月別アーカイブ: 2016年6月

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  • FERNANDES 布袋寅泰モデル フレット交換当日仕上げ

  • 2016/06/29
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  • DSC_0684 DSC_0685

    FERNANDES 布袋寅泰モデルのフレット交換当日仕上げです。早期リペア依頼の要望だった為、この日は予約連絡の先着順によりその他のお客様依頼に一部制限を設ける形になり、依頼を受けれず別日になったお客様は大変申し訳ありませんでした。DSC_0686

    フレット交換は基本的に現在付いてるフレットより背が高いとナット交換も必須になります。

    フレット交換は予算により細かなリペア設定ができますが、指板の硬さにもよりますが理想としては1度溝を埋めて使うフレットのサイズに切り直し、タイトに打ち込む事で音質面や状態トラブルにも強くなります。DSC_0688

    フレットを抜き指板調整、フレットのバインディング処理、フレット打ち込み、サイドを整えて完了です。DSC_0689

    サイド処理し、すり合わせして完成です!DSC_0691

    ナットもプラスチックから牛骨へ交換です。DSC_0690フレット交換当日仕上げ完成しました!

    リペア前がかなり背が低いフレットだった事もあり、リペア後は格段に弾き易くなり音がハッキリと鳴ってかなり気持ち良いですね。弾き易さは見違える様に良くなりました。EMGのクリアーなサウンドが空間系と相性が良く、歯切れも良いので歪みも良い音ですね。リペア前と別物、かなり良いギターに化けました。

    ありがとうございました♪

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・25000円~


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    DSC_0681
  • Warwick コルベット プリアンプ交換 バルトリーニNTMB

  • 2016/06/28
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  • DSC_0675 DSC_0676

    ワーウィック のコルベット5弦になります。

    今回は内臓プリアンプをバルトリーニのNTMBに交換です!DSC_0677 DSC_0678

    今回は中古パーツの組み込みです。熱に弱いポット等の流用は音質劣化や破損のトラブルもあってオススメはしませんが要望であれば対応しています。DSC_0680

    PUの交換やプリアンプの組み込みは他のベースにも使い回しが効くので配線を短く切ったりはせずそのまま組み込みます。構造上、コントロール内が狭いのでかなりパツパツ状態ですが無事に音出しはOKです。DSC_0681完成しました!

    お客様の要望によりコントロールは2軸ボリューム(フロントvo・リアvo)、バランサー、ミドル(スイッチポットでミドル周波数帯500/800切り返え)、2軸でトレブル・ベースになります。

    PUはシリーズ・パラレル・シングルが使えるので音色の幅広さがあり、バルトリーニプリアンプの効きはよく効くので、このベースだけでもかなり万能なジャンルに対応できそうですね。

    ありがとうございました♪


    DSC_0674
  • Fendercustomshop テレキャスター フレットすり合わせ

  • 2016/06/27
  • Category:
  • DSC_0664 DSC_0665

    Fendercustomshopのテレキャスターです!

    今回はフレットすり合わせの早期リペア要望との事で預かりから次の日で仕上げました。

    かなり極端に使ってるポジションのフレットが減っており音詰まり、スケールを当てるとかなりの全体ウネリが見られました。

    今回は要望により弦高はかなり攻めたベタベタ調整です。良くない状態を直すにはフレットを多く削る事になるのですが、付いてるフレットが大きいので心配はありませんでした。DSC_0667

    完成です!DSC_0674完成しました。かなりのベタベタ弦高で仕上げました。中古で購入されたギターとの事で、フレットは加工が硬かったのでもしかしたらステンレス?に交換されているのか、かなり低めの弦高は良い音を出すより弾き易さを優先したセッティングなので通常出音は良くありません。しかし低過ぎたベタベタ調整でもステンレスフレットなら音をしっかり立ち上げて鳴らしてくれると言うか、明らかにニッケルシルバーの弦高ベタベタの出音よりアンプを通さない生音が良い音しますね。カスタムショップ製だから良質な材の関係もある事でしょうけどこれは新たな発見でした。PUが交換されているのですがどちらもダンカン製との事でシングルサイズのハムバッカーとの事です。テレキャスターの音量差が感じられず自然、リアPUはフロントPUの音量に合わす為に低めな高さですが、高さが低めでもしっかり鳴ってくれてどのポジションも全く違和感の無い良い音でした。ダンカンは優秀ですね。そして良いギターです!

