カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

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  • エレキギターのピックアップが故障する4つの原因と対策!ノイズや音が出ない時の原因追究

  • 2026/09/06
  • Category:
  • 「突然エレキギターの音が小さくなった」「フロント(あるいはリア)ポジションに切り替えると音が全く出ない」といったトラブルに遭遇したことはありませんか?

    ギターのピックアップは構造がシンプルなため壊れにくい印象がありますが、精密な部品や細い銅線が使われているため、特定の原因によって故障することがあります。

    この記事では、ギターのピックアップが壊れる主な原因4つと、その見分け方・予防策を詳しく解説します。

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    ピックアップの基本的な構造とは?
    原因を理解する前に、まずは仕組みを簡単におさらいしましょう。

    ピックアップは、磁石(ポールピース)の周りに「コイル(極細の銅線)」を何千回も巻き付けた構造をしています。

    弦が振動することで磁界が変化し、電気信号(音)が発生します。

    つまり、構造上の弱点は「きわめて細い銅線(コイル)」と「電気を通す接点」に集中しています。

    ●原因1:コイルの断線(最も多い故障原因)
    ピックアップの不具合で最も多いのが、内部の銅線が途中で切れてしまう「断線」です。
    コイルに使われているエナメル線は髪の毛よりも細いため、わずかな負荷で切れてしまいます。

    ・主な引き金:汗や湿気による腐食(グリーンサビ)

    演奏中の汗や湿気がピックアップ内部に侵入すると、銅線が酸化して腐食(緑青)し、脆くなって切れます。

    ・物理的な衝撃・摩擦

    ピックが直接コイルに何度も当たったり、メンテナンス時にドライバーなどの工具を引っ掛けたりすることで断線します。

    ・経年劣化

    ヴィンテージギターなどに多く、絶縁被膜の劣化や内部の張力変化により自然と切れることがあります。

    【症状】

    音が完全に聞こえなくなるか、極端に音が小さくなり「サー」というノイズしか出なくなります。

    ●原因2:ハンダ不良・リード線の断線

    ピックアップ本体(コイル)が無事でも、ピックアップからスイッチやコントロールポットへ伸びる「リード線(配線)」の接点トラブルによって音が出なくなるケースです。

    ・主な引き金:ハンダのクラック(経年劣化)

    長年の振動や熱変化により、ハンダ付け部分に亀裂が入って通電しなくなる(冷えハンダ)。

    ・配線の引っ張り・挟み込み

    ピックガードの着脱時や、内部配線をいじった際にリード線を無理に引っ張ったり、パーツ同士の間に挟んで断線させたりすること。

    【症状】

    ギターを動かしたり、スイッチを触ったりすると「ザザッ」とノイズが混じったり、音が途切れたりします。

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    ●原因3:磁石(マグネット)の減磁
    滅多に起きませんが、マグネット(アルニコやセラミック)の磁力が弱まる「減磁」という現象が原因になることもあります。

    ・主な引き金:強力な磁力・電子機器への放置

    大型スピーカーの近くや、強い磁気を発する機器の真上にギターを長期間放置すると、ピックアップの磁力が乱れたり弱まったりします。

    ・強力な衝撃

    ギターを激しく落としたり倒したりすると、磁石の分子配列が狂い、磁力が低下することがあります。

    【症状】

    音は出ますが、アタック感がなくなったり、弦の拾いが極端に弱くなって音が伸びなくなったりします。

    ●原因4:アクティブピックアップの電池切れ・回路故障

    EMGなどに代表されるアクティブタイプ(電池が必要なピックアップ)の場合、パッシブタイプとは異なる原因が存在します。

    ・主な引き金:内蔵プリアンプ回路の破損

    過電流や水没、基板の経年劣化による内部回路の故障。

    ・単純な9V電池(006P)の消耗

    「故障か?」と思ったら、単に電池が切れていただけというケースが非常に多いです。

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    ■ピックアップが壊れたか確認する方法(テスターチェック)

    本当にピックアップが壊れているのかどうかを確認するには、デジタルマルチメーター(テスター)を使用するのが最も確実です。

    ・テスターの抵抗値(Ω)測定モードを選択。

    ピックアップのプラス線とマイナス線にテスターの針を当てる。

    直流抵抗値(kΩ)を計測する。

    ★正常な場合: 5kΩ〜15kΩ程度の数値が表示されます(モデルによる)。

    断線している場合: 「1(オーバーロード)」や「無限大(∞)」が表示され、電流が流れていないことが分かります。

    ■ピックアップの寿命を延ばす予防策

    ・演奏後は汗や水分をしっかり拭き取る

    汗っかきの方は、ピックアップ周りもクロスで丁寧に拭きましょう。

    ・ピックアップカバーを取り付ける

    シングルコイルなどコイルが露出しているタイプは、カバーを装着することで物理的な衝撃や汗の侵入を防げます。

    ・保管場所の湿度管理

    湿度が極端に高い場所にギターを放置しないようにしましょう。

    ~まとめ~

    音が出ない時はあせらず原因を特定しよう
    ギターのピックアップが壊れる原因のほとんどは「水分による腐食」「物理的衝撃」「配線の劣化」です。

    もし音が出なくなった場合は、まず「シールドやジャックの接触不良」や「スイッチの不具合」を疑い、それでも改善しない場合はテスターを使ってピックアップ自体の断線をチェックしてみましょう。

    コイルが内部で断線している場合は、ピックアップの交換か、専門業者による「リワインド(巻き直し)」が必要になります。お気に入りのトーンを守るためにも、日頃のメンテナンスを意識してみてください!


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  • ポット交換を検討すべき5つの不具合サイン

  • 2026/09/03
  • Category:
  • 以下の症状が現れた場合、ポット内部の炭素抵抗体がすり減っているか、金属接点の摩耗・酸化が進んでいます。

    1. クリーニング後も消えない「ガリノイズ」ノブを回したときに「ザザッ」「バリバリ」と雑音が入る場合、まずはパーツクリーナーや接点復活剤の吹き付けを試します。

    洗浄してもノブを動かすたびにノイズが解消されない、または数日でノイズが再発する場合は内部の物理的な摩耗が原因のため、パーツ自体の交換が必要です。

    2. 音が途切れる・出力が完全に消えるノブを特定の位置に動かすと突然音が小さくなったり、特定の数値(「10」や「0」付近など)で完全に音が途切れなくなったりする現象です。

    接点の断線や抵抗体の剥がれが原因であり、演奏中のトラブルに直結するため即座の交換を推奨します。

    3. 音量・音質の変化が不自然(リニアに変化しない)1から8まではほとんど音量が変わらず、8から10の間で急激に音量が上がるなど、変化のグラデーションが損なわれている状態です。
    抵抗カーブの劣化が進んでいる証拠です。また新品のポットでもこれと近しい状態のハズレ個体もあるので注意です。

    4. ノブの回し心地(トルク感)の異常ノブを回したときに「異常に軽すぎる」「引っかかりがある」「軸(シャフト)がグラグラして遊んでいる」状態は、内部のメカニカルな破損やグリス切れ、軸の摩耗が原因です。

    5. トーンを絞っても音質が変化しないトーンポットのノブを「0」に回しても高音が減衰せず音の変化を感じられない場合、ポット本体の故障、あるいは接続されているコンデンサの不具合やはんだの不良が考えられます。

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    症状別:パーツクリーナー処理 vs 完全交換すべての不具合でいきなり交換が必要になるわけではありません。

    状況に応じて判断します。

    ●一時的な軽いガリ・・・接点に汚れが入った事や一時的な酸化皮膜が原因。洗浄液の噴射で改善すれば交換不要。
    洗浄後も直らない・・・ガリパーツ交換内部の物理的な炭素膜摩耗。洗浄では修復不能。

    ●音飛び・出力の全喪失・・・パーツ交換が基本。内部構造の物理的破壊や接触不良。

    ●トルク異常・軸のガタツキ・・・パーツ交換が基本。軸やケーシングの機械的摩耗。

    ★ポットの一般的な寿命目安・・・使用年数の目安:3年〜5年(日常的な練習・ライヴ活動を行う場合)

    ■保管環境の影響: 湿度が高い場所や長期間放置されたギターは、使用頻度が低くても内部金属が酸化して寿命が早まることがあります。
    放置するリスクと交換時のポイント劣化が進んだポットをそのまま使用し続けると、ライヴやレコーディングの本番中に突然音が途切れる事故につながります。
    また、無理に回し続けることで回路内に余計なノイズが乗り、アンプやエフェクターの音作りにも悪影響を及ぼします。

    ■交換時の注意点

    ・抵抗値の選択: 一般的にシングルコイルピックアップには250kΩ、ハムバッカーには500kΩを使用します。

    ・カーブの選択: 音量変化の仕方に合わせてAカーブ(人間の耳に適したなめらかな変化)またはBカーブ(直感的な直線変化)を選択します。

    パーツのブランド: 信頼性の高いCTS製やBourns製、国産のALPHA製などを選ぶと、耐久性と操作性が安定します。
    ノブを回した際の不快な雑音や動作の不自然さを感じたら、ストレスなく演奏を楽しむためにも早めのポット交換を行いましょう。


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  • 【ショックを受けないで】ギターのネックが折れたときの正しい対処法と修復までのステップ

  • 2026/09/01
  • Category:
  • 大事にしているギターを倒してしまい、ネックに亀裂が入ったり完全に折れてしまったりした経験はありませんか?

    「もう使えないかもしれない……」と絶望的な気持ちになりますが、ギターのネック折れは適切な処置を行えば修復可能なケースがほとんどです。

    今回は、ネックが折れてしまった直後にすべき応急処置と、修理依頼を出す際の注意点について詳しく解説します。

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    折れた直後にすぐやるべき3つの応急処置
    ギターのネック折れを発見したら、状態を悪化させないために直ちに行動しましょう。

    1. すぐに弦をゆるめる(最重要)
    弦が張られたままだと、常に強い張力(数kg〜数十kg)が折れ目にかかり続けています。
    亀裂が広がったり、完全に破断してしまう原因になるため、まずは全てのペグを緩めて弦の張力を完全に抜いてください。
    可能であれば弦を切るか外してしまうのが確実です。

    2. 木くずや破片を捨てずに保管する
    折れた断面から出た小さな木片や接着面の皮膜などは、絶対に捨てないでください。
    リペアショップで接着する際、パズルのように元の木片をはめ込むことで、より強度が高くきれいな仕上がりになります。

    3. 自力で接着しようとしない
    木工用ボンドや瞬着剤を使って自分で直そうとするのは厳禁です。
    市販の接着剤は強度不足で再破断しやすく、一度素人施工の接着剤が断面に付着すると、プロが専用の接着剤(タイトボンドやニカワなど)で再接着する際の邪魔になってしまいます。

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    ~プロのリペアショップへ相談する手順~

    応急処置が終わったら、できるだけ早く専門のリペアマン(楽器修理店)に相談しましょう。

    ・状態の写真撮影と状況の確認

    破損箇所(表・裏・側面)の写真を数枚撮影しておきます。
    お店に持ち込む前やメールで事前に問い合わせる際、スムーズに見積もりやアドバイスをもらうことができます。

