カテゴリー別アーカイブ: エピソード

    ギターサムネ
  • 楽器業界の都市伝説。楽器陰謀論者をぶっ叩き直す。

  • 2024/04/13
  • Category:


  • どの業界にもあるかもしれませんが「オカルト」と言われる様な訳の分からない理屈、具体的な説明も無いそしてそれを信じ妄信する「陰謀論者」がこの楽器業界にも存在します。

    思っているだけなら全然構わないのですが、SNS上で自分と違う人を見つけると攻撃してくるので非常に厄介です。
    この辺りはバイク業界の「排気量マウント」に似ています。他にも「ハーレーは良いぞおじさん」も同じですね。
    何を根拠に偉そうにしているのか、理解不能です。

    これら要素は「勉強してない人」の特徴です。
    当たり前ですが情報は日々進化して更新されていきます。
    昔は「コレが正しかった」と「されていた」だけなので、今は答えが違う事も全然あります。
    今と昔が変わらず同じという事はありません。

    そもそも世の中はビジネスや利権で回っています。
    庶民に、消費者に都合が良い情報は出ません。
    まず正しい情報を知りたいなら現場で起きている事を確認しに行かないといけません。
    そうすれば言われていた事が実際に起きている事と照らし合わせて情報の答えを見つけた方が精度が高いのです。
    大体は言われていた事と実際に起きている事が異なっています。

    私の中ではその考えを持たない・考えない・知ろうとしない・実際に行動して確認しない・そして無知なのに他人を攻撃してくる人を「バカ」と定義しています。
    真面目な人に向かって、見ている全員に対して言っている事では無いのでリスナーの方達は注意して下さい。
    私はただ本当の事を言っているだけです。

    専門家で無い限り無知なのは当たり前です。
    しかし現代は専門家が濃い情報発信をしている上に無料でアクセスできる時代、ちょっと時間を使って頑張れば人並み以上の知識は確実に身に付く時代です。
    それなのに勉強せず自分の知識だけでマウントを取ってくるのはバカの行為の一つです。
    勉強する事に時間を使いましょう。結果として自分が得する結果になります。


    弦は緩める?緩めない?


    これは昔から発信している事なので、過去のブログやYouTubeを確認して下さい。

    答えは「緩めた方が良いパターンが大多数」で、正確にはちゃんと調整ができた状態からトラスロッドの余り量を確認して緩めるか緩めないか判断するが正解。
    これら根拠が無い状態で「張りっぱなしで良い」というリペアマンに仕事を頼まないで下さい。その人は素人です。
    1本1本、ちゃんと調整した状態で確認した上でそうするか?をチェックしないと判断は不可になります。
    弦の張力は強いので大体のネックは負けて順反りしている事が殆どです。トラスロッドも負けて反った分の順反り・弦を張った分順反りする範囲でトラスロッドは結構使われている事が多いので、弦を緩めていて逆反りしたらとても良い事です。
    元の状態に近づく、トラスロッド余りが回復するという事ですから。

    「トラスロッドを一気に回したら壊れる」もデマですが、そもそも多くの方が有名でボロイ精度の楽器を使用している事はリスナーなら分かる事でしょう。
    そりゃそんな酷い作りの物はトラスロッドが効きが悪いし中にはトラスロッドが内部で引っ掛からず抜けてくるのもあるので、元からボロイのを使っているからこそコレから派生した無知情報です。
    一気に回したら壊れるんじゃくて、最初から壊れる様な構造をしているだけです。
    良い物を買って使用してくれ。
    普通だったら回して壊れる事はあり得ません。普通じゃない物を買って使ってるから壊れるのです。

    有名だから作りが良いとか高額だから作りが良いとか、実際は全くの真逆です。
    こうした事を調べない・勉強しない人達は販売側の良い金ヅルです。
    何も考えない・調べないならずっと搾取され続けて下さい。

    壁に吊ってたらネック反りが直る


    直りません。

    これだけで直る位にネックが柔らかい物なら「弦を張りっぱなしにしていたら弦張力に負けて順反りしていくので、張りっぱなしは良くない」と考えに至るはずですが、何故ですか?
    せめて「弦をダルダルに緩めて吊るしておく」ならまだ話は分かりますが、この話は「弦は張りっぱなしで良い・吊るしておくと反りが直る。」とセットで思ってる謎な人がとても多いです。
    ボディの重さよりも弦張力の方が物凄く強い負荷です。
    何故にコレは信じるのに弦を緩めないといけないという話は信じないのか意味が分かりません。

    ヴィンテージギターは音が良い


    これもビジネスが絡んだ商売用語です。

    音が良いのも確かにありますが確実に「全てに言える事では無い」が正しいです。

    そして古い物なので当然ながら状態が悪い物も多いです。
    しかし販売店はそうした説明をせず、価値がある事を全面に出して売っている事も多いです。
    知らずに買ってギターとして使えず泣きを見る人も多いです。

    転売目的で将来売る目的で買うのなら良いのかもしれませんが、道具として使用を考えるなら状態の判断が非常に重要になります。

    偽物も多いので、購入自体もリスクがあります。

    弾けば音が良くなっていく


    これは本当ですが具体的な理由が分かりません。

    木材が乾燥する・パーツが馴染む・木材が結晶化等と言われていますがどこまで本当か分かりません。

    木材は死んだ木です。しかし本当に死んでいる木なら腐るなり朽ち果てるなりしてボロボロになっていくと思いますが、実際はそうなりません。
    なので生きていると判断します。
    目で見て分かる成長は見込めないと思いますが、細胞単位で何かしら変化があるのでしょう。

    弦は煮ると新品になる


    古い弦は煮ると多少は良くなりますが、この労力を掛けるメリットは正直ありません。

    時間も手間も掛かるので、素直に新品弦に交換した方が良いです。

    不思議と小さな事には頑張る人が多いのですが、もっと大事な事に視野と手間を向けた方が良いです。


    ビスは元の位置に戻す


    またヘンテコな事を言う人が出てきました。

    度々、出てきます。「自分は他と違う、こんな事も頑張ってますよ。凄いでしょ?」とマウントしてくる人が。
    他業種からの知識を流用して無知な人へ向けて優位性を示そうとするのですが、大体こうした人は詰めが甘いです。

    例えば「ビスの長さが違う」なら、当たり前ですがそれは元の位置に戻します。ですがこれは言われなくても行っている普通な話です。
    ネックジョイント部のヒール部に傾斜が付いていたりするとビスの長さが違う等があります。

    他にも「違う太さのビスが使われている」なら、これも言われなくても当たり前の話です。元の位置に戻せる様にするのが当たり前です。
    ブリッジ等にこうした事があります。

    木ネジは入れる時に緩める方向に回して山が合った所から回す等も当たり前の話なので、いちいち説明しません。

    間違って違うビスが混じって使われている・中古品で素人作業により違うビスが混合している、とするならこれは異常なので使用者が分かった時点でリペアマンにお願いして直しておかないといけません。

    そして動画でも言ってますがこうした条件以外で同じビス位置が変わる程度での話なら「どうでも良い話」です。
    音は変わりませんし不都合も起きません。

    これも「自分で試せ」と同じ理論ですがビスを入れ替えてみて音が変わるなら良いんですけど、変わりません。
    変わるとするなら締め過ぎや締め付け順により狂いが出た事の方が要素が大きいです。
    ボルトオンのギターにて、ジョイントビスの締め付け具合で音が変わる体験が簡単に行えます。
    この要素がパーツにもあります。
    だったら重要なのはコレだろ?って言いたいのです。
    ビスが同じ所に戻すとかどうでも良いだろって話で、だったら効果が高いココに拘れよって話です。

    自動車整備の知識で同じ事がありますが、分厚い金属ですら歪みが出るので締め付け順序・締め付ける力には決まった数値が出てきます。
    またカバー等のパーツは対角線で付けていく事も常識です。
    これらの関係からパーツを付ける行為は結構重要な事が分かるかと思いますが、ギター程度では大きな恩恵を感じるのは難しいかもしれません。
    物が大きく高負荷な動作になってくる程、小さな変化が大きく感じる事と思います。

