PXL_20260718_105251966
  • Fender Made in Japan Junior Collection Jazzmaster ナット溝切り調整&セットアップ

  • 2026/09/17
  • Category:
  • フェンダージャパン製ジャズマスターのナット溝切り調整・セットアップです。

    新品ですが弦高が高く弾き難い状態です。

    トラスロッドに余裕少なく、ナットの高さが高い所と低い所があり押さえ難いです。

    ナット溝切りも元があまり良くなく、溝がV字(弦に合っておらず弦の底面に隙間ができている)になっている箇所があり溝切りすると大きく溝高が変わる所があって本当にダメな溝切りがされています。
    下手に溝切りするとナットが死んだりする(低くなり過ぎる)ので、リペアマン泣かせな酷い状態でした。
    フェンダージャパン製のクオリティも落ちてきたなと思います。

    耳に痛い音がせず、音の分離が良い個体でした。
    ジャズマスターのプリセットスイッチが省かれたモデルで、恐らくポットも250kΩが使われていると思いますが通常のジャズマスターの様なギラギラとしたサウンドにならず扱い易いです。

    ありがとうございました♪


    This is a nut slot adjustment and setup for a Fender Japan Jazzmaster.

    Although it’s brand new, the string action is too high, making it difficult to play.

    There’s very little play in the truss rod, and the nut height varies—some spots are too high and others too low—making it hard to fret the strings.

    The original nut grooves were also poorly cut; in some places, the grooves were V-shaped (not aligned with the strings, leaving gaps at the bottom of the strings), and in other spots, the groove depth changed drastically when cut—truly a botched job.
    Since cutting the grooves improperly can “kill” the nut (by making it too low), this was a terrible condition that would make any repair technician cry.
    I feel like the quality of Fender Japan guitars has really declined.

    This particular guitar didn’t produce any harsh sounds and had excellent tonal separation.
    It’s a Jazzmaster model without the preset switch; I suspect it uses 250kΩ pots, but it doesn’t have the harsh, piercing sound of a standard Jazzmaster, making it very easy to play.

    Thank you very much♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    alexandre-st-louis-IlfpKwRMln0-unsplash
  • 【パーツ交換の前に!】無駄なお金を使わないために「まず試すべき5つのセッティング&チェック項目」

  • 2026/09/16
  • Category:
  • 「今のギターの音がイマイチだから、ピックアップを交換しようかな…」
    「チューニングが狂いやすいから、ペグを高いやつに変えようかな…」

    愛機の音や操作性に悩みを感じたとき、真っ先にパーツのアップグレード(改造)を考える方は少なくありません。

    しかし、ちょっと待ってください!

    実は「パーツの性能が悪い」のではなく、「ギター本体のセットアップ(調整)が正しくできていないだけ」というケースが非常に多く存在します。

    パーツを購入・交換する前に、まず手元でできる基本的な調整と確認を行うだけで、悩みが一気に解決し、万単位の出費を抑えられる可能性があります。

    今回は、損をしないために「パーツ交換前に必ず試すべき5つのチェックポイント」を徹底解説します。

    ruslan-sikunov-N9usVnzPzZ8-unsplash

    1. 音抜けやパワー不足を感じたら:ピックアップの高さ(PU高さ)を調整する

    「ピックアップ(PU)をもっと高出力なものに変えたい」と感じている場合、まずピックアップの高さを確認・調整してみましょう。

    ピックアップの高さは、ギターの音量・音質・ダイナミクスに決定的な影響を与えます。

    ●調整の目安と音の変化

    ピックアップの左右にあるネジをドライバーで回すだけで簡単に調整できます。

    音を太く、パワーを出したい場合(高めにする)

    弦に近づけるほど、出力(音量)が上がり、低音〜中音域の押し出しが強くなります。

    注意点: 磁石の力(磁界)が弦を引き寄せてしまい、サステイン(音の伸び)が短くなったり、ピッチが揺れたり(インハーモニシティ)することがあります。最終フレットを押さえた状態で、弦とポールピースの間に最低でも1.5mm〜2.0mm程度の隙間を確保してください。

    ●音の輪郭をすっきりさせ、倍音やサステインを伸ばしたい場合(低めにする)

