月別アーカイブ: 2015年7月

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  • モガミ2932 D-SUBケーブル製作

  • 2015/07/08
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  • DSC_2196

    モガミ2932を使ってD-SUBケーブル製作の依頼です!

    レコーディングソフト「protools」に対応した8chケーブルになります♪

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    太いケーブルの中に8本の配線が入っています!

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    繋ぐ箇所は非常に細かいので、新しいハンダコテを買いました。

    DSC_2200

    完成です!

    D-SUBは初めて作りましたが繋ぐ箇所が多いです。間違えない様に何度も確認しながら作ったので、バッチリ一発OK♪

    DSC_2201

    完成後はテスターチェック。

    全て問題無し!

    DSC_2202

    完成後は機材で動作チェック。

    無事に全てOKでした♪

    ありがとうございました♪


    DSC_2193
  • Lupinus 製作 その19

  • 2015/07/08
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  • DSC_2194

    ネックは水磨ぎしております。

    塗装は磨き&乾燥時間もあるので早くても数週間です。

    黒パーツを付けるベースですが、ペグのgotoh GB11Wの黒が手持ちに無いので、探さないとですね…

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    ネックは完成です♪

    やっと組み込みに入れます!


    DSC_0368
  • シーズニング

  • 2015/07/07
  • Category:
  • DSC_0368



    木材を使ってギターベースは作られます。

    木材は売りに出される前にシーズニングという作業がされています(楽器用・家具用等で販売先の使用用途により程度が違う様です)。

    木を切り、最初は丸太状態です。水分を取る為に自然乾燥として年単位で放置されます。

    その後で荒く製材。また自然乾燥。

    ここまでに狂いや反りが大きく、使うに困難な木材は除外され、この後で強制乾燥による人工的な乾燥機により乾燥させられ、放置し、大丈夫と判断された木材が出荷されます。

     

    大雑把に書きましたが、作る前に使う木材の準備行程があるのです。これは木材の販売側でやられてるのが一般的なのでこちらからは見えない部分です。現場に行けば見る事もできますけど…。

    木材の持つ水分量に「含水率」とあるのですが、楽器に使う物は含水率を低くしないとダメ!というこだわりもあって木材業者からは楽器用に使う材の手間隙が大変なんだそうです…

    なので家具用に使う木材よりは楽器用にシーズニングした木材は手間隙が掛かる分、少し値が張る様です。

     

    実際にこの行程を得て製造側に届けられる訳ですが、自分達でも行う事があります。

    「木材は狂う・反りが出る」は普通なんです。一度作った状態が一生キープされる事はまず無いです。

    切ったり削ったりすれば狂いや反りが出たりは普通に起こる事なので、作る際は反っても修正できる様に厚みのある材を用意して作ります。これだけシーズニング行程を得た木材でも100%狂いが出ない保証は無く、製造段階に狂いや反りが出てくる物が多くなってきました。「良い木材は出尽くした。」とも言われていて、状態が変わっても修正して作れる様に配慮のある木取りをしないといけません。

     

    良い木材の基準は音が良く狂いや反りの状態変化が極力出ない物だと思っています。

    ギタークラフトに時間が掛かるのは「寝かせる」作業があり、先程に書いた「切ったり削ったりすれば狂いや反りが出る」ので、行程毎に終わったらしばらく放置し状態を安定させる作業があります。特にネックはこの作業が非常に重要になってきます。

    この製造段階で反りや狂いが出て材が安定してしまえば、完成後は狂いが少ない楽器になります。製造時も反りを削って直すにしても反る事を考えて材の大きさを残してあるので問題がありません。



    問題なのはこの反り狂いが完成後に出てしまうのが厄介です。

    それらは使ってるプレイヤーの環境が湿気・乾燥が凄い場合もあるので、製造段階が悪い訳とは単純には言えません。

    どんな環境でも反らない様に、反りに対する対策としてネック内部に補強材を仕込むメーカーも増えてきました。メーカー側としても対策をしてる所はあります。

     

    木材、常に関わってる仕事なのですが難しい物です。

    我々クラフトマンは充分にシーズニングされた材を使い、製造段階も気を使って寝かせ安定させながら作っていきます。

    それでも反ってしまう楽器は多く、4~50万のギターベースを多くリペアをしていても反ってない楽器は殆ど無いので、ある程度はしょうがない事です。もちろん調整で直せる範囲内での話ですが。

     

    木材で作られたギターベースを使っていく以上は木材の性質を理解し付き合っていくしかないです。

    調整が面倒と思う方も居るかもしれませんが、状態が変わったら調整で対応するのが適切な対処法になります。ギターベースも人と同じで大変なんです。手間隙が掛かるけど同じギターベースを長年使っていると「大事にされてるんだなぁ」と愛着を感じます。皆様にもそんなギターベースを長く使っていってほしいです。




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  • GRECO MIRAGE フレットすり合わせ

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2171 DSC_2170

    グレコのミラージュ、フレットすり合わせです!

