タグ別アーカイブ: 6L6

    img_20161230_220132_717
  • Fender HotRod スピーカー交換&コンデンサ交換

  • 2017/02/14
  • Category:
  • DSC_3002 工房で使っている真空管アンプ、Fender HotRodのスピーカー交換&コンデンサ交換をしました。

    スタジオに持っていき、大音量で音を鳴らした事で低音が思っていたよりも割と出てる&モッサリしてる事に気づき、元々低音が出るアンプなのでそれを以前の改造で低域を減らすモデファイをしたのですが、大音量で鳴らすとBASSを0にしても少しローが出過ぎてて「もう少し削りたい」と思う状態です。そこが気になりました。

    DSC_2351基盤を見ると96年製と書かれておりました。中古で買ったアンプですので今までどう使われてきたのかは知りませんが、長い月日の中で消耗品のスピーカーが一度も交換されていないのか?等、考えてしまうと気になりどうにかしたいなぁと思い、スピーカーを交換をしてみる事となりました。DSC_3005今回購入したのはEMINENCEのTHE TONKERです。お値段もお手頃価格で試しに換えてみるには良いかと思い選びました。交換後は音質が以前とより正確にチェックできる様にバイアス値も改めて見直して音質チェック。

    音質はかなりクリアですね。弦1本1本がクリアに粒立ち良く出てきます。レスポンスも良い。低域のモッサリ感も気にならなくなり換えて正解!と言える効果でしょう。エイジングすれば良くなるだろうと言うか高域は新品だからかやや落ち着いた感じに聞こえますが使って鳴らしていくと伸びてくるかと思います。ハーフトーンの分離の良さはかなり良かったです。

    実際に音質は満足行く結果となりましたが、低音のBASSが0で「もう少し削りたい」と思う状態なのはどうなんだろう?と思い、以前交換した低域の抵抗器の数値を今よりも少し減らした値の物に交換してみました。

    DSC_3020

    電解コンデンサ等は500V耐圧の物が付いており、真空管等の大電力を使う物に対して20年間も負担が大きいパーツが交換されずに使われているとして、パーツ自体も劣化して音にも影響があるのでは?と思いこちらも気になり出してしまい交換する事となりました。調べるとILLINOIS製という割と高価な良いコンデンサが付いている様ですが消耗してるとすれば交換した方が良いでしょう。DSC_3021今回交換するコンデンサはF&T製の電解コンデンサです。ドイツ製との事と見た目が豪華で魅力を感じこちらを選びました。大耐圧の物だからか、1個辺りの金額も中々のお値段です。その他大きいサイズの電解コンデンサも消耗しているかな?と思い、小さい値のコンデンサは対した金額でもありませんのでついでに交換する事となりました。DSC_3024その他近くのコンデンサはニチコン・ケミコンに交換しました。

    交換後は改めてバイアスの値をチェック。驚いた事に交換後はバイアス値をチェックすると約15mAも上昇しており、それだけ電気が流れ易いのか(もしくはこれが普通か)、元のコンデンサが劣化で電気が流れ難い状態だったのか、ですね。数値上でここまで変わるのはびっくりしました。音質への影響は確実ですね。バイアスを再度調整し仕上げました。

    img_20161230_214431_021しばらくバイアス値の変化を見つつ、1時間位弾いて問題無かったので組み直して完成です。

    低域を0にしたら「低域が足りない」と思うのが普通でしょうから、その様にしたかったので抵抗器の値を減らしたのも丁度良い感じになったと思います。コンデンサ交換による電気的な影響もあるのか、抵抗器で低域を減らした事の影響か、大きい変化とまでは言えずともやはり低域がクリアになり高域が伸びる様になっていますね。レンジが広がったとも言えなくもない感じ、気持ちノイズも減った様にも聞こえます。

    スピーカー本体も馴染むのか2~3時間も弾いてると付けたばかりの時より音量が上がってますね。その辺りもあって今回はスピーカーを交換するタイミングで行ったので各改造点の効果があまり正確でない結果が勿体無かったです。スピーカー交換の効果は結構大きいですね。Myアンプをお持ちなら試してみるのをオススメします。長年使っているとスピーカー本体もヘタってきますので、毎日ガンガン弾いて使ってる場合はタイミング良い時にでも交換されると良いでしょう。

    ※今回の改造はかなり危険です。感電すると死亡する可能性がありますので参考にするのであればパーツの放電・作業グローブを使い作業をしっかり行いましょう。


    IMG_20170113_001843_433
  • Fender HotRod 真空管交換 Svetlana

  • 2017/01/14
  • Category:
  • IMG_20170112_185414_591 工房に新たに導入したFenderのオールチューブ真空管アンプ、HotRodの真空管交換です。

    Diezel Herbertの真空管交換の際に使ったJJ管の音が気に入り、こちらもJJ管に交換する予定だったのですが「もっと良い物があるのかな?」と探して様々な情報を仕入れていくと今回気になって購入したのが「Svetlana」です。

    IMG_20170113_001843_433Svetlanaは調べてみるとSロゴ・Cロゴとある様で、Cロゴ呼ばれる物は現在生産されていない様でデッドストックを探す必要があるそうです。 Sロゴはその他の真空管と同じOEM工場で作っている物だそうで、そこで作られる真空管の音は大きな違いは無いと書いているページも見たりしたのですが音は結構変わる様に感じます・・・。

    プリ管は12AX7、パワー菅は6L6になります。選んだ理由としては「ギター本体の性能がより見え易いクリーンサウンド」を求めている為、Fenderアンプの長所を伸ばせる様な音にしたいと思ってチョイスしました。後は名前ですね。「スヴェトラーナ」って単語が真空管の中で言うと一番かっこよくないですか?笑DSC_2408 元々付いていた真空管がどれだけ使用されて消耗しているのか分からないので今回新品のSvetlanaと比較するのも正確では無いので難しいですが、グルーヴチューブの刻印が入ったSOVTEC製真空管が付いています。DSC_2409 今回はSvetlanaプリ管・パワー菅を購入し同時に交換する手筈でしたがパワー菅が初期不良品に当たってしまい、片方の1本が殆ど光らずバイアス値を0にしても異常な高い値を出し「キンキン」とパワー管から音が鳴りだす事からお店の方で新しい物と交換してもらいました。IMG_20170113_173748_616変えてもらった新しいパワー菅に交換すると輝きが全然違いますね。バイアス値も正常な値が出ています。新しい真空管なので取り換えた際のバイアス調整後もある程度時間を置いて様子を見ます。馴染んで電気が流れ易くなるのかバイアス値もほんの少しづつ上がっていき、値が変化しなくなって落ち着いた所で再度バイアス調整をして完成です。

    真空管もプリ管・パワー菅を交換した後のサウンドはだいぶクリーン寄りになりましたね。元々Svetlanaの真空管自体の出力も低いのか、クリーンサウンドはよりクリアさに磨きが掛かった印象です。「真空管の違いは歪ませるとよく分かる。」と言われるだけあってクリーンチャンネルは雑身が取れて粒立ちや煌びやかさが良くなりましたが「大きく変わった!」とまで言うにはどうだろうと思いますが歪みチャンネルは全然違うキャラクターになりましたね。

    HotRodの歪みチャンネルは2(クランチ)・3(ハイゲイン)とありますが、チャンネル2はクリーンにブースターを掛けている様な軽やかな歪みで良い感じです。クリーン~チャンネル2~チャンネル3の歪みが上がっていくバランスが段階としてとても良いサウンドになりGood。音作りも分かり易い。

    元々深くまで歪みはしませんがそして3のハイゲインがクランチみたいにクリアなサウンドになりました。これがかなり良いですね。今回クリーン~クランチでどれだけ良い音が出せるかを追求していましたので、どうしてもハイゲインが必要なら5150を使いますからこれはとても良い音質に変化し気に入りました。クセも無くバランスが良いサウンド。丁度良い粒の歪み具合に弦一本一本の粒が綺麗でバイト感がかなり良いですね。カッティング等も気持ち良くなる音になりました。音の分離がとても良いので歪ませてもアルペジオ等の弦の分離が潰れないのがとてもGood。交換前よりかなり歪みチャンネルの質が良くなりました。エフェクター等で歪みを足しても良い感じです。換えて良かった!と思う結果ですね♪

    真空管交換の効果も改めて大きいんだなぁと実感できたのと希望のサウンドになって良かったです。今回掛かった費用は真空管の料金だけなのですが意外にもリーズナブルな価格、ここまでサウンドを大きく変えられてこの金額はとても良いですね。またいろいろと試していきたいです。交換後のサウンドに一切不満は無いですが、どこで新たに入手してしまうのか分かりませんから・・・(笑)

    img_20161230_214431_021


    img_20161230_220132_717
  • Fender HotRod deluxe 真空管アンプ導入&モデファイ

  • 2017/01/04
  • Category:
  • img_20161230_214431_021

    工房のアンプとして新たにFender HotRod deluxeを導入しました。40Wのオールチューブアンプです。クリーンな音はFenderらしくて綺麗な響きですね。歪みも良い感じ。お店で弾いてみて即買いしてしまいました。

    実際に工房に届いて音をチェックしてみるとかなり音がデカイですね。思っていた以上に音量が出るのでこのままだとかなり使い難いです。という事で最初はアッテネーターを自作し音量を下げるモデファイを行いました。

    続けて音を出して細かくチェックしていくと低音が出過ぎている印象を受けました。Bassは0~1でも良い位になってしまうのでどうしたものかと調べてみると同じ様な意見をされる方が多いみたいですね。その他でもリバーブがもう少しコントロールし易くならないかな?等が感じられました。

    と言う事で購入されたばかりなのですが早速アンプをモデファイする事となりました。幸い名機アンプなだけにモデファイ情報は調べると沢山出てきますので、その記事内容を参考に自分も手を加えていく事にしました。

    dsc_2324定番改造としてはリバーブの抵抗を外す・低域をカットする様にパーツの値を変える等が定番の様です。自分もとりあえずは簡単にできるリバーブ・低域をカットするモデファイを行いました。

    リバーブは抵抗器を外すだけでOKとの事でとても簡単ですね。低域カットモデファイは低域を減らす為として影響を与えているコンデンサの値・抵抗器の値を違う物と交換しました。dsc_2330ついでとしてスピーカーケーブルの交換・電源ケーブルの交換を行いました。スピーカーケーブルは定番のベルデン8470、電源ケーブルはAcrolinkの7N-P4040FにプラグをORBのHP-HBLを使用しています。img_20161230_220132_717改良点としてはそこまでガッツリとしたモデファイではありませんでしたが大分低域が良くなりました。出過ぎて違和感のある低音がすっきりとしてて良い感じです。電源ケーブルの効果だと思いますが少しハイファイな感じもプラスされてる印象で、全体として程好く綺麗になり過ぎずに低域をクリアに出力してる事で緩和されているかとも思います。低域が出過ぎてるアンプの影響が無くなりギター本体の性能がかなり見え易くなり満足です。でもまだやってないモデファイがあるので、また気になり始めたらそこも改良するかもしれません。

    本日から改良されたFender HotRodが工房の音出し用で使う事ができますので宜しくお願いします!