    ギターの場合、高負荷でも高温にもならない所にこんな小さなコダワリを出してきても「無駄じゃね?」という話です。
    それよりも「もっと大事な所があるだろ?」って話です。本気で言ってたら恥ずかしいです。

    ハンダで音が変わる


    変わるけど、大体は音が良くないです。私が沢山試して、音が良いと思ったのはプラチナハンダだけです。

    これもビジネス用語です。未知な物は期待値が高く欲しくなってしまう心理です。

    そして音が分かる事の誤解として、音が良くなるという事は「どこかが悪くなる」という事です。
    結局はバランスが崩れるという事です。
    全てが良くなる事は基本的にあり得ません。

    この辺りが自分の好みの音になったなら良い結果ですが、それは狙ってやったのか?偶然的にできたのか?で話が全然違ってきます。

    値段が高く、そして大きな効果が得られないので私はオカルト商品と定義しています。

    安く音が変わらないハンダがその辺に売っているので、これが一番良い物です。
    これはオーディオオカルトと同じですね。

    ~最後に~

    正しくハッキリと言える事としては見た情報を信じるのでなく「自分で試して確認するまで保留」という選択肢を取って下さい。
    楽器に限らず、全てに言える事です。

    皆様に洗脳は非常に強く掛かっています。
    有名な人が宣伝し、メディアや企業が広告を打ち出して売り出すのであたかもこの商品が凄いと見えるかもしれませんが確定された要因では決してありません。

    全ては自分で決める事です。
    この自分で決める事というのも「本当に自分で出した答えなのか?これは情報によるプラシーボ効果なのではないか?」等、物事を冷静に分析していないと感情や雰囲気に流され間違った判断をしてしまいます。

    誰から情報を得るのか?誰の情報を周りに広めるのかよく考えて行動して下さい。
    それがまともにできていない人が大多数だから、こうして泣きを見る人達がどんどん増えていく結果になります。
    具体的には皆様の責任です。本当の事を見ても広めていく行動をしないから。
    他人事と思うなら今までと同じで何もしなければ良いでしょう。
    いつか自分の身に起こるか、自分の友人や知人が泣きを見て真実と知る日が来る事でしょう。

    ありがとうございました♪


    As in any industry, there are those who believe in “occult” theories and conspiracy theorists who believe in them.

    It is perfectly fine if they are just thinking, but when they find someone who is different from them on social networking sites, they attack them, which is very troublesome.
    This area is similar to the “displacement mount” in the motorcycle industry. Another example is “Uncle Harley is good”.
    I don’t understand what they are basing their greatness on.

    These elements are the characteristics of “people who don’t study”.
    Naturally, information evolves and is updated on a daily basis.
    In the past, “this was the right thing to do” and “it was done”, so the answer may not be the same now.
    There is no such thing as the same thing today as there was in the past.

    To begin with, the world revolves around business and interests.
    Information that is convenient for the general public and consumers is not available.
    If you want to know the correct information, you have to go and check what is happening on the ground.
    Then it is more accurate to find the answers to the information by comparing what was said with what is actually happening.
    Most of the time, what was said and what is actually happening are different.

    In my mind, I define “stupid” as someone who doesn’t have that idea, doesn’t think, doesn’t try to know, doesn’t actually act to confirm, and attacks others in spite of their ignorance.
    Please note that I am not saying this to everyone who is serious and watching, so listeners beware.
    I am just saying what I really mean.

    It is normal to be ignorant unless you are an expert.
    However, in this day and age, when experts are disseminating information in depth and can be accessed for free, if you spend a little time and work hard, you can certainly acquire more knowledge than most people.
    Yet, it is one of the acts of a fool to mount up with only one’s own knowledge without studying.
    Spend your time studying. You will benefit from the results.

    Loose strings? Do you loosen them or not?

    This is something I have been sending out for a long time, so check my past blogs and YouTube.

    The answer is “the majority of the time it is better to loosen the strings.” The correct answer is to check the amount of truss rod left after the strings are properly adjusted and decide whether or not to loosen them.
    Do not ask a repairman to do the job if he says “it is OK to leave it taut” without any evidence of this. That person is an amateur.

    If it is hung on the wall, the neck warp will be fixed.

    It will not.
    If the neck is soft enough to be fixed by this, you would think that if the strings are left taut, the tension of the strings would cause the neck to warp in the forward direction.
    If the strings were left loose and hung, it would make more sense, but this is a story about a mysterious person who thinks that “leaving the strings taut is fine and hanging them will fix the warp. There are so many enigmatic people who think that “leaving the strings taut and hanging them up fixes the warping”.
    String tension is a much stronger load than the weight of the body.

    Vintage guitars sound good.

    This is also a business term involving business.

    It is true that some of them sound good, but certainly “not all of them” is correct.

    And of course, many of them are in poor condition because they are old.
    However, dealers often do not give such explanations and sell guitars with the full intention of showing that they are valuable.
    There are many people who buy guitars without knowing it and end up crying because they can’t use it as a guitar.

    If you are buying a guitar for the purpose of resale and selling it in the future, it may be fine, but if you are considering using it as a tool, it is very important to judge its condition.

    There are also many fakes, so purchasing one itself is also risky.

    The more you play it, the better it will sound.

    This is true, but I don’t know the specific reason.

    Strings become new when boiled.

    Old strings can be boiled to make them sound a little better, but there is honestly no benefit to this labor.

    It takes a lot of time and effort, so it is better to replace them with new strings in a straightforward manner.

    Put the screws back in their original positions.

    Someone has come up with something weird again.

    It comes up often. “I’m different from the others, I’m working hard on these things. Isn’t that great?” and mounts them.
    They try to show their superiority to ignorant people by appropriating knowledge from other industries.

    For example, if the length of a screw is different from the original length, it is natural to put it back in its original position. But this is normal without being told.

    If a screw of a different thickness is used, this is also a matter of course without being told.

    It is also common practice to turn a wood screw in the direction to loosen it and turn it from the point where the threads meet, etc., so we do not need to explain every time.

    If the wrong screws are used by mistake or used screws are mixed due to amateur work, you need to ask a repairman to fix them as soon as you find out who used them.

    And as I say in the video, if you are talking about the same screws under other conditions, it is “not important”.
    This is the same theory as “try it yourself,” but if the sound changes after replacing the screws, it’s fine, but it won’t. If it does change, it’s because the screws are too tight or not tight enough.
    If it does change, it is more likely to be due to over-tightening or improper tightening order.

    The same thing is true in the knowledge of automobile maintenance, but even thick metal can be distorted, so there is a fixed value for the tightening order and force.
    You can see that the act of attaching parts is quite important in these relationships, but it may be difficult to feel the great benefit with a guitar or so.
    The larger and more demanding the operation, the more you will feel the small changes.

    In the case of guitars, it’s not worth it to go to all this trouble for a place that doesn’t have a high load or a high temperature. It’s just a story of “What’s the use of such a small thing?
    Instead, it’s more like, “There are more important things to worry about.” I’m talking about that.

    Solder changes the sound.

    It changes, but generally the sound is not good.

    This is another business term. It’s the psychology of wanting something unknown with high expectations.

    And the misconception of knowing the sound is that if the sound gets better, it means “something is going to get worse.
    In the end, there is an imbalance.
    It is basically impossible for everything to get better.

    If these areas become the sound you like, it is a good result, but did you aim for it? Was it done by accident? The story is totally different depending on whether it was done by accident or by design.

    I define it as an occult product because of its high price and lack of significant effect.

    There are cheap solders around that don’t change the sound, and these are the best ones.
    This is the same as the audio occult.

    ~Finally~.

    I can tell you rightly and clearly that you should not believe the information you see, but rather take the option of “hold off until you try it out and see for yourself”.
    This is true for everything, not just instruments.

