カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

    band-4823341_1280
  • 【保存版】ギターのピックアップは壊れる?音が出ない・鳴らない時の原因と故障のサイン

  • 2026/08/13
  • Category:
  • 「配線は合っているはずなのに音が出ない…」
    「突然リアピックアップから音が出なくなった…」

    ギターの配線改造やトラブルシューティングをしていると、最終的に疑うことになるのが「ピックアップ(PU)本体の故障」です。

    ピックアップは構造がシンプルで頑丈なパーツですが、繊細な銅線(コイル)が巻かれているため、経年劣化や衝撃、作業中の事故によって内部で故障することがあります。

    この記事では、ピックアップが壊れて音が出なくなる原因を物理的破壊・電気的トラブル・環境的要因に分けて詳しく解説します!

    PXL_20251130_080033776

    1. ピックアップが故障した時の主な「症状」

    ピックアップ自体が故障すると、以下のような特徴的な症状が現れます。

    ・完全に無音になる(音信号が一切出力されない)

    ・極端に音が小さく、ロー(低音)が抜けてスカスカな音になる

    ・弦を弾いた時の「カチッ」という生音のようなノイズしかアンプから出ない

    ・タップスイッチを入れても音が変化しない・音が出なくなる

    上記のような症状が出ている場合、ピックアップ内部のトラブルを疑う必要があります。

    2. ピックアップが壊れる・音が出なくなる4つの主要因

    ➀ 【一番多い原因】コイルの断線(内部・巻き始め・巻き終わり)

    ピックアップは、磁石(ポールピース)の周りに髪の毛よりも細い「エナメル線(ボビンワイヤー)」を数千ターン(回)も巻き付けて作られています。

    この細い線がどこかで切れると、回路が途切れ音が出なくなります。

    ・リード線(出力線)の根元での断線
    ピックアップ本体から出ている配線(リード線)を無理に引っ張ったり、折り曲げたりすると、内部の極細コイルと結合しているハンダハトメ部分でブチッと切れてしまいます。

    ・腐食(緑青)による自然断線
    手汗や湿気がボビン内部に侵入すると、銅線が酸化して緑色のカビのような「緑青(ろくしょう)」が発生します。
    これが銅を浸食し、長い年月をかけて内部で断線を引き起こします(ヴィンテージPUに多いトラブルです)。

    ➁ コイルの内部ショート(層間短絡 / インターターン・ショート)
    線が完全に切れるのではなく、コイル同士の被膜(エナメル)が剥がれて途中でショート(短絡)してしまう現象です。

    メカニズム:本来なら5,000ターン巻かれているコイルの2,000ターン目の場所でショートすると、残りの3,000ターン分を飛び越えて電気が流れてしまいます。

    症状:完全に無音にはならないものの、出力が極端に低下し、ハイ(高音)ばかり目立つスカスカで歪まない音になります。
    テスターで抵抗値を測ると、本来の規定値(例: 8kΩ)より大幅に低い数値(例: 2kΩなど)が検出されます。

    PXL_20251210_101552212

    ➂ 磁石(マグネット)の減磁・消磁
    ピックアップの構造上、コイルだけでなく磁石も不可欠です。磁石が磁力を失うと、弦の振動を電気信号に変換できなくなります。

    ・ネオジム磁石など強力な磁界への接近
    強力な磁石(大型スピーカーのマグネットや金属検索用磁石など)をギターのピックアップに近づけすぎると、ピックアップ内部の磁石(アルニコやセラミック)の磁束が乱れ、減磁(磁力が弱まる)することがあります。

    ・強い衝撃や熱
    アルニコ磁石などは、激しい落下ショックや、ハンダごてでマグネット自体を長時間加熱してしまうことで磁力を失う(減磁する)性質があります。

    ➃ 4芯リード線の内部断線・配線被覆の短絡(ハムバッカー)
    タップ機能付きのハムバッカー(4芯仕様)でよく起こるトラブルです。

    リード線の内部断線: 被覆の中で芯線が折れている状態。外見からは判別できません。

    熱による内部ショート: 配線作業時にハンダごての熱を当てすぎると、リード線のシールド(外皮)内部で「Hot線」と「アース線」が溶着してショートし、音が出なくなります。

    3. テスター(マルチメーター)でできる故障判定(診断方法)
    ピックアップが壊れているかどうかは、テスターを使えば一発で判別できます。

    ■診断手順■

    ピックアップのリード線を回路(ポットやスイッチ)から完全に外します。

    テスターを抵抗測定モード(Ω)に設定します。

    ピックアップの「Hot(出力線)」と「Ground(アース線)」にテスターの針を当てます。

    【テスターの測定結果による診断基準】

    ┌─────────────────────────────────────────────────────────┐
    │ ■ 規定値通り(例: 6kΩ〜15kΩ程度) ➡️ 正常 │
    │ ■ 「OL」または「無限大(∞)」 ➡️ 断線(コイル切れ) │
    │ ■ 「0Ω」または「数Ω〜極端に低い」 ➡️ ショート(短絡) │
    └─────────────────────────────────────────────────────────┘
    💡ヒント:ハムバッカー(4芯)の場合は、タップ用の2線(通常は白と赤など)同士が導通しているか、各コイル単体の抵抗値が均等に出ているかもチェックします。

    4. ピックアップが壊れてしまった場合の対処法
    不幸にもピックアップの故障が確認された場合、選択肢は主に3つあります。

    ・メーカー保証・新品交換(一番確実)
    修理よりも新品への交換、またはリプレイスメント品(Seymour Duncan, DiMarzioなど)への載せ替えがコスト的にもスピーディでおすすめです。

    ・専門ショップでのコイル巻き直し(リワインド)
    ヴィンテージギターや、入手困難な特殊ピックアップの場合は、リペアショップに依頼してコイルを解いて巻き直してもらう(リワインド)ことが可能です。

    ・ハトメ部の再ハンダ(自分でできる場合も)
    断線場所が「リード線とコイルの結合部分(ハトメ)」である場合、ハンダを修正するだけで直るケースもあります。ただし、コイルの奥深くで切れている場合は自力修理は不可能です。

    ~まとめ~

    ギターのピックアップから音が出なくなった場合、原因のほとんどは「極端な負荷によるコイル断線」か「水分・酸化による緑青腐食」、そして「ハンダ作業時の接触事故」です。

    配線を疑う前に、まずはテスターでピックアップ単体の抵抗値を測ってみましょう。

    数値が「OL(無限大)」を示していたら、ピックアップ本体の寿命か故障です。

    諦めて新しいピックアップへのアップグレードを検討しましょう!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    drpainmm-guitar-1995031_1280
  • 【完全版】ギターの配線改造で音が出ない!原因と解決策を徹底解説【トラブルシューティング】

