最近は初めてファンドフレットを選択してみる以外にも使用するユーザーもかなり増えてきましたね。ディングウォールのアダムノーリーモデルのセットアップです。

見た目から弾き難い様に見えるファンドフレットですが、一度弾いてみるとそこまで違和感無く弾ける事に驚くと思います。５弦側のスケールが長い事から何より５弦ベースの５弦の欠点であるテンション感の低さを補っています。現代の音楽はダウンチューニングも多く、５弦はそもそもレギュラーチューニングのBでも既にテンション不足に陥っています。自分的にはレギュラーチューニングでも５弦は145を推奨しています。ダウンチューニングとなれば更にそれ以上太いゲージが必要ですが、その弦のメーカーの販売ラインに豊富に無い事からダウンチューニング系の５弦ベースユーザーにはとても頭の痛い問題です。155や165も普通に販売ラインで製造をお願いしたいですね。

単純にスーパーロングスケールのベースだと1弦や2弦の音が硬く鳴り過ぎる問題も出てきます。そうした問題点を解決したマルチスケールでテンションの必要な太い弦側のスケールは長く、逆にスケールが長い必要がない１弦は短いスケールといった理に適った仕様です。5弦ベーシストなら5弦がしっかりと鳴るベースに驚くと思います。

ありがとうございました♪

～今回のリペアプラン～

・セットアップ・・・3500円

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ギターリペア工房 Draw a New Sound

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