    ありがとうございました♪

     


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  • FenderUSA プレシジョンベース 調整&ジャック交換

  • 2016/06/26
  • Category:
  • DSC_0660FenderUSA プレシジョンベースの調整&ジャック交換です。

    ジャックはかなり消耗しており位置によっては音が出なくなる状態を交換し直しました。

    ネックはかなり順反りしておりかなり弾き難い状態です。今回はドロップC#セッティングでした。レギュラーチューニングでも使うとの事で、ベースだと弦の張力が大きいのでチューニングを変えるとネックの反り状態も大きく変わります。その為ドロップC#時はネック反りをかなり攻めた状態で仕上げ、レギュラーチューニングにして多少順反り状態になっても弾き心地がなるべく変わらない様に調整しました。

    ありがとうございました♪

     


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  • 6月24日 赤坂BLITZ TheTHIRTEEN ワンマン

  • 2016/06/25
  • Category:
  • DSC_0670 DSC_0671

    いろいろなバンドさんのライヴを観に行った先で出会い知り合ったサポートドラムのRyoさんの縁もあってThe Thirteenさんの初ライヴ&初ワンマンを観に赤坂ブリッツへ行ってきました。

    The Thirteenは活動休止中のSadieのVocal真緒さんとGuitarの美月さんで結成されたバンドです。いきなり初ライヴで赤坂ブリッツ、しかもワンマン。凄い事になるであろう、観に行かない訳が無い!

     

    セットリスト

    PANDEMIC HAZARD

    1.ckroach

    2.CHAINSAW

    3.犯行声明

    4.Jesus Christ confession

    5.PHANTOM PAIN

    6.13`s BLOOD

    7/KAMIKAZE

    8.LIER.LIER.(新曲)

    9.FRIDAY NIGHTMARE

    10.STUPID

    11.starry night

    12.abnormal Bullets

    13.(EN1)CHAINSAW

    14.(EN2)Mr.BRAVEMAN(新曲)

    15.(EN3)KILLER MAY

     

    このライブは本当に観に来て良かったです。最初から最後まで激アツ、もっと観ていたい、全然物足りない!と思う最高の初ライブでした!Sadieが活動休止というファンにとっても残念なニュースから約半年、The THIRTEENとして活動をする発表からこの日を楽しみにしていたファン達もかなり盛り上がったのではないでしょうか?V系シーンに新たな良いバンドが出てきました。解散・脱退の報告ばかりで暗いニュースが多かったV系シーンに新たな旋風を巻き起こしそうですね。

    DSC_0683終わった後は関係者の皆様に真緒さんと美月さんから挨拶とCDアルバム「PANDEMIC」を頂きました。ありがとうございます♪

    このまま見終わったら帰るつもりでしたが、良いライブだっただけにCDも頂いたので工房に戻り大音量で聴いてました。昨日夜中になっても聴きまくったCDも今日もまた何度目になるのか、ずっと聴いています(笑)

    観させて頂きありがとうございました!!今後とも宜しくお願いします♪


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  • FenderJapan テレキャスターシンライン 調整&ナット溝調整