    ・安全な梱包で持ち込み・配送する

    持ち運ぶ最中に折れた部分が擦れ合うと、木目が潰れて接着面の噛み合わせが悪くなります。
    折れ目を柔らかい布やプチプチ(気泡緩衝材)で優しく包み、ギグバッグやハードケースに入れて固定した状態で移動させてください。

    ・修理(リペア)の費用と期間の目安

    ネック折れの修理方法や費用は、折れ方や仕上げの指定によって変わります。

    ●簡易接着(補強なし・塗装なし)

    費用目安: 20,000円 〜 30,000円前後

    特徴: 木目を合わせて接着のみを行う方法。見た目の傷跡は残りますが、費用を抑えて演奏可能な状態に戻せます。

    ●補強材仕込み+塗装修正(標準的〜本格リペア)

    費用目安: 80,000円 〜 100,000円以上

    特徴: 接着面に補強の木材(マホガニーやメイプルなど)を埋め込み、さらに傷口が目立たないようぼかし塗装を行います。強度も増し、見た目も美しく仕上がります。

    修理期間の目安

    接着剤の乾燥や塗装の乾燥期間が必要となるため、通常2週間〜2ヶ月程度かかります。
    接着のみであれば3~4日で仕上がります。

    ~まとめ~

    ギターのネックが折れたときは、「弦をゆるめる」「破片を取っておく」「自分では接着しない」の3点を取り急ぎ徹底してください。

    信頼できるプロのリペアショップに任せれば、元の弾き心地や音色を取り戻すことができます。焦らず適切な処置を行って、大切なギターを復活させましょう!


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  • 音のコモリに悩むギタリスト必見!ステンレスフレット交換は「音質改善」に本当に効果があるのか?

  • 2026/08/27
  • Category:
  • 「弾きやすさは気に入っているのに、なぜか音が抜けてこない…」

    「トーンやEQをいじっても、フロントピックアップだと音がコモってしまう…」

    そんな悩みを抱えるギタリストの最終兵器として噂されるのが「ステンレスフレットへの打ち替え(交換)」です。

    耐摩耗性が高く、メンテナンスフリーなことで知られるステンレスフレットですが、実は「音質のコモリを解消する」という目的においても非常に強力な選択肢になります。

    今回は、ステンレスフレットが音質に与える影響や、音抜けが良くなるメカニズム、交換時の注意点について詳しく解説します!

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    なぜフレットを変えると音が変わるのか?

    ギターの音は、弦の振動がピッキングによって生まれ、それがナットとフレット(指押さえ時)で支えられることで発生します。

    従来のニッケルシルバー(白銅)フレットは比較的柔らかい金属で作られています。

    そのため、弦の振動エネルギーの一部がフレット自体に吸収され、マイルドで温かみのあるトーンを生み出します。

    一方、ステンレスは非常に硬く、密度が高い金属です。
    弦が触れた際のエネルギーロスが極めて少ないため、弦の振動をそのままダイレクトにネックやボディ、ピックアップへと伝達します。

    ステンレスフレット交換で得られる音質変化音がコモりがちなギターにステンレスフレットを導入すると、主に以下のような音質補正効果が得られます。

    ・高域(アタック感)の立ち上がりが鋭くなるピッキングした瞬間の「音の出(レスポンス)」が劇的に速くなり、倍音成分(高域)がくっきりと強調されます。
    これにより、アンサンブルの中でも埋もれない「抜けの良い音」に変化します。

    ・サステイン(音の発音伸び)の向上硬い金属であるため弦の振動が減衰しにくく、特に高音域でのサステインが目立って伸びるようになります。
    低域の輪郭がクリアになるコモリの原因になりがちなボトムエンド(低音)の濁りが減り、コードを弾いた際の一音一音の分離感が向上します。

    「音質修正」としての効果と限界結論から言うと、「音がコモるギターのトーンを明るく・シャープにする」という目的でステンレスフレットへ交換することは、十分に大きな意味があります。

    ただし、ギター全体のトーン特性を180度ガラリと変えてしまうわけではありません。

    ステンレス化による音質変化の特性と注意点は以下の通りです。

    ●明るめなトーンのギターによっては高域が立ちすぎて「金属的」「硬すぎる(キンキンする)」と感じる場合がある。

    ●音の輪郭・立ち上がりがクリアになる従来のニッケル特有の「いなたい」「ウォームな」ニュアンスは減衰する。

    ●交換費用がニッケルより高価(硬いためリペアマンの加工工賃が上がる)。作業費がニッケルシルバーより高額になる。
    その代わりニッケルシルバーよりは3~5倍は長持ちする。

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    ステンレスフレットが向いているギター・向いていないギター

    【おすすめできるケース】
    ・アルダーやマホガニーボディで、中低域は出るがハイが物足りないギターピックアップやアンプのEQ調整だけでは「抜け」が改善しない場合。
    ・スラップを多用するベースや、テクニカルなカッティング・リードプレイを好む場合。

    【慎重に検討すべきケース】
    ・アッシュボディやメイプル指板など、ハイが強く出ているギター(キンキンしすぎるリスクあり)は音のバランスを崩す可能性がある。
    ・ヴィンテージライクな、甘く温かみのあるブルース/ジャズトーンを最優先したい場合。その良さが丸々無くなる可能性がある。

    ~まとめ~
    ステンレスリフレットは強力な音質補正手段!ステンレスフレットへの交換は、単なる「すり減らないためのメンテナンス」にとどまらず、ギターの音の立ち上がりと高域の抜けを根本からクリアにする強力なモディファイです。

    「愛着のあるギターだけど、どうしても音が暗くて抜けが悪い…」とお悩みなら、フレット交換のタイミングでステンレス化を検討してみる価値は間違いなくあります。

    打ち替えを依頼する際は、信頼できるリペアショップで「現在の音の悩み」を伝えたうえで、ステンレスの銘柄(Jescarなど硬さやサイズのバリエーションがあります)を選定するのが失敗しないコツです!


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  • 【長持ちする楽器を見極めるコツ】長く使える中古楽器を選ぶ具体的なコツ

  • 2026/08/24
  • Category:
  • 昔から「トラスロッドの余り量を確認した上で購入すべき」を発信しておりますが、中古楽器を購入する際に大きな情報となり得ます。

    トラスロッドの余り量が重要な事はブログリスナーなら分かっていると思いますが、実は他の意味として情報を得る事が可能です。

    そうした詳しい知識をお知らせします。

    ●2000年製のギターを購入する例

    購入したい中古楽器、2000年製のギターがあるとします。

    楽器屋の言う事は基本的に信用できないので、必ず購入前に正しく調整ができた上でトラスロッドを実際に目の前で回させて余り量を確認させてもらいます。

    もしこのギターのトラスロッドの余り量が多い場合(ここでは余り量を8割とします)、良好個体となります。

    ここまでが普通の買い方になります。

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    続いて追加の情報を得る機会が得られます。

    2000年製のギター、現在は2026年なので26年間も生きて殆ど順反らずトラスロッド余り量8割も残した状態で生き続けた事となります。

    つまり26年でこの良好状態を維持しているという事は「今後の状態維持も見込みがある」という事です。

    具体的には安定したネック、丈夫なネックという事です。
    こうした状態と分かれば、倍の2052年になっても良好な状態で使い続ける事も可能な楽器と推測でき「アタリ個体」と判断できます。

    反対に新品楽器で最初からトラスロッドの余り量が少ないって事はそういう事です。これって何年持つの?って。
    トラスロッドの余り量と製造からの年月でここまで情報が得られる事になります。

    確かに将来どうなるか?は未来の事なんて正確には分かりませんが、状態が良い物は状態が良いまま生き続ける可能性は高く、反対に最初から状態が悪い物は長持ちしない傾向と思って間違い無いと思います。
    根拠は沢山のギターベースを触ってきた経験からの判断です。

    なので購入前にトラスロッド余り量を確認して買うのは必然です。
    楽器屋はスタッフが素人だったり検品も雑なので、表記の情報が間違っている事も非常に多いので要注意です。
    信じられる事は実際に自分の目で見た情報だけです。

    ありがとうございました♪


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  • 【音質劇的改善】ギター環境におすすめの電源タップ4選!ノイズ対策と選び方を徹底解説

  • 2026/08/23
  • Category:
  • 「エフェクターやアンプを新しくしたのに、なんだか音が抜けづらい…」「ジリジリというノイズが気になる」とお悩みではありませんか?

    実はその原因、家庭用の一般的なPC用電源タップにあるかもしれません。電源はギターサウンドの「血液」のようなもの。電源タップを見直すだけで、ノイズの低減はもちろん、音の立ち上がりやローエンドの締まりが劇的に変化します。

    今回は、ギタリストやベーシストに圧倒的な支持を得ている「音が良い電源タップ」を厳選してご紹介します。

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    1. なぜ「電源タップ」でギターの音が変わるのか?

    家電量販店で売られている安い電源タップと、オーディオ・楽器用の電源タップには明確な構造の違いがあります。

    ●ノイズフィルターの有無・精度: コンセントから侵入する高周波ノイズ(PCやエアコン等から発生)を遮断。

    ●剛性と筐体素材: 頑丈な金属ケース(アルミニウムやスチール)を採用することで、外来ノイズや振動による音質の劣化を防ぎます。

    ●内部配線と接点の純度: 高純度銅(OFCなど)を使用し、電気の流れを極限までスムーズにすることで、音の「解像度」や「レスポンス」を高めます。

    2. ギタリストにおすすめの電源タップ

    ■FURMAN / SS-6Bプロ定番、高耐久、ノイズリダクション音圧アップ、ノイズ軽減ライブやスタジオでガンガン使いたい。

    ■オヤイデ電気 / OCB-1 ST IIオーディオクオリティの解像度ワイドレンジ、クリア、高解像度自宅録音(DTM)や音のクリアさを求める人。

    ■PROVIDENCE / PTZ-3楽器専用設計、省スペース癖がなく素直、音ヌケ向上ペダルボード周辺や省スペース重視。

    ■BELDEN / PS1650 MK2堅牢なスチール製筐体パワフル、中低域に厚みロック系、太いギターサウンドを作りたい人。

    ➀FURMAN ( ファーマン ) / SS-6Bギタリストの電源タップ選びで「まず間違いない」と言われる王道モデル。
    金属製の堅牢な筐体と6口のコンセントを備え、メタルゾーンの過酷なステージ環境にも耐えられます。
    EMI/RFIノイズフィルターを搭載しており、アンプのジリジリ感をクリアにしてくれます。

    ➁オヤイデ電気 / OCB-1 ST IIオーディオケーブルの老舗「オヤイデ」が誇るロングセラー。
    高純度銅を使用したケーブルと高品位なコンセントにより、一聴して分かるレベルで音の解像度が上がります。
    ピッキングのニュアンスを繊細に表現したいアコースティックギターやDTM環境にも最適です。

    ➂BELDEN ( ベルデン ) / PS1650 MK2ギターケーブルでも有名なベルデン製の電源タップ。
    独特の押し出し感があり、中低域の粘りと太さが際立ちます。
    歪みペダルや真空管アンプとの相性が抜群で、ロックやブルースを演奏するギタリストに特におすすめです。

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    3. 電源周りの音質をさらに高める2つのポイント壁コンセントから直接電源を取る電源タップをタコ足配線にすると音質低下の原因になります。

    可能であれば壁のコンセントにタップのプラグを直接挿しましょう。

    極性(アース)を合わせる3ピンのコンセントプラグの場合、向きによって「極性」が決まっています。

    極性を正しく合わせることで、ノイズが減り音がすっきりとクリアになります。

    ~まとめ~
    電源を見直して一歩上のギターサウンドへギターやアンプの買い替えには数万円〜十数万円かかりますが、電源タップなら1万円〜2万円前後の投資で機材全体のポテンシャルを底上げできます。

    「ノイズを減らしたい」「音の抜けを良くしたい」と考えている方は、ぜひ一度電源タップの導入を検討してみてください!


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  • 音質はどう変わる?電源ケーブルを「シールドあり」に交換するメリットと実際の変化

  • 2026/08/21
  • Category:
  • オーディオ機器やDTM環境で「電源ケーブルを変えると音が変わる」という話はよく耳にしますが、特にノイズ対策(シールド加工)が施されたケーブルへ変更した際の効果は、明確な音質向上として体感しやすいポイントです。

    ノンシールド品からシールドあり品へ変更した際に得られる主な恩恵を解説します。

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    シールド加工がもたらす4つの主な恩恵

    ●S/N比(静寂感)・・・シールド無しは周囲のノイズを拾いやすく、微小なサーノイズが残る。シールド加工有りだとバックノイズが大幅に低減し、音が静寂から立ち上がる。

    ●音の分離感・解像度・・・シールド加工無しは楽器の音が混ざり合い、細部が埋もれやすい。シールド加工有りは各楽器の位置(音場)が明確になり、輪郭がくっきりする。

    ●周波数特性(帯域)・・・シールド無しは高域に雑味が混ざり、低域の押し出しが弱い。シールド加工有りだと高域の刺さりが抑えられ、低域の締めりと沈み込みが増す。

    ●他機器への影響・・・シールド無しだとケーブル自体から電磁ノイズを放射する。シールド加工有りだと他の信号ケーブル(音声・RCA/XLR)へのノイズ伝播を防ぐ。

    ■なぜノイズ遮断で「音が良く」聞こえるのか?

    電源ケーブルのシールド加工(アルミホイルや編組銅線など)には、「外部からのノイズ侵入を防ぐ(耐性)」と「外部へノイズをまき散らさない(輻射防止)」という2つの役割があります。

    「■音の濁り」の正体である高周波ノイズをカット

    Wi-Fi、スマホ、PC、LED照明などから発生する高周波ノイズ(EMI/RFI)が電源線に入り込むと、機材内部の音声信号に混入して音を濁らせます。

    シールドはこれを遮断するため、本来機材が持っているクリアな音が出力されるようになります。

    ■空間表現(音場)の拡大

    ノイズフロア(背景の雑音レベル)が下がることで、余韻(リバーブ成分)やかすかな空気感がしっかり聴き取れるようになります。

    結果として、奥行きや広がりのある立体的なサウンドに変化します。

    ■特に交換効果が高い機材

    すべての機器で同じように劇的な変化が出るわけではありません。以下の機材で特に高い効果を発揮します。

    ●プリアンプ / オーディオインターフェース: 信号の増幅を行うため、入力側の電源ノイズの影響を最も受けやすいです。

    ●モニタースピーカー / パワーアンプ: 大電流を扱うため、電源の安定感とノイズ低減による低域の引き締まりが明瞭に現れます。

    ●DAC(D/Aコンバーター): デジタル回路特有の高周波ノイズ対策として非常に有効です。

    現在お使いの環境で「音の解像度を上げたい」「サーという薄いノイズ感を減らしたい」とお考えの場合、電源ケーブルのシールド化は極めてコストパフォーマンスの高いアップグレードになります。

    まずは音の入口(DACやインターフェース)から試してみるのがおすすめです。


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  • 【保存版】電源でギターの音は本当に変わる?ノイズ対策から電圧・トランスまで徹底解説

  • 2026/08/17
  • Category:
  • 「ギターの音作りに悩んでいるけれど、エフェクターやピックアップは一通り試した…」

    「ライブハウスや自宅でのノイズをなんとか減らしたい!」

    そんな方におすすめしたいのが「電源(パワーサプライ・電源ケーブル・壁コンセント)」の見直しです。

    一見地味な「電源」ですが、プロの現場ではサウンドメイクの最重要項目のひとつ。

    この記事では、電源によってなぜ音や弾き心地が変わるのか、その理由と具体的な検証ポイントを分かりやすく解説します!

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    1. なぜ電源でギターの音が変わるのか?

    エフェクターやアンプは、入力された「電源の電気」をギターの音声信号に変換・増幅する機械です。

    つまり、電源の質はそのままサウンドの「材料の質」になります。

    電源環境が変わることで、主に以下の4つの変化が現れます。

    ・ノイズの増減: ホワイトノイズや「ブーン」というグラウンドノイズの激減

    ・音の立ち上がり(レイテンシー感): ピッキングに対するレスポンスの向上

    ・解像度と分離感: 和音(コード)を弾いたときの各弦の音がはっきり聴こえる。

    ・ダイナミクスレンジ: 音の強弱表現の幅(音の太さ・ニュアンス)が広がる。

    2. ここを学ぼう!電源理解のための4つの重要テーマ!

    ギターサウンドにおける電源の影響を理解するために、押さえておきたい4つのトピックを順番に見ていきましょう。

    ①アナログ用とデジタル用の「アイソレート(独立電源)」最近のエフェクターボードには、アナログペダル( distortion, overdrive など)とデジタルペダル(空間系やマルチエフェクター)が混在しています。

    ・非アイソレート型: 電源出力を内部で共有しているため、デジタルペダルの高周波ノイズがアナログペダルに回り込み、「キーー」というデジタルノイズが発生します。

    ・アイソレート型: 各出力回路が完全に独立。
    デジタルとアナログを分離することで、劇的にノイズを低減できます。

    ② 電圧(9V / 12V / 18V)によるヘッドルームの変化ドライブペダルや一部のアナログエフェクターは、9Vから18Vへ昇圧して駆動できるモデルがあります。

    ・9V駆動: 音が適度に圧縮(コンプレッション)され、馴染みやすいミッド感が出る。

    ・18V駆動: ヘッドルーム(歪むまでの余裕)が広がり、音の歪みが減ってクリアになる。
    低域の引き締まりとタッチレスポンスが大幅に向上する。

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    ③ トランス方式(トランス式 vs スイッチング式)

    ・トランス式(重いアダプター): 昔ながらの構造。
    ノイズが少なく音に太さと温かみが出るが、大きく重い。

    ・スイッチング式(軽いアダプター): 小型・軽量で大電流を流せるが、スイッチングノイズが発生しやすいため、高品位なフィルタ回路を備えた専用モデルを選ぶことが重要。

    ④ 電源タップ・電源ケーブル・コンセントアンプやパワーサプライに給電する「AC電源(壁コンセント側)」も重要です。

    非メッキプラグ vs メッキプラグ: メッキ(金・銀・ロジウムなど)の種類によって音の帯域(高域の伸びや低域の押出し)が変化します。

    ・極性(プラグの向き): AC電源には正しく差し込む向き(極性)があります。

    極性を合わせるだけで、ノイズが減り音がすっきりクリアになります。

    3. 実践!自分の機材で試せる「音の変化」チェック手順知識がついたら、実際に自分の環境で実験してみましょう。

    1-1 アンプとギター直結の基本音を確認:まずは基準となる音を作る。

    エフェクターを一切挟まず、ギターとアンプを直結します。

    アンプの電源プラグの向き(極性)をひっくり返して挿し直し、ノイズが少なく音が自然に聞こえる向きを確認します。

    2-2. 単体アダプターとパワーサプライの比較:ノイズと音圧の変化を比較。歪みペダルを1台繋ぎ、安価な汎用アダプターと、アイソレート型の専用パワーサプライで音を比較します。

    特に「ノイズの量」と「低域の締め締まり感」に注目してください。

    3-3. 9Vと18Vの切り替え実験:※対応ペダルのみ実施。

    18V駆動に対応しているオーバードライブ等で、9Vと18Vを切り替えて弾き比べます。
    コードを強く弾いたときの音の分離感や、弱く弾いたときのレスポンスの違いを体感します。

    ~まとめ~
    電源への投資は「サウンドの土台作り」エフェクターやアンプの性能を100%引き出すためには、クリーンで安定した電源供給が欠かせません。

    まずは「極性を合わせる」「パワーサプライをアイソレート型にする」という簡単なステップから試してみてください。

    今まで埋もれていたギター本来のポテンシャルに気づくはずです!


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  • 【保存版】ギターのピックアップは壊れる?音が出ない・鳴らない時の原因と故障のサイン

  • 2026/08/13
  • Category:
  • 「配線は合っているはずなのに音が出ない…」
    「突然リアピックアップから音が出なくなった…」

    ギターの配線改造やトラブルシューティングをしていると、最終的に疑うことになるのが「ピックアップ(PU)本体の故障」です。

    ピックアップは構造がシンプルで頑丈なパーツですが、繊細な銅線(コイル)が巻かれているため、経年劣化や衝撃、作業中の事故によって内部で故障することがあります。

    この記事では、ピックアップが壊れて音が出なくなる原因を物理的破壊・電気的トラブル・環境的要因に分けて詳しく解説します!

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    1. ピックアップが故障した時の主な「症状」

    ピックアップ自体が故障すると、以下のような特徴的な症状が現れます。

    ・完全に無音になる(音信号が一切出力されない)

    ・極端に音が小さく、ロー(低音)が抜けてスカスカな音になる

    ・弦を弾いた時の「カチッ」という生音のようなノイズしかアンプから出ない

    ・タップスイッチを入れても音が変化しない・音が出なくなる

    上記のような症状が出ている場合、ピックアップ内部のトラブルを疑う必要があります。

    2. ピックアップが壊れる・音が出なくなる4つの主要因

    ➀ 【一番多い原因】コイルの断線(内部・巻き始め・巻き終わり)

    ピックアップは、磁石(ポールピース)の周りに髪の毛よりも細い「エナメル線(ボビンワイヤー)」を数千ターン(回)も巻き付けて作られています。

    この細い線がどこかで切れると、回路が途切れ音が出なくなります。

    ・リード線(出力線)の根元での断線
    ピックアップ本体から出ている配線(リード線)を無理に引っ張ったり、折り曲げたりすると、内部の極細コイルと結合しているハンダハトメ部分でブチッと切れてしまいます。

    ・腐食(緑青)による自然断線
    手汗や湿気がボビン内部に侵入すると、銅線が酸化して緑色のカビのような「緑青(ろくしょう)」が発生します。
    これが銅を浸食し、長い年月をかけて内部で断線を引き起こします(ヴィンテージPUに多いトラブルです)。

    ➁ コイルの内部ショート(層間短絡 / インターターン・ショート)
    線が完全に切れるのではなく、コイル同士の被膜(エナメル)が剥がれて途中でショート(短絡)してしまう現象です。

    メカニズム:本来なら5,000ターン巻かれているコイルの2,000ターン目の場所でショートすると、残りの3,000ターン分を飛び越えて電気が流れてしまいます。

    症状:完全に無音にはならないものの、出力が極端に低下し、ハイ(高音)ばかり目立つスカスカで歪まない音になります。
    テスターで抵抗値を測ると、本来の規定値(例: 8kΩ)より大幅に低い数値(例: 2kΩなど)が検出されます。

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    ➂ 磁石(マグネット)の減磁・消磁
    ピックアップの構造上、コイルだけでなく磁石も不可欠です。磁石が磁力を失うと、弦の振動を電気信号に変換できなくなります。

    ・ネオジム磁石など強力な磁界への接近
    強力な磁石(大型スピーカーのマグネットや金属検索用磁石など)をギターのピックアップに近づけすぎると、ピックアップ内部の磁石(アルニコやセラミック)の磁束が乱れ、減磁(磁力が弱まる)することがあります。

    ・強い衝撃や熱
    アルニコ磁石などは、激しい落下ショックや、ハンダごてでマグネット自体を長時間加熱してしまうことで磁力を失う(減磁する)性質があります。

    ➃ 4芯リード線の内部断線・配線被覆の短絡(ハムバッカー)
    タップ機能付きのハムバッカー(4芯仕様)でよく起こるトラブルです。

    リード線の内部断線: 被覆の中で芯線が折れている状態。外見からは判別できません。

    熱による内部ショート: 配線作業時にハンダごての熱を当てすぎると、リード線のシールド(外皮)内部で「Hot線」と「アース線」が溶着してショートし、音が出なくなります。

    3. テスター(マルチメーター)でできる故障判定(診断方法)
    ピックアップが壊れているかどうかは、テスターを使えば一発で判別できます。

    ■診断手順■

    ピックアップのリード線を回路(ポットやスイッチ)から完全に外します。

    テスターを抵抗測定モード(Ω)に設定します。

    ピックアップの「Hot(出力線)」と「Ground(アース線)」にテスターの針を当てます。

    【テスターの測定結果による診断基準】

    ┌─────────────────────────────────────────────────────────┐
    │ ■ 規定値通り(例: 6kΩ〜15kΩ程度) ➡️ 正常 │
    │ ■ 「OL」または「無限大(∞)」 ➡️ 断線(コイル切れ) │
    │ ■ 「0Ω」または「数Ω〜極端に低い」 ➡️ ショート(短絡) │
    └─────────────────────────────────────────────────────────┘
    💡ヒント:ハムバッカー(4芯)の場合は、タップ用の2線(通常は白と赤など)同士が導通しているか、各コイル単体の抵抗値が均等に出ているかもチェックします。

    4. ピックアップが壊れてしまった場合の対処法
    不幸にもピックアップの故障が確認された場合、選択肢は主に3つあります。

    ・メーカー保証・新品交換(一番確実)
    修理よりも新品への交換、またはリプレイスメント品(Seymour Duncan, DiMarzioなど)への載せ替えがコスト的にもスピーディでおすすめです。

    ・専門ショップでのコイル巻き直し(リワインド)
    ヴィンテージギターや、入手困難な特殊ピックアップの場合は、リペアショップに依頼してコイルを解いて巻き直してもらう(リワインド)ことが可能です。

    ・ハトメ部の再ハンダ(自分でできる場合も)
    断線場所が「リード線とコイルの結合部分(ハトメ)」である場合、ハンダを修正するだけで直るケースもあります。ただし、コイルの奥深くで切れている場合は自力修理は不可能です。

    ~まとめ~

    ギターのピックアップから音が出なくなった場合、原因のほとんどは「極端な負荷によるコイル断線」か「水分・酸化による緑青腐食」、そして「ハンダ作業時の接触事故」です。

    配線を疑う前に、まずはテスターでピックアップ単体の抵抗値を測ってみましょう。

    数値が「OL(無限大)」を示していたら、ピックアップ本体の寿命か故障です。

    諦めて新しいピックアップへのアップグレードを検討しましょう!


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  • 【完全版】ギターの配線改造で音が出ない!原因と解決策を徹底解説【トラブルシューティング】

  • 2026/08/11
  • Category:
  • ピックアップやポッドの交換、スイッチの増設など、エレキギターの配線改造は音作りの幅を広げる楽しいDIYです。

    しかし、作業が終わっていざアンプに繋いだとき「音がまったく出ない」「雑音がひどくて音が小さい」というトラブルは、DIY初心者からベテランまで誰もが一度は経験します。

    この記事では、ギターの配線改造後に音が出なくなる原因を「ハンダ付けの問題」「配線のミス」「パーツの不具合・短絡」など、可能性のある要因を徹底的に洗い出して解説します!

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    1. 最初に確認!「音が出ない」状態のパターン分類

    トラブルの原因を突き止めるには、まず「どのように音が出ないか」を観察することが近道です。

    ・パターンA:完全な無音(アンプのノイズすら聞こえない)

    ・パターンB:猛烈な「ジー」というノイズだけが鳴る(弦に触れても消えない)

    ・パターンC:アンプからかすかに音が聞こえるが極端に音が小さく歪む

    ・パターンD:特定のピックアップやスイッチの位置だけ音が出ない

    それぞれのパターンに応じて、以下の原因を順番にチェックしていきましょう。

    2. 要因➀:ハンダ付けに関するトラブル(一番多い原因!)
    配線改造の失敗で最も頻度が高いのがハンダ付けの不具合です。

    1. イモハンダ(冷えハンダ)による接触不良

    現象: ハンダがパーツや線にしっかり馴染んでおらず、表面上でくっついているだけの状態。

    原因: ハンダごてのワット数不足、または加熱時間が短すぎたこと。

    対策: ポットの裏(コモンアース)などは放熱しやすいため、40W〜60W程度の高出力なハンダごてを使用し、母材をしっかり温めてからハンダを溶かし直します。

    ※このハンダの熱不足が原因でハンダが溶け不足による通電不良も多くのトラブルです。

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    2. ハンダのブリッジ(意図しないショート)

    現象: スイッチの足同士や、ポットの端子同士が溶けたハンダで繋がってしまう。

    対策: ハンダ吸い取り線や吸い取り器で余分なハンダを除去し、隣の端子と接触していないか目視で確認します。

    3. 被覆(インシュレーション)の溶け落ち

    現象: ハンダごての熱で配線材のビニール被覆が溶け、中の芯線が露出し、ボディ内部の遮光塗料(導電塗料)や他のパーツに触れてしまう。

    対策: 露出した部分に熱収縮チューブを被せるか、配線材を新しくやり直します。

    3. 要因➁:配線ミス・回路の勘違い
    配線図通りに作業したつもりでも、意外な落とし穴があります。

    1. アウトプットジャックの「Hot」と「Ground」の逆接続

    現象: 猛烈なノイズ(ブーン、ジー)が鳴り、弦に触れるとさらにノイズが大きくなる。

    原因: ジャックのHot(信号線)とGround(アース線)を逆にハンダ付けしてしまっている。

    対策: ジャックの長い端子(スリーブ/Ground)と、先端に触れる端子(チップ/Hot)の配線を入れ替えます。

    2. アース(Ground)の落とし忘れ・ループ

    現象: 音が出ない、あるいは強いノイズが載る。

    原因: ブリッジアース(弦に触れてノイズを逃がす線)や、ポット同士をつなぐアース線が途切れている。

    対策: 回路全体のGroundが、最終的にすべてアウトプットジャックのスリーブ(アース端子)に集約されているか確認します。

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    3. ピックアップのカラーコード(配線色の違い)の勘違い

    現象: ピックアップを交換したら音が出ない、またはフェイズアウトして極端に細い音になる。

    原因: ピックアップの配線色はメーカーごとに全く異なります。必ずテスターでコイル1個1個の位相チェックで確認しよう。

    対策: 交換したピックアップメーカーの公式配線カラーチャートを必ず確認してください。

    4. 要因➂:組み込み時の物理的トラブル(キャビティ内での干渉)

    ピックガードやコントロールプレートを固定する前(開けた状態)は音が鳴っていたのに、「元通り組み上げたら音が出なくなった」という場合に疑うべきポイントです。

    【キャビティ内でよく起こる事故】
    ┌─────────────────────────────────────────┐
    │ [1] ポットのHot端子が導電塗料(アース)に接触 │
    │ [2] ジャックのHot端子がラグ板や金属壁に接触 │
    │ [3] スイッチの端子がボディ底面に押し潰される │
    └─────────────────────────────────────────┘
    導電塗料 / 導電アルミテープとの接触: ノイズ対策でキャビティ内に塗られている黒い塗料やアルミテープは「アース」に繋がっています。

    ここにHot(信号線)が少しでも触れると、信号がそのままアースへ逃げて無音(ショート)になります。

    対策: ポットやジャックの向きを少し回転させて壁面から離すか、干渉しそうな壁面に絶縁テープ(ビニールテープやマスキングテープ)を貼ります。

    5. 要因➃:パーツの熱破壊・不具合

    作業中の熱や経年劣化によって、パーツ自体が壊れている可能性もあります。

    ポット(可変抵抗器)の内部焼き切れ: ポットの裏側に長時間ハンダごてを当て続けると、内部のカーボン抵抗板やプラスチックパーツが熱で破損し、導通しなくなります。

    コンデンサ(トーン用)のパンク: 脚の根元に熱を与えすぎると内部構造が破壊され、Hotの信号をすべてアースに流してしまう(=音が出なくなる)ケースがあります。

    ジャックの接点不良: プラグを挿したときに、ジャックの金属足が変形してプラグの先端(チップ)に届いていない場合があります。

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    6. テスター(マルチメーター)を使った原因追及の手順

    目視で原因が分からない場合は、テスターの「導通モード(音が出るモード)」または「抵抗測定モード(Ω)」を使ってチェックします。

    ⚠️ テスター使用時はアンプからシールドを抜いた状態で行ってください。

    シールドケーブルを挿してジャック部を測定

    ギターにシールドを挿し、シールドのもう片方のプラグ先端(Hot)と軸(Ground)にテスターを当てます。

    ボリューム最大時、ピックアップの抵抗値(約5kΩ〜15kΩ程度)が表示されれば回路としては正常です。

    ・0Ω(導通音あり): 回路のどこかでHotとGroundがショートしています。

    ・OL / 無限大(導通音なし): 回路のどこかが断線(未接続)しています。

    信号ルートを順番に辿る

    ピックアップの出力 ➡️ スイッチ ➡️ ボリュームポット ➡️ ジャックと順番にテスターを当てていき、どこで信号が途絶えるか(またはショートするか)を特定します。

    ~まとめ~

    落ち着いて1つずつチェックしよう!

    ギターの配線改造で音が出なくなっても、ギター本体やアンプが永遠に壊れてしまったわけではありません。

    原因の9割以上は「不完全なハンダ付け」か「アースへの不要な接触」です。

    ●配線図とカラーコードを再確認する。

    ●キャビティの壁や他パーツにHotが触れていないか確認する。

    ●ハンダ付けを温め直す(再ハンダ)。

    この3つのステップを踏めば、必ず原因が見つかり、自分の手で直した愛機から最高の音が鳴るはずです!

    諦めずにチャレンジしてみてください。


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