月別アーカイブ: 2016年2月

    DSC_4642
  • G&L L-2500 調整

  • 2016/02/08
  • Category:
  • DSC_4642

    G&L L-2500の弦交換&調整でした♪

    以前チェックした時から全体的に狂いが出ていた為、狂った状態を調整でリセットし元通りのセッティングに仕上げました♪

    フレット状態が悪いのである程度の限界までしか調整は行えませんが、今後はすり合わせも検討下さいませ。

    ありがとうございました!


    DSC_4631
  • Marshall MG50DFX ジャンク品リペア

  • 2016/02/03
  • Category:
  • DSC_4622

    最近はギター・ベースのリペアだけでなくエフェクターやアンプの修理問い合わせも多いこの頃。

    エフェクターやアンプは専門外になるので保証外になりますが頼まれれば受け付けています。リペアプランとして中をチェックし原因が分かる所は直す事ができます。原因が分からず直せない場合は外注先に出すか持ち帰るかの選択になります。

    意外な問い合わせの多さになるべく依頼内容に少しでも対応できる様にジャンク品で売ってるエフェクターやアンプを買って直して勉強していこうと思い、今回ジャンク品で売っていたmarshallのMG50DFXを見つけ購入しました。

    実際にチェックすると、音を出してみたらかなり音が小さい状態でした。

    各EQや空間系は効いてるので、電源関係がトラブルで出力が低いのか・ボリューム等の増幅系に問題があるのか、もしくは単純なスピーカー故障か。

    ギターベースにも共通しますが、毎回挿し抜きするジャック・毎回動かすボリュームが一番故障が多い部分です。

    このアンプでジャックは動かしたりで接触を確認しても問題なし。ボリュームは場合によっては動かす部分だけの故障か、音が大きいアンプは設定してる小音値(例えば1~3辺り)ばかり使っているとその部分にガリが出てきたりして接触が悪くなる様な経験があります。

    今回は音量な問題もあって2位にしてましたが、もしボリュームポットのポジション的な破損があれば、ポットを回していけば音が出てくるポイントがあるんじゃない?と上げてみてチェックしてみるとビンゴ、小さかった音がいきなり大音量で出てきました。普通に音が出る様になると、さっきまで音が小さくなってたポジションも普通に音が可変できる様になっていたり、ボリューム内部に何か塵や汚れが入ってて接触不良してたのが動かしたら取れて直ったのか、拍子抜けしてしまう位にあっさり解決してしまいました…。こちらは正直ボリュームを動かしただけで直ったので何が原因なのかは不明です(汗)

    DSC_4624

    音が普通に出せる様になると、他に異常がないか中を空けてチェック。

    DSC_4625

    スピーカーはeminenceなんですね♪

    スピーカーの裏パネルは空けた事がある様にビスがしっかり止まっていなかったりしていたので中をいじられた事があるのかもしれませんね。DSC_4626 DSC_4628テスターチェック等もしてみると問題はなさそうです。スピーカーへ信号はちゃんと来てますね。接触等も問題なさそうです。

    DSC_4621ちょっとあまりにあっさり直ってしましたが、お店の人もちゃんとチェックしてジャンク品として出してますからもしかしたら一時的に直っただけかも?と思い、今日は弾かない時間も電源を入れっぱなしにして約6時間。結構長い時間弾きましたが全く問題が無い様に思います(汗)

    結果的に修理の勉強に買ったアンプなのに特に何もしないまま直ってしまい運が良いのか悪いのか…。

    しかしマーシャルはスタジオで弾くだけで所有するのは今回初。元々はベーシストなのでギターアンプは持ってませんからね。マーシャルも弾けば弾く程アンプの味が美味しく、今日は時間を忘れて弾きまくってしまいました。まぁ勉強にならなかったですが安く良いアンプが買えた事になるので良しとします…笑

    DSC_4631

    もし壊れて使う予定がないエフェクターやアンプがありましたらいくらかで譲って下さいませ。いろいろと勉強してエフェクターやアンプ修理も対応できる様に頑張ります。

    宜しくお願い致します!

     


    DSC_4619
  • ベースプリアンプ製作実験

  • 2016/02/02
  • Category:
  • DSC_4618



    よくお客様から相談される内容に「ベース本体のプリアンプは何を選べば良いですか?」等、パッシヴからアクティヴに改造したいお客様から相談が多いです。正直好みの世界ですが、ナチュラルにやるならESPのcinnamon、アクティヴにやるならアギュラーOPB-3等が好きですね。

    それから「自分が理想としてるプリアンプも作れますか?」の話にもなったりします。結構悩んでる人の多くは「どんな音がするのか分からない」「パーツ代や取り付け代もそれなりにするので失敗したくない」との声が多く聞かれます。

    言われてみれば安くで良い内蔵プリアンプって無いかもしれない…作れないかな?と、知人のエフェクターが詳しい方に頼み「こんなのどう?」と設計図をたくさん貰いいろいろと作ってみました。