    弦から遠ざけるほど、出力は下がりますが、ダイナミクスレンジが広がり、音の分離感やコード感が綺麗になります。

    ピックアップ本体を数千円〜数万円かけて買い替える前に、1/4回転ずつネジを回して理想のポイントを探すだけで、劇的に音が改善することは珍しくありません。

    ★超重要なセッティング★

    各弦ポールピースの高さを適切にする。

    弦は全て同じ音量ではありません。
    その狂った状態で良い音が鳴る訳がありません。

    各ポールピースを調整し、音量が同じになるように調整して下さい。

    2. チューニングが狂いやすいとき:ペグ交換の前に「ナットと弦の張り方」を疑う

    「チューニングがすぐ狂うからロックペグに変えよう」と考える前に、以下の2点を確認してください。狂いの原因の9割はペグそのものではなく、「ナットの摩擦」と「弦の巻き方」にあります。

    ➀ ナット溝の引っかかり・摩擦

    アームを使ったりチョーキングした後に「キッ」と高い音がしてピッチが狂う場合、ナットの溝に弦が引っかかっています。

    対処法: ナット溝に「潤滑剤(ナットソースや鉛筆の芯の粉末)」を塗るだけで、ペグを変えなくてもチューニングの安定感が劇的に向上します。

    ➁ 弦の巻きすぎ・弛み

    ペグポストに弦を何周も不必要に巻き付けていると、弦が緩んだり締まったりしてチューニングが不安定になります。

    対処法: 適切な巻き数(ポストに2〜3周程度)を意識し、弦交換時にしっかりとストレッチ(弦を引っ張って馴染ませる)を行いましょう。

    michael-riady-QSzdNJvF-Ak-unsplash

    3. 音の硬さ・弾きにくさの解消:オクターブチューニングと弦高の再調整

    「高音域の音が耳に刺さる」「コードの響きが濁る」「なんだか指が疲れて弾きづらい」という理由でブリッジやサドルを交換しようとしているなら、まずは正確なセットアップが必要です。

    ・弦高調整:弦高が高すぎると、押弦時に弦が引っ張られてピッチがずれるだけでなく、単純に手が疲れます。逆に低すぎるとビビリの原因になり、音のサステインが失われます。

    ・オクターブチューニング:開放弦の音と12フレットを押さえた音のピッチがズレていると、どれだけ良いパーツを使っても「コードの鳴りが汚い音」になります。

    サドルの位置と高さを適正に調整するだけで、ギター本来のバランスの良い鳴りを取り戻すことができます。

    4. ノイズや音の切れ:接点復活剤とハンダの確認

    「ポット(ボリューム/トーン)からガリノイズが出る」「ジャックの接触が悪い」からといって、すぐに電子パーツを全て新品に置き換える必要はありません。

    接点洗浄・潤滑:パーツ内部の金属可動部にホコリや酸化皮膜が溜まっているだけのケースが多くあります。
    接点復活剤(スプレー)を少量吹きかけて馴染ませるだけで、ノイズが消えて本来のクリアな導通を取り戻せることが多いです。

    配線の浮き・ジャックの緩み:ジャックのネジが緩んで内部で配線がねじれていたり、アース線が外れかかっているだけのケースもあります。
    まずは裏パネルやジャックプレートを開けて内部を目視してみましょう。

    5. 最も手軽で絶大な効果:「弦のブランド・ゲージ(太さ)」を変えてみる

    パーツ交換(数千円〜数万円)を検討する前に、ぜひ試してほしいのが「違う種類や太さの弦を張ってみること」です。

    ~弦の素材による音の変化~

    ・ニッケル弦(標準): マイルドでバランスが良く、扱いやすいトーン。

    ・スチール弦: 高域がクリアでアタック感が強く、モダンでブライトな音。

    ・コバルト/ピュアニッケルなど: 中音域の太さやヴィンテージ感を強調したトーン。

    ・ゲージ(太さ)による音の変化:09-42 から 10-46 に太くするだけで、低音のドシッとした太さとサステインが大幅に増します。

    数百円〜一千円程度で試せる「弦の変更」は、どんなパーツ交換よりもダイレクトにサウンド特性を変化させます。

    band-4671748_1280

    ~まとめ~

    調整し尽くした後にこそ「真の改造」がある。

    PUの高さを上下させてベストな音量バランス・トーンを探す。

    ナットに潤滑剤を塗り、正しく弦を巻く。

    弦高とオクターブピッチを正確にセッティングする。

    ポットやジャックの接点清掃を行う。

    弦のブランドやゲージ(太さ)を変更してみる。

    これらの基本調整を丁寧に行うことで、今のギターが持っている「本来のポテンシャル」が100%引き出されます。

    それでもなお、「もっと低音のレスポンスを鋭くしたい」「もっとノイズを減らして高ゲインに耐えられるようにしたい」といった具体的かつ明確な不満や目標が残ったときこそが、パーツ交換(アップグレード)に踏み切る最高のタイミングです。

