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  • フジゲン ジャズべース ナット交換・フレットすり合わせ・電気系パーツオール交換
  • 2016/02/18
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    フジゲン製のジャズべースです♪

    毎回お世話になっております福島県のお客様から宅配リペアです。

    今回はナット交換・フレットすり合わせ・電気系パーツオール交換です!

    ナットが死んでいる事、フレット状態が悪くハイ起き気味で良い調整を行うに辺り支障が出る状態を直します。

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    いざ削ってみると波打ちが見られ、ハイ起き気味状態も削って悪い状態をリセットです!

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    完了です♪

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    電気系パーツオール交換はPUにアギュラーAg 4j-60を使用です♪
    アギュラー製品はアンプもエフェクターやプリアンプも優秀なブランドで、もちろんPUもオススメです♪

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    今回はお客様の要望によりパーツを全て持ち込みにて組み込みになりました。
    ポットにはsonicのフルアップボリューム×2 &フルアップスイッチトーンを使い、スイッチでフロントPU+リアPUのハムバッカーに切り替わる配線です♪

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    調整し完成です!

    フルアップボリュームとは10にした時にポットをスルーするパーツで、多くの方はトーンをカットして音抜けを良くする改造をした経験があるとは思いますがそれと同じ効果になります。

    通常のポットは10にしてもパーツ内部で実際にはカットしてる状態にはなっていないので、その為にカットするとパーツの抵抗が無くなり音抜けが良くなります。
    エフェクターのトゥルーバイパス化と同じ事ですね。
    ポットが10になると中の抵抗が触れてない状態なる様に削って改造する等でも同じ効果が使えます。

    ポット1つでこんなに音が変わるものなので、配線が多いギターやエフェクターを繋げ過ぎると音が悪くなる理由がこの様なパーツを使ってみたら分かるかと思います。
    持ち込みパーツの配線が高域に寄った配線なのかもしれませんが、フルアップボリュームが3つもあるとフルテン状態では音抜けが良すぎてピック弾きだとハイが立つ音になってしまいますので、トーンを使って低域に寄せていく使い方が基本になるかと思います。指弾きだと丁度良いかと思います。
    またハムバッカーにした時の音が良いですね♪フレットがステンレスな事もあり、プレゼンスがギラギラしたアタックとフルアップボリュームの音抜け効果で3つ全てフルテンだとまるでサンズアンプに繋げてハイ・プレゼンスを上げた様な音が出せるので独特な音質になってます。
    出過ぎるハイを引き算的な使い方にはなるかと思いますが本体だけでレンジが広い音作りができそうですね♪

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    ありがとうございました!