    Brainwashing is very strong in everyone.
    Famous people advertise, media and companies advertise and market their products as if they are great, but it is never a definite factor.

    It is all up to you to decide.
    The question that one must ask oneself is “Is this really the answer that I have come up with? Is this really a placebo effect of the information? If you do not analyze things calmly, you will be influenced by emotions and atmosphere and make a wrong decision.

    Who do you get information from? Please think carefully about whose information you are going to spread around and act accordingly.

    Thank you very much


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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    ギターサムネ
  • How to know how soft the neck is.

  • 2024/03/27
  • Category:
  • There are several ways to know how soft the neck is.

    First, the strings are left unstrung.
    Then loosen the truss rod completely.

    This will give you an idea of the current state of the neck warp.

    Many necks have a large forward bow at this point.
    Remember this initial warp.
    Or, check the warp by holding it up to a straight object such as a ruler.

    Put the strings on and tune it, and see how much it warps. How much it warps?

    If it warps significantly, it means that the neck material is soft.
    On the other hand, if it does not warp much, it means the neck material is hard.

    If it warps a lot, you will have to use a truss rod to correct the warp.

    In other words, a softer neck means more truss rod is used and less room is available.

    This means that even new necks are sold with only a small amount of truss rod remaining, and some are sold with the truss rod at its limit from the start, a trend that is increasing each year.

    This is true even for well-known and expensive manufacturers.

    Therefore, please be sure to check the amount of truss rod remaining before you buy.
    If the music shop is not able to check, do not buy from them.

    You will end up buying an expensive instrument with a short life span, and you will lose money.

    This is the current situation in Japan.

    The reason is that there is no good wood in recent years and many woods are not strong enough.

    The manufacturer has to put reinforcement in the neck because of the recent wood situation.

    The instruments with weak wood and soft necks will probably reach the end of their useful life in a few years.

    Do you think what I am saying is strange?

    The reason is simple.
    The seller is an amateur and does not understand this anomaly.

    In addition, customers buy these items in poor condition because they do not check the merchandise closely.

    Customers who have no knowledge of what is going on are losing money in this situation.

    I am sending out information like this because I want these things to quit.

    The seller must have a knowledgeable person inspect each item and sell the items in good condition to the customer.

    Because they fail to do so, the number of victims is increasing year by year.

    If you think this environment is strange, please spread this kind of information dissemination.

    Please help us.


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    ギターサムネ
  • Proper storage to prolong the life of your instrument

  • 2024/03/11
  • Category:
  • We are “Draw a New Sound”, running a repair store that is now in its 11th year.

    The current status of musical instruments in Japan is as follows

    I don’t know what the situation is like in other countries, but there are many cases where the strings are left taut, causing a large amount of forward bowing, which exceeds the range of truss rod adjustment and ruins the neck.

    However, it is a questionable environment that many experts in repair stores and music stores other than myself say that it is OK to leave the strings taut. This area is Japanese, but I have never seen anyone other than myself transmitting the message that “strings should be loosened”.

    The neck is not structurally designed to withstand the tension of the strings.

    It may be true that many old woods were strong and did not warp easily even when strings were stretched, but recent woods tend to be weaker and more prone to warp under the tension of strings.

    This is to be expected, as the wood of the past was naturally grown for many years, and the size and density of the wood naturally increased, making it a good quality material. In recent years, however, the artificial use of fertilizers and other chemicals has resulted in a wood that has not grown naturally and is not as dense as it could have been. And trees that have grown naturally for a long time are probably already harvested.

    In addition, the wood is quickly harvested, processed, and commercialized. I think this explains why the strength of the wood is reduced.

    With this background, if you work in a repair store, it is natural to notice a decrease in wood strength when you touch a new instrument every day.

    However, the current state of the Japanese musical instrument industry is that it does not communicate this information, and the people who buy the instruments seem to be creating a cycle in which the instruments are ruined by the buyers themselves, forcing them to buy new ones.

    Information from people like me, who have been working in the field for many years, has become a minority opinion in Japan, and even on Youtube and blogs, it is not seen at all.

    However, every year more and more people cry because the instruments they buy do not last long enough. Many new instruments are sold with little room in the truss rod from the beginning, or are sold in a state where the truss rod is almost at its limit. Such inferior products are increasing, even for famous makers and expensive instruments.

    How about overseas?

    I have been using translation software to send information to English-speaking countries since 2024, but I would like to know if it is the same in other countries or if it is happening only in Japan.

    I would like to know if this is the same thing happening in other countries or just in Japan.

    Musical instruments are wood, so drying them out is especially bad. In the summer, air conditioning dries them out, and in the winter, the outside air is dry, and in addition, the heating system dries out the room, so the use of a humidifier is essential all year round.

    Most instruments often have little room in the truss rod in their current condition. Most guitars and basses are much more likely to have conditions that require loosening the strings.

    If the strings are kept loose and properly humidified, forward warping is unlikely to occur.

    The looseness of the strings is determined by the effectiveness of the truss rod.
    For example, if the truss rod is at its limit, loosen the strings until there is zero tension.
    If the truss rod has a significant excess, the strings should be lowered a half or full tone. In this way, the amount of string loosening is adjusted according to the amount of excess truss rod.

    If the truss rod excess is close to 100%, it is better to leave the strings on only in this case, as you do not want the instrument to warp backwards, but such a good situation is rare. Most instruments are often in a state where the truss rod is quite effective.

    If the strings are loose and warp back, this is a situation to be happy about.
    If the instrument has warped backwards and you have to loosen the truss rod, loosening the truss rod means that the amount of excess has been restored.

    By storing the instrument in this way, it is possible to maintain the same instrument for many years.

    Please protect your precious instrument with proper knowledge.

    Thank you for reading.


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    ギターサムネ
  • 木材の「ウソ」。所詮はビジネス、情弱用の単語。

  • 2024/02/03
  • Category:




  • 「厳選した良い木材を使用しています!」「希少材を使用しています!」

    そうした単語を沢山目にしてきた事でしょう。

    結論ですが、音質にこれら要素は関係ありません。
    使用したら必ず音が良くなる要素ではありません。

    一応最初は皆様の考えに寄り添って分かり易く洗脳を解いていこうと思いますが、例えば皆様が音が良い物として共通ワードである「ヴィンテージ楽器」がそうした厳選した木材で製造されていたのでしょうか?
    ネック杢は普通に板目も多いですし、現在の製造精度と比べ丁寧か?と言われたらそうでもなく当時にエレキギターベース楽器の音が良くなる木材云々の知識が豊富にある様には思えません。
    機械がそこまで自動化されていないので実質手作業になっているので従業員の個体差もある事でしょう。
    今とは異なる、素材の質が大きく異なるからこそ産まれた知識と思います。

    そもそも「良い音」は非常に曖昧な基準です。
    私が良い音と決めた音が良い音なのか?業界の偉い人が良い音と言ったら良い音なのか?
    そんな基準は一切ありません。あなたがこの楽器は良い音!と決めたら成立します。
    音は料理の味の好みと同じです。

    一応私の音が良い基準として毎回2パターンあると言ってますが、趣味用なら自分が好きな音がする楽器を選べば良いし仕事用(自分以外と音合わせする全ての要素)で使用するなら癖が無く音をコントロールし易い楽器が良い楽器になります。

    では何故にここまで言ってる事が皆違う事と、共通して「ヴィンテージ楽器が良い」「高額で有名な楽器が良い」とされているのか?
    答えは簡単、ビジネスだからです。本気で思って言ってる人は情報に洗脳された人達だからです。

    そして成立する理由もこれら音の良し悪しに基準が無いからこそ、アレコレと突っ込まれてもいくらでも言い訳ができるから破綻する心配が無いのです。

    ~実際に作れば分かる話~

    当然ながら経験値の差は人それぞれです。

    一度でも楽器を製作してみた人、オーダーで楽器を作ってみた人なら分かるでしょう。
    もちろん、たまたま最初の製作した1本で物凄く良い物ができたパターンの人も居る事でしょう。

