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  • Musicman StingRay PU交換&プリアンプ交換
  • 2017/05/07
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  • DSC_3523 Musicman StingRayのPU交換&プリアンプ交換&セットアップです。StingRayは改造する方もかなり多いベースですね。個性的なサウンドはかなり音色に悩むベースで、元のパーツを改造したり、交換してしまって別物のベースに変えたりとリペアも多いベースです。DSC_3524 もはや王道組み合わせかもしれませんがセイモアダンカンSMB-4D+アギュラーOBP-3に交換です!

    SMB-4Dも全体バランスが良くクリアな音質ですので、バランスの取れたレンジの広いOBP-3を組み合わせる事でクセの無い万能なベース&音作りの可変が大きいベースに早変わりします。DSC_3525 StingRayプリアンプも年代によって仕様が異なる事もあり、ポットがCTSであったりそうでなかったり、パーツが違っていたりします。

    今回のStingRayは限定モデルらしく、通常のStingRayと全然違う印象の音がします。塗装が剥がれている部分を見ると非常に塗装膜が厚く、アコースティック寄りと言えばいいのかかなり鳴りが押さえられていてボヨボヨとしたサウンドはウッドベースみたいでした。好みに合えば良いのですが、お客様的にそうでなかった事もあり今回交換する事となりました。

    よく楽器の音質で「鳴る」「鳴らない」と言葉の表現がありますがそれぞれの良い事もあります。「鳴らない楽器=ダメ」みたいに捕らえられる事が多いですが「鳴らない」と言われる楽器が良い場合もあります。必要な帯域の音だけがしっかりと鳴り、余計な倍音が押さえられている様なサウンドは単体で聴くとつまらない音なのかもしれませんが必要な帯域で上手く収まってくれて他の楽器の帯域にカブる事なくバンドサウンドに馴染んだりしてくれます。ワイドレンジな楽器や必要以外な帯域が鳴って出過ぎてしまうと余計に出てる邪魔な帯域のカットや他の楽器との音色兼ね合い等、EQの音作りが大変になる場合もあります。余計な事をせずシンプルな音作りでバンドサウンドにマッチし易い場合もありますので、楽器単体で聴いて良い音がバンドで合わせても良い音とは限らない場合もありますので使い方次第でしょう。DSC_3531無事に完成です。

    交換前とはかなりジャンルの違う音になりましたが「まさにこれを求めていた!」という感じでお客様に絶賛頂き嬉しく思います。毎回言いますがアギュラーは何でも良い製品を出してますね。PUだったりプリアンプだったり、エフェクターだったりアンプだったり。微妙な物がありません。実際アメリカのNAMM Showに行った際もベースの試奏アンプは大体アギュラーが置かれていたのも納得、今後はベースの世界標準になるメーカーでしょう。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円

    ・プリアンプ交換・・・6000円


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