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  • momose ジャズベース ナット交換&フレットすり合わせ
  • 2015/08/19
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    momoseのジャズベースです!

    ナットが死んでいるのとハイ起きによりフレット状態が悪く弦高が攻めれない状態。弦高はお客様に弾かせてみて2.0mm-1.5mmになりました。音が詰まり厳しい状態を直します!DSC_2627

    先にナットを変え、フレットすり合わせ。

    今回ビックリしたのは削ってみてハイ起き自体はそれ程でもないのですが、弦を張ると大きく反りネジれる・トラスロッドの調整で綺麗に逆反らないという難しい状態のネックでした。

    弦を張ってロッドを効かせた最終的な状態でストレートにならないといけませんから、状態を見ながら何度もすり合わせし調整し弦を張って確認しての繰り返し。手作業でプレック的なすり合わせをしたので時間もかなり掛かりました。DSC_2629

    ナット整形、フレットは丸め磨き完了です!DSC_2630

    かなり改造してある様なのでmomose本来の音が分かりませんが良いベースですね♪

    PUはフロント+リアのボリュームでバルトリーニ?のtreble.middle.bassとなっています。

    プリアンプの効きがダンカンSJB-3ともなかなかマッチしてて好きな音質です♪

    IMG_20150818_233209完成しました!

    元の状態が悪かったので比べられないですがナット交換とフレットすり合わせをした今の状態では雲泥の差ですね。

    音詰まりも無くなり希望の弦高にも調整できたので本当に良かったです。

    ネックの個体差は何でもそうですが、硬いからこその音が出る・柔らかいからこその音が出る、と考えてます。

    ネック状態が変わる程のは厳しいですが、一長一短でしょう。柔らかい分リッチな低音の広がりが出てる印象です。

    このパターンのネック、弦張りっぱなしは状態を悪化させる恐れがあるので今後は扱い注意ですね。

    ありがとうございました!