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  • ハムバッカーピックアップを改造してオリジナルピックアップを製作する方法
  • 2024/08/11
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    PU交換は恐らく初めて自分の楽器を改造する手段になると思います。

    PU交換は手っ取り早く音質を大きく変える手段として用いられますが、実は交換だけでない方法で音を変える方法があります。

    今回はそんな改造手段の内容です。

    意外と簡単に行えるので、他と被らないオリジナルPUを製作する事も可能です。



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    ハムバッカーの構造は非常に単純です。

    台座に2つのシングルコイルが付いているだけです。

    この2つのシングルコイルを直列配線する事でハムバッカーとなっています。

    台座へはビスで固定しているだけなので、動画の様に分解も簡単です。

    つまりはこの2つのシングルコイルは「交換可能」という事です。

    例えばAのハムバッカーとBのハムバッカーがあるとして、その片方のコイルを交換すると世の中に存在しないハムバッカーとなります。

    もちろん音がどうなるのかは未知数ですが、そもそもピックアップ交換自体も実際は交換してみないと正確な音は分からないので未知数の領域です。

    Youtubeやネット情報で音は正確には分からないので、結局は「付けてみないと分からない」が答えです。

    なのでこうした改造もPU交換と扱いは変わりません。

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    一般的にハムバッカーPUは同じ型番がある場合でフロント用とリア用ではリア用の方がパワーが大きくなるモデルが多いです。

    特にフロント用だからフロントに付けないといけない決まりは無く、ポールピースの弦ピッチが違う場合がありますが問題無く音を拾えるならどちらに付けても問題はありません。

    そして「フロント用はパワーが弱い・リア用はパワーが強過ぎる」という、微妙なパターンもあったりします。

    どちらを元に改造しても問題ありませんが、リアPUで「パワーが強くて、少しパワーを下げたい」と思った場合はコイルを弱い物に交換したりする等(抵抗値が元より低い物に交換する等)で対処もできます。

    上級者向けにコイルを解いて巻き数を減らす改造もあります。
    これらはかなり難しいと思うので交換までが無難でしょう。

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    ハムバッカーも簡単に行えてレベルアップさせる方法として「調整側のポールピースを2個仕様にする」がお勧めです。

    動画でも紹介していますが各弦の音量調整の他に「音色調整」が行える様になります。

    ネック側とブリッジ側でポールピースの高さ調整が行える事となりますが、ネック側を上げ気味にすると音が柔らかくなりリア側を上げ気味にすると音が硬くなります。
    PU1つで音色調整の幅が広がるのでお勧め改造です。
    ベアナックルPU等にこうした仕様のPUがありますね。

    PU交換で理想な音を探すのもお勧めですが、ハムバッカー本体を改造して使用する事もお勧めです。

    例えばコイルタップで使用して音が良いと感じるPU同士を組み合わせてみるのも面白いかもしれません。

    これにより世の中に存在するハムバッカーを使用して様々な組み合わせのハムバッカーを作る事ができます。

    是非とも活用してみて下さい。

    そして「コレとコレを組み合わせたら音が良かった!」等が分かりましたら教えて下さい。

    今回動画で改造したハムバッカーはメンバーシップ限定動画に入会している方に限定1名でプレゼント致します。

    作業費は有料ですがPU本体代金は無料となり作業可能です。
    交換時は新たに動画を撮りたいのでレビュー動画撮影にご協力頂ける方へ対応致します。

    ありがとうございました♪


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