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  • NAMM show 2018 winter その1
  • 2018/01/27
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  • DSC_0372今年もこの季節がやってきました。

    毎年アメリカにて開催される世界的楽器イベント、情報の最先端「NAMM show 2018」に今年も参加しております。天候もとても良く快適な気候です♪

    NAMM前には観光をしてアメリカ ロサンゼルスを楽しみました。アメリカの方達はとても気さくで人間らしいと言ったら良いのか、些細な事でも楽しく生きていて、仕事をしている所を見ていても1日を楽しんで生きている様に感じます。個人主義の国柄もあると思いますが楽しい内容の前に真面目なお話ですが世界に目を向けてみると日本の在り方・自分の在り方を考えるきっかけになると思います。今の自分の日々に満足していないならそれらを当たり前や普通と思わないで、夢の為に頑張れるチャンスがある若者達へ伝えたい事はやりたくもない仕事をさせられ、毎日疑問や不満を考えるが行動ができない・どうしたらいいのか分からない等をしていないで自分のしたい事へ自分から動き世界に目を向けて情報を仕入れ、自分がしたい事を正直に力を注ぎ全力で向きあってほしい、今年はそうアメリカに来て強く思いました。

    _20180127_005514今年も無事に参加できました。

    日本は世界の評価も高い様で、周りの人達から「日本から来たなら君は凄い人なのかい!?」みたいに話掛けられる事もしばしば(英語はあまり分かりませんけど…。)。

    NAMM showのニュースとして知ってる人も多いと思いますが大手メーカーのGibsonが出展しないという大きなニュースがありました。ギブソンは一部工場を売りに出している様な話もあり、楽器業界にも大きな話題になっています。シンセ等のブランドも今年は出展が減った話があり世界的にも不景気の影響は少なからずある様です。無くなる事はないでしょうが、もしかしたらGibsonがFenderに買収され、Fenderがギターベース界隈の世界頂点の位置付けになる日が来ると予想しています。

    DSC_0397NAMM showはご存知会員制の世界的イベントです。4日間で世界中から10万人以上は訪れるそうで、中も物凄い広さです。入場するにはNAMMの会員になる必要があります。

    DSC_0566 大手フェンダーのブースでは話題で持ちきりです。Gibsonという大手ライバルメーカーが出ない事を理由に新商品の発表を連発か、一気に差を付けようとしている様にも思います。Gibsonは伝統的な代表機種に機能を追加した等の大掛かりな事をあまりやらない事から毎回話題はFenderに向けられます。

    Fender本人の思想として、ボルトオンで作った理由は生産効率とされていますが、ピックガードマウントの改造し易い点やボディさえ別のに交換すれば新しい機種に変更できる等と想定して作られたと思います。新しい物を産み出す際に最初から大きく作り直す必要が無い点も新しい物を産み出す生産効率にも繋がりますね。全てが計算だったのかもしれません。

    話題の9ネックは実用性は無いものの、物作りとして原点の「楽しむ」を感じ取れますね。何と価格は1000万円以上だそうな…。

    DSC_0547エリックジョンソンモデルからシンラインストラトです♪中がホロウ化され軽いです。テレキャスターは普通にありますがストラトでシンラインは中々珍しいので注目している機種です。恐らく触って試奏OKだと思いますが、ぜひアンプからの音も聴きたいですね♪DSC_0553今年の新商品として代表機種の特徴を上手く組み合わせた仕様を多数出してきました。Fenderは常に新しい事を産み出し、新たな時代を作っていくでしょう。日本で販売はいつなのか、そもそも日本に流通するのかまでは確証がありませんが、今はネットがありますから販売さえ決まればebay等の海外販売ルートを使って購入できるかもしれません。日本で売られてないから諦めるといった時代ではありませんね。ただアンプ等は電圧が異なるので気を付けましょう。DSC_0568フェンダーは元々はラジオ屋さん、電気的な分野の評価が高く、そしてFender製エフェクターに力を入れてきました。アンプ等も優秀で、数多くのアンプも元を辿ればフェンダーアンプのコピーアレンジから初まった事も多くあり注目したい分野です。自分も工房で使っているのはFenderアンプ、Fender特有の綺麗に出過ぎない生々しい音質は世界でも気に入られている様です。

    DSC_0401 DSC_0407 DSC_0416 DSC_0420 DSC_0424 DSC_0433代表的な誰でも知ってる大手メーカーは2・3階にあります。大きなスペースにズラリと並べたギター&ベース、アンプは圧巻です!常に混雑しており写真を撮るのも大変です。

    日本と大きな違いは自分で手に取って勝手に弾いて良い事です(don’t 表記がある物や仕切りがされ簡単に触れない様な物を除く)。その為高額なギターも簡単に手に取って機種を音出し弾き比べが可能の為、商品の確認が十分行えます。単純に楽しいです。

    アメリカは気候が良く材質が良好、電圧が高くアース処理も完璧の為、我々日本人が弾いたら音の良さにびっくりすると思います。逆に言うと日本では良い音で鳴らし難い要素がある為、良い音を出す事は技術が身に付くでしょう。アメリカでは低価格ギターでもアンプが良い条件で動作するのでかなり気持ち良い音がバンバン出てきます。

    NAMM showはまだまだ始まったばかり、ほんの一部の内容でしたが現場を楽しみつつ更新していきます♪


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