月別アーカイブ: 2017年5月

    DSC_3524
  • Musicman StingRay PU交換&プリアンプ交換

  • 2017/05/07
  • Category:
  • DSC_3523 Musicman StingRayのPU交換&プリアンプ交換&セットアップです。StingRayは改造する方もかなり多いベースですね。個性的なサウンドはかなり音色に悩むベースで、元のパーツを改造したり、交換してしまって別物のベースに変えたりとリペアも多いベースです。DSC_3524 もはや王道組み合わせかもしれませんがセイモアダンカンSMB-4D+アギュラーOBP-3に交換です!

    SMB-4Dも全体バランスが良くクリアな音質ですので、バランスの取れたレンジの広いOBP-3を組み合わせる事でクセの無い万能なベース&音作りの可変が大きいベースに早変わりします。DSC_3525 StingRayプリアンプも年代によって仕様が異なる事もあり、ポットがCTSであったりそうでなかったり、パーツが違っていたりします。

    今回のStingRayは限定モデルらしく、通常のStingRayと全然違う印象の音がします。塗装が剥がれている部分を見ると非常に塗装膜が厚く、アコースティック寄りと言えばいいのかかなり鳴りが押さえられていてボヨボヨとしたサウンドはウッドベースみたいでした。好みに合えば良いのですが、お客様的にそうでなかった事もあり今回交換する事となりました。

    よく楽器の音質で「鳴る」「鳴らない」と言葉の表現がありますがそれぞれの良い事もあります。「鳴らない楽器=ダメ」みたいに捕らえられる事が多いですが「鳴らない」と言われる楽器が良い場合もあります。必要な帯域の音だけがしっかりと鳴り、余計な倍音が押さえられている様なサウンドは単体で聴くとつまらない音なのかもしれませんが必要な帯域で上手く収まってくれて他の楽器の帯域にカブる事なくバンドサウンドに馴染んだりしてくれます。ワイドレンジな楽器や必要以外な帯域が鳴って出過ぎてしまうと余計に出てる邪魔な帯域のカットや他の楽器との音色兼ね合い等、EQの音作りが大変になる場合もあります。余計な事をせずシンプルな音作りでバンドサウンドにマッチし易い場合もありますので、楽器単体で聴いて良い音がバンドで合わせても良い音とは限らない場合もありますので使い方次第でしょう。DSC_3531無事に完成です。

    交換前とはかなりジャンルの違う音になりましたが「まさにこれを求めていた!」という感じでお客様に絶賛頂き嬉しく思います。毎回言いますがアギュラーは何でも良い製品を出してますね。PUだったりプリアンプだったり、エフェクターだったりアンプだったり。微妙な物がありません。実際アメリカのNAMM Showに行った際もベースの試奏アンプは大体アギュラーが置かれていたのも納得、今後はベースの世界標準になるメーカーでしょう。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円

    ・プリアンプ交換・・・6000円


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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    DSC_3476
  • Bunny レスポール セットアップ

  • 2017/05/06
  • Category:
  • DSC_3476Bunnyレスポールのセットアップです。

    サスティナー搭載のモデルですね。今だと使ってる人もあまり見ないですが90年代~2000年代はかなり流行った印象があります。

    電池が切れていた事で音が出なかった為、新しい電池に交換しセットアップして仕上げました。エフェクターを積んでいる様なものですので、回路を通る分抵抗があるせいかやや音がコモり気味な音質ですが、あえてトーンを絞り落ち着きのあるジャズ等に使ってみると合う音質かもしれません。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円


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    DSC_3438
  • FenderUSA カスタムテレキャスター 完全オーバーホール

  • 2017/05/05
  • Category:
  • DSC_3404 DSC_3405 FenderUSAテレキャスターの完全オーバーホールのリペアプランです。かなり酷使している様でフレットは全体的にかなり減っており電気系もボロボロな状態です。

    大きな問題点としてはトラスロッドが限界まで回しても大きな順反り状態です。トラスロッドの効きもそこまでよく効かない為、ロッド調整で効く範囲も狭く、限界まで効かせても大きく順反っている状態です。今回はフレット交換の際に指板を削ってストレート出し修正を行いつつ作業します。DSC_3419 かなり大きく反っている事、指板自体も薄いので様子を見ながら削っていき修正していきました。トラスロッドの効き具合もリペア後の将来を考えると反った際に調整の範囲の余裕を持たせて仕上げたい所です。ロッドの効く余裕をどこまで残して指板を削っていくか、順反りも大きいので指板の必要分のフレット溝がメイプルまで達しないギリギリまではストレート修正し、フレット溝に対しあえてキツめのサイズの太い足のフレットを打ち込む事で逆反りに動く様に作業し、最終的に何とかロッドが8割程度は余りがある状態でストレートを作れました。DSC_3423 作業後はサイドを処理し、すり合わせて完成です。DSC_3438リペア完了後は通常のFender指板と違い、指板を修正加工する作業になりましたので円柱指板から円錐指板にも加工し弾き易さも段違いに良くなりました。お客様も「こんなに弾き易くなるんですね!」と驚いており嬉しい限りです。