    焦ってパーツを買う前に、まずはプラスドライバーとチューナーを手にとって、愛機のセッティングを見直してみてください!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    PXL_20260720_101552681
  • シングルコイルPUポールピース高の調整用ギター製作

  • 2026/09/15
  • Category:


  • お客様からYoutube動作撮影用に機材を提供させて頂きました。

    誠にありがとうございます。

    バッカス製ストラトキャスターを改造し、シングルコイルPUのポールピース高調整用ギターにする改造です。

    昔はこうしたギターを持っていたのですが売却してしまい、今回は似た物を作る事となります。

    シングルコイルPUは弦の音量バランスが悪く、音が良いコードの響きを出す事ができません。
    理由は単純で、現在主流の09-42弦や10-46弦に合わせたポールピース高になっていない単純な理由です。

    メーカーも素人なので、こうした変化に合わせた改良を一切行っておりません。
    昔の50~60年代の形状を今でも続けています。

    弦の音量を合わせ鳴らす事により綺麗な和音を出す事が可能になります。

    しかし難点は「全て同じ高さにならない」事です。

    ギターによっても音量が変わってくるし、ポジションによっても音量が変わるし弦によっても変わります。

    なので正確に完璧にとは言えなくても、使用する弦の太さに合わせて調整すれば大きな音量ズレ無く良いサウンドが出せるシングルコイルPUに作り変える事は可能です。

    PXL_20260720_084151925

    動画でも紹介しておりますがヴァンザンドPUで試しに簡単な改良を行いました。

    基本的にシングルコイルの場合だと6弦と3弦の音が大きい事が多いです。

    単純に音が大きい弦を下げるだけでも全体のバランスが均等に近付き、コードの響き鳴りが非常に良くなります。
    この辺りは動画で確認できる事でしょう。

    プレートの高さまで6弦と3弦は下げてみるだけでもお勧め改造です。
    正確にはもう少し6弦・3弦は下げる、5弦も少し下げる、1弦は少し上げる等するとより良くなります。

    PXL_20260719_103240253

    GCAテレキャスターの時と同じく、ピックガード下は大きなザグリを入れました。

    これによる音の良さが上がっている事も理由ですが、それよりもこうしたポールピース高調整用ギターは何度かPUを外す動作をするので、その作業がやり易くする為にこうなっています。

    弦を張ったままでも横からピックガードが引き抜ける様にしました。
    コネクタで付けているのでPUをピックガードから外せば簡単に脱着可能です。

    シングルコイルPUのポールピース高調整は音を出して確認し、それに合わせて上げ下げを繰り返すだけです。
    この作業を何度か繰り返すので、この外す作業は地味に大変です。

    なのでこうした専用ギターがあると便利です。
    1回で決まる事はまず有り得ないので、3~4回は修正する位の気持ちで作業しましょう。

    一度各弦の音量が決まれば非常に音が良くなるので、シングルコイルPUはまずこの状態に至った上で音のレビューをした方が良いです。

    この状態になっていないシングルコイルPUは基本的に音はそこまで良い状態ではありません。

    この状態になるだけでも音が良くなるので、PU交換を考える事が減ると思います。

    なので一早くこの状態になる様にしましょう。
    今付いているPUが実は非常に音が良いモデルだった!って事も全然あり得ると思います。

    音が良くなかった理由は「ポールピース高の高さが悪いから」と知って下さい。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    andy-luo-0Xm-T7-SzBA-unsplash
  • 【メーカー保証 vs リペアショップ】保証を使わずに専門ショップへ修理に出す「2つの絶大なメリット」とは?

  • 2026/09/14
  • Category:
  • 愛用のギターに不具合が起きたり、メンテナンスが必要になった時、真っ先に思い浮かぶのは「メーカー保証を使って修理に出すこと」かもしれません。