    ネック状態が悪く、弦高を低くできないトラブルからすり合わせを依頼されました。DSC_2172

    今回も大変なネックです。

    弦はヘヴィゲージの1音下げチューニング。ハイ起き気味・弦を張るとネックが大きく動く・トラスロッドの効きが悪く、効かせた後でネック状態がウネウネと悪くなる等、何度も状態を確認しながら弦を張って調整した状態でストレートが出る様にすり合わせを行いました。DSC_2173確認し、大丈夫になった所で丸め磨き完了です!DSC_2174

    調整の全体見直しです。DSC_2175完成しました!

    状態が悪く大変なすり合わせでしたがバッチリ仕上げました♪

    すぐに受け渡しできる様に当日仕上げですり合わせを完了しておきました。

    ありがとうございました♪


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  • ESP フォレストベース 調整

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2168クロノギアのユキトさんからワンマン前に弦交換&調整でした♪

    梅雨時期だからか、何回もお世話になっておりますがネック状態が持ち込まれる際に毎回変わっているのでまだ楽器が安定期に入っていない様ですね。

    安定してくるまで大変かもしれませんが、その辺りは持ち込んでくれたらいつでもバッチリ仕上げます♪

    毎回ありがとうございます!


    DSC_2179
  • Lupinus 製作 その18

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2169

    塗装を終え、組み込みに入ります!

    ネックは乾燥待ちでしばらく触らないので、ボディを先に完成させておきます。

    DSC_2176

    途中から変更しちゃいましたが、使うPUをアギュラーPUの5J-70に変更。これ使って音が悪い訳がない!!

    プリアンプにはセイモアダンカンSTC-3M4をセレクトです!

    DSC_2179

    黒のビスが足りませんでした…買いに行かなくては…

    配線は完了♪動作チェックもOKです♪

    どんな音がするのか、早く音を出したいですっ!!

     


    DSC_2141
  • Lupinus 製作 その17

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2141

    Lupinusのボディもやっと生地調整です!

    ネックは塗装し乾燥待ち。その間はボディを完成させます♪

    DSC_2142

    やっとボディの塗装に入ります。

    ネックは湿気による状態変化からの保護の為、必ず塗装はすべきと思ってますが今回の仕上がりの質感としてはオイルフィニッシュにしたい所です。

    塗装は臭い等の周辺環境の問題で完全な塗装はできないので、お客様の塗装依頼は外注による塗装、自分の作る試作機はその場でできる塗装のみで行っております。

    DSC_2143

    完了しました♪

    乾燥させましたら組み込みに入ります!


    DSC_2150
  • イヤホン プラグ交換

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2145

    以前、イヤホンの断線修理でプラグ交換した際にあまりの音質向上にビックリして自分のイヤホンも換えてみる事にしました。

    使うプラグはノイトリックです♪

    DSC_2150交換してみました♪

    やっぱり音質変わりますね!

    各楽器等の分離が良くなったし、雑味が無くなってスッキリした印象です♪

    プラグだけなのにこんなに変わるのは驚きです…

    やはり何でも良いパーツを使った方が一番ですね!

     


    DSC_2160
  • Spectar ベース 調整

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2161 DSC_2160

    同じくVRZELの綺羅さんからスペクターベースの調整です♪

    太い弦に変えるのでナット溝調整です!

    VRZEL http://vrzel.jp/DSC_2164

    太い弦に変更する場合、ナット溝に太い弦が入らなくなるので溝切り調整は必須です!

    溝切り調整無しでそのまま使うとナットにちゃんと入らないので、ナット高が高くなり弾き難く音程感も悪くなります。DSC_2165

    また追加で電池スナップが破損してるので交換してほしい!との注文です!

    電池スナップ、一般的に付いてるペラペラの普通の物は非常に壊れやすいので、トラブルが起きない内に交換してしまうのが良いです(汗)DSC_2167

    キーストーン製の頑丈な物に交換!

    バッチリ仕上げました♪これで問題がある部分は無くなりましたね♪

    ありがとうございました!


     

    VRZEL http://vrzel.jp/


    DSC_2146
  • ESP FRX 調整

  • 2015/07/06
  • Category:
  • DSC_2146 DSC_2148

    ESPのFRXです♪

    限定カラーだそうで、ゴツゴツした岩肌にマジョーラです!

    VRZELの燎夜さんから依頼でした♪

    VRZEL http://vrzel.jp/DSC_2147弦高をかなり低く!との注文です。

    さすがESPの技術力、弦をめちゃめちゃ下げても安定感が凄いです♪

    作りが良い楽器は調整もかなり攻められますね!

    ありがとうございました♪

     


    VRZEL http://vrzel.jp/