  • 2016/06/25
  • Category:
  • DSC_0657FenderJapan、テレキャスターシンラインの調整&ナット溝調整です。

    ネックが大きく順反りし弦高はバラバラ、ナット溝の高さがバラバラで高さも高め。かなり弾き難い状態でした。

    テレキャスターの初期仕様はブリッジサドルが3点によりオクターブが片方の弦が合わせられない問題があり、どうしてもきっちりと合わせたコードの響きが出せません。そこにナット溝が高く弦を押さえたらシャープする・ネックが反って音程がズレる等の問題が重なるとチューニングが狂ってる様な響きになるので初期仕様テレキャスターは良い状態で弾くに越したことはありません。

    各所調整しナット溝も切り直し仕上げました。初期状態は弾き難く音も良くないとお客様も不満がある状態でしたがリペア後はかなり良くなったと喜んで頂き嬉しく思います。弾き易さは格段に良くなりました。

    FenderJapanはコストの問題で細かい所に良くない箇所があったりしますが、物自体は良いのでそれらを直す事でかなり良いギターになります。自分も昔は改造してましたが使ってました。FenderJapanも入門用として価格も手頃で良い音が出せるブランドでしたが無くなってしまい残念な所です。調べるとFenderJapanのブランドは無くなりましたが本家Fenderから日本製シリーズとしてFender Japan Exclusive seriesが販売されています。

    テレキャスターは音量の小さいメロウなフロントPU、元気で乾いたリアPUで構成されまず音量差が気になります。フロントの音量に合わせてリアPUを下げるのがスタンダードですが、それだとリアPUがオイシイ位置に合わせられないので悩ましい所です。フロント単体ではあまり使わないとの事で、音量差よりはよく使うポジションで良い音が出せる様にお客様に弾かせつつ好みの音が出る位置を探りながら調整し仕上げました。

    ありがとうございました♪


    other_bnr
  • リペアがプレイヤーの腕に反映される

  • 2016/06/24
  • Category:
  • other_bnr



    お客様から依頼された状態が良くないギター・ベースをリペアし、直して手渡すと格段に良くなった弾き易さと音の良さにビックリされるお客様がとても多く、嬉しく思います。

    しかし逆に「元がかなり酷い状態だったから、今だと良くなり過ぎてこれに馴れるのが大変だ。」と言われるお客様も何度かあります。そのパターンの多くはあまりに状態が良くないギターを長年無理して使ってきた事で状態が良くないギターを弾く手癖が抜けずに付いている事が考えられます。良い状態になった事で本来必要が無い無駄な力を入れて弾いてしまう…それらの必要無い要素を取り除くリハビリの様な事になるお客様を何人も見てきました。状態が良くないギター・ベースを無理に弾き続けるのは損です。今回はそんな分野にスポットを当てましょう。

     

    上手くなりたければ高いギターを買え!は本当?

    雑誌等を読んでいたら「上手くなりたければ高いギターを買え!」や「プロはみんな高いギターを使っているから。」等の文を読んだ経験があるかと思います。雑誌にもよりますが具体的には細かく詳しくは書かれておらず、大体は「ココがこうなってて、それで弾き易くて音が良いから。」のざっくりとした内容かと思います。

    弾き易さは状態に深く関係します。安価なギターは最近だと精度が上がり極端に良くない状態のギターも減ってきた傾向にあるので、状態が悪く弾き難いハズレに当たるリスクは少くなった事かと思います。ただし細かい所で状態が良くない物があったりしてベストな調整を行うには難が出てきてリペアが必要になる物も多い印象です。

    リペアで多くのギターベースに触っていると各メーカーにはある基準がある様に見えてきます。例えば高価なメーカーや国産メーカーには低い弦高で攻めた調整も音にビビり詰まりが出ない精度の物が多かったりします。そこは価格に見合う状態と日本製のクオリティですね。安価なギターは大体標準以上のセッティングで問題が無ければ良しとしてる仕上げが多い様で、弾き易くなる様に調整していくとビビりや詰まりが出てくる限界ラインが低い状態の物が多い等があります。