    特に購入から日が浅い場合や保証期間内であれば、無償または格安で修理してもらえるメーカー保証は魅力的です。

    しかし、多くのベテランギタリストやプロのミュージシャンは、あえて保証を使わずに信頼できる街のリペアショップに修理を依頼することが少なくありません。

    そこには、メーカー対応にはない「納期(対応スピード)」と「リペアマンとの直接対話」という2つの決定的なメリットが存在するからです。

    今回はその理由を詳しく解説します。

    nestor-mehanikov-ztdCLJAMaN0-unsplash

    メリット1:圧倒的な「納期の早さ」

    メーカー修理とリペアショップの最も大きな違いの一つが「手元にギターが戻ってくるまでのスピード」です。

    メーカー修理の場合メーカーのカスタマーサポートや修理部門は、全国の販売店やユーザーから送られてくる大量の楽器を順番に処理しています。

    受付〜点検〜見積もり連絡〜パーツ手配〜修理〜最終検品

    この一連の工程には多くの部署が関わるため、軽微な調整や修理であっても「1ヶ月〜数ヶ月待ち」となるケースが珍しくありません。

    ●リペアショップの場合●

    一方、街のリペアショップ(工房)であれば、「数日〜1,2週間程度」で作業が完了することがほとんどです。

    ・最短当日〜数日で対応可能な場合も: ナット交換や簡単な配線修理、セットアップ程度であれば、事前に予約しておくことで即日〜数日で仕上げてくれるショップもあります。

    ・直感的なスケジュール感: 「来週末のライブに間に合わせたい」「次のスタジオ練習までに治したい」といった切実なスケジュールにも、柔軟に対応してもらえる可能性が高くなります。

    viktor-forgacs-nuRL2Wveb6w-unsplash

    メリット2:リペアマンと直接相談でき、要望を100%反映できるもう一つの、そして最大のメリットが「施術者であるリペアマン本人と直接コミュニケーションが取れること」です。

    メーカー修理の場合メーカー保証を利用する場合、基本的には「受付窓口(楽器店の店員やメーカーのサポート窓口)」を介して依頼します。

    あなたの「もう少し弦高を下げて、ピッキングニュアンスが出やすいようにしてほしい」といった細かなニュアンスや好みが、伝言ゲームのように現場のリペアマンに伝わる過程で大まかな「規定値調整」に変換されてしまうことが少なくありません。

    リペアショップの場合専門のリペアショップでは、実際にあなたのギターを触って作業するリペアマン本人と直接対面で相談ができます。

    これがもたらすメリットは計り知れません。

    ●自分のプレイエフェクトや好みを直接伝えられる:「普段どんなジャンルを弾くのか」「ピッキングの強さはどれくらいか」「ドロップチューニングにするか」など、あなたの演奏スタイルに合わせたオーダーメイドの調整が可能です。

    ●その場でギターを弾きながら調整の方向性を決められる:店頭であれば、リペアマンの目の前で実際に弾いて見せたり、「このくらいの弾き心地にしたい」とリアルタイムでフィーリングを共有しながら仕様を決められます。

    ●プロの視点からのアドバイスや提案が受けられる:「このパーツを変えるなら、ついでにここも補強しておくと長持ちしますよ」「このセッティングだと少しビビリが出やすいですが大丈夫ですか?」といった、現場ならではの的確なプロのアドバイスを受けられます。

    senad-palic-3bgcqIiFdRk-unsplash

    おわりに:使い分けがギターライフを豊かにするもちろん、初期不良や大きな歪み、特殊な純正パーツの交換が必要な場合などはメーカー保証を利用するのが最善です。

    しかし「ライブや練習の予定があって急いでいる場合」や「自分のプレイスタイルにぴったり合ったプレイヤビリティを追求したい場合」は信頼できるリペアショップに相談するのが圧倒的におすすめです。

    当店の対応の場合は新品で購入したor中古品で購入したばかり等のギターベースは購入したお店で保証が受けられるかお客様に確認してもらってますが、納期が遅い・購入したお店やメーカー修理が信用できない等の理由でお客様のご希望があるならこちらで修理する等も対応可能です。

    顔の見えるリペアマンと行きつけのショップを作ることは、あなたのギターライフにおいて非常に心強いパートナーを得ることと同義です。

    ぜひお近くの評判の良いリペアショップを探してみてください。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    kelly-sikkema-X-etICbUKec-unsplash
  • バンドで埋もれない!「抜けの良い中音域」を作る具体的なEQ設定とセッティング術

  • 2026/09/13
  • Category:
  • 一人で部屋で鳴らしている時は「迫力があって気持ちいい音」なのに、いざバンドで合わせると「自分の音が聞こえない」「音量を上げると『うるさい』と怒られる」……そんな経験はありませんか?

    その原因のほとんどは、音量の不足ではなく「帯域(周波数)の衝突」にあります。

    バンドの中でクリアに存在感を主張するための、具体的かつ実践的なセッティングのコツを解説します。

    guitar-3131893_1280

    1. アンプの基本EQセッティング(基準値)まずはギターアンプ(JC-120やMarshall JCM900/2000など)のセッティングから見直します。

    ・抜けを良くする基本のEQバランスBASS(低音域): 3 〜 4(やや控えめ)
    理由: 100〜250Hz付近の低音はベースやバスドラムの領域です。
    ここを上げすぎるとアンサンブル全体が濁り、ギターの輪郭もぼやけます。

    ・MIDDLE(中音域): 6 〜 8(高め)
    理由: 500Hz〜2kHz付近はギター本来の「おいしい帯域」です。
    ここを思い切って押し出すことで、音量を無駄に上げなくてもくっきりと前に出てきます。

    ・TREBLE(高音域): 5 〜 6(フラット〜やや高め)
    理由: 音のアタック感や明瞭度(アジリティ)を司ります。
    上げすぎるとシンバルの音とぶつかり、耳に刺さる音になるので注意が必要です。

    ・PRESENCE(超高音域 / ある場合): 4 〜 5
    理由: 空気に馴染ませる帯域ですが、上げすぎると音が軽くなり、他のパートの邪魔になります。

    close-up-4564714_1280

    2. 定番アンプ別・「抜け」を作るコツ

    スタジオやライブハウスでよく使われる代表的なアンプの調整ポイントです。

    ➀ Roland JC-120(ジャズコーラス)特徴: フラットでレンジが広いため、低音が出すぎてアンサンブルを濁らせやすい。
    ~設定のコツ~
    BRI(ブライトスイッチ): OFF(ONにすると高域が出すぎて耳が痛くなりやすい)
    BASS: 3 前後(かなり削ってOK)
    MIDDLE: 7 〜 8(ツマミをしっかり上げる)
    TREBLE: 4 〜 5

    ➁ Marshall(JCM2000 / DSLなど)特徴: もともと強力なミッドを持っていますが、歪ませすぎると中域が潰れます。
    ~設定のコツ~
    GAIN(ゲイン): 想定より1〜2目盛り下げる(歪みを減らすと輪郭が出ます)
    TONE SHIFT(ボタン): 絶対にOFF(ONにするとミッドカットになり完全に埋もれます)
    BASS: 4 / MIDDLE: 7 / TREBLE: 5 / PRESENCE: 4

    3. エフェクターを使った音作りの裏技

    ➀ 歪みペダルで「ミッドブースト」する歪みエフェクターの中には、ONにするだけで自然と中音域が持ち上がる(ミッドスクープされない)優秀なペダルが存在します。

    ●TS系(Ibanez Tube Screamer, SD-1など):700Hz〜1kHz付近の中音域が強く持ち上がり、余計な低域と高域が軽くカットされます。

    メインの歪みの前に繋いで「ブースター」として使うと、ソロや抜けさせたい時に一発で音が前に出ます。

    ●Centaur系(Klon Centaur系ペダル):太く伸びやかなローミッド(中低域)〜ミッドを補強し、原音の雰囲気を保ちながら音に太さと抜けを加えます。

    ➁ グラフィックEQ(EQペダル)でピンポイント補正音作りで最も効果的なのが、BOSS GE-7などのEQペダルをアンプのセンド・リターン(または歪みペダルの後)に挟む方法です。

    押し出すポイント: 800Hz 〜 1.6kHz のスライダーを少し(+2〜+4dB)上げる。
    削るポイント: 200Hz 〜 400Hz を少し削る(ベースとの被りを解消)。

    4. 単音・アンサンブルでの聴こえ方の違いEQを設定する際は、「バンド全員で鳴らしている状態」で微調整するのが鉄則です。

    状態単音(一人で弾く時)バンドアンサンブル(全員で鳴らす時)ドンシャリ(ミッドカット)太くて迫力があり、最高に気持ちいいギターの音が消失する(埋もれる)ミッドブースト(中音域強調)ポコポコ・モコモコして少しクセが強い輪郭がくっきり見え、すっと抜けて聞こえる一人で弾いた時に「ちょっと中音域が出すぎて硬いかな?」と感じるくらいが、バンドの中に入った時に「ちょうど良く抜けるベストなトーン」になります。

    ~まとめ~
    抜けを作る3大原則

    ・GAIN(歪み)とBASS(低音)は「思っているより減らす」
    ・MIDDLE(中音域)は「思い切って上げる」

    音作りは一人ではなく「バンドの演奏中」に微調整する音量を無闇に上げるのではなく、帯域を整理して「ギターの居場所」を作ってあげることで、バンド全体のアコースティックバランスも劇的に向上します。