    あくまでこれら経験に基づく話は私の話ですが、私自身がクラフトマンなのでいろんな形状、いろんな木材を使用しラミネートしてみたり等と製作してみた事があります。

    ギターベースを製作していて経験が溜まってくると、一番先に思った事として「丁寧に作ったからといって必ず良い音になる訳ではない」という事です。
    その次辺りに好奇心で材質を変えて製作してみて「ギターベースの材として珍しい特殊材はそこまで音が良くない物が多い傾向」です。
    そして「普通が一番良いのでは?」に行き着きました。

    これら音を良くする製作要素に私には知らない要素があるとするのでしたら、是非とも話題にあげて私を叩いてほしいです。
    その確証的な根拠がある良い楽器が作れるなら自信を持って「気に入らない場合は全額返金します!」とか「気に入らなかったら作り直します!」と宣言してオーダーの仕事を受け付けて下さい。
    私には無理です。
    実際に完成させるまで、どんな音がするのか未知過ぎます。
    あくまでも経験から来る予測の上でしか製作をスタートできないので、完成させてみて思っていた通りになる事もあれば全然思っていたのと違う音がする楽器になる事も普通にあります。

    私も実際に経験が溜まるまではこうした業界で言われる事を信じていたので、頑張って丁寧に作れば音が良くなる事や良い木材(と言っても根拠や証拠が無い)を使用すれば音が良くなると思い製作を続けていましたが、結果と共にウソじゃないか?と思う様になりました。

    ~音が良い木材の特徴~

    ギターベースは「バランス楽器」だと考えます。

    バランスと言って理解できる人は殆ど居ないと思いますが、硬い所があれば柔らかい所を作って偏りを無くすと言えば伝わるでしょうか?

    ネックは長く使用する意味もあって必ず剛性が必要になります。この辺りは過去のブログ記事やYoutubeで説明しているので勉強して下さい。
    「勉強して下さい」と単語が出てきましたら「過去に詳しく言ってるよ、自分で探して調べて下さい」という意味です。

    ネック剛性が高まるとどうしても音がタイトになる傾向になる為、打ち込みっぽい正確過ぎる音の傾向に寄っていきます。
    理想的な事として補強材を使用せずネック材だけで強度を稼げる事が楽器っぽさのある音が良い傾向になります。
    ただし今はこうした「強度が充分にある材」が物凄く少なく、いや、もう無いんじゃないか?位まで思っています。

    新品でもトラスロッド限界・トラスロッドに余裕が無い物が多い理由は単純でネック材に剛性が無いからです。
    それらを分かっててもメーカーは買った人が泣きを見たとしても関係無く製品を製造して販売しています。

    現代は基本的にネック内への補強材は必須です。
    理由は木材の強度が弱く長持ちする楽器を作れない可能性が高いからです。
    これらを可能性として表現しているのも、実際に木材から切り出してネックに製作してみないと正確には強度を確認できないからです。
    完成後に分かっても遅いので、破棄して作り直すなら良いですけど製作側はそんな事はできません。
    ネックが柔らかい前提でその対策はしておかないといけません。
    安物ならまだ良いですけど、高額な物がたった数年で使い物にならなくなってはダメです。

    ネックはこれら要素から硬い部位になります。
    そのバランスと言っていた要素として「ボディ材は軽く柔らかい物」を選ばないといけません。

    結局「音は好み」で片付けられるので、ここでは私の考えで話を進めますが例えばホワイトアッシュボディに音が良くない物が多い理由がこれに当たる要素です。
    硬いネック+硬く重いボディは楽器全体が良い振動を起こせず、音はタイトで広がりが無いので打ち込みっぽい楽器っぽさを感じない音の傾向になります。
    ベースはまだ弦が太く弦振動がギターよりも大きいのでまだマシかもしれませんが、ギターだと言ってる事が分かり易いと思います。

    これで分かる事としてバスウッドが反対の例で分かり易いでしょう。
    バスウッドはこれら要素の理由から「音が良い材」です。
    しかし安物で音が良く売れてしまうと業界は儲からず困るので、根拠が無いのに昔は「バスウッドは音が悪い、安物に使われるダメな材」としました。
    楽器業界も一般メディアと同じく偉い人が言う事の反対が正しかったりする事も非常に多いです。

    悪いと言われている物が実際は良かったりする例も多いです。
    何故にそうした事が起こるのか?簡単です。ビジネスだからです。
    殆どがそうと思いますが「あなたの為を思ってこの仕事をしています!」って所はかなり少ないです。
    だからそうした少数派のメーカーを勉強して見極め、利用していかないといけません。
    私から見て楽器業界は良い所が儲からず、悪い所が儲かっている様に見えます。

    良い楽器を作りたいなら、あくまで自分の経験から「自信を持ってこうしたら結果的に良い物が作れる可能性が高い要素」としてこうした要素をお勧めします。
    そうすると普通の仕様はかなり理にかなっている事が分かるはずです。

    ここに「特殊材だから」や「高価で希少材だから」の要素は全く関係ありません。
    結果的にこれらバランス要素を考えて使用するなら良いと思いますが、この材を使用したら特別何も努力せずとも音が良くなるとだけは思わないで下さい。

    ~普通の良さ、厳選した木材って何?~

    「メイプルネック+ローズウッド指板+アルダーボディ」の楽器が多い理由は簡単です。
    安い木材で音が良い楽器が作れるからです。

    説明もありましたが、いろんな仕様で作ってみて普通が一番良いと思います。
    灯台下暗しって分かり易い表現です。そこら辺に普通にある仕様が一番良い仕様です。

    厳選した木材とはメーカーが具体的に表記する必要があります。これらが良い木材要素です。
    ・長い期間、放置して保管していた事が分かる木材
    ・長く生きた木材から切り出した木材
    ・放置中に狂いが出てその後に安定した材

    「良い木材が無い」という言葉も過去に発信してますので勉強して下さい。
    長く自然な方法で育った木材はもう世の中にかなり少なくなってきたと思います。
    植物を育てるのに肥料を使う位の知識はあなたでもある知識と思いますが、今は化学物質を使用した強制的に成長を早める様な薬剤が使用される話もあります。
    所詮ネット情報から得られる事ですが、実際に豚や牛に成長ホルモン剤があって使用されている訳で、それに似た物が植物にある訳無いだろ!って言えるだろうか?
    それらで大きく成長した木材は大きさはあっても質量が伴わないので、結果的に現場ではネック強度が弱く新品でもトラスロッド限界・トラスロッドに余裕が無い楽器が年々増加していく傾向です。
    結果を見て物事を考えましょう。
    本当の答えがどうとかは問題ではなくて、何かしら強度が弱くなる理由はどこかにあります。
    業界の商売に悪影響を及ぼす情報はまず出てきません。

    そして木材は一般的な所だと「何十年も育った木から取った材」と表記して売ってません。
    「切り出した後から●年放置した木材」があっても本当なのか証拠がありません。
    「狂いが出た後で製材した木材」と言ってもこれから新たな狂いが出てこないか確証は持てません。

    厳選した木材を本当の事にするのであれば信用できるメーカー、または自分で木材を買って何十年も所持した後で使用する事だけです。

    シーズニングという言葉も結果的に「製造前の準備、狂い出し」です。
    木材は動きます。ずっと動く物もあれば一定の狂いが出た後であまり動かなくなります。

    ずっと動くパターンも簡単で「ネック強度が無いから」です。
    弦の張力で張って放置していると順反りしてくるので弦の張りっぱなしはNG・緩めているとトラスロッドの力で逆反りしていくので緩めるのもNG等、これらはネック強度が弱いから起こるのです。
    強度があるなら、木材の時点で狂いが出て動いたその後に製造したネックは反りが安定する傾向になる事が多いです。
    これらを省くと完成後に大きく狂い動いて困ってしまう可能性が高くなっていきます。
    またこれら要素に関係無く乾燥や湿気で木材は変形する事も覚えておきましょう。