    その他ついでに錆びが酷かったブリッジサドルも交換しテレキャスターの弱点であるオクターブの甘さも改善されました。

    電気系パーツも全て新品に交換され、ナットも交換しております。完全オーバーホールのリペアプランですので弾いてて消耗に関わる必要な部分は全てリペアがパーツ費込みでリペア可能です。

    煌びやかで元気なサウンドはリペアした事でテレキャスターの良さを完全復活できた事かと思います。弾き易さと音質の良さは気に入って頂き嬉しく思います。

    ありがとうございました♪


    DSC_3520
  • EBS MultiComp フットスイッチ交換

  • 2017/05/04
  • Category:
  • DSC_3515 EBS マルチコンプのリペアです。フットスイッチを押しても反応が無い場合やLEDが点灯しなくなる等のトラブルでした。

    テスターにてチェックしてみるとフットスイッチが消耗による破損か、切り替えが上手くできていない様で反応がある時と無い時があり不安定な状態でしたので新しいフットスイッチに交換しました。DSC_3520何でもそうですが、パーツは消耗により必ず破損する時がきます。電気系パーツは壊れたら交換する物ですね。スイッチも具体的にメーカーが「耐久・何万回」等と、パーツがどれ位使ったら壊れるのか明白に記載がある物もあります。エフェクターもスイッチを頻繁に切り替える物は壊れ易いと言えますが、そこまで簡単に壊れる物でもありませんので数年・場合によっては数十年レベルの耐久はあると思っても良いかと思います。ですがこの辺りの耐久性はパーツの品質にも左右されそうです。比較的に安物パーツはかなり早く壊れる印象がしますので、有名メーカー製等の高価な部品はやはり値段が張るだけあって丈夫で長持ちする印象ではあります。品質の良いパーツは音質面だけでなく耐久性も優れています。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・スイッチ交換・・・1000円

    ・エフェクター内部チェック・・・1000円


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    DSC_3538
  • トグルスイッチのお話

  • 2017/05/03
  • Category:
  • DSC_3538結構多いトグルスイッチのトラブルのお話です。

    レスポール等のトグルスイッチ付きのギターを持ってる人は経験が多いのではないでしょうか?

    「スイッチを切り替えたらフロントの音が出ない。」等、片方の音が鳴らないトラブルの経験があると思います。

    DSC_3541 トグルスイッチの構造は単純で、真ん中にある時はそれぞれフロントPUの端子・リアPUの端子がホットに触れている状態です。DSC_3542どちらか片方に切り替えた場合、もう片方が離れるというだけの単純な仕組みで音が出ているパーツです。リアにした場合はフロントが離れ、フロントにした際はリアが離れる。という単純な仕組みです。

    よくある「片方の音が鳴らなくなる。」現象ですが、まず結論から申しますと「使っていない時は真ん中にしておくと良い。」です。

    片方に切り替えたままですと、写真の様に片方が開きっぱなし状態になります。この開いてる接点部分が湿気等で錆びが発生するとわずかしかない接点部分に接触不良が起きてしまい簡単に音が出なくなります。またトグルはやや内側に金具が曲げられているのをレバーで押し開いたり戻したりするパーツですので、長く片方に入れてると金具の内側への曲がりが弱くなる事から上手く接触しなくなるトラブルも起きてきます。真ん中にしている場合は金具が閉じてくれるので接点部分を湿気等から守ってくれ、金具に余計な負担も掛かりません。

    ギターはリアを使う人が多いかと思いますので、リアに入れっぱなしで使っているとフロントの金具を開いてる事が多い事から「フロントの音が出なくなった。」と言われる方が多いと思います。ギターの保管で湿気や乾燥が良い悪いという話は木材だけでなくこうした金属パーツにも影響がありますので、保管の際はトグルを真ん中にしておくだけでも寿命がかなり違ってきますのでぜひお試し下さいませ。

     


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    DSC_3452
  • FenderJapan ストラトキャスター PU交換&セットアップ 当日仕上げ

  • 2017/05/02
  • Category:
  • DSC_3452FenderJAPAN製ストラトキャスターのPU交換&セットアップの当日仕上げです。

    センターPUの音がかなり小さく、テスターで測ってみると反応がない事からコイル断線が原因の様です。

    新しいPUを持ち込まれていたのでそちらに交換し、その後はセットアップで仕上げました。

    かなりハイパワーなのでストラトですがストラトではないサウンド、ノイズ処理もされておりハイゲインでも使い易いですね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・アームセットアップ・・・4000円

    ・PU交換・・・3000円


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    DSC_3406
  • YAMAHA セットアップ

  • 2017/05/01
  • Category:
  • DSC_3406YAMAHAベースのセットアップでした。

    低価格帯から高価なモデルまで幅広く展開していますが、大手メーカーが販売するだけあって低価格でも品質が良いモデルが多いメーカーです。ベースでもビリーシーンモデルや昔だとBB等、YAMAHA製はプロミュージシャンが多く使っている印象で、上手い人程よく使っているメーカーの印象もあります。他のメーカーと比べてギター・ベースのジャンルは地味な存在かもしれませんがかなり良い物を出していますのでチェックしてみて下さいませ。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円


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