    ぜひ次回のスタジオ練習で試してみてください。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar





    PXL_20260729_090645210
  • Cool Z ジャズベース 配線直し&セットアップ

  • 2026/09/11
  • Category:
  • クールZ製ジャズベースの配線直し・セットアップです。

    ポットをお客様持ち込みのCTSに交換、ジャックをピュアトーンに交換です。

    中古購入したばかりとの事ですが調整してみると最初からトラスロッドが限界近い状態です。

    古い年代製は基本的に状態が悪い事が多い為、トラスロッドの余り量が多い中古品を購入する事もあまり期待できないですが限界近いのは事前に確認して避けたい所です。

    調整してみるとベース本体の音は良さげですがPUを変えたら良くなるかもしれません。

    どうしても低価格帯モデルでは初期で付いてるPUはあまり良い音がしない物が多い為、低価格帯としてもGOTOH製やMusicLily製の物に交換するだけでも音は確実に良くなります。

    ありがとうございました♪


    This is a rewiring and setup job for a Cool Z jazz bass.

    We replaced the pots with CTS units provided by the customer and swapped out the jack for a Pure Tone model.

    The customer mentioned they had just purchased this used, but upon inspection, the truss rod was already close to its limit.

    Since older models are generally in poor condition, it’s not realistic to expect to find a used bass with plenty of truss rod adjustment left—but it’s best to check beforehand and avoid ones that are already near their limit.

    After adjusting it, the bass itself sounds promising, but changing the pickups might improve it even further.

    Since the stock pickups on budget models often don’t sound very good to begin with, even just swapping them out for GOTOH or MusicLily pickups—even on a budget model—will definitely improve the sound.

    Thank you very much♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    artem-polezhaev-uMykgs8uE1E-unsplash
  • エレキギターの「良い音」とは何か?プロが語る5つの具体的条件と音作りの真実

  • 2026/09/10
  • Category:
  • 「このギター、すごく良い音がするね!」
    「エフェクターを変えたら音が劇的に良くなった!」

    ギタリスト同士の会話で頻繁に登場する「良い音」という言葉。

    しかし、「良い音って具体的にどんな音?」と聞かれると、答えに詰まってしまう人も多いのではないでしょうか。

    音楽の好みは人それぞれですが、プロの現場やギタリストの間で共通して評価される「良い音」には明確な定義と基準が存在します。

    今回は、抽象的な「良い音」という概念を言語化し、具体的にどのような要素で構成されているのかを詳しく解説します。

    macro-5154171_1280

    1. 帯域のバランス(アンサンブルで抜ける音)
    単体(一人)で弾いた時に気持ち良い音と、バンド(アンサンブル)の中で「良い音」とされる音は異なります。

    単体で弾くと重低音と煌びやかな高音が出た「ドンシャリ(低音・高音強調)」サウンドが気持ちよく感じられますが、バンドの中でそれを鳴らすと、ベースやドラムのシンバルと帯域が被り、ギターの音が埋もれて聞こえなくなってしまいます。

    プロが求める良い音とは、「中音域(ミッドレンジ)がしっかり出ていて、アンサンブルの中で自分の立ち位置がはっきり分かる音」です。

    不要な超低域や耳に刺さる超高域が削られ、整理された音こそが、ミックスした際にも存在感を放ちます。

    2. ピッキングニュアンスの表現力(ダイナミクス)
    良い音のギターやアンプは、弾き手の手元の表情を忠実に再生してくれます。

    ・弱く弾いた時: 優しく澄んだ、透明感のあるトーンが出る

    ・強く弾いた時: 弦の振動がダイレクトに伝わり、適度に歪んで太い音が出る

    このように、「演奏者の感情やニュアンスがダイナミクス(音量の強弱・音色の変化)としてダイレクトに出ること」が良い音の重要な条件です。

    逆に、ピッキングを強くしても弱くしても同じように歪んで潰れてしまう音は、ニュアンスが出にくく「機械的な音」と評価されることがあります。

    3. 音の立ち上がり(レスポンス)とサステイン(伸び)
    プロがギターやアンプを試奏する際、最も重視するポイントの一つが「レスポンス」と「サステイン」です。

    ・レスポンス(アタック感): 弦にピックが触れた瞬間に、遅れなくパンッと音が飛び出してくるスピード感。立ち上がりが早い音は、リズムがジャストに聞こえ、グルーヴを生み出しやすくなります。

    ・サステイン: ピッキングした後の音が、途切れずに長く美しく伸びていくこと。余計な雑音を含まず、倍音を伴いながら綺麗に衰減していく音が理想的です。

    guy-2607993_1280

    4. 豊富な「倍音(バイオン)」成分
    ギターの音は、一番低い基本の音(基音)だけでなく、その上に重なる無数の「倍音」によって音色が作られています。

    良い音とされるギターや真空管アンプは、この「倍音成分(特に偶数倍音)」が非常に豊かです。
    倍音が多い音は以下のような特徴を持ちます。

    ・歪ませても音が潰れず、コードの分離感が残る(ドミソの音が綺麗に聴き取れる)