  • 2026/08/11
  • Category:
  • ピックアップやポッドの交換、スイッチの増設など、エレキギターの配線改造は音作りの幅を広げる楽しいDIYです。

    しかし、作業が終わっていざアンプに繋いだとき「音がまったく出ない」「雑音がひどくて音が小さい」というトラブルは、DIY初心者からベテランまで誰もが一度は経験します。

    この記事では、ギターの配線改造後に音が出なくなる原因を「ハンダ付けの問題」「配線のミス」「パーツの不具合・短絡」など、可能性のある要因を徹底的に洗い出して解説します!

    jarmoluk-service-428540_1280

    1. 最初に確認!「音が出ない」状態のパターン分類

    トラブルの原因を突き止めるには、まず「どのように音が出ないか」を観察することが近道です。

    ・パターンA:完全な無音(アンプのノイズすら聞こえない)

    ・パターンB:猛烈な「ジー」というノイズだけが鳴る(弦に触れても消えない)

    ・パターンC:アンプからかすかに音が聞こえるが極端に音が小さく歪む

    ・パターンD:特定のピックアップやスイッチの位置だけ音が出ない

    それぞれのパターンに応じて、以下の原因を順番にチェックしていきましょう。

    2. 要因➀:ハンダ付けに関するトラブル(一番多い原因!)
    配線改造の失敗で最も頻度が高いのがハンダ付けの不具合です。

    1. イモハンダ(冷えハンダ)による接触不良

    現象: ハンダがパーツや線にしっかり馴染んでおらず、表面上でくっついているだけの状態。

    原因: ハンダごてのワット数不足、または加熱時間が短すぎたこと。

    対策: ポットの裏(コモンアース)などは放熱しやすいため、40W〜60W程度の高出力なハンダごてを使用し、母材をしっかり温めてからハンダを溶かし直します。

    ※このハンダの熱不足が原因でハンダが溶け不足による通電不良も多くのトラブルです。

    axonite-board-2437882_1280

    2. ハンダのブリッジ(意図しないショート)

    現象: スイッチの足同士や、ポットの端子同士が溶けたハンダで繋がってしまう。

    対策: ハンダ吸い取り線や吸い取り器で余分なハンダを除去し、隣の端子と接触していないか目視で確認します。

    3. 被覆(インシュレーション)の溶け落ち

    現象: ハンダごての熱で配線材のビニール被覆が溶け、中の芯線が露出し、ボディ内部の遮光塗料(導電塗料)や他のパーツに触れてしまう。

    対策: 露出した部分に熱収縮チューブを被せるか、配線材を新しくやり直します。

    3. 要因➁:配線ミス・回路の勘違い
    配線図通りに作業したつもりでも、意外な落とし穴があります。

    1. アウトプットジャックの「Hot」と「Ground」の逆接続

    現象: 猛烈なノイズ(ブーン、ジー)が鳴り、弦に触れるとさらにノイズが大きくなる。

    原因: ジャックのHot(信号線)とGround(アース線)を逆にハンダ付けしてしまっている。

    対策: ジャックの長い端子(スリーブ/Ground)と、先端に触れる端子(チップ/Hot)の配線を入れ替えます。

    2. アース(Ground)の落とし忘れ・ループ

    現象: 音が出ない、あるいは強いノイズが載る。

    原因: ブリッジアース(弦に触れてノイズを逃がす線)や、ポット同士をつなぐアース線が途切れている。

    対策: 回路全体のGroundが、最終的にすべてアウトプットジャックのスリーブ(アース端子)に集約されているか確認します。

    zathris-cpu-3061923_1280

    3. ピックアップのカラーコード(配線色の違い)の勘違い

    現象: ピックアップを交換したら音が出ない、またはフェイズアウトして極端に細い音になる。

    原因: ピックアップの配線色はメーカーごとに全く異なります。必ずテスターでコイル1個1個の位相チェックで確認しよう。

    対策: 交換したピックアップメーカーの公式配線カラーチャートを必ず確認してください。

    4. 要因➂:組み込み時の物理的トラブル(キャビティ内での干渉)

    ピックガードやコントロールプレートを固定する前(開けた状態)は音が鳴っていたのに、「元通り組み上げたら音が出なくなった」という場合に疑うべきポイントです。

    【キャビティ内でよく起こる事故】
    ┌─────────────────────────────────────────┐
    │ [1] ポットのHot端子が導電塗料(アース)に接触 │
    │ [2] ジャックのHot端子がラグ板や金属壁に接触 │
    │ [3] スイッチの端子がボディ底面に押し潰される │
    └─────────────────────────────────────────┘
    導電塗料 / 導電アルミテープとの接触: ノイズ対策でキャビティ内に塗られている黒い塗料やアルミテープは「アース」に繋がっています。

    ここにHot(信号線)が少しでも触れると、信号がそのままアースへ逃げて無音(ショート)になります。

    対策: ポットやジャックの向きを少し回転させて壁面から離すか、干渉しそうな壁面に絶縁テープ(ビニールテープやマスキングテープ)を貼ります。

    5. 要因➃:パーツの熱破壊・不具合

    作業中の熱や経年劣化によって、パーツ自体が壊れている可能性もあります。

    ポット(可変抵抗器)の内部焼き切れ: ポットの裏側に長時間ハンダごてを当て続けると、内部のカーボン抵抗板やプラスチックパーツが熱で破損し、導通しなくなります。

    コンデンサ(トーン用)のパンク: 脚の根元に熱を与えすぎると内部構造が破壊され、Hotの信号をすべてアースに流してしまう(=音が出なくなる)ケースがあります。

    ジャックの接点不良: プラグを挿したときに、ジャックの金属足が変形してプラグの先端(チップ)に届いていない場合があります。

    2427999-litton-1351995_1280

    6. テスター(マルチメーター)を使った原因追及の手順

    目視で原因が分からない場合は、テスターの「導通モード(音が出るモード)」または「抵抗測定モード(Ω)」を使ってチェックします。

    ⚠️ テスター使用時はアンプからシールドを抜いた状態で行ってください。

    シールドケーブルを挿してジャック部を測定

    ギターにシールドを挿し、シールドのもう片方のプラグ先端(Hot)と軸(Ground)にテスターを当てます。

    ボリューム最大時、ピックアップの抵抗値(約5kΩ〜15kΩ程度)が表示されれば回路としては正常です。

    ・0Ω(導通音あり): 回路のどこかでHotとGroundがショートしています。

    ・OL / 無限大(導通音なし): 回路のどこかが断線(未接続)しています。

    信号ルートを順番に辿る

    ピックアップの出力 ➡️ スイッチ ➡️ ボリュームポット ➡️ ジャックと順番にテスターを当てていき、どこで信号が途絶えるか(またはショートするか)を特定します。

    ~まとめ~

    落ち着いて1つずつチェックしよう!