    もちろん安価なギターはコストを押さえたからこそ実現できる販売価格でもあり、良い状態に持っていく為のシビアな製造時間を掛けて製造するには人件費等も含め価格が釣り合わなくなる事から我々も「この金額のギターを買うなら状態に何かしらトラブルがあってもしょうがない。」と割り切るのも必要な事でしょう。

    自分の基準ですが、良いメーカーの廉価版や国産は10万円以下からでも良い状態にできる物もありますが、コスト的に状態に文句が言えるレベルになるのは20万円台からかなぁと思っています。また逆の考えもあり、付いてるパーツが豪華で価格も安価ですが状態が良くない物が多いというメーカーも存在するのですが、これをリペアする前提で購入しても充分安い金額で良い物が手に入れられるメーカーがあるパターンもあります。

    なので「高いギターを買った方が良い」は最初から状態が良い事で弾き易く、そして音が良い物が多いので長い目を見ると失敗は少ないと思います。安いギターが駄目という訳ではありません。状態が良く自分の好きな音がするなら安価なギターを選ぶ事は間違いではありませんが、安価なギターには安価なパーツが付いている場合が多いのでパーツが壊れ易かったりもっと良い調整に攻め込みたいとした時のトラブルが起きたりします。使い続ける長い目を見たらリペアが多くなるギターかと思います。



    手癖

    運悪く、と言うべきか状態が良くないギターを購入し弾き続ける事によるトラブルがあります。楽器のトラブルと言うより自分へのトラブルですね。弾き難いギターを弾くには余計な力を必要とします。本来そんな力は要らない力を使ってしまう癖が付いてしまいます。

    フレットの減りで希に異なる減り方のギター・ベースがあります。

    ①普通に弾いていたら上面が削れ平になるパターン

    ②押さえる方向に向かって斜めに削れてるパターン

    と二通りがあります。①は普通に弾いていて消耗するパターンですので問題はありません。問題があるのは②のパターンの方です。

    DSC_0787

    この様な感じですね。ヘッド側に向かって減りが大きくなっています。強い押弦は音程が上がり正しい響きにならなかったり、フレットに対し押し付ける形になるので消耗も早くなってしまいます。ギターはソロ以外は殆ど2箇所以上を押さえて弾く事が多いので、フレットの消耗によるフレット高の違いに押さえる指の力加減がそれぞれ異なってくる為、指の抑える力が均等にならず弾き難いくなります。減った部分は他の弦よりポジション的に弦高が高くなるので減った箇所のフレットを鳴らすには他の弦より強く押さえないといけないので変に力む癖が付いてしまいます。その他にナット溝の高さが高い・ネックが順反りしている・各弦高が整った高さじゃない等も弾き難い原因になります。

     

    演奏のプロから学ぶ事

    リペアショップを営業していたらアマチュアからプロの方まで幅広くリペアを行います。
    プロの方からのリペア依頼を頂いた際にアドバイスを聞きまして「押さえる指の力加減を知り、脱力に似た必要最低限の力だけで弾く。」とコメントを頂きました。
    具体的に弦を弱い力加減から押さえていき、力がどの位まで掛かったら音が鳴る様になるか?と言う練習法です。もし音が鳴るのに力が必要な状態でしたら調整を見直した方が良いでしょう。
    もちろん弦高等の状態にもよりますが、やってみると意外にも楽な力で押さえても音は鳴るので力は殆ど必要無い事が分かるかと思います。
    この力加減を覚えて意識しながら弾く事で無駄に力を加えず運指もスムーズに行えるとの事です。
    良くない状態では力を入れて弾かないといけないので、力を入れている状態では指の動きがスムーズにならない事や音程シャープによる不協和音が気になってきます。