    ・音に温かみや艶(ツヤ)が生まれ、立体的に聞こえる

    ・高音が耳に痛くなく、心地よく響く

    「音にツヤがある」「音が立体的」「音が太い」といった表現は、主にこの豊富な倍音から生まれています。

    5. 「文脈(ジャンル)」に合っていること
    どれほど高級なヴィンテージギターの素晴らしい音であっても、プレイする楽曲のジャンルに合っていなければ「良い音」にはなりません。

    ジャズ/ブルース: 温かく丸みがあり、ピッキングのニュアンスが活きる音

    ハードロック/メタル: 低域が引き締まり、高ゲインでも音の輪郭が崩れない密度の高い音

    カッティング/ファンク: 高域がクリアで、音の立ち上がりが鋭い歯切れの良い音

    音楽的な「文脈(コンテクスト)」に適した音作りができて初めて、その音は楽曲の中で最高のパフォーマンスを発揮します。

    ~まとめ~

    「良い音」を作るためのアプローチ

    エレキギターにおける「良い音」とは、単なる「高い機材の音」ではありません。

    ・アンサンブルを意識した「中音域(ミッド)」の整理

    ・ピッキングニュアンスが出せる「ダイナミクス」の確保

    ・速い「レスポンス」と伸びやかな「サステイン」

    ・心地よい「倍音」が含まれていること

    ・ジャンルや楽曲に合わせた「適切なトーン」

    自分の好きなギタリストの音を聞くときは、「低音・中音・高音のどこが出ているか?」「ピッキングの強弱でどう音が変化しているか?」といった視点で観察してみると、理想の音作りに一歩近づくことができます。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    PXL_20260701_095807321
  • Performance Guitar Stratocaster フレットすり合わせ

  • 2026/09/09
  • Category:
  • パフォーマンスギター製ストラトキャスターのフレットすり合わせです。

    フレット全体が錆びており、錆び取りも含めてフレットすり合わせです。

    特に状態等は問題ありませんが、ラッカー塗装でケースに入れっぱなしだと揮発した塗装がフレットを錆びさせる事もある様子です。
    シリカゲル等を入れて保管していても、定期的にケースを開けて空気の循環は必要と思います。

    P-90が3つ付いたストラトキャスターですが、音の芯が強く立ち上がりが早いサウンドです。
    国産ギターみたいな音とクオリティでした。

    ありがとうございました♪


    This is a fret leveling job on a Performance Guitar Stratocaster.

    The frets were completely rusted, so the fret leveling included rust removal.

    There were no particular issues with the guitar’s condition, but it seems that if a lacquer-finished guitar is left in its case for too long, the evaporated lacquer can cause the frets to rust.
    Even if you store it with silica gel or similar desiccants, I think it’s necessary to open the case periodically to allow air to circulate.

    This Stratocaster is equipped with three P-90 pickups and produces a sound with a strong core and fast attack.
    It had the sound and quality of a Japanese-made guitar.

    Thank you very much♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    drpainmm-guitar-1995031_1280
  • なぜ少ない?昔の「日本産木材(和材)」エレキギターが持つ特徴とサウンドの秘密

  • 2026/09/08
  • Category:
  • エレキギターの木材といえば、マホガニー、メイプル、アルダー、アッシュといった北米や南米産の材が王道です。

    「国産ギター」として有名なモデルでも、使用されている木材自体は輸入材であることがほとんど。

    しかし、日本のギター製作史を振り返ると、日本の気候で育った「和材」を巧みに取り入れた名器たちが存在します。

    今回は、昔の国産ギターに使われていた和材の種類やそのサウンド傾向、そしてなぜ流通数が少ないのかという歴史的背景までを詳しく解説します。

    PXL_20260809_085948456

    1. なぜ「日本産の木材」を使ったギターは少ないのか?
    最大の理由は「エレキギターという楽器の構造と歴史」にあります。

    ・本家(米国)へのリスペクトと市場の好み
    フェンダーやギブソンといったアメリカの伝統的なエレキギターのサウンドは、アルダーやマホガニーといった特定の木材で作られています。
    プレイヤー側も「あの定番の音」を求めるため、メーカーも輸入材を使わざるを得ませんでした。

