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  • G&L premium L-2500 ナット交換&フレットすり合わせ
  • 2016/03/03
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    G&L premium L-2500のナット交換&フレットすり合わせです!

    ナットは死んでいて解放弦でビビりが酷い状態だったり、フレットは音詰まり等はありませんが全体的に減っていて音程感のボヤけが感じられる為すり合わせる事になりました。

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    完了です♪

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    調整し完成です!
    G&Lをリペアする機会も増えてきましたが今回のL-2500はかなり良い個体ですね♪
    弦を張ってもネック状態が殆ど変わらないからすり合わせた良い状態が簡単にキープできたり、出音もかなり良くて今までリペアしたG&Lで迷い無く1番のベースです♪

    すり合わせの際に毎回弦を張って確認するのは理由があります。
    一旦悪い状態を削ってリセットし、弦を張ったらネック状態がどう変化するのか?・トラスロッドを効かせたらネックがどう動くか?をチェックしています。

    皆様のネック反りのイメージだと弓矢の弓みたいに反るのをイメージしてると思いますが、ネックも木材なので端から端まで強度が一定ではないので綺麗に反り曲がるのはあまりありません。
    柔らかいネックは弦を張るとかなり順反りしたり、ロッドを効かすと変な反りを起こしたりする物もあります。
    この時に状態変化があれば、変化した時に良い状態になる様に改めて削り直したりします。
    それらが完成後に気付いてはもう一度すり合わせる手間になってしまいます。

    自分の中で「良いギター・ベース」は音が良いのは勿論ですが主にネックです。
    状態が変わらない、反らず状態が常にキープできるネックが良いと思っています。

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    ありがとうございました!