    それからいろいろなエフェクターを買ったり借りたりしては中を見て、EQのパーツ構成を研究したり。

    コンデンサや抵抗器をソケット化して作り、パーツを変えいろいろな値の組み合わせを試したり。

    その知人から言われたのも「エフェクターの値段は研究料。作ったら数千円の安い品物だけど、その設計に行き着くまでの研究と努力にお金を払うもの。」と言ってただけあって本当だなと実感です。自分もギターベースを作る&直す技術と知識はあってもエフェクターの回路を何もない状態から作る知識は持ってませんから今は既存の物のパーツを変えて自分なりにアレンジしていくやり方位しかできませんが、ベースの内蔵プリアンプはギタークラフトでベースを作る上にも関係ある部分なので、要所で数パターン作れる様に努力していきます。基盤もいろいろと見てるとパーツ構成に大きな変化がある訳ではない様で、仕様的にはコンデンサと抵抗器の組み合わせを上手い事使って作ってるみたいに思えます。言葉で説明は簡単ですが、やってみるとメチャクチャ難しく、特に抵抗器数個の値を変えただけでかなり音が変わるので、バランスを考えての組み合わせも意外に難しいです。1日で完成させるのは到底無理だなと改めて実感しました(汗)

    DSC_4619

    それから早いもので約2ヶ月…。汗

    もう何十個作って試したのか、作業の間にいろいろと作っては試しを繰り返し、今回初めて形にしてみて実際に組んでみました。

    素直な音がするEMGのベースを使い、ポット等はエフェクター用で試作状態だったので交換して組み込み。

    さて音の方は…DSC_4620実際に組んで弾いてみると「やっぱりあの組み合わせが良かったかな?」や「もうちょいミドルの効きを伸ばしたい。ハイは効き過ぎだからもう少し押さえたい。」等、イメージが離れると言うよりは弾いてて新たにもっと良くできるんじゃない?と考えるばかりでそうそう簡単に成功とはいかなそうですね。

    また空いた時間使って研究します。

    しかし本当にエフェクターや内蔵プリアンプも中身を見てしまえば作れると思ってしまう様な作りですが、これを最初に設計できた人は本当に凄いなと思います。もしかしたら設計と言うよりは何度も実験して良い組み合わせを見つけていったのかもしれません。凄いの一言です。プリアンプ製作はまた振り出しですがめげずに頑張ります!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar


     


    DSC_4615
  • FenderUSA ジャズベース フレット交換

  • 2016/02/01
  • Category:
  • DSC_4596 DSC_4595

    FenderUSAのジャズベースをフレット交換の依頼です♪DSC_4597

    今回はネック状態に難があり、ハイが起きているのとトラスロッドが限界に近い等、お客様と相談しリペアプランを決めていきました。指板調整でトラスロッドに余裕を作る様に指板を削ってストレートを出した方が理想的ですが、そうすると指板が無くなるレベルにまで反っている事、現在シムが入っててやっと弦高が合ってる状態なので指板削りのストレート出しで減った分弦高が高くなるので厚いシムが必要になりハイがまた起きてしまいやすい取り付けになってしまいます。この場合はポケット底面に材を敷いて重増しが良いですね。

    今回はお客様にいろいろなリペアプランを提示し、トラスロッドは限界に近いがあまり削らないで仕上げる方向になりました。

    ハイ起きがそのままだとフレットすり合わせ時に多く削り修正をする事になるのでフレット打ち前の指板調整で削り修正。そして全体的に削ってみて指板上のウネリも大きく、修正にもある程度削る必要がある状態でした。その為Fender系のフレット溝は浅いのが多いので、修正で削った分フレットが入る分の溝の深さが足りなくなったので溝の切り足しを行いました。

    DSC_4609

    使うフレットはJESCARです♪

    JESCARフレットは1度使うと良さが分かるかと思います。既にある国産メーカーも今まで国産フレットを使っていたのをJESCARに全て切り替えてるメーカーもあります。DSC_4610

    フレット打ち完了です♪フレット交換はただフレットを変えるだけではなく指板を削り状態を良くする事で調整でも低い弦高にできる事や、この機会に円柱指板から円錐指板にもできますのでプレイする上で調整がかなり責めれますので弾き易くなる多きなメリットがあります。

    DSC_4613

    すり合わせし、ナットを交換して完成です!

    DSC_4614

    調整し音出し!

    JESCARフレットに交換後は音の粒立ちが向上し響きが綺麗になりましたね♪ルーズな音程感がシャキっとした音程感に変わり、弾いてて気持ち良いですね♪

    DSC_4615

    完成です!

    今回は納期が早めの依頼だったのですが他のお客様依頼が多く受け取りから3日にて作業を完了しました。1週間後の受け取り予定までは余裕で間に合いました♪受け取りの方宜しくお願い致します。

    ありがとうございました!

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・25000円~


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar