾き比べが可能の為、商品の確認が十分行えます。単純に楽しいです。

    アメリカは気候が良く材質が良好、電圧が高くアース処理も完璧の為、我々日本人が弾いたら音の良さにびっくりすると思います。逆に言うと日本では良い音で鳴らし難い要素がある為、良い音を出す事は技術が身に付くでしょう。アメリカでは低価格ギターでもアンプが良い条件で動作するのでかなり気持ち良い音がバンバン出てきます。

    NAMM showはまだまだ始まったばかり、ほんの一部の内容でしたが現場を楽しみつつ更新していきます♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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  • FURUTECH FI-15M 非メッキ化

  • 2018/01/24
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  • 販売されている電源プラグはその殆どがメッキ処理され、オーディオ的にはメッキ処理がされない「非メッキ」の仕様が良いとされています。錆びない様にする対策も兼ねていると思いますが殆どが銀か金のメッキがされています。その為「このプラグが非メッキだったらどんな音?」と、市販モデルプラグに非メッキバージョンが存在しない場合はその音が分かりません。

    そんな中依頼されたフルテック製FI-15Mの銀メッキを削って剥がして非メッキの音を出してみたいというお客様の依頼です。そして自分も使っていなかったFI-15Mを持っていた事もあり、自分の持つ通常のメッキ仕様と今回改造する非メッキ仕様の音を出し比べて音の感想が聞きたいとの要望もあり比較実験の許可も頂きました。DSC_0309 ちょっと厄介なのはメッキ処理された先端がプラグ内の固定する部分にまで行われている為、露出しているコンセント側のメッキを剥がしただけでは正確には非メッキ状態になりません。DSC_0314 そのままでは加工が難しい為、一度バラしていまい先端とプラグに挟む側のメッキを剥がし細かい番手まで磨いて仕上げました。DSC_0315加工後は元に戻し完成です!

    アンプに繋げて弾いてみた感想として、メッキされた状態を基準に使って弾いた音と比べるとメッキを剥がした方が落ち着いて聞こえ全体的にフラット傾向に寄る印象があります。しかもメッキが無い方が音量・音圧も少し上がっている様にも感じます。同じプラグでメッキが有り無しだけで意外に音が変わる事の比較も今回の依頼があって改めて分かり良い経験ができました。ただ正確には今回の様な状態を非メッキと言うよりは純銅製プラグの状態になると思うので、真鍮非メッキで販売されているプラグとは体感効果が異なるかと思います。

    メッキがあるプラグの音はギターで言う所のバッファーを通した様な艶やかさが足される感じと言うのか、高域に寄る印象があります。メッキを剥がしたプラグの音と比べると音はクリアに聞こえるがその分低域が薄れているとも言えるかもしれません。音が細くなるとまではいきませんが組み合わせるケーブルの音質によっては煌びやか過ぎる音になるかもしれません。フラット系な音質を好む場合は断然非メッキが良さそうです。

    「ハイが出る」や「ローが出る」と表現される言葉は実際に違う場合が多く、ハイが出る=ローが削れて高域が目立って聴こえる為やローが出る=高域が削れ低域が目立って聴こえる等といった、どこかが削れてしまっているパターンが多いです。失った帯域は後から増やせないので、後からEQ等の上げ下げで出ていない所は増えません。そうした意味では味付けの無いフラットな音を聞いた音は地味なのかもしれませんが何も削れていないフラットの音が後から音質を加工がし易い事もあり一番良いと思います。音が好みで無ければ後からEQで付け足しができる点も含めデメリットはありません。

    今回はとても良い体験ができた依頼でした。これだと自分のプラグもメッキを削って使いそうですね。ただし耐久性の意味では10円玉の様に古くなると表面が酸化し通電力に影響が出て音質の劣化があるかもしれません。定期的に磨く必要がありそうですね。テスターで古い10円玉等を測っても通電はしっかり反応するので、酸化した事により電気が流れない等の通電不良とまでは起こらない事でしょう。とはいえ100V機器の物ですから安全面ではお気を付け下さいませ。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・プラグ改造・・・3000円~


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  • シングルコイルPU ポールピース高さ調整改造

  • 2017/12/21
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  • DSC_0221 シングルコイルPUやベースのPU等、「各弦の音量バランスが気になる」と思うお客様はとても多い相談です。それは気のせいではなく、例えばシングルコイル等のポールピースはハムバッカーの様にドライバーで高さ調整ができない仕様の為、音量バランスが各弦で異なるとしても整える調整ができません。ランダムポールピースのシングルPUは写真の様に高さがバラバラです。DSC_0220昔は弦のゲージが太く、3弦もアコギの様に巻弦が使われこの位の高さが丁度良かった様なのですが現在はゲージが細くなり3弦もプレーンが一般的になり音量バランスもまた違う志向になってきております。

    3弦の音が大きく1弦2弦の音が小さいと感じ、相談に来るお客様も多いのです。これらはポールピースの高さが関係しております。写真で見ても分かる通り、1・2弦の高さが他と比べ低めです。指板Rの関係で3・4弦が大きめに出っ張っているのは理に適っているのですがしっかり指板Rに合わせた高さになっていないのも事実です。フラットポールピースタイプは全ての高さが同じなので、ランダムポールピースの逆で指板Rの関係で弦から遠くなる3・4弦の音が小さくなる等が発生する事もあります。

    ランダムポールピースですと1・2弦の音が小さく感じる場合、PU高を上げると3弦の距離が先に近過ぎてしまい他の弦より音量が大きい・PUに近過ぎる音(3弦だけビビる様な音)になります。DSC_0222ESP製のPUのポールピースの高さはとてもバランス感が良いですね。指板Rの考え方に合わせた位置設定や、6弦等の太い弦は音量が上がりブーミーになる傾向にあるので1弦の位置よりも6弦はやや下げている等、拘りを感じます。理想的な位置を初期状態で整えられているPUかと思います。DSC_0228 写真の方は別のPUになるのですが、表は高さがバラバラでも裏面は一定の高さになっております。DSC_0229 高さは自分が設定した好みの弦高・弾いてみて音量の感じ方等によって設定するポールピースの高さはそれぞれ異なります。一度音を出してみて、気になる箇所を上げ下げしては音出し、と繰り返してベストなポジションを設定していきましょう。音が大きいと感じる弦は下げ、音が小さいと感じる弦は上げる事になります。DSC_0231最初の基準としては先程のESP製PUを参考に合わせてみる方が分かり易いかもしれません。指板Rに合わせた位置設定を基本に音量が大きい・小さいを各弦の音を確かめながら調整していきます。作業として音を出しては外して高さの調整等、手間の掛かる内容になりますがシングルPU等のポールピースの高さがドライバーで調整できないタイプのモデルはこうして頑張って調整するしか方法はありません。特にベースは音量差が大きく出易い為、4弦だけ音が大きい等の状態になっている場合だとPUの4弦側のポールピースを下げたりすると良いでしょう。こうした本体の改造はコイルが巻かれた部分を傷付けない様に作業しないとコイル断線等を起こしてしまいます。数万円のパーツが壊れて使えなくなってしまう場合がありますので調整の際は気を付けましょう。パーツ本体に手を加える改造は保障が無くなりますがどうしても音量バランスが気になってどうしようもない方へおすすめの改造方です。

     


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    DSC_4816
  • テレキャスターのPU交換の注意点

  • 2017/12/02
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  • DSC_0043手軽にできる改造としてPU交換が上げられますね。音を拾う元となるパーツで、こちらを交換する事で音質に変化を与える事ができます。ハイパワーなモデルや中域が硬いモデル等、クセが強いサウンドのPUもあり好みが大きく分かれる所です。評判に捕らわれず実際に使ってみて音を確認した方が良いですね。こうして多くのPU交換を行っていると評判は良くない事が多く書かれているのに実際は音が良かったり、評判が良く書かれている割にはそうでもなかったりと感じる事も多くあります。付けるギターやそのセッティングも皆違いますからレビュー等は参考程度ですね。

    そんな中、今回はテレキャスターのPU交換の注意点です。ストラト等に使われる普通のシングルPUと違う仕様からトラブルが発生し易い構造です。その仕様というのもテレキャスターのフロントPUのカバーはアースにハンダ付けされており、リアPUは裏のプレートがアースにハンダ付けされています。何が問題になるかと言うとPU交換時に位相がどうなっているのか?が問題です。

    IMG_20171114_124414719PUの位相は製造時にメーカーがそれぞれ定めていると思いますが、正位相でアースにプレートからハンダ付けされている物もあれば逆位相でホットにアースがハンダ付けされている物もあります。テレキャスターで片方だけPU交換をする場合、元から付いている片方のPUの位相が異なる場合には正位相で仕上げるか?逆位相で仕上げるか?によってどちらかのPU本体に付いているアースを付け替える必要が出てきます。

    これらを行わないで片方の位相が違う場合は普通に配線するとミックス時にフェイズアウト(ミックスポジションだけ音が小さい)してしまいます。と言って単純に位相を揃えるとして片方のPUの配線を逆にして繋げるとPU本体でカバー・プレートがアースに配線されているのでホット側にPUからのアースが入って来る事になります。フロントPUの場合はカバーに弦が当たるとブリッジアースを経由して音がショートし消える・リアだと弦アースが取れないのでノイジーになります。

    通常のシングルPUなら逆に繋ぐ事になった所でホットが黒の配線になったりアース線が白になったりする程度なので問題ないのですが、テレキャスターPUに関してはメーカーが「このPUは正位相です。このPUは逆位相です。」と記載があればテレキャスターのPU交換時に自分のギターの位相を確認して選ぶ事ができればこうしたトラブルは起こらないのですが、テレキャスターPUはこの様な仕様ですので、片方だけPU交換する場合に位相が合わなくなる場合はアース部を付け直す作業が発生する事がございます。テレキャスターのPU交換を考えている方は他のギターよりそうした作業が必要になる場合があると覚えておくといいでしょう。

     


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  • 出音・音作りのアンプは大丈夫ですか?

  • 2017/10/23
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  • お客様からお悩みでも多いのが「音作りが上手くいかない。」と相談される事はとても多いです。いえ、悩むのが当たり前かもしれません。実は音作りはプロでも悩んでいる事です。会場により音質が毎回同じ様に出てくる事は殆どありません。その場の特性(この会場は○○の帯域が出易い等)を見極め、いつも出している音にEQ等で調整し音を作る必要が毎回必要になっていきます。

    頑張るしかありません!という内容だとここで文章が終わってしまうので、ちょっとリペアマン的な目線と言うかちょっとマニアックな視点で今回は自分の音作りに役立てたらと思います。

     

    1.音の基準はどのアンプになっているか?DSC_4412

    ご存知の様にアンプは沢山の種類があります。ギターですとジャズコーラスかマーシャルがスタジオやライヴハウスに置いてある事が多いですね。同じEQフラット・クリーンでも音が違うのは聴いて分かると思います。大まかにアンプが違うと音が変わるので「自分はどのアンプを使って音を出したいか?」はまず最初の入り口です。

    アンプが決まり、音作りのセッティング。そしてバンドで音出し。これでOK!と出したい音が決まり誰しもが経験する事ですが別のスタジオで同じセッティングを再現して音を出してみると「あれれ・・・。以前の音と全然違うぞ・・・。」と経験した人はとても多いと思います。これらは単純に部屋の防音加減や広さ等により聴こえ方も変わるのですが機材に問題がある理由も考えられます。

     

    2.本当にこのアンプは信用して大丈夫?

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    見出しタイトルの通りなのですが、今音を出しているアンプを信じられますか?と言う話です。同じアンプでも使用頻度により状態がそれぞれ違うからです。例えば24時間営業のスタジオ・ライヴハウス等で整備の頻度が少ない場合、殆ど1日中鳴らしっぱなしな状況が多いので多くの原因としてスピーカーが消耗している例が多いです。音が出てくる一番重要な部分ですのでこれらが消耗すると作った音も正しく出てきません。高域が出なくてこもった音になったり音圧が弱くなったりと良い事はありません。使用頻度が高い程、交換する事も多くなってくるパーツになります。真空管アンプですと中の真空管も消耗品ですので、定期的に真空管を交換し調整し直す必要が出てきます。

    アンプのヘッドを持ち込んで音を出す方も多いと思いますが、以上の理由から常時置いてあるスピーカーの消耗が大きいとせっかく作った音が再現されず無駄な労力になる事もあります。難しい話ですがヘッドを持ち込むよりスピーカー部分のキャビネットを持ち込んだ方が音質向上の効果が高い場合もあります。音が出る大元になるのがアンプですから、アンプのコンディションにより音作りした事が無駄になる事も少なくありません。逆の例では消耗してるアンプで音作りをしている場合だと状態が良いアンプを使った時にかなり大きなギャップが起きます。

    もはや定番となってきているケンパーやフラクタルもこれら会場側のアンプ状態をスルーする意味でもかなり役立ちます。わざわざ消耗しているアンプを使って中音を出すよりはラインで出して返してもらう方が本来の音質が素直に出易い状況になるのでアンプで音が変わるギャップに悩まされる事も軽減されます。

     

    3.アイテムを使ってみる。

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    ベースに多いと思いますが、会場によって低音が回り易い場合があります。その理由で低域をカットしてしまうと音がスカスカに聴こえるが、必要な低音だけを出してるつもりがかなりボーボーうるさく鳴って上手く音が作れないのはかなり手を焼きますね。自分のオススメアイテムはドラム等で使われるレゾリングです。アンプの振動等が会場と共振してやたら低音がうるさく鳴って音にも悪影響が出てると感じる場合に試して頂きたいアイテムです。余計な共振を押さえタイトな出音になりますので、たった数百円×4で大きな効果を産む場合もあります。まずは使ってお試し下さいませ。

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    4.持ち込みアンプ

    最終手段は持ち込みアンプです。必ず会場のアンプを使わないといけない決まりはありません。アンプ状態がはっきりとしない為、毎回音が変わって音作りの修正でリハーサル時間もまともにできない状況に陥る位なら自分のアンプを上下セットで持ち込むのも手です。しかしイベントにより出演バンドが多いと「機材は最小限で。」と条件が付く場合もあり持ち込みは確認する必要もあります。真空管のコンボアンプでもトランジスタより音量は大きいので40~60Wでも十分な音量が出せたりします。自分の機材を持ち込めば影響が出てくるのは会場の影響位になり、その場で遭遇する音質トラブルの原因を減らせられます。

     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?音作りの悩み相談は本音を言うと「自分の責任に思わない方が良い。」と言える状況も多くあります。消耗が大きいアンプを使って良い音を出せ!なんて無理がある話です。もちろんそれらの条件も含めて良いサウンドをプロの方達は同じ条件で作っている訳なので、それらを自分でコントロールできる事が本当のプロかもしれません。1つ言える事としてはギター本体・エフェクターの組み合わせに非常に拘りがある方は多いと思いますが自分のアンプは持っていない方が多い様に思います。もちろん住宅の事情で鳴らせられないから自分のアンプは持つ必要がないと思いますが、音作りはギター本体・エフェクター・アンプの3点セットと考えていて今回の記事でもありますが音が出てくる大元ですのでかなり重要視した方が良い部分です。特に東京等の大都市は騒音問題が大変なので環境によりこの状況になっているのかもしれませんが自分のアンプを持てて会場に持ち込める環境が確保できている状態でしたら相当音作りの悩みを和らぐ事と思います。

    長々と読んで頂きありがとうございました♪

     

     


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    エリクサー弦エレキギター用
  • 弦のおすすめ

  • 2017/10/02
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  • 皆様は弦に拘りはありますでしょうか?弦を選ぶ際は使ってみて自分が良いと思う弦を使う事が一番良い選択方法です。メーカーで選んだり、その中から好みの太さを見つけていく流れです。メーカーによっては同じ太さでも触ってる感触や張りの強さが違って感じる事もありますので、実際に使って確認するのが確実です。

    現在のギターは製造時にライトゲージ10-46・エクストラライトゲージ09-42に合わせてナット溝が切られている事が多く、49以上のミディアムゲージからはナット溝に弦が入らない場合が出てきて溝を広げる必要が出てきます。現在はライトゲージが主流ですがそれが当たり前という決まりはありません。また現代音楽はチューニングを下げる曲が多く出てきており、7弦ギター等を使わない場合はドロップチューニングに対応させる場合に太い弦の使用が必須になってきます。レギュラー&ドロップチューニングも両方できるギターはネックの反り等も変わるので使うチューニングの専用で調整した方が結果的に良い状態として仕上がりますが、10-52程度のゲージだとレギュラーチューニングにも張りが強すぎない程度で使え、ある程度のドロップチューニングにも対応できる太さがあり1本のギターで複数のチューニングに調整し直して使っていく場合にはオススメしたいゲージです。

    今回は弦選びに困っている方や、あまり知らない方へ参考になれば幸いの記事です。

    ダダリオ

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    もはや定番弦のダダリオです。癖無く出る音質は定番弦の中で一番良いと思っています。この弦さえ張っていればまず失敗はしないでしょう。ギタリストなら殆どの方がダダリオの良さを知ってると思うので今更こんな情報を教えられても何も得が・・・と思うかもしれませんがこれだけ大人数をリペアしてきてパッケージを開けた際に錆びているのを一度も見た事がない弦としても自分の中で高信頼の弦です。結構他メーカー製の弦は開けたら錆びている等を見る機会も多く、これらの理由からお客様用に当店で扱っている弦はこのダダリオのみになります。弦の太さもかなり多く種類があり、細かい好みのゲージも多く用意されているので選び易いでしょう。

    SIT

    img62579649

    自分用のギターに使う事が多いSITです。お客様に聞いても知ってる人があまり居ない様でダダリオやアーニーボールと比べたらあまり知られてない様ですね。ダダリオと比べるとパワー感を感じる音質でフラットな感じには聞こえませんがチューニングが狂い難い事に特化されている弦で特にアーム使用のギターにはオススメです。ギターの様に複数の弦を押さえて弾く楽器は弦1本1本のチューニング精度がコードを綺麗に響かせる秘訣となる為、チューニングが安定する事がとても大事になってきます。使った事がない方でアームを使うギタリストにはぜひオススメしたい弦です。

    エリクサー

    エリクサー弦エレキギター用

    手汗に自信がある人にコーティング弦は必需品です。あまりに手汗が凄い人はむしろコーティング弦を使わないと1日で弦を駄目にして交換頻度がかなり増えて出費が増えてしまったり、レコーディングやワンマン等で長時間使用する場面では「最初の音と今現在の音が違う。」といった現象も出てきます。コーティング無しの弦では特に巻き弦の隙間に手汗が入り込んでいき音質の劣化も早い為、これらの交換頻度も考えたらエリクサー等のコーティング弦は非常に安くコスパが良いと言えます。コーティング弦は使ってないけど弦はあまり変えないという方にも音質の劣化が少なく長持ちするエリクサーを使用した方が良いでしょう。

    「エリクサーは普通の弦と手触りや音質が違う。」と感じて使わない理由の方にはアコースティックサイエンス等のコーティング弦がオススメです。「手触りも音質も普通の弦、だけどコーティング弦。」と言った音質なのでぜひチェックしてみて下さい。

    激安弦

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    消耗品である弦の出費を少しでも抑えたいとして、激安弦の中ではAshton製の弦が良い印象があります。最近では楽器屋でも全然見なくなった弦ですが、200~300円で販売されてる激安弦の中では良い品質に思いました。昔は「何でも良いから安い弦で。」とお客様から頼まれたらこちらの弦を張ってましたが、楽器屋で入手ができなくなってからは使わなくなった弦です。激安弦は3パックで600円程度とダダリオ等の1パック料金で3パック分が購入できる点は素晴らしいですがチューニングの安定性やオクターブ調整で変な位置になったりと通常の弦と異なる所もある為、あくまで練習用であり本番で使えるとは思わない方が良いでしょう。

     


     

    いかがでしたでしょうか?偏った内容ではございますが使用する弦に決まりはありません。評判等は気にせず使ってみて、自分にしっくりくる弦を選んで使っていきましょう。多くの方に悩みを聞かれる事は「弦の張りが弱いから強くしたい。」と相談を受ける事がありますが、それらは今のゲージより1段太くしてみる等を試してみると解決する場合も多くあります。上記でもありますがライトゲージが当たり前として固定概念に捕らわれない方が良いです。またいつも使ってる弦メーカーをリペア時にダダリオにした際にゲージは同じだけどこちらの方が良いとしてダダリオを気に入った方も多く居ます。人それぞれ感じるニュアンスは異なるはずですのでいろいろな弦を試す事をオススメ致します。

    読んで頂きましてありがとうございました♪

     


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  • 電源部ノイズ対策 その1

  • 2017/08/30
  • Category:
  • 普段からお世話になっておりますプロからアマまで幅広いお客様にご利用頂いて嬉しい限りです。

    共通して多くのプレイヤーの悩みになっている「ノイズ」問題です。ギター本体・エフェクターに原因があったり、自分の機材以外で問題が出ており対策不可能となる場合もあります。建物関係では使ってる家電機器にノイズが出る機器があったり、ライヴハウスの照明が近過ぎてノイズを拾っているパターン等もあります。

    日本の電気はコンセントを見ると分かりますが2端子が基本です。アンプ等の機材を持ってる人は疑問に思った事があると思いますが海外メーカーのアンプは3端子になっていて直接壁のコンセントに指す事ができません。電気はプラスマイナスがありますが、海外では電気が流れる回路とは別にアースを取って3端子になっています。日本ではアース部をマイナスに流れる様になっており、回路は交流なので発生したノイズがそのまま戻ってくる事になるのでノイズを捨てさる所が無い事からノイズに悩まされるのは当然、とオーディオ関連ではこの様な考え方の様です。

    以前も幕張メッセで行われたオーディオセミナーに参加した際に言われた事は、こうしたノイズ対策自体が行われていないのは日本だけの様です。ホット・コールド・グラウンドの構造が当たり前になっていないのは日本だけの様で、ノイズが多くて当然の国なので機器にはある程度はその対策回路が組まれているが最低限のレベルでしかない、と話されていました。

    エフェクターでも最近出て来ている大きめのパワーサプライ等には安定化回路+レギュレータ+チョークコイル+コンデンサ等で1端子毎に独立型にしているのも多くなっており、独立した回路だとノイズが出易いエフェクターを使っていても別の回路にノイズが乗ってこない仕組みになります。

    ノイズの悩み相談からギター以外の分野も勉強するきっかけとなり、今回はギター本体のノイズ対策以外にも役立てるかもしれないノイズ対策方法を調べて出てきた内容を試していく事にしました。

     

    1.フェライトコア

    DSC_4407まずはお手軽にできる事から試したいと思います。

    フェライトコアというパーツで、PCのケーブル等に使われているのを見た事があると思います。ケーブルに乗ってくる高周波ノイズを打ち消すとの事です。これらはギター関係のケーブル類に付いていない事から疑問が出ました。ハイインピーダンスであるパッシブギターには有利かもしれないと思い試す事に。

    効果があるからこの様なパーツが販売されているのでは?楽器関係には不要だから使われないのでは?と試す価値がありそうです。数百円で様々な径のフェライトコイルが販売されていますのでお手軽に試せる商品です。

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    実際に使ってみました。固定する部分があるのでケーブルを固定するのにも便利ですね。正直シールドケーブルに使った感じでは効果は実感できず。電源ケーブルにも試したかったですが使っている電源ケーブルがTUNAMI V2やHigh End Hose3.5なので太すぎて入らないので試せず。工房内での音量だから分からないのか、シングルコイルPUの「ジー」というノイズが減る等を期待したのですが取り付けて変わった変化は体感できず。スタジオの大音量の環境・電源周りで試したい所ですね。

     

    2.コンデンサプラグDSC_4410分かりやすい様に仮組みしただけですので絶縁処理をして使わないとこのままの使用は感電等も考えられ危険ですのでご注意下さい。電源周りに入ってくるノイズをコンデンサが吸収するという原理でエアコンや冷蔵庫付近、ノイズ源家電のコンセントに指しておくとノイズ吸収に効果的との事です。コンデンサの値が高い程に効果が高い様ですが機器によって放電で影響が出る可能性があるとの事なので4.7uF位までが推奨の様です。部屋によっては何個か指すと良いそうで、単純構造なのでこちらも数百円のパーツ代で行えますのでお気軽に試す事ができます。工房のエアコンは200Vなので100Vラインと電源ラインが別だからか特に使ってみて効果は体感できず。特にエアコン動作中にノイズがする等のトラブルも無いので効果は分からず。恐らくオーディオやレコーディング等でエアコンを付けると音が変わる・ノイズが増えると実感している環境の方には効果がある対策方法かもしれません。

     

    3.チョークコイルDSC_4377

    こちらは大きめの家電機器、マルチエフェクター等を空けると電源周りに付いているのを見た事がある人も多いと思います。電気が磁束の中を通過する事で高周波ノイズを打ち消すパーツです。

    DSC_4378チョークコイル+コンデンサを組み合わせた回路を手持ちのタップに組んでみて試す事に。こちらは組み込み後の効果が大きくびっくりしました。ノイズがどうとか言う事よりも音質その物がハッキリとして音量がUPした様にも聴こえるのでこれだけのパーツだけで音が変わる事に驚きの効果でした。こちらも数百円のパーツ代でできるオススメ対策ですが機器の大きさによって組み込みが難しかったり使用アンペアに余裕があっても耐圧ギリギリまで電力を使う様な場所での使用はオススメできない様で、自分の環境は省電力な部分での使用に留めて使っております。ギターアンプ等での使用よりオーディオスピーカーで使った時の効果が大きく感じました。オススメです!

     

    4.整流用ダイオードDSC_4411 電源回路に交流を直流に変換する回路を組む手段として使われます。その際はブリッジダイオードを使った方が早いですね。DSC_4412ブリッジダイオードの回路は電化製品には殆ど組まれている様なので、今回の実験として自分のアンプのFender HotRodに組んでみようと中を見ると4つのダイオードで構成された同じ様な回路が組まれていますね。せっかく中を空けたのに何もしないのも勿体無いと思った事もあったので先程のチョークコイルとコンデンサをアンプ本体にも組み込んでみる事に。先程の電源タップを使っている効果もあるでしょうから重複しても大きい変化は感じなかったですが気持ちノイズは減った様にも思います。歪ませた時のニュアンスが少し綺麗になった様にも感じるので効果はある様ですね。先程の電源タップの実験結果からチョークコイルやコンデンサの影響が大きいと思いますが、工房で鳴らせるレベルの音量で音が変わったと効果が感じられるなら音量が大きくなる程に効果を大きく感じるかもしれません。今回はブリッジダイオードによる回路の実験は試せてませんが、真空管アンプ等で元々付いていない物に取り付ける事でトランス等から発するノイズ等を軽減できる様です。

     

    5.LED照明DSC_4436蛍光灯から「ジ~」とノイズが鳴っている事は知っている人も多いと思います。そのノイズをギターのPUが拾ってしまいノイズの原因となっている事も少なくありません。耳で聴こえるレベルのノイズなら間違いなく拾って影響を与えていると思っても良い位でしょう。

    そして蛍光灯よりもLEDだとノイズが減る等の話もあるので試してみる事に。その前に照明をLEDに変える効果として電気代が安くなる・耐久性が高いので蛍光灯より寿命が長い等のメリットが多い様なのでノイズに関係なくてもLED照明に交換するメリットはありますね。

    照明のノイズは蛍光灯だけでなく電力を供給する蛍光灯安定器が古くなってノイズを出している例もある様なので、心配なら照明機器を全交換が良いかもしれません。今回は実験程度だったので特にノイズが他の箇所より大きく出ている箇所の蛍光灯を交換してみました。すると今まで「ジ~」と鳴っていたノイズが嘘みたいに無くなりましたね。普通の蛍光灯より明るい上に電気代も安く耐久性もあり長寿命とすればメリットしかないのでこれは一般家庭でオススメのノイズ対策でしょう。実験用に2本しか購入しなかったのですが、効果的面なので早速追加で注文しました。

     


    いかがでしたでしょうか?使う環境によっては効果が大きい・小さいが出るかもしれませんが自分が調べて効果がありそうな内容を実際に試してみた結果をお知らせしました。ノイズにお悩みの方がとても多いので、ギター以外でもその対策ができないか?と思い、いろいろ調べて実験してみました。電気系の改造は感電等の事故も考えられますので自己責任の範囲で試してみて下さい。

    建物によってはエレベーターがあるマンションはエレベーターが動くと「電圧が下がる」や「ノイズが出る」等がある様です。テスター等で自分の部屋が安定して電力が供給されているのかチェックしてみると良いかもしれません。一般家庭環境になる程、今回行ったノイズ対策は高い効果が得られる様です。こちらの工房の建物は元々音楽スタジオとして建てられた事もあり電源周りはオーナー様の要望で良い電源環境になる様に作られている話を聞いているので実験によってあまり効果を感じなかった所もそうした理由が関係するかもしれません。

    「日本の電気は汚れている。」とオーディオ系の本等を読むと出てきて電源周りの商品を紹介する流れを見た事もあると思いますが、実際にそうした対策で音が変わるのは今回の体感で得た限りでは事実の様ですね。明らかにおかしなノイズが乗ってくる環境に居る場合は使用機器以外のノイズ対策も試してみてはいかがでしょうか?長々と読んで頂きありがとうございました♪

     


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    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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  • フレットが飛び出る?指板痩せ現象

  • 2017/06/10
  • Category:
  • DSC_0113

    今年も夏場モードに入り楽器の状態が変化し調整に来られる方も多くなる季節です。

    結構聞かれるお客様が多かった内容でしたので今回書く事にしました「指板痩せ」のお話です。よく「いつの間にかフレットが飛び出ている・・・。」といった状態ですね。正確にはフレットが飛び出たのではなく指板が乾燥等による収縮で縮んでしまった状態でそうなります。

    特に冬場の乾燥季節は木材の水分が飛んで縮小傾向になり、こうした変化が起き易い季節でもあります。そして季節が変わり夏場になると急に湿気も増えてくる為、乾いた木材は一気にその湿気から水分を吸い、膨らんで元に戻る等の変化も起こったりします。

    指板痩せは時期的に冬場に起こる現象ですが、フレットが引っ掛かる理由から使わずにいてタイミング良い時にリペアに出そうと思ったら時間が経ってしまい、いつの間にか直っていた等のお客様も居て質問されたりする事も度々ある内容でしたのでこのタイミングでの投稿でした。

    DSC_1109-1024x576夏場の湿気が出てくる時期になれば元に戻る可能性があるとは言え、自然に直るまで我慢して毎日弾くのは大きなストレスになる事は間違い無いでしょう。

    実際に起きた場合で直すのは削るしかありません。塗装がされていないローズウッド指板やエボニー指板がなり易い現象と思っていましたが、リペアを数多くやった経験上、塗装がされたメイプル指板でも充分起きる現象と思います。

    乾燥による縮小が一番の理由だと考えておりますが、住んでいる環境が与える影響も大きいでしょう。一般的な生活をしていて仕事で外出する際はエアコンを切っているでしょうから人が居ない環境で夏場の部屋は暑い・冬場の部屋は寒い等の部屋状態でしょうし、夏場はまだ多湿なので冷房で丁度良い環境になるのでしょうが冬場は暖房で更に乾燥するので指板痩せになるケースが多く、逆の膨らみ過ぎるケースはあまりリペアで見ない事かと思います。

    大きな温度変化を与えない・大きな湿度の変化を与えないといった一定を保った環境が保管に良いとありますがとても一般家庭でその環境を維持するのは難しい事かと思います。自分が思う事は人と同じで「人が住み易い環境は楽器にも優しい環境。」と思っています。

    温度・湿度メーターも良い物は高価ですが100円ショップ等でも売っていますので目安になる程度だとしてもあると便利です。購入し部屋に置いてみて、自分の部屋環境が「乾燥部屋」か「湿気部屋」かは知っておくと便利かもしれません。乾燥傾向であれば加湿器を付けておく・多湿傾向であれば乾燥機を付けておく等をするだけでも楽器に優しい環境に変わる事でしょう。DSC_3810湿度は40~50%が丁度良いと言われています。この様な形で値を見て適切な状態になる様に環境を調整すると良いでしょう。温度については人それぞれの感覚かと思いますが厚くもなく寒くもなく、具体的には20℃~25℃程度を一定で保てたら良いかと思います。結果的に楽器の良い状態の維持には手間隙を惜しまないという事でしょう。

    中には製作されたばかりの安定していない材だから等の理由で変化し易い材状態だったりするギター・ベースもあります。ギタークラフトの製作では木材はその気候にあった環境で数年放置した物を使うのが好ましい為、海外等から輸入して間もない材で作ると狂いが出やすい状態で完成してしまうと言ってもいいでしょう。シーズニングがちゃんとできている木材で作られているか?ですね。

    どうしても日本は木材的に都合が悪い環境の様で、家具等のジャンルでも同じ様に日本に輸入されると状態に狂いが出る等のトラブルも多い様です。狂いが出易い環境に住んでいますので、狂いが出てもしょうがない環境に居るという意識はあると良いかもしれません。シーズニング等の問題はあるとはいえ木材で作られている以上は狂いを避けられませんので、別の発想としては木材以外で作る他無い事かもしれませんね。


    DSC_3160
  • レゾリング

  • 2017/03/04
  • Category:
  • DSC_3160 レゾリングという商品をご存知でしょうか?

    主にドラムで使われる事が多いパーツですが、下にレゾリングを敷いて上に本体を乗せる事で無駄に出る低域をスッキリさせタイトで抜けの良い音質にしてくれる便利グッズです。

    アンプの下に敷いても良い効果を発揮しますのでオススメです。価格も手頃で激変するサウンドになりますのでぜひお試し下さいませ。DSC_3161ベースアンプ等では床に伝う低音をカットし聴き取り易い音質になり、部屋を伝う振動も減らせられますので防音目的にも適しています。ギターアンプでもかなり歪ませた状態で音色を抜けさせる状態にもできたりとコレだけで高い音質向上効果が得られます。オーディスピーカーのインシュレーター代わりに使っても良いでしょう。アンプに使用で4個購入としても非常にお手頃価格ですのでぜひお試し下さい♪

     

    アマゾン レゾリング

    https://www.amazon.co.jp/Pearl-RRG-35-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%AC%E3%82%BE%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B00840YZRW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1488619521&sr=8-1&keywords=%E3%83%AC%E3%82%BE%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0


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  • NAMM show 2017 その3

  • 2017/01/29
  • Category:
  • DSC_2683 NAMM showの会場とは別に近くで「ヴィンテージギターショウ」が開催されていました。アメリカの企業・個人も含むヴィンテージ楽器オンリーの売買イベントだそうです。DSC_2684

    かなり広い空間に各ブースがヴィンテージギター・ベースを並べ販売しているイベントです。こちらはNAMMと違って個人店の様なブースが多い印象です。DSC_2685

    まず驚くのが値段です。日本で購入する金額とはかなり大きく違う物もあり大変リーズナブル。この金額設定を見てしまうと輸送費・関税等が後から乗るにしても価格的に日本と大きく変わる物も・・・。ただし問題は新たにワシントン条約に加わったローズウッドの問題。購入はできても日本国内には持ち込めない恐れがあります。ギターの指板にローズウッドが使われている事が多いので、実際にOKかどうなのかは詳しく確認してみないと分かりませんが・・・。

    ここでは50年代・60~70年代Fender・Gibsonのギターベースが多くありました。あまりに多くあるのでヴィンテージの希少感が薄れてしまい珍しく感じなくなってしまいました・・・笑DSC_2771 ロサンゼルスの楽器屋として有名なギターセンターへ。

    普通の楽器屋ですがここでもヴィンテージギターフロアがあったりして面白いです。アメリカは日本程の楽器屋が多くはない様です。日本製のギターはあまり置いてません。海外の人いわく日本製にかなり高い評価を持っており、日本人は何故に凄く良い国産が入手できるのにUSA製に手を出してくるの?むしろ自分らが日本製欲しいよ!となる位まで日本製が欲しいそうな。DSC_2764 ヴィンテージレスポールも売ってました。59年製になります。日本で大体はケースに入ってて展示のみの売る目的でない場合が殆どだと思いますが具体的に値段が付いて売られているのは初めて見ました。状態がよくないのかヴィンテージレスポールにしては随分安い金額です。頑張ったら何とか購入できそうな金額範囲内だと夢が出てきますね。DSC_2782

    近場にはMIがあったりとロスでは音楽的に栄えてる地域みたいですね。DSC_2760NAMMだけでなくその他のイベントや観光もしてアメリカ終了!

    かなり充実した日々となりました。NAMM会員になった事で毎年NAMMは行くつもりです。こうした世界を肌で感じるイベントはとても良い刺激になります。今回の体験でまたより今後のビジョンも鮮明に固まってきました。来年もまた来ます!