    ギターの配線改造で音が出なくなっても、ギター本体やアンプが永遠に壊れてしまったわけではありません。

    原因の9割以上は「不完全なハンダ付け」か「アースへの不要な接触」です。

    ●配線図とカラーコードを再確認する。

    ●キャビティの壁や他パーツにHotが触れていないか確認する。

    ●ハンダ付けを温め直す(再ハンダ)。

    この3つのステップを踏めば、必ず原因が見つかり、自分の手で直した愛機から最高の音が鳴るはずです!

    諦めずにチャレンジしてみてください。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    falconp4-tool-2766836_1280
  • 【初心者向け】テスターで配線の断線・ショートを見つける方法!安全な測定手順を徹底解説

  • 2026/08/09
  • Category:
  • テスター(マルチメーター)を使った配線チェックの手順を分かりやすくまとめたブログ記事を作成しました。

    ギターの配線不具合を見つける事に活用して下さい。

    theaflowers-soldering-7897827_1280

    DIYでPU交換や電装パーツを取り付けた時に音が出なくなった際、一番に疑うべきは「配線の不具合」です。

    一見すると綺麗に繋がっている配線でも、内部で線が切れている(断線)ことや、余計な場所に触れてしまっている(ショート)ケースは珍しくありません。

    この記事では、デジタルテスター(マルチメーター)を使って、誰でも安全かつ確実に配線のトラブル原因を特定する具体的な手順を解説します!

    1. 測定前に準備するものと安全確認必要な工具

    ・道具デジタルテスター(マルチメーター)

    ・ワニ口クリップ(あると一人でも作業が格段に楽になります)

    ・極細ピン / 安全ピン(カプラー内部の測定用)

    ⚠️ 【超重要】作業前の絶対ルール必ず対象の電源を切ってから作業を開始してください!

    (車の作業ならバッテリーのマイナス端子を外す、家電ならコンセントを抜く)電圧がかかった状態で「導通モード」や「抵抗測定」を行うと、テスターのヒューズが飛んだり本体が故障・火災の原因になります。

    2. 【症状別】テスターを使った配線チェック手順配線トラブルの調査は、大きく分けて「断線チェック(導通)」と「ショートチェック(短絡)」の2つがあります。

    ➀配線が内部で切れていないか?(断線チェック)配線の端から端まで電気がしっかり通る状態かを調べます。

    テスターのレンジ設定ダイヤルを「導通チェックモード(音符やダイオードのマーク)」に合わせます。
    (※導通モードがない機種の場合は、抵抗測定モード「Ω」の最小レンジに設定)テスターの事前確認赤と黒のテストリード(針)の先端同士を接触させます。

    「ピッ」と音が鳴る(抵抗測定の場合は0Ω近くになる)ことを確認します。

    測定手順調査したい配線の「両端」にテストリードをそれぞれ当てます。

    ●音が出る(または 0Ω近く): 正常(配線は繋がっています)

    ●音が出ない(または 「OL / 1」表示): 断線している(内部で途切れています)

    clickerhappy-camera-943244_1280

    ② 意図しない場所と触れていないか?(ショート/短絡チェック)プラス線が金属ボディ(アース)や、別の配線と接触して短絡していないかを調べます。

    テスターのレンジ設定「抵抗測定モード(Ω)」または「導通モード」に設定します。

    測定手順(ボディショートの例)赤リードをチェックしたい配線に当てます。

    黒リードを車のボディ金属部(無塗装の部分)やアースに当てます。

    ●「OL(無限大)」表示 / 音が出ない: 正常(しっかり絶縁されています)

    ●「0Ωに近い数値」 / 音が出る: ショートしている(どこかで金属に接触しています)

    clickerhappy-camera-943244_1280

    3. 測定がうまくできない時の裏ワザと注意点トラブル原因と解決策数値がコロコロ変わって安定しないテスターの針を手で持っていると指の抵抗を拾うことがあります。

    ワニ口クリップで固定して測定しましょう。

    カプラー(コネクタ)の穴に針が入らない無理に突っ込むと端子が潰れます。

    コネクタの裏側や穴に細いピンを挿し、そこにテスターを当てると便利です。

    被膜の上から測っても反応しない配線のビニール被膜は電気を通しません。

    必ず金属の端子部分に直接当ててください。

    ~まとめ~

    配線不具合の調査は、難しく見えてやるべきことはシンプルです。

    断線チェック:線が繋がっているか?

    ➡️ 導通(音が出る)ならOKショートチェック:余計なところに触れていないか?

    ➡️ 絶縁(音が出ない/無限大)ならOKこの2つを順番に確認するだけで、どこにトラブルがあるかを絞り込むことができます。

    安全に気をつけて、まずは電源を切った状態からチェックしてみましょう!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    tyler-clemmensen-TW-wknV1oZo-unsplash
  • VANZANDT主要モデルのラインナップ一覧

  • 2026/08/06
  • Category:
  • VANZANDT(ヴァンザント)の完成車ラインナップは、ヴィンテージ・フェンダーの伝統的なシェイプをベースにしつつ、日本の熟練工房 PGM(Professional Guitar Manufacture)の高度な木工技術によって製作されています。

    代表的なSTV(ストラトキャスタータイプ)やTLV(テレキャスタータイプ)をはじめ、主要モデルの違いと自分に合った1本の選び方を詳しく解説します。

    musician-3237916_1920

    VANZANDTの完成車は、基本的に「モデル名+アルファベット(または数字)」で仕様(ボディ材や年式)が区別されます。

    ➀STVシリーズ(Stratocaster Style)・・・ヴァンザントのフラッグシップであり、圧倒的なトーンバリエーションを誇るストラトタイプです。

    ●STV-R1・・・アルダーハカランダ / ローズウッドTrue Vintage60sスタイル。
    引き締まった中低域と滑らかな高域。歌ものバックやアンサンブルに馴染みやすい。

    ●STV-R2・・・アッシュメイプル (1ピース)True Vintage50sスタイル。
    アタック感が強く、レスポンスが良い。レスポンスの速さとカラッと乾いた開放的な音が魅力。

    ●STV-R3・・・アッシュハカランダ / ローズウッドVintage Plus50s〜60sのハイブリッド。
    アッシュボディの押し出し感とローズ指板の粘りを両立したパワフルな仕様。

    【補足:RシリーズとCSシリーズ】Rシリーズ:一般的な指板ラジアス「210R」を採用したレギュラーモデル。

    ●CSシリーズ(Custom Style):ヴィンテージそのままの「180R(7.25インチ)」指板やヴィンテージフレットを採用した、よりマニアックな仕様。

    ➁ TLVシリーズ(Telecaster Style)テレキャスターが持つ本来の「生々しい鳴り」と「キレ」をとことん追求したシリーズです。

    ●TLV-R1・・・アッシュメイプル (1ピース)Vintage N / B-5550sブラックガード期スタイル。
    極太のリアサウンドと抜けの良いフロント。コードのカッティングが最高に心地良い。

    ●TLV-R2アルダーハカランダ / ローズウッドVintage N / B60sロズウッド指板スタイル。
    ミッドレンジに甘さと粘りがあり、ソロやブルースラインにマッチする質感。

    ●TLV-R3・・・アッシュハカランダ / ローズウッドVintage N / B-55アッシュのレスポンスとローズの粘りが融合。
    ロックや歌もののギターボーカルに高い人気を誇る仕様。

    vitalii-khodzinskyi-lz6APfqIyDU-unsplash

    ➂JMV / JBVシリーズ(Jazzmaster & Jaguar Style)近年プロミュージシャンやインディーロックシーンで評価が高まっているオルタナティヴ系モデルです。

    JMV-R1 / R2(Jazzmaster Style)独自のブリッジ角設計と極薄ラッカーにより、ジャズマスター特有の「弦落ち」や「サステイン不足」を劇的に改善。
    図太いドライブトーンと美しいクリーンが特徴。

    ●JBV-R1(Jaguar Style)・・・ショートスケール特有のテンション感と暴れるサウンドを活かしつつ、ピッチの安定度を高めた本格派ジャガースタイル。

    2. VANZANDT選びの重要な「3つのポイント」VANZANDTのモデルを選ぶ際、どのシリーズを選ぶかだけでなく、以下の3つの要素(ボディ材・指板材・ピックアップ)の組み合わせを理解しておくと最適な1本が見つかります。

    ・アルダー(Alder)音の特徴:粘りのある中音域(ミッドレンジ)が豊か。

    こんな人に:バンドの歌を邪魔しない自然なバッキング、バンドアンサンブルでのまとまりを重視する方。

    ・アッシュ(Ash)音の特徴:高域(ハイ)と低域(ロー)がしっかり出たドンシャリ傾向で、立ち上がりが非常に速い。

    こんな人に:歯切れの良いカッティング、ソロでの抜けの良さ、ピッキングニュアンスをダイレクトに出したい方。

    ●ポイント:指板材の違い。ローズウッド / マダガスカルローズウッド:しっとりとした手触りと、中低音の温かみ・粘りが特徴。

    ・メイプル1ピース:アタックが非常に速く、硬質でアッパーな立ち上がり。
    立ち上がりの速さを求める方に最適。

    ●ポイント:ピックアップの出力(アップグレード・カスタム)VANZANDTの完成車はモデルによって標準搭載のピックアップが異なりますが、オーダーや中古市場では「Vintage Plus」や「Blues」といった高出力PUに載せ替えられている個体も多いです。

    ・True Vintage:最も繊細で素直。アンプ側のセッティングやピッキングで音を作りたい方向け。

    ・Vintage Plus / Blues:ドライブさせた際の太さと粘りを重視したいロック/ブルース派向け。

    rombo-AO19gzGQm2M-unsplash

    3. あなたにぴったりのモデルはどれ?(タイプ別おすすめ)

    ●「万能で歌もの〜ロックまで幅広く対応したい」👉 STV-R1(アルダー/ローズ指板)バランスが良く、ストラトの魅力であるニュアンスの豊かさを最も体感できる1本。

    ●「エッジの効いたコードカット、キレ重視のカッティングを弾きたい」👉 TLV-R1 または STV-R2(アッシュ/メイプル指板)レスポンスが爆速で、手元のニュアンスがダイレクトにアンプから飛び出します。

    ●「リードギターとしてソロを太い音で鳴らしたい・ブルースを弾きたい」👉 STV-R3 または TLV-R2(ローズ指板 / PUに「Blues」搭載モデル)中音域の粘りとサステインが長く、感情豊かなソロプレイに最適。

    ●「他の人と被らない存在感のあるリフやファズサウンドを鳴らしたい」👉 JMV-R1(ジャズマスタータイプ)一般的なJMタイプよりチューニングやサステインが安定しており、実戦的なオルタナ/ロックギアとして活躍します。

    VANZANDTは下地からの極薄オールラッカー塗装のため、経年変化(エイジング)による音の変化が顕著に現れるギターです。

    新品はもちろん、使い込まれた中古個体もそれぞれ異なる鳴りを持っていますので、機会があればぜひ実際に弾き比べてみてください。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    PXL_20260720_084151925
  • VANZANDT(ヴァンザント)とは?その成り立ちと歴史

  • 2026/08/04
  • Category:
  • ギタリストやベースプレイヤーの間で「究極のヴィンテージ・サウンド」を誇るブランドとして名高い VANZANDT(ヴァンザント)。

    アメリカ・テキサス州で産声をあげたハンドメイド・ピックアップの歴史から、日本国内(PGM)で組み立てられる完成車ギターのこだわり、代表的なピックアップモデルまで、魅力を徹底解説します。

    PXL_20260720_081323960

    1.テキサスから始まったハンドメイド・ピックアップ VANZANDTの始まりは、アメリカ・テキサス州に工房を構えていたW.L. ヴァンザント氏(W.L. Vanzandt)による手巻きピックアップの製作でした。

    50年代〜60年代のフェンダー社製ヴィンテージ・ピックアップの構造やサウンドを研究・再現し、独自のノウハウを加えたそのピックアップは、テキサスのブルースマンを中心に瞬く間に絶賛されることになります。

    スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)やエリック・ジョンソンをはじめとするトッププレイヤー達が愛用したことで、世界中のギタリストにその名が知れ渡るようになりました。

    日本の熟練工房「PGM」によるコンプリート・ギターの進化ピックアップメーカーとして名を馳せたVANZANDTですが、「この極上のピックアップを最大限に活かすギター本体を作りたい」という思いから、日本国内でのギター製造がスタートします。

    その製造を手掛けているのが、日本を代表する名ルシアー乳井和彦氏率いる工房 PGM(Professional Guitar Manufacture) です。

    厳選された木材と徹底した組み込み技術によって、ヴィンテージの持つレスポンスの良さと、現代の音楽シーンに対応する演奏性を高次元で両立させた“Neo Vintage”なギターを生み出し続けています。

    2. VANZANDTギターが持つ「3つの凄み」VANZANDTの完成ギター(STVシリーズやTLVシリーズなど)には、他の国産ブランドと一線を画す明確なこだわりがあります。

    ・下地からのオール極薄ニトロセルロース・ラッカー塗装一般的なギターはコストや保護性能のためにポリエステルやポリウレタンの下地塗膜を使いますが、VANZANDTは下地からトップコートまで一貫して極薄のニトロセルロース・ラッカーを採用しています。

    木部の「鳴り」を一切殺さず、弾き込むほどにラッカー特有のエイジング(経年変化)とトーンの熟成を楽しめます。

    ・強靭な「メインコンダクト・ネック」・・・ギターの音抜けやサスティーンを大きく左右するのがネックの組み込みです。
    独自のトラスロッド仕込みと精密な木工精度により製作される「メインコンダクト・ネック」は、環境変化に強い強靭さと、弦振動をダイレクトにボディへ伝える豊かな倍音を生み出します。

    ・ヴィンテーシ質感と現代的演奏性の融合(210R指板)・・・ヴィンテージ・フェンダーの指板R(7.25インチ / 約184R)はきつく、チョーキング時の音詰まりを起こしやすいデメリットがありました。

    VANZANDTでは、クラシカルなトーンやネックグリップ感を維持しつつ、指板ラジアスを「210R(約8.25インチ)」とややフラットに設定。

    弦高を低めに設定しても音詰まりしにくく、現代的なプレイにも柔軟に対応します。

    alexandre-st-louis-IlfpKwRMln0-unsplash

    3. VANZANDT 代表的ピックアップ一覧 VANZANDTのピックアップは単体パーツとしても非常に人気が高く、リプレイスメント(交換用)の定番です。

    それぞれのサウンド特性を整理しました。

    ~ストラトキャスター用(ST Style)~

    ●TRUE VINTAGE・・・約5.8kΩ’54〜’59年初期メイプル期のサウンドを完全再現。
    カラッと乾いた質感と透明感のあるクリーンが魅力。

    ●VINTAGE PLUS・・・約6.3kΩ60年代前半の枯れたストラトサウンド。
    ミッドの倍音が心地よく、VANZANDTの標準・看板モデル。

    ●BLUES・・・約6.8kΩVintage Plusをベースにミッドレンジを強化。
    太さと粘りがあり、粘り強いリードやピッキングニュアンスに最適。

    ●ROCK・・・約7.2kΩ高出力で図太く、ローミッドの押し出しが強いモデル。
    深いドライブサウンドやファズとの相性も抜群。

    ~テレキャスター用(TL Style)~

    ●VINTAGE Nネック(Front)・・・50年代初期テレキャスターの太く甘いフロントトーンを再現。
    籠もりにくくヌケが良い。

    ●VINTAGE B / B-55ブリッジ(Rear)・・・エッジの効いたキレのあるサウンド。
    フラットポールピース(B-55)等のバリエーションあり。DALLAS CHOPPERリア/セット日米共同企画品。高音域の痛さを抑え、各弦の分離感とテキサスらしい力強さを兼ね備えた万能モデル。

    ~まとめ~

    VANZANDTはこんなプレイヤーにおすすめ!

    「本物のヴィンテージ・トーン」を味わいつつ、ライブでバリバリ使いたい方ピッキングニュアンスやタッチの強弱を表現したいブルース・ロック系プレイヤー弾き込むことでギターと一緒に経年変化(エイジング)を楽しみたい方ただ古き良きものを模倣するだけでなく、「楽器としての鳴りとプレイアビリティ」をとことん追求しているからこそ、VANZANDTは長年プロ・アマ問わず絶大な信頼を得ています。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    PXL_20260727_085004545
  • ノイズ対策処理がされているのにノイズが多いギターの原因

  • 2026/08/02
  • Category:
  • ノイズ対策として、コントロールザグリにノイズ対策塗料を塗って対策しているモデルが数多く存在します。

    しかしながらこれは正しく対処しないと「逆効果」になります。

    メーカーも見えない所だからと非常に適当に塗料が塗られていたります。

    PXL_20260727_085004545

    ちなみにこれは新品のギターです。

    例えばこの状態だと、ザグリ内に正しく塗られていない上に「塗られた所をアースに落としていない」という問題です。

    ノイズ対策塗料はざっくり説明すると電気が流れる塗料・ノイズ成分を集める塗料となります。

    「ノイズ成分が集まった物をアースに捨てる」という動きをするのですが、この捨てる先が無ければノイズを集めるだけの状態になります。
    結果的にノイズ対策じゃなくノイズが増える状態となります。

    PXL_20260727_085447048

    塗られている所にはアースラグを打って配線を繋げるか、ノイズ対策塗料を配線穴まで塗って「コントロール部と通電した状態」にしないとダメです。
    このモデルは塗り方もテキトーな上にラグ無し、配線穴にもノイズ対策塗料を流し塗ってコントロール部のノイズ対策塗料と繋げている様に塗られていません。

    こうしたモデルはザグリにラグ板でアースを取る必要が出てきます。

    PXL_20260727_090038550

    またテレキャスターはアース不良になりやすいので、リアPUからブリッジアースが取れますが信用しない方が良いです。
    基本はブリッジアース線を接続していた方が良いです。

    リアPUもザグリ内にノイズ対策塗料は塗られているけどテキトーで、配線穴からコントロール部にノイズ対策塗料を流し込んで繋げている事もなくラグ板でアース線も取っていませんから、こうした部分からノイズが集まってノイズが増える状態となります。

    PXL_20260727_090328410

    ラグ板を増設し、塗った箇所をアースに落とせばノイズは基本的に大きく減少します。

    こうした当たり前な事が出来ていない状態で新品で売っている事もあるので、新品でもノイズがやたら大きいのであれば修理に持ち込みましょう。

    本来はノイズ対策塗料を塗り直した方が良いですが、今回は当日仕上げでギターを受け取りたいとの事でしたのでそのままラグ板を増設して済ませましたがメーカーの仕上げも新品でこの様なクオリティなので、電装部に限らず他の部分でもしっかりと製造しているのか不安が出てきます。

    ありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    audience-1835431_1920
  • テンションピン・テンションバーとは?

  • 2026/07/31
  • Category:
  • エレキギターのヘッド部分についている小さなパーツ、「テンションピン(ストリングガイド)」や「テンションバー」。

    「ただの弦押さえでしょ?」と思われがちですが、実はチューニングの安定性や演奏感、さらには音色(トーン)にまで大きく関わっている超重要パーツなんです!

    今回は、ギターのテンションピン・テンションバーの基本的な役割から、知っておくと得するマニアックな知識・メンテナンス術まで、分かりやすく徹底解説します!

    musician-2943109_1920

    まず、それぞれの基本的な見た目と取り付けられているギターの違いを押さえておきましょう。

    ●テンションピン(ストリングガイド / リテイナー)・・・ストラトキャスターやテレキャスターなど、ヘッドに角度がついていない(ストレートヘッド)ギターによく見られる小型のピン状パーツです。

    主に高音弦側(1・2弦、または3・4弦)に取り付けられています。

    ●テンションバー・・・フロイドローズなどのロック式トレモロを搭載したギターのヘッドに多く見られる、細長いバー状のパーツです。

    ナット(ロックナット)の手前で全弦(または数本)をまとめて上から押さえる構造になっています。

    2. テンションピン・テンションバーの「3つの役割」なぜわざわざ弦を上から押さえつけるパーツが必要なのでしょうか?

    主な理由は以下の3点です。

    ●ナットにかかる「適切な角度(ヘッド角)」をつける角度のないストレートヘッドの場合、ペグ軸までの距離が長い弦(特に1〜2弦)は、ナットを通過した後の角度が浅くなってしまいます。

    角度が浅いと、弦がナットの溝から浮いてしまったり、開放弦を弾いたときに「ビーン」という嫌な雑音(共振・ビビリ)が発生します。

    パーツで弦を押さえつけることで、理想的な進入角度を作り出しているのです。

    ●チューニングの安定感を向上させるナットにしっかりと適切な圧力がかかることで、開放弦を強く弾いたときやチョーキングをしたときに、弦がナット溝の中で跳ねたりズレたりするのを防ぎます。

    ●演奏感(テンション感)とサステインの調整弦を押さえつける強さ(角度)が変わると、指で弦を押さえたときやチョーキングしたときの「音のハリ感(音のテンション感)」が変わります。

    また、ナットにしっかり圧力がかかることで弦の振動がネックへ効率よく伝わり、サステイン(音の伸び)の向上にもつながります。

    alexandre-st-louis-IlfpKwRMln0-unsplash

    3. 知っておくと得する!テンションピンの種類と音への影響テンションピンにはいくつかの形状・素材があり、それぞれ特徴が異なります。

    ●カモメ型(羽根型)・・・ビンテージフェンダー等に多く見られる伝統的な形。レトロなルックス。摩擦が起きやすいためアーミング時にややズレやすい。

    ●樽型(ボタン型)・・・70年代風の分厚い円柱状の形。しっかりと弦を押さえられるが、カモメ型同様摩擦には注意が必要。

    ●ローラータイプ・・・弦が接する部分に小さなローラーが仕込まれている。摩擦抵抗が激減! アーミングやチョーキング後のチューニング狂いが激減する。

    ●グラファイト / タスク製・・・潤滑性のある特殊素材で作られたパーツ。金属摩擦がなく滑らか。サステインやクリアな響きにも貢献。

    アームを頻繁に使う方や、チョーキング後のチューニングズレに悩んでいる方は、標準のカモメ型から「ローラータイプ」や「Graph Tech(グラフテック)製のリテイナー」に交換するだけで、劇的に改善することがあります!

    4. フロイドローズ乗り必見!テンションバーの正しい調整知識ロック式トレモロ(フロイドローズ等)に付いている「テンションバー」には、非常に重要な調整ポイントがあります。

    ★ナットキャップを締めたときの「音ズレ」を防ぐ!

    フロイドローズのロックナットは、上からボルトでキャップを締め込んで弦を固定します。
    このとき、テンションバーの高さ調整が不適切(高すぎる)だと、キャップを締めた瞬間にチューニングが大きく高くなってしまいます。

    ●正しい状態: テンションバーで弦をしっかり押し下げ、ロックナットの傾斜に弦が隙間なくピッタリ沿っている状態。

    調整方法: テンションバーの両端にあるネジを締め込み、弦がナット面に自然に密着する高さまで下げます。
    これをやっておくだけで、「せっかくチューニングしたのにロックしたらズレた…」というストレスから解放されます!

    5. テンションピン周りのトラブル対策&裏ワザ

    最後に、今日から使えるメンテナンス知識をご紹介します。

    摩擦防止にオイル・グリスを塗るテンションピンと弦が接する部分に、ギター用のグリス(GHS Fast Fretやナットソース等)や、鉛筆の芯の粉(黒鉛)を少し塗っておくだけで、弦の引っ掛かりが激減します。

    スペーサー(背の高さ)の変更でテンション感を調整テンションピンの下に入っている金属の筒(スペーサー)の高さを変えることで、弦の押さえ込み角度を微調整できます。

    ●スペーサーを低くする(角度を急にする) ➔ ナットへの圧力が強まり、固めのサステインがある音に。

    ●スペーサーを高くする(角度を浅くする) ➔ チョーキングが柔らかくスムーズな演奏感に。

    ~まとめ~

    地味な見た目ながら、「音の濁り防止」「チューニング安定」「弾き心地の調整」という重要な役目を一手に引き受けているテンションピンとテンションバー。

    もし現在のギターのチューニングが狂いやすかったり、開放弦の鳴りに違和感がある場合は、ぜひこのパーツの調整や交換を検討してみてくださいね!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    PXL_20260727_083601650.MP
  • 【保存版】エレキギターのピックアップ高さ調整完全ガイド!音質はどう変わる?適切な高さの決め方まで徹底解説

  • 2026/07/29
  • Category:
  • エレキギターのピックアップ調整は、お金をかけずにギターの音質(トーン)を劇的に改善できる最高のチューニングの一つです。

    ブログ記事としてそのまま投稿・活用していただけるよう、構成や見出しを整えた記事を作成しました。

    PXL_20260605_110004456

    「ギターの音がなんだかもこもこする…」

    「ピックアップを交換せずに、もっと抜けの良い音にしたい!」

    そんな悩みをお持ちの方におすすめしたいのが「ピックアップの高さ調整」です。

    ドライバーが一本あれば数分でできる作業ですが、実はサウンドキャラクターを激変させるほどのインパクトがあります。

    今回は、ピックアップの高さによって音がどう変化するのか、その仕組みと最適なセッティング手順を詳しく解説します!

    1. なぜピックアップの高さで音が変わるの?

    ピックアップの中には強力な磁石(マグネット)が入っており、その周囲にコイルが巻かれています。

    金属製の弦が振動すると磁界が乱れ、それが電気信号となってアンプへ送られます。

    つまり、ピックアップと弦の距離=磁力の強さと信号の強さに直結しています。

    ●弦に近づける(高さを上げる): 磁界が強くなり、出力(音量)が上がって力強いサウンドになる。

    ●弦から遠ざける(高さを下げる): 磁界が弱くなり、ダイナミクスが広がってナチュラルでスッキリしたサウンドになる。

    このように、高さを変えることで「音量」だけでなく「音色やサステイン(音の伸び)」まで大きく変化します。

    PXL_20260213_090134786

    2. 近づけすぎ・遠ざけすぎのデメリット「高くすればパワーが出るなら、限界まで近づければ良いのでは?」と思いがちですが、行き過ぎるとデメリットが発生します。

    ●近づけすぎた場合(高すぎる)サステインの減衰(弦振動の阻害): 磁力が弦を強力に引っ張ってしまうため、弦がうまく振動できず、音がすぐに消えてしまいます(サステインが短くなる)。

    ●ピッチの濁り(ストラトキャスター病): 磁力が弦の振動を歪め、チューニングが合っているのに音が濁って聞こえる「ストラトキャスター病(イントネーションの悪化)」が発生します。意外とシングルコイルは弦を引っ張る磁力が強いので高さはそこまで高くできません。6弦等は12フレット付近で音が「ホワー」っとした音が出てくるならPUの高さ高いです。

    ●歪みすぎる・音が潰れる: 出力が上がりすぎて、クリーンで鳴らしたいのに音が割れてしまう原因になります。

    ●遠ざけすぎた場合(低すぎる)出力不足: 音量が小さくなり、アンプやエフェクターの乗りが悪くなります。音の輪郭がボヤけ、高音域の抜けが悪くなりアタック感が失われます。
    またノイズの増加、音量を稼ぐためにアンプのゲインやボリュームを上げる必要があり、結果としてノイズが目立つようになります。

    PXL_20250809_075807271

    3. ピックアップの種類別・標準的な高さの目安高さ調整の第一歩として、まずは「メーカーが推奨する標準的な高さ」を基準にするのがおすすめです。

    【測定方法】最終フレットを押さえた状態で、「ポールピース(磁石の頂点)の上端」から「弦の下端」までの距離を定規(1mm単位が見える金属スケール)で測ります。

    ●シングルコイル(ストラトキャスターなど)磁力が強いため、近づけすぎに注意が必要です。
    フロント(ネック)側: 6弦側 2.4mm / 1弦側 2.0mmリア(ブリッジ)側: 6弦側 2.0mm / 1弦側 1.6mm

    ●ハムバッカー(レスポールなど)シングルコイルに比べて磁力の影響を受けにくいため、比較的近づけることができます。
    フロント(ネック)側: 6弦側 2.0mm / 1弦側 1.6mmリア(ブリッジ)側: 6弦側 1.6mm / 1弦側 1.2mm※上記はあくまで目安です。

    ※ピックアップのパワーにより数値は大きく変化します。

    1弦側を少し高く(近づける)設定するのは、細い1弦の音量を稼ぎ、高音域の抜けを良くするためです。
    もっと細かくは各弦のポールピース高を調整すると音に関しては完璧な調整となります。
    PU本体の高さ調整のみで調整すると、音量が上がってほしくない弦の音量まで上げ下げしてしまうので、ポールピースの高さ調整が必要です。

    PXL_20250410_074233668

    4. 自分好みの音を見つけるための調整手順実際に音を聴きながら調整していく際の手順を紹介します。

    1.1弦側と6弦側のバランス調整:基本の高さ設定。まずは標準値を参考にベースの大きさを決めます。

    実際にクリーンサウンドで鳴らし、6弦(低音)と1弦(高音)を弾き比べて、低音が大きすぎたり高音が埋もれたりしないよう左右のネジで傾きを調整します。

    次に各弦の音量を確認し、音が大きい弦をマイナスドライバーで回して下げたり音が小さい弦は上げて調整します(ハムバッカーの場合)。
    各弦の音量調整を行うと、高域と低域とのバランスも変化しますので改めてPU本体の高さも調整します。

    2.フロントとリアの出力バランス調整:マイク切り替え時の音量感。ピックアップを切り替えた(スイッチ操作)ときに、極端に音量が変化しないよう調整します。

    基本的には構造上音量が小さくなりやすい「リア」を基準に高く設定し、「フロント」を少し下げることで全体のバランスが整います。

    3.耳(サウンド)での微調整:最終仕上げ。アンプから音を出しながら、ドライバを1/4回転ずつ回して微調整します。

    「もう少しコード感をスッキリさせたいなら下げる」「ソロの抜けや太さが欲しいなら上げる」といったポイントを探っていきましょう。

    ~まとめ~

    ドライバー1本で理想のトーンを手に入れよう!ピックアップの高さ調整は、失敗しても元の高さに戻せばリスクが一切ない、とても安全なモディファイ(カスタム)です。

    力強く歪ませたい・抜けを良くしたい ➔ 少し上げるサステインを伸ばしたい・クリーンを綺麗に鳴らしたい ➔ 少し下げてみるぜひネジの回転数や定規の数値をメモしながら、自分のギターが一番気持ちよく鳴る「黄金のポジション」を見つけてみてください!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    artem-polezhaev-uMykgs8uE1E-unsplash
  • ギターの弦の太さ(ゲージ)とは?

  • 2026/07/27
  • Category:
  • ギターの弦選びで「細い弦と太い弦、音は結局どっちがいいの?」と悩んだことはありませんか?

    実は、弦の太さ(ゲージ)はギターの音色(トーン)・サステイン(音の伸び)・操作性を劇的に変化させる最も手軽なチューニングです。この記事では、弦の太さによる音質の違いやメリット・デメリットを徹底解説します!

    guy-2607993_1280

    弦の太さはインチ単位(1/1000インチ)で表記されます。代表的なセット例は以下の通りです。

    ~エレキギター~

    ●スーパーライト(09-42):非常に細く、軽い力で押さえられる。

    ●レギュラーライト(10-46):標準的で最もバランスが良い。

    ●ミディアム(11-49〜):太めで音にパワー感が出る。

    エレキギターはこの三種類を基本に考えて張ると良いでしょう。

    ~アコースティックギター~

    ●カスタムライト(11-52):やや細めで指が痛くなりにくい。

    ●ライト(12-53):アコギの王道・標準的スペック。

    ●ヘビーゲージ(13-56):押さえるのも大変だがしっかりと音が鳴り切る。

    priscilla-du-preez-toHxRmrpRjU-unsplash

    ~太い弦の音の特徴と魅力~

    ※太くなる程、こうした特徴が出る。細くなるとこうした特徴が薄くなる。

    ●音質の特徴

    ・低音(ベース感)がしっかり出る:ふくよかで芯のあるサウンドになります。

    ・音圧とパワーが増す:ピッキングしたときの音の「立ち上がり」と「密度」がアップします。

    ・サステイン(音の伸び)が長くなる:弦自体の質量が大きいため、振動が長く続きます。

    こんな人・ジャンルにおすすめ!

    ・ジャズやブルースで太く甘いトーンを出したい人

    ・ロックやハードコアでドロップチューニング(ダウンチューニング)をする人

    ・アコギのストロークで力強い鳴り(コード感)を求めたい人

    ~細い弦(ライトゲージ)の音の特徴と魅力~

    ●音質の特徴

    ・高域(トレブル)が強調されたきらびやかな音:高音が綺麗に抜け、明瞭な響きになります。

    ・繊細なニュアンスが出しやすい:タッチの強弱が素直にサウンドに反映されます。

    ・低音の締まりが良い:重低音が前に出すぎないため、アンサンブルでスッキリまとまります。

    こんな人・ジャンルにおすすめ!

    ・チョーキングやビブラートを多用するリードギタリスト

    ・ポップスやカッティング奏法で軽快なリズムを刻みたい人

    ・指の力が弱く、まずは弾きやすさを優先したい初心者の方

    michael-riady-QSzdNJvF-Ak-unsplash

      細い弦(ライト) 太い弦(ヘビー)
    音の太さ・パワー  / 控えめ・繊細  / パワフル・重厚
    高音のきらびやかさ  / 非常に高い / まろやか・マイルド
    音の伸ばし(サステイン) 標準的〜やや短め /  長い
    テンション(張り・硬さ) 柔らかく押さえやすい /  硬く指の力が必要
    チューニングの安定性  ピッチがブレやすい  / 非常に安定しやすい

    結論:「太い=良い音」とは限らない!

    「太い弦のほうが音が太くて良い」と言われることも多いですが、音の良し悪しは弾くスタイルや目指すジャンルによって決まります。

    ●太い弦のデメリット:張力が強くなるため、指が痛くなりやすく、チョーキングが難しくなります。また、ネックへの負担も大きくなります。

    ●細い弦のメリット:演奏性が格段に高くなるため、ミスが減り、結果として「良い演奏(=良い音)」に繋がることも少なくありません。

    弦選びに迷ったら?

    まずは標準ゲージ(エレキは10-46 / アコギは12-53)から試す

    「指が痛い」「チョーキングを楽にしたい」なら 1サイズ細くする

    「音に迫力が足りない」「ダウンチューニングで弦がダルダルになる」なら 1サイズ太くする

    弦は数百円〜数千円で交換できる最も効果的な音作りツールです。

    ぜひ色々な太さを試して、自分のプレイスタイルに合った「最高のトーン」を見つけてみてください!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




    alexandre-st-louis-IlfpKwRMln0-unsplash
  • 楽器店で迷わない!「音が良い」新品ギターを見極める5つのチェックポイント

  • 2026/07/24
  • Category:
  • 憧れのギターを手に入れるなら、ルックスはもちろん「最高に音が良い一本」を選びたいですよね。

    しかし、楽器店に並ぶピカピカの新品ギターを前にすると、「どれも同じように見えてしまう」「試奏しても違いが分からないかも…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

    実は、音が良いギターを選ぶには、いくつかの明確なチェックポイントがあります。
    今回は、プロやハイアマチュアが楽器店で実践している「極上のサウンドを見分けるための秘訣」を分かりやすく解説します!

    guitar-3214415_1280

    1. アンプに通す前に「生鳴り」を聴く

    エレキギターであっても、アコースティックギターであっても、まずはアンプに繋がない状態(生音)で弾いてみましょう。

    チェック方法: ローコード(GやCなど)をジャラーンと1回強く鳴らし、ボディとネックの「振動」に注目します。

    ・音が良いギターの特徴:お腹や左手にビンビンと心地よい振動が伝わってくる。

    ・音が濁らず、1本の弦の音がバラバラにならずに「ひとかたまりの綺麗な和音」として響く。

    ・音が消えるまでの時間(サスティーン)が長い(ギターによる場合もあるので参考程度に)。

    ポイント: 生鳴りがスカスカなギターは、高級なアンプに繋いでも「芯のないペラペラな音」になりがちです。

    2. ネックの「剛性」と「木の密度」をチェックする

    ギターの音の良し悪し、特に音の輪郭やピッチの安定感は「ネック」で決まると言っても過言ではありません。

    チェック方法: ネックの裏側(木目)をじっくり見てみましょう。

    音が良いギターの特徴:木目がまっすぐ綺麗に通っている(順目の木材)。

    年輪の詰まり具合が均一である。

    ネックを握って軽く力を入れた時に、妙にしなったりせず「ガシッと硬い塊」のような安心感がある。
    近年の木材は柔らかい為、寿命にも関係します。

    ネックがしっかりしているギターは、弦の振動を逃がさずにボディへ伝えてくれるため、輪郭のある素晴らしいサウンドが生まれます。

    3. 全てのフレットを鳴らして「デッドポイント」を探す

    どんなに全体の響きが良くても、特定の音だけ「サスティーンが極端に短い」「音がこもる」という個体があります。
    これをデッドポイント(デッドスポット)と呼びます。

    チェック方法: 1弦から6弦まで、全てのフレットを1音ずつポーン、ポーンと鳴らしていきます

    音が良いギターの特徴:どのポジションを押さえても、同じように綺麗に音が伸びる。

    特定の音だけ急に「ベチャッ」と音が消えたりしない。

    フレット状態が悪いギターは不具合が起きます。

    guitar-5187376_1920

    4. 同一モデルの「個体差」を弾き比べる

    「このメーカーのこのモデルを買う!」と決めている場合でも、店頭に在庫があれば同じモデルを2〜3本出してもらい、弾き比べさせてもらいましょう。

    ギターは天然の木で作られているため、同じ型番、同じ工場で作られていても、驚くほど音が違います。

    A面:低音がドッシリ出ている

    B面:高音がキラキラしていて抜けが良い

    C面:全体のバランスが良いが、少し音が軽い

    このように比べると、自分の好みのサウンドがハッキリと見えてきます。

    店員さんに「同じモデルの在庫があれば、弾き比べさせていただけますか?」と聞くのは、楽器店ではごく一般的なことなので遠慮する必要はありません。

    5. 「店員さんに弾いてもらう」という裏ワザ

    自分で試奏するのが恥ずかしかったり、まだ上手く弾けなかったりする場合は、遠慮なく店員さんに頼みましょう。

    頼み方: 「このギターとあのギターの音の違いを聴きたいので、同じフレーズを目の前で弾いてもらえますか?」

    メリット: 自分が弾く側ではなく「聴く側(客席側)」に回ることで、客観的な音の広がりや、高音・低音のバランスを冷静にジャッジできるようになります。

    ~まとめ~

    「あなたの耳が心地よいと感じる音」が正解

    一般的に「太い音」「抜けが良い音」が良しとされますが、最終的な正解は「あなたが聴いていてワクワクする音」です。

    ジャカジャカ弾いた時に気持ちが良いか?

    ポーンと鳴らした余韻にうっとりできるか?

    スペックや価格、ネットのレビューに惑わされず、楽器店という特別な空間であなたの五感をフルに働かせてみてください。

    きっと「これだ!」と思える運命の一本に出会えるはずです。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar




BLOG CATEGORY

ARCHIVE