    ・乾燥と加工の難しさ
    日本の木材(特に針葉樹など)は湿気を多く含みやすく、ギター用として十分に乾燥させて歪みを抑えるための管理やノウハウが、当時のエレキギター大量生産体制に合っていなかった側面があります。

    しかし、1970年代の「オイルショック」や「輸入材の価格高騰」、あるいは「日本独自のサウンド追求」を背景に、国産の優れた木材を使ったギターが誕生しました。

    2. 昔の日本産木材とサウンドの特徴
    ヴィンテージ期から一部の工房や名機に使われてきた代表的な和材と、その音質的特徴は以下の通りです。

    ➀ セン(栓 / Japanese Ash)
    主な使用例: 1970〜80年代のGreco(グレコ)、Tokai(東海楽器)、Aria Pro II などのストラトキャスター/テレキャスタータイプ

    ルックス: ホワイトアッシュに非常によく似た、はっきりとした美しい木目。

    サウンドの特徴:
    アッシュに近いルックスですが、サウンドは「アッシュの抜けの良さ」と「アルダーの豊かな中音域」を足して割ったようなバランス感を持ちます。
    高域はアッシュほど鋭すぎず、立ち上がりが早いため、カッティングやコードワークで非常に心地よいレスポンスが得られます。

    ➁ カツラ(桂) / 朴の木(ホオノキ)
    主な使用例: 1960年代〜70年代初頭の国産ビザールギター(Teisco、Guyatoneなど)や、エントリークラスのボディ材

    ルックス: 比較的軽めで加工がしやすく、肌目が素直。

    サウンドの特徴:
    非常に素朴で温かみのあるトーンです。低域の押し出しは控えめですが、ミッドレンジが柔らかく押し出されるため、クリーン〜軽いドライブサウンドで枯れたレトロな味わいが出ます。
    現代のハイゲインには向きませんが、ローファイやインディーロックに最適な独特の空気感を持っています。

    ➂ 栗(クリ) / 楢(ナラ / 国産オーク)
    主な使用例: 一部のカスタムオーダー品、1980年代の実験的なハードテイルモデルなど

    ルックス: 非常に堅牢で重厚感があり、力強い木目。

    サウンドの特徴:
    圧倒的なサステインと硬質なアタック感。 木質が非常に硬く詰まっているため、弦振動を逃さずダイレクトに拾います。
    音の立ち上がりが非常に速く、歪ませても音の輪郭が崩れないクリアなローエンドと重厚なローミッドが特徴です。(※ただしボディが重くなりやすいのが難点でした)

    ➃ トチ(栃) / カエデ(国産メイプル)
    主な使用例: ハイエンドモデルのトップ材、またはネック材

    ルックス: 縮み杢(フレイム)や波状の美しい木目が現れる高級材。

    サウンドの特徴:
    北米産のハードメイプルに比べてややしなやかさがあり、高域のピッキングレスポンスが滑らかです。
    キンキンとした痛い高域にならず、クリアでありながらも太く艶やかなサスティンを生み出します。
    実際に私もカエデを使用し製作した事がありますが、メイプルよりも優秀な材に思います。

    PXL_20260906_111309717

    3. 昔の和材ギターが持つ「音の魅力」とは?
    昔作られた和材ギターの最大の魅力は、「経年変化(エイジング)による枯れたトーン」です。

    製作から40〜50年が経過した和材ボディは、木材内部の水分や樹脂が抜けきり、非常に良く振動するようになっています。

    独特の「和」のいなし感: 海外産の極端なドンシャリ(高音・低音強調)サウンドとは異なり、どこか耳に優しい帯域(ミッドレンジ)が豊かに響きます。

    ニュアンスの出やすさ: セン材やカツラ材のレスポンスの良さは、ピッキングの強弱やニュアンスを素直に拾ってくれます。

    ~まとめ~

    ・和材ギターの今と昔
    昔の和材ギターは、輸入材の代替として試行錯誤の中で使われた一面もありましたが、半世紀近く経った現在、そのサウンドは「ジャパンヴィンテージならではの唯一無二のトーン」として国内外のギタリストから高い評価を受けています。

    近年では、ディバイザー(Momose / Bacchus)などが「和材プロジェクト」としてトチやサクラ、ヒノキを使った最高峰のギターを意図的に製作していますが、その礎には1970年代〜80年代の日本の職人たちの挑戦がありました。

    もし中古市場や古着屋・リサイクルショップで「Sen Body」などの表記がある古い国産ギターを見かけたら、ぜひ一度プラグインして、その独特な鳴りを体感してみてください。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar