グレッチ製G6636T、ホワイトファルコンのフレットすり合わせ・ナット溝切り調整です。

以前の新品で購入した物を調整したばかりの個体です。
新品で購入したばかりの個体でしたが調整でトラスロッド限界の物でしたが、その後に使用していてウネリが出てきて音にビビりが出てくる様になったとの事ですり合わせる事となりました。

近年の木材強度は非常に低下しているので、新品の時点でトラスロッドが限界になる様な木材強度ですから基本はこうした個体は長持ちしないでしょう。
新品スタート地点で状態が悪いのですから、今後の状態も悪くなる一方な個体と思います。
バカリペアマンはこうした個体があっても「弦は張りっぱなしで良い」とか言って購入した人に壊させて買い替えさせるあくどい商法をしています。

すり合わせでウネリを取り、ほんの少しだけトラスロッド限界から余裕ができましたが安心して使用できるトラスロッドの余り状態ではありません。
このウネリも元から多少はあったと思いますが、材が柔らかいので今後もネック状態が変化して状態が悪くなるスパンが早いと思います。

弦は緩めて保管しないとダメです。特に新しい年代の物なら猶更です。

ナット高も部分的に高い弦がある為、削って整え弾き易く調整しました。

ありがとうございました♪

This is a Gretsch G6636T, White Falcon, fret grind and nut groove cut adjustment.

This is a previously purchased new one that has been adjusted.
The truss rod was at the limit after adjustment.

The strength of the wood has decreased so much in recent years that the truss rod is at its limit when it is new, so basically, these pieces will not last long.
Baca repairmen are doing a shady business by saying “you can leave the strings on” and making the buyer break it and replace it with a new one.

The truss rod is not in a condition where it can be used safely.
I think there was a little bit of this swelling from the beginning, but since the wood is soft, the condition of the neck will continue to change and the condition will deteriorate and span quickly in the future.

The strings need to be kept loose. The strings need to be loosened and stored, especially if it is a newer age.

The nut height has also been adjusted to make it easier to play, as some of the strings are too high.

Thank you very much.

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