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  • Strandberg OS 7弦 フレットすり合わせ&サイド処理
  • 2017/05/17
  • Category:
  • ブランド立ち上げから爆発的に普及している話題のストランドバーグ。OSシリーズのフレットすり合わせ&サイド処理です。

    OSシリーズは韓国製との事で、細かな点では荒い作りが目立つ様ですね。お客様はもう1本ストランドバーグの日本製を所持しているとの事でOSシリーズは持ち換えて弾いたニュアンスのギャップが凄く、同じ様な感じにできないか?との事で相談を受けました。その辺りを同じ様にしてもらいたいとの事で今回はフレットサイドが手に当たってて気持ちが良くない・フレットが手に引っ掛かる感じ&気持ち少しフレット全体の高さを削り、高さを低くしてほしいとの内容です。

    ジャンボフレットは構造上、高さがある分サイドをかなり丸めないと手に当たって引っ掛かる感じがどうしても出てきます。ただし指板幅が狭い設計だとフレットサイドの角度が大きくなる&丸めが大きくなると弦が乗るスペースが減る事にもなるので、弦を押さえる時にダウンチョーキングしてしまう様な強く押さえてしまう癖の人は1弦が弦落ちし易い点もあります。強く握り込む癖がある人にジャンボフレットは高さがある分スキャロップ指板に近い状態ですので押さえた際に弦が押し込まれ撓んで音程が上がる&指がスライド時に高さがある分フレット自体に引っ掛かり易い等、フレットが大きくなるにつれスキャロップ指板のギターを弾く様な繊細さも必要になっていきます。

    元々音詰まりが起こっている箇所もあり状態もよくない事から大きく削る必要もあった事もあり、音詰まりを直しつつ希望通りのやや高さを減らして弾き易い様に仕上げていきました。DSC_3580無事にリペアが完了しお客様にも喜んで頂き嬉しく思います。

    演奏面が向上したとの事で嬉しい限りです。もう少し演奏面を向上させたい場合はナット高を調整すると完璧ですので次回ご検討下さいませ。お客様情報ですがストランドバーグ搭載のPU、好みが分かれる様で交換する人もかなり多い様ですね。自分は好きな音色なのですが、今後はPU交換も多くなりそうな機種ですね。OSシリーズも細かい部分のナット&フレット周りをリペアしてしまえば問題無く扱える事かと思います。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3500円(7弦)

    ・フレットすり合わせ・・・11250円(7弦・ステンレスフレット)

    ・サイド処理・・・8000円(ステンレスフレット)


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