【マニア向け】ギターのフレットは「サイズ」と「隠れた素材」で激変する!太さ・高さ・ブラス製の特徴を徹底解説
- 2026/07/09
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フレット交換ブログシリーズの第3弾として、さらに知識を深めたいコアな読者や機材マニアに向けた「フレットの形状(サイズ)&特殊素材(ブラス等)」に特化した解説記事を作成しました。
専門的な内容ですが、初心者にも直感的に伝わるよう「太さ・高さ」の影響をシンプルに整理しています。
ギターのリフレット(フレット交換)を検討するとき、ニッケルかステンレスかという「材質」と同じくらい重要なのが、フレットの「サイズ(大きさ)」です。
さらに、世の中にはゴールドに輝く「ブラス(真鍮)製」など、一風変わったマニアックな選択肢も存在します。
「フレットの形状やマイナー素材で、何がどう変わるの?」
そんな疑問に、メリット・デメリットを交えてディープに解説します!1. フレットの「サイズ(形状)」による変化
フレットのサイズは、主に「幅(太さ)」と「高さ」の組み合わせで決まります。ジム・ダンロップ社などの規格(ミディアムジャンボ、スモールなど)が有名ですが、演奏性に以下のようなダイレクトな影響を与えます。「高いフレット」vs「低いフレット」
~高いフレット(ジャンボなど)~
●メリット: 指先が指板に触れにくくなるため、摩擦が減ってチョーキングやビブラートが圧倒的に楽になります。軽いタッチで音が鳴るため、速弾きにも有利です。高さがあるので超寿命になります。
■デメリット: 弦をグッと強く押し込みすぎると、弦が押されすぎて音程(ピッチ)がシャープ(高く)してしまうことがあります。軽いタッチのコントロールが必要です。
~低いフレット(スモール/ビンテージなど)~
●メリット: コードを握り込んだときに指先が指板にしっかり接地するため、コードワークが安定します。ピッチが狂いにくいのも強みです。
■デメリット: 指が指板に擦れるため、チョーキング時に抵抗を感じやすく、指先に力が必要になります。また摩耗するとすぐに交換となります。
「太い(幅広い)フレット」vs「細いフレット」
~幅の太いフレット~
●メリット: 弦との接触面がわずかに広くなるため、音が太く、サスティーン(音の伸び)が 豊かになります。フレット自体が削れるスピードも遅く、長持ちします。
■デメリット: 長年使って頭が平らに削れてきたとき、ピッチのズレ(接触位置の曖昧さ)が顕著に出やすくなります。(この状態の際はすり合わせが必要です。)
~幅の細いフレット~
●メリット: 弦と接するポイントが常に「点」に近くなるため、輪郭がハッキリとした、歯切れの良いクリアなサウンドになります。
●デメリット: フレット自体の体積が小さいため、摩耗(寿命)が早いです。
※ただしフレット山はすり合わせ時に整形ができる為、弦の当たり面をどれだけ残すか?はコントロール可能です。
2. マニアックな特殊素材の世界
定番のニッケルやステンレスの影に隠れた、こだわりの特殊素材をご紹介します。
◆ ブラス(真鍮/Bell Bronze)フレット
管楽器やシンバル、ギターのナット・サドルにも使われる「ブラス(金色の真鍮合金)」で作られたフレットです。●メリット:圧倒的なサスティーンと、金属的な「鳴り」
とにかく音が良く伸びます。アコースティックギターやベース、多弦ギターなどで熱狂的なファンがいます。
独特のコンプレッション感と、ハイミッド(高中音域)の美しいゴールドトーンが魅力です。ルックスも金色で非常に高級感が出ます。■デメリット:摩耗が早く、メンテナンスが大変
ニッケルシルバーよりもさらに柔らかいものが多く、かなり削れやすいです。
また、サビやクスミが出やすいため、輝きと滑らかな弾き心地を保つには、頻繁なクリーニング(磨き作業)が必須という「手のかかる優等生」です。◆ エボゴールド(Evo Gold)フレット
銅、アルミニウム、鉄などの合金で、こちらも美しいニッケルフリーのゴールドカラーが特徴です。●メリット:ニッケルとステンレスの「良い所取り」
硬さはニッケルとステンレスのちょうど中間。ステンレスほどカチカチに硬い音にはしたくないけれど、ニッケルよりは遥かに長持ちさせたいというワガママを叶えてくれます。
金属アレルギー(ニッケルアレルギー)の方の救世主でもあります。■デメリット:取り扱いショップが少ない
非常に優れたバランスの素材ですが、定番のニッケルやステンレスに比べると流通量が少なく、取り寄せ対応になるケースや、選択できるサイズが限られることがあります。~まとめ~
サイズと素材の組み合わせで「自分専用機」を作る。
フレット交換は、あなたのギターを別物レベルに進化させるカスタムです。
「太くて高いステンレス」にすれば、モダンで超高耐久なテクニカル仕様に。
「細くて低いニッケル」にすれば、いなたいビンテージスタイルのブルース仕様に。
「ブラス製」を選べば、圧倒的な響きを持つ唯一無二の個性に。
ネックの太さやピックアップを変えなくても、フレットの「サイズ」と「素材」を選ぶだけで、弾き心地もサウンドキャラクターも自由自在にコントロールできます。
ぜひリペアショップの職人さんと相談して、あなただけの理想の組み合わせを見つけてみてください!
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