    プロのギター講師のリペアをした際に聞いた話では、上手くならない生徒・上達が遅い生徒に大体共通するのは弾き難いギターを使ってるとの事です。



    まとめ

    結局は良い状態ギター=高いギターを買えって事に感じる内容でしたらすいません(汗)。ギターを購入に決める要素は見た目だったり音が良い事が先に来るはずですので、見た目も音も気に入ったが弾いてみるとなんか弾き難い…なんてギターは諦めるのではなく手段としてリペアで直してしまえば良いという選択肢もあります。正直楽器は弾いて楽しむ物ですので自分が気に入るなら値段の高い安いは関係無いと思いますが、大事な事はいわゆる「一生使っていける物か?」と考えてみると良いでしょう。

    結構トラブルになる事は新品=状態が良いとは思わない事です。上記にも書きましたが値段にはコストがあるので新品なのに音にビビり詰まりがある状態の物も普通にあります。トラブルがあれば直してもらう事も購入時に覚えておきましょう。見た目・音・弾き易さ、全てが揃ったギターを手に入れましょう。

    最後にですが、ギターのナットやフレットは消耗品ですので弾けば弾く程擦り減って最終的に状態が悪くなるトラブルになります。ギター=消耗品パーツで作られている物と考え「トラブルが起これば直して使っていく物」と思って使って下さいませ。

    長々と読んで頂きありがとうございました♪


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  • crews maniac sound テレキャスターカスタム 調整

  • 2016/06/24
  • Category:
  • DSC_0656

    crews maniac soundのテレキャスターカスタムの調整です。

    ネックが順反りし弦高がバラバラで弾き難い状態を調整で直し仕上げました。弦高も低めを希望されたので攻めてみました。かなり弾き込んでいる様でナットの消耗・フレットの磨耗にて気になる箇所はありますがまだ大丈夫でしょう。難が出てきたらまた持ち込み下さいませ。

    フロントPUを単体で使わないとの事で、ミックスとリアの音色でバランスを取りました。テレキャスターのフロントPUとリアPUはそれぞれキャラクターが違うので、その2つを混ぜた時のミックスサウンドがオイシイ響きをします。

    ありがとうございました♪


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  • Tokai レスポール ナット交換&フレットすり合わせ

  • 2016/06/23
  • Category:
  • DSC_0625

    Tokaiレスポールのナット交換&フレットすり合わせになります。DSC_0631

    ナットは磨耗により開放弦に音詰まりが出ている状態、フレットは全体的にかなり減っており音詰まりも起きている箇所がある状態です。DSC_0633

    完了しました。今回は弦のゲージが13-68を使用したドロップBチューニングです。ナットもゲージに合わせて溝を切っています。お客様から弦高をかなり低めにと希望された為、極限まで攻めた仕様に仕上げました。DSC_0635

    ゲージが68もあるとドロップBの充分な張力が稼げ、音の輪郭も見えてきますね。ダウンチューニングは弦が張力不足でダルダルになり出音がボヤけてしまいますので太過ぎる位が丁度良いのですが、音を拾うPUもギターの許容範囲を越えた太い弦の使用はPUの再現率により出てくる音も普通のゲージの時と印象が変わってきます。リアPUはブースト感のあるハイパワーなPUやアクティヴPUがお客様のバンドサウンドにマッチするかもしれませんが、弾いた音を聴いてるとハイゲインでも粒立ちが良く出てくる良いPUですね。

    ありがとうございました!

     


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  • Bacchus Handmade WOODLINE 調整

  • 2016/06/22
  • Category:
  • DSC_0615

    BacchusのHandmadeシリーズのカラーオーダー品のWOODLINEです。お世話になっておりますトランスノートのまゆさんから調整の依頼です。

    ハンドメイドとの事で状態も良く、調整は問題無く仕上げられました。どうしてもベースは弦が太く張力が強い事から弦を張るとネックが捻れたりハイ起きしたりして状態が変わり易く、弦を張った時の状態変化を確認して変化に合わせたすり合わせ等を行うとかなり良い状態に仕上げる事ができます。初期状態からその仕上げをした様な状態で、攻めた調整も充分対応ができました。

    ありがとうございました!また宜しくお願いします♪