• DSC_0279
  • FenderMexico ストラトキャスター リッチーブラックモアモデル フレットすり合わせ
  • 2019/03/22
  • Category:
  • フェンダーメキシコ製リッチーブラックモアモデルストラトキャスターのフレットすり合わせです。

    スキャロップ指板は指板を削って強度が落ちている分、大きな反りやウネリが発生し易く状態が悪い個体になる事が多いと思います。

    ネック強度もリッチータイプのスキャロップでは削る量が一定では無いので強度が分散し、反り具合に変化を与えるだけでなく弦を張った時やロッドを効かせた時の反りが一定でなかったりと仕上げも大変です。

    できればスキャロップでギターを製作するなら補強材が組まれたネックで行いたい所ですね。

    音詰まりが広範囲な状態をすり合わせで直しました。

    スキャロップ指板も今では珍しい年代になってきておりますが、強度が高いネックでない限りは長持ちするギターにならない可能性がありますので新たにスキャロップを行う際は注意が必要ですね。

    Fender等のモデルは弦を張りっぱなしにしているとネック状態も悪化し易いと思いますので、手間ではありますが使う時に弦を張って使用するのがお勧めです。

    ありがとうございました♪
    DSC_0279