    これで分かったと思いますが「良い物を作ろうとしたら手間と時間が掛かる」です。
    多くのメーカーは現在の結果に基づいて言いますが恐らく本気でやってません。
    やってる所の方が少ないでしょう。
    ただ理解はできます。手間暇を掛けてもそこまで高額で売れないし、見えない所だからウソ付いてもバレないし、そもそも買う側の殆どが素人だから分からんだろうという事です。

    製作過程がブラックボックス化された商品という物を成立させている環境に問題がある、そうでなくそこについて何も言わない思わない消費者が悪いと思います。
    本当の事を公表しないメーカーからは買わない、下手な酷い商品を売るなら不買運動が起こって困る位の環境にならないとメーカーは良い物を作る努力をしませんし買った人が泣きを見ようが自分達の利益が優先されます。
    一人一人がこうした環境を作った責任を感じてほしいです。
    自分の人生が関わっているのに環境に対し無関心で何も思わず考えず行動しない無知が産んだ結果です。
    こうした情報発信で気が付いて考え方を改め、自分の行動に起こして下さい。
    いい加減にそろそろ良い仕事をしている所が儲かる様に環境を直して下さい。

    ~木材製品は今後危険?~

    木材で製造する以上、素材として不安がある物です。
    木材状況がこうなんだから対策するのは当たり前、対策してないなら問題が起きた場合にどうするの?と買う前に確認しないといけません。

    いずれは楽器製造として強度面として木材の使用は難しくなってくるかもしれません。
    まだ未来の話かもしれませんが、現在の現場状況としては全然有り得る話です。
    今は補強材を仕込む等で対策していれば問題無いかもしれないですが、木材の強度が今よりも低下する様なら木材に代わる新素材の使用も考えないといけません。

    そこに至るまで、きっと多くの方が泣きを見る事でしょう。
    買ったばかりの高額な楽器のネックが短期間で限度を超えた反りにより困る事になるでしょう。
    というより今現在でも多いですので、今後はもっと増えるでしょう。
    こうした事も他人の責任にしないで下さい。私は昔から発信しています。勉強して下さい。
    そしてこうした製品を何も疑問に思わず、現状の調査すらせず販売しているメーカーに異議をSNS等で自分から発信し申し立てて下さい。
    そうしないと現状は変わらず、結果的に自分が買う楽器にそれがいずれ当たり泣きを見てもあなたの責任です。
    一人一人が勉強して、環境のダメな事を変えていく努力をしよう。自分だけでなく周りや未来の世代の為にも。
    楽器業界だけでなく国等に対しても同等です。
    無知の人・行動しない人の割合を減らしていかないと環境は良くなりません。

    ありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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    ギターサムネ
  • 私が楽器屋ならこうやって売る方式

  • 2024/01/13
  • Category:



  • Youtubeでも日々発信しておりますが「楽器屋で購入すれば安心」という事も崩壊しております。

    理由はリスナーなら分かっていると思いますが、新品状態でもトラスロッドに余裕が少ない・既に限界で販売されている事が多くなってきたからです。

    知らない人からしたら信られない話に思うかもしれませんが、これが現実なので受け止めて下さい。
    そして知識をアップデートして下さい。

    もはや「自衛」しかありません。無知な人は被害を受ける事でしょうけど、それは自分の責任です。
    何故なら私の様な専門家が昔から発信しているから、楽器をやっていて自分の存在を知らない・ブログやYoutubeを見ていない時点で勉強していない事が分かるからです。

    厳しい言い方かもしれませんが全て自己責任、対策していれば避けれた話になります。
    自分が被害に合わない様に知識を付けましょう。

    ~私が楽器屋をやるなら~

    私の夢として将来は今のリペアショップにプラスして楽器屋を経営したいです。

    しかし申し訳無い言い方になりますが無知な人に売るという事は非常にリスクがある商売です。
    単純な理由です。今の世間の状態だと無理だと思っています。

    理由は楽器は木材で作られており「変形する商品」である事と、使い方や保管方法を間違えて使い続けるとダメになる(ここが多くの人達)からで、知識がある人に買ってもらわないと自分に知識が無くおかしい事をしているのにアホみたいなクレームを受ける事になってしまうからです。
    楽器は物ではなく犬や猫等のペットの様な物、餌をあげなかったら死んだぞ!みたいなアホクレームが来る結果になるのが見えているからです。

    未だに「弦は緩めるか?緩めないか?」で論争が起こる位に知識レベルが低い事も問題で、良い楽器屋を作る際にも私にとっては世間の知識レベルの低さが非常に壁になっています。

    知識レベルの底上げの為に、日々こうした勉強動画をYoutubeにアップしていますが中々難しいのが現状です。
    だから騙される、ナメられているんだけどなぁ…。勉強して気が付いて下さい。

    という感じで私が本当に良い楽器屋を運営できるのはまだまだ先の話になりそうです。

    以下はもし私が楽器屋ならこうした事を表記して販売するよって方法を紹介します。
    全ての楽器屋はこれを見て真似してほしいです。これが確認できないなら私なら楽器屋で楽器は買わないです。

    ~まずはニュートラル状態の確認~

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    まずは弦を張っていない状態、トラスロッドを効かないユルユルな状態にしてネックの反り具合の確認です。

    これを力がどこにも発生していない「ニュートラル状態」と名付けました。

    この際にネックの反りは狂いの無いストレート状態が理想ですが、年月が経った物は基本的に順反りしています。
    理由は簡単で弦の張力は強いから、基本的にネックは負けて順反りするからです。当たり前の話です。

    ですので中古や売れ残った新品等でもこのニュートラル状態で順反りしていても正直おかしくは無いと思います。
    木材の狂いが出てくる際も基本的に順反りするので、弦を緩めてても木材の変形で大体は順反りするのが普通です。
    意図して加湿器等で部屋の湿度を高めて保管を続けないと逆反りさせる事は基本的に難しいと思ってて下さい。
    この辺りの詳しい話は過去の記事やYoutubeで勉強して下さい。

    例えば中古品でも新品でもこのニュートラル状態で大きく順反りしている個体の場合はこの後で弦を張って順反り+元の順反りを直す為に調整でトラスロッドを多く回す必要=トラスロッドに余裕が少なくなるという事です。

    この最初の状態というのがまた大事になってきます。

    このネックは反っているのか?反ってないのか?
    その具合はどんな感じ?をここで確認でき、大きく順反りしている物は基本的に避けた方が良いでしょう。

    ~トラスロッドの効き具合の確認~

    更に大事な事は「トラスロッドの効き具合」です。

    いくらトラスロッドの余り量が多いと言っても効きが悪いなら意味はありません。
    例えばトラスロッドの余り8割だとしても効きが悪く殆ど順反りを直せないなら実質トラスロッドに余裕が無い・限界と同じ扱いの様な物です。

    これを確認する事が非常に大事で、皆様が知っている様な有名なブランド・高額な物でもトラスロッドの効きが悪く順反りを直すだけでトラスロッドに余裕が無くなる事も多いので重要な要素です。このメーカー達も過去のブログ記事を読む事やYoutubeで勉強して下さい。

    ニュートラル状態からトラスロッドを限界まで回し、どれだけ逆反りするか確認して下さい。
    この辺りは過去にも私の7弦ギターでYoutubeでやってますね。

    大きく逆反りするなら「トラスロッドが良く効く状態」と判断できます。
    これを確認してないと先程の様にトラスロッドが余ってても効きが悪いなら実質余裕が無いという事になります。
    かなり大事なポイントになるので、これを知らないで買うのは危険です。




    これを見て分かると思いますが「トラスロッドが効く事でネック反りのバランスが取れる」という昔からあるデマを信じる事を辞めて下さい。
    トラスロッドはネックの反りを直すだけの機能であり弦張力とバランスさせる目的の物ではありません。
    大事な事はネック強度であり、ネックに剛性があって反りが大きく変わらなければ基本的に一生使い続けられます。
    勿論ナットやフレット等の消耗品は弾いてて減るので交換し続ける事になりますがネックの反り状態が悪くならなければ楽器として使い続けられます。

    この動画の7弦ギターの様に補強材が入っていないが7弦全てレギュラーチューニングしてもトラスロッドがユルユルでも殆ど反らない剛性があったとしても、過去に話した事がありますが乾燥でフレットが飛び出る様な指板が乾燥で収縮した際にトラスロッドが限界になる位まで順反りした事を話しています。
    この状態でも諦めず、指板にはオイルをビタビタに塗っておき弦はダルダルに緩め、湿度を意識的に高くして放置していたら数年後見たら元の状態に戻っていた話をしています。この辺りを詳しく知りたい際は過去の記事やYoutubeで勉強して下さい。

    大きな順反り・トラスロッドが限界でも直せる可能性がある事、こうした強度が高く全然弦張力で反らないギターがトラスロッドが限界になる位まで順反りする事もある事を覚えてて下さい。
    これらがしっかりと管理しないと安心して使い続けられない事と反りが変形する要素があるという事です。

    だから弦を緩めて保管する・しっかりと湿度を取って保管する事を昔から発信しています。
    これは「一生または長く使い続ける方法」だからです。
    頭が悪い人は例えば「俺はこれを食べてるけど病気にならないぞ!ウソを言うな!」とか言う訳で、病気になるのは身体に悪い成分が蓄積されて歳を取って代謝が落ちたタイミングで一気にガタが出るんだよって話です。長い目を見れない・目の前にある事だけしか考えられない人は批判するでしょうけど、沢山のギターベースを触ってれば理解できる簡単な話です。

    こうした何も勉強してないのに文句は言う人にはハッキリと「バカ」と言いたいと思います。勉強してれば絶対に言えない事ですから。
    まずおかしい・疑問に思ったのなら勉強して本当に間違っているのか自分で探し出しなさい。
    こうした記事も同様です。自分で考えて行動しなさい。

    ~実際に弦を張って状態確認~

    ニュートラル状態とトラスロッドが良く効く事が分かればまず安心要素です。

    ここからがまた重要な要素です。「弦を張ってどれだけネックが順反りするのか?」を確認しましょう。


    例えばこれもよくある話で「ネックが柔らかいので弦を張るとかなり大きく順反りする→調整だけでトラスロッドを多く使うので新品でもトラスロッドに余裕が少なくなる」事が意外と最近の楽器に多く見られる様になりました。

    つまり今まで私が発信している事で納得できる要素と思いますが、割と10年位前からこうしたネック材が柔らかい個体は普通にあったので早い段階から「弦は緩めて保管してた方が良い」と発信してました。
    昔の材と今の材は別物です。
    恐らく割と古い年代の物を所持している人が「緩めないで良い」と発信しているのでしょうけど申し訳ありませんが老害です。
    もう一度言いますが今と昔の材強度の条件は全然違います。

    材が柔らかい事から最初のスタート地点から既に調整だけでトラスロッドが回されている状態なので、そこから大体は使ってて順反りするのでその際に直しただけでトラスロッド限界・余裕が無い状態になるとすれば今までの話が理解できるでしょう。
    昔から発信しているので今更新しい話でも無いですが。

    ニュートラル状態(初期の反り状態)+ 弦を張った際に発生する順反り – トラスロッドで逆反りさせる(回した分)= 現在のトラスロッドの使用量と余り量が分かる

    という計算式が出せる事になり、これらの確認要素の意味が知れたと思います。

    例えばニュートラル状態からトラスロッドを限界まで回せるのが2周だとして、弦を張って調整する際に半周回したとしたら余り量は1.5周と出せる事になります。
    そしてこうした個体は剛性もあって状態が良いと判断ができます。
    逆に悪い場合だと、ネックが柔らかく「ニュートラル状態は良いんだけど弦を張ったら大きく順反りし調整で約1.5周回して調整した」となれば余り量は残り半周しかない・弦を張るだけでここまで順反りする位にネックが柔らかい状態と具体的に表す事ができます。
    トラスロッドの効きが悪い個体も同様に「ニュートラル状態は良いんだけど、弦を張ってそこまで順反りはしないんだけど全然ロッドが効かないから1週回して調整した」となれば残り1周余りで余裕がある様に見えますが実際は効きが悪いので、具体的なこの場合だと弦を張った程度の少しの順反りが新たに発生したら残り1周が簡単に全て使われるかも?と考え実質余裕が無い状態だと判断できます。

    多くの楽器屋が、恐らくどこもここまで詳しく表記してる処は存在しないでしょう。
    何故ここまで詳しく表記しないのか?簡単な話です。
    私が昔から言っている様に新品でもこうした剛性が無く、長く使用できる条件として状態が良くない物が多いからです。
    これらの発信が商売の邪魔?そんな訳あるはずがありません。
    買う側からしたら関係無い話ですし状態が悪いならメーカーに返品して状態が良い物だけを客に売る様にしていないと結果的に客側が損します。
    誰かが泣きを見る商売、誰かが不幸になる様な商売をするんじゃねぇって昔から言ってる訳です。
    楽器の事が好きでこの商売をやっているんだろう?何故に仲間達に不幸が起こる様な商売をするんだ?

    ~私の楽器屋は可能なのか?~

    ここで問題です。こうした販売方法をするとして、状態をしっかりと確認し長く使える状態が良い物しか置かない楽器屋を私が作りたいと思います。
    つまり状態が悪いと判断した物は全てメーカーに返品します。
    状態が良い物、長く使用できる見込みがある物しか店内では扱いません。
    これら確認事項も動画にして1本1本用意し、Youtubeで誰でも見れる形で表記します。
    買う人は動画を見た上で購入する形にします。

    この様な楽器屋にメーカーは取引してもらえるでしょうか?恐らくしてくれないと思います。
    この辺りが非常に難しいので、やれたとしても中古楽器屋か私と同じく志が高いまともな考えを持った楽器メーカーだけでしょう。

    そしてここまで私がやる訳ですから、楽器に知識がありこうした事を理解がある人にしか売る事ができません。
    ハッキリ言うなら道具というより「生き物」として扱い管理できる人でないと無理だと思っています。
    海外ではペットを飼う際にも審査が厳しい国があるので簡単に自分の都合で飼えない国がある様に、これと同じ様に楽器を売っても何も問題無いでしょう。

    木材である以上、変形する素材で作られている以上は無知識で扱ってはダメな商品です。
    そんな人には売れません。保証なんてできません。
    こうして誰が見ても状態が良い物として売ってる訳ですから、確かに将来どうなるか?なんて未来の事は分かりませんけど基本的に私が昔から発信しているまともな管理方法をしている上で使用していれば状態が良い所からトラスロッドが限界状態等になる様な状況まで状態を悪くする事は考えられません。

    楽器屋にもこうした検品動画を出すメリットとしてこちら側の自衛にもなります。真似して下さい。
    何故なら「どうしてこんな状態が良かったのに、あなたに買われた後からこんな悪い状態になったの?」と確認できる要素にもなるからです。
    状態が良かった証拠は最初から出している訳で、状態を悪くした理由が買い手側にあるのでは?という要素になるからです。

    まともな人達が増える様に、こうして皆の知識が高まる情報をブログやYoutubeで発信しています。
    もし皆が望むなら、私の発信を拡散して伸ばす努力をお願いします。
    その労力を行ったメリットはこうした楽器屋を将来運営できる結果となりますので、その際に皆様に本当に良い楽器を販売できる事として大きく還元する事となるでしょう。
    本当に良い物・状態が良い物が買える楽器屋を作りたい。ただそれだけです。

    でもそこには皆の知識レベルがある事・世間がこうした売り方を当たり前に行い表記する等して今と違う常識に作り変えるという大きな壁が存在します。
    皆様も協力して下さい。まともな考えを持っているのなら。

    多くの人がまともでない状況だとこうした商売を続けるのは困難です。
    音楽関係は儲かりません。
    だからこそこうした酷い売り方をする環境になるのも理解はできますが、それにおかしいと声を上げる・それと真逆なこうした売り方があっても良いじゃないですか?

    読んで頂きありがとうございました♪


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  • 1000円程度で行える効果絶大なノイズ対策方法 アーシス 丸山コイル 電〇波対策シート

  • 2024/01/07
  • Category:

  • ~ノイズは簡単に解決できるかもしれない~

    皆様はノイズに悩まされていますか?

    探せば多数のノイズ対策商品が売られていますが、どれも根本解決ではなく結局は微々たる効果で無駄な出費をさせてしまう様な商品が多いです。

    効果はあるのですが、そもそも原因を解決しないと意味は無いだろう?そんな当たり前の事を言う人はほぼいません。
    何故なら全てがビジネスだから、そこで情報弱者が買って儲けれるシステムがあるからです。
    お偉い人はそうした本当に大事な事は言いません。
    そして遠回りする様に対策方法を小出しに教えています。
    こうした世の中にある真実は実際は簡単で、お金もそこまで掛からない方法なのが殆どです。

    私が他の発信者と意見が違うのは当然です。
    それは大手楽器店やメーカーが「スポンサー」だからです。テレビと同じ原理です。
    大手に都合が悪い事を言えば自社商品を扱ってもらえなくなる事や仕事の依頼が絶たれるので、自分のビジネスに都合が悪くなるから言えないのです。
    ウソだと思うなら私以外の発信で同じ様な事を言ってる人を探してみて下さい。恐らく見つかりません。
    商品や物には良い所があれば悪い所が必ずあります。悪い所はまず言わないので、そうした人を信用してはいけません。
    そうした裏側で必要の無い物を買う人が居たり、そこまで良くない物なのに高額な物を買って後悔する被害者が出てきます。
    知ってるなら最初から大事な事を教えていればいいのに。

    しかし昔から言ってる通りで被害者面はもうできません。
    何故なら私の様に真実を情報発信している専門家が居て、更にはその情報を無料で公開しているので、そこに行き着かない人が申し訳ない言い方になりますが悪いです。

    なので被害者面は辞めて、自分に責任がある事を自覚して勉強を始めて下さい。
    私の過去のYoutube動画を見る、ブログを読む等して正しい物を見極めてちゃんとしたメーカーにお金を落として下さい。

    ※電〇波は禁止ワードとされている為、BANやステルスBANを防ぐ為にもこうした表記となります。
    正しい情報は消されます。

    ~部屋のノイズ原因~

    分かり易いのは「大きな電機が流れる所」には必ずノイズ源になり易い要素があります。

    部屋で言う代表的な所はブレーカーです。

    一番早い話なのは部屋のアース工事でしょう。海外では当たり前に付いているアースが日本ではありません。
    それは法律が無いからです。

    電〇波についても日本ではオカルト扱い(だから日本人はバカなんです)されていますが、海外ではしっかりと規制があり法律もある国があります。
    当たり前の話ですが電〇波は身体に悪い影響を及ぼす事と、法律がある国の機器はある一定以上の数値が出るのは違法となるのでしっかりと対策がされています。

    その理由からそうした法律がある国の機器を使用するだけでもノイズは減ると思います。

    日本ではスマホが普及してきたタイミングから不妊症が増えてきているデータもあるので、こうした結果がもはや害である事実でしょう。
    実際に原因かどうか分からないとはいえ、偉い人は認めないでしょう。
    認めてしまったら賠償が発生する事や、その対応に追われるからです。
    結局は物事全てを結果を元に推測し、自分で対策しないといけません。
    申し訳ない言い方になりますがオカルトや陰謀論者とか言っている人達が盲目的にこうした物を対策無しで取り入れる事となるので、そうした人が今後どうなるか?を確認してから使用する判断になります。
    悪く言えばこうした人達が自ら実験台になってくれるので、それを見て大丈夫なのか大丈夫じゃないのかを見てから安全な方法を選択する判断材料になります。
    この様に結果や情報は出ているので昔に無かった事が起きる理由として考えればそうした「かもしれない」程度には簡単に行き着くでしょう。

    ノイズ対策についても下手にノイズに強い機材・電源ケーブルで頑張るよりも大元のブレーカーを改良した方が手っ取り早いです。
    効果は合っても得られる結果が大きいのは根本の改善です。

    ~銅線だけでノイズ対策できる?~

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    健康系グッズで「丸山コイル」とされる商品がありますが、中身が銅線を渦巻にした物の様です。
    もしかすると渦状の銅線と周りの通電性がある素材との組み合わせで効果を発揮する可能性はありますが単純に銅線を渦巻にすれば何かしら良い効果を発生させるアイテムになる様子です。

    銅線は普通に売ってますので、購入して自作した物をブレーカーや各所に銅線が無くなるまで製作して貼り付けました。

    これらの効果は正直言って体感では微妙です。変わった気もするし変わらないとも言える気がする。
    なので数千円+労力で行えはしますが1個辺りの効果はかなり微々たる物と思った方が良いかもしれません。

    ~強力効果のアーシス~

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    アーシスは実際に使用して体感で分かるレベルです。これはオススメできます。

    これも自作できそうな物なのですが、中心にあるパーツが分からずに結果家用も合わせて4つ購入しています。
    恐らくこれも銅線を渦巻に巻いたパーツに思います。

    中身を分解して確認してみましたが、これも銅線を2本渦巻にしながら4枚重ねておりフェライトコアの様な輪の磁石に固定されているだけに見えます。

    中身は非常に単純な商品ですがブレーカーに貼るだけで身体が軽くなる事や、周りが静かに聴こえてきます。

    ~遮断によるノイズ激減~

    IMG20240103173759

    今回の目玉である電〇波対策シートです。

    これは単純に金属の布です。通電します。もしくは多少のシールド効果がある加工がされているのかもしれません。

    ブレーカー等は全方向にノイズを発しています。
    先程のアーシスも同様にこうした商品がノイズの元となる発信源のノイズ信号を弱めたり消したりする事で部屋にある機器にノイズ混入を防ぎ音が良くなる理屈です。

    と言っても100%防げるとは思えません。
    そうした消せない残りの放射ノイズもこうしたシートで壁を作る事で、シートの反対側にノイズ信号が入り難くする理屈です。

    これがやってみると効果が絶大で、動画でも分かる様にアンプからのノイズが激減します。

    ブレーカーは勿論ノイズ源なのは皆様分かっていると思いますが、電源トランス等もノイズ対策で取り入れる商品なだけに盲点だったと思います。
    電源トランスも内部のトランスが動作ノイズを発信しているので、そうしたノイズが周りの機器へノイズを混合させていた事が分かります。

    電源トランス等も電源ONにすれば身体が重く感じるので、動作するだけでそれなりに大きな電〇波が出ていると思います。
    帰る際にOFFにした瞬間、急に身体が軽くなるので驚きます。
    こうした体感が大事と思います。機器をONにしたりOFFにしたりして身体が重くなる機器へ対策すると効率が良いでしょう。

    こうしたシートは数千円で買えるので、値段を考えた効果は非常に高いと言えます。
    こうした商品は恐らくどれも同じ様な物でしょう。大きさや厚みはある程効果は高いはずです。
    重ねて厚みを増やしたりする事でも効果は大きくなるでしょう。

    アンプもアンプ自作等を読んだ人は分かると思いますが内部に設置するトランスとパーツが近い事でノイズが増える話を知っていると思いますが、電源トランス等も場所の問題はありますが可能な限り機器から離れた位置で使用する事が大事です。
    しかしそれには長い電源ケーブルが必要になってくるので、結局はそこにお金が掛かったり別の理由でノイズが出てくる可能性もあるので難しい問題ですがこうした対策シートでトランスと機器との間に壁を作るだけでも非常に高い効果が得られるのは今回実験で分かった事なので情報共有します。

    読んで頂きありがとうございました♪


    ギターサムネ
  • 弦高とは?弦高に正解はあるのか?

  • 2023/12/25
  • Category:



  • お客様から一番多く質問される内容かもしれません「弦高について」です。

    これはズバリ「好みで良い」と言えますが、それは全ての調整要素や楽器状態を踏まえた上での好みと言っているので殆どの人はそこに至っておりません。

    具体的に説明できる人も少ないと思うので、今回は弦高について解説します。

    弦高は縄跳びで例えると分かり易い
    557

    Youtube等の発信でも縄跳びで例えて教えているのを見た事があると思いますが、大体これと同じ作用です。

    誰が縄を持って回すか?も関係ありますが、とりあえず例えとしてキリが良い数値にしますが身長150cmの2人で縄を回せば特に問題無く縄を回せる事でしょう。

    次にしゃがんだ状態で縄を回してみる(これが弦高を下げる例え)。
    回せるかもしれませんが安定せず回せないかもしれませんが、テクニックとして立ってる時の感覚のまま回したら床に縄を叩き付けてしまうので弱い力で回す(ピッキングを弱める)、縄が床に当たり易いのでしゃがんだ分は今の位置から距離を伸ばして縄を元よりも張った状態にして回す(太い弦に交換して張力を高める)等。

    次にほふく前進状態で回す。これは極端な例ですがまず無理でしょう。

    ざっくりな例えですが、これが頭にあればこれからの説明が分かり易いと思います。

    弦高は結局何が正解?

    弦高に正解があるとすれば「弾き易くビビらない状態」と思いますが、そんな簡単に上手くはいきません。
    弾き易さは人それぞれ違う事と、楽器状態にも依存するからです。それに加えてネック強度も関係してきます。

    先程の縄跳びの例で分かったと思いますが位置を下げるという事は縄飛びに対して多少の無理が発生してくると思って下さい。

    それを可能にするには「工夫が必要」になってきます。

    よくある弦高を下げる際の問題パターンとして「ピッキングが強い人」が問題な事が多いです。
    何故にピッキングが強くなるのか?は結構簡単で「生音を基準に考えているから」だったりします。
    家でアンプが鳴らせないから、とアンプに繋がず弾いてる人も多いと思いますがこの状態で耳に音が聞こえる様に弾くには結構ピッキングが強くなる癖が付きます。

    表現方法としてピッキングの強弱なら分かりますが、そうでないただただピッキングが強いだけの人はそれが問題です。
    表現方法が「強のみの人」であり弦がビビり易い人となります。

    ピッキングが強い・でもその癖が変えられない人というのはピッキングが強くてもビビらない弦高にするしかありません。
    先程の縄跳びの例の様に位置を下げたなら下げた事に適応した回し方(弾き方)に自分を変えないといけません。
    その他の解決としてギターベースの場合は太い弦を張って張力を高めると弦の振れが小さくなるのでビビり難くなります。

    厳しい言い方になりますが道具に変化を与えたなら、その変化した状態を考え対応した弾き方に頭を使わないといけません。

    ピッキングに依存している事は分かったけど

    逆にピッキングが弱い人は弦高を下げてもビビりません。
    ピッキングによる弦振動が少ない為、下げても弦振動がフレットにぶつからないからです。
    縄跳びの例なら縄を回す範囲が小さいから床に縄がぶつからないというイメージです。

    つまり元からピッキングが弱い人、または弦高を下げた際にピッキングの力を弱くコントロールできる人は弦高を下げても問題が出ないと言えます。
    もちろん消耗等も含め状態が良いと仮定します。

    次に多いパターンの人として「生音のビビり音を気にし過ぎ」な人も多いです。
    ピッキングの強弱も関係しますがそもそも「アンプに繋げて鳴らす楽器」ですので、生音でビビりが出ていてもアンプからビビり音が出ないまたは気にならないならOKとも判断できますがこの具合は完全に個人主観です。

    またアンプからの音もビビる原因として特にベースに多いのですが「トレブルが強い」事が多くのパターンにあります。
    バンドアンサンブルの中で各楽器が出せる音域というのは思っているよりも狭く、尚且つ出過ぎると他の楽器に迷惑になります。
    ベースは必要無い高域が出ているとビビりが音に出易い上にアンサンブルで必要無い帯域が出ているとなる事が多いです。
    ベースに必要な帯域だけを出す音色の場合、結構モコモコとした音になります。そんな音からはビビり音は殆ど出てきません。
    そしてベースは本体だけでも音域レンジは広いので基本的に高域はカットするのが普通です。
    特に最近のベースではレンジが狭い楽器の方が珍しいです。
    そしてバンド演奏時にビビり音なんて気になりません(もちろんセッティングが適切という事で)。
    なので完全にビビりが出ない状態にするなら単純に結構高めの弦高セッティングになってしまいます。
    ある程度の知識が無いとこの辺りで無駄な苦労をします。

    そして本当の話なので誤魔化さずストレートに言いますが「下手な人・知識が無い人」は弦がビビります。
    正しく弦を押さえられない、何も考えていないのでセッティング状態を考慮したピッキングをしない、ピッキングがおかしい等で楽器がビビるというよりはこの人だからビビると言った方が正しい答えです。
    例えば「私はピッキングが強い、でもそれは変えられない、でも弦高はベタベタに低くしてほしい」とオーダーするなら自分が楽器に合わせた弾き方に変化するか楽器を自分に合わせて調整するかの二択です。

    じゃどうすれば良いんだ!?

    はい、私の嫌いな言葉です。笑

    どうすれば良いんだ?ではなく、毎回同じパターンで返しますが自分で行動して答えを探して下さい。勉強して下さい。

    弦高は好みでありビビり具合の許容範囲も人それぞれなので、いろんな調整を試して弾いて確認して下さい。

    まず1つ言える事は皆様の殆どは「正しいネック反り調整」ができていません。
    その状態でいろんな事を試しても無駄だと思います。
    サドルだけで弦高調整している人がそれに当たる事でしょう。
    適切なネック反りに調整してからサドルで調整しないと無駄です。
    だから楽器屋やリペアショップ等のお店で「正しい状態」にしてもらった所からスタートして試して下さい。
    もちろん全ての専門店で仕上げてもらったら状態が良い状態なのか?はやらせてみないと分かりません。

    好みとは味覚とも似ているので、人それぞれ好き嫌いな食べ物がある様にネック反り具合+弦高の数㎜で様々なパターンが考えられます。
    その中から自分のジャストセッティングを見つけるという事です。




    同じ弦高でも弾き心地が違うのは?

    これは多くの楽器で起こります。

    当然ですがネックの厚みや指板の精度等によって「ギターベースが全て同じ条件でないから」が正しい答えです。
    この辺りも好みに関わってくる要素です。

    もっと細かく言えば正しい調整の他にもナット高が影響してきます。
    ナットの高さが高い場合、0フレット弦高が高くなりますのでローフレットに近くなる程に弾き難くなりサドルで下げた弦高数値が狂ってきます。
    例えばナット高が高いけど12フレットで1.5mmでセッティングしている場合、実際は1.5mmではなく1mm程度(これはナット高による)の状態だったりします。
    もちろんナット高にもよりますがかなり高い状態から切り直すと12フレットで見る弦高が0.5㎜下がる事もあります。

    またフレット状態も関係しますので弦高の数値だけで判断しない方が良いです。
    消耗していたり、古い年代製は基本的に「状態が悪い事が当たり前」です。
    ネックにウネリが出て真っ直ぐにできない事も全然あります。
    あまりに酷い状態だと簡単なリペアで直せない事、大掛かりなリペアを行っても直せない物も出てきます。
    それら状態要素を度外視して現代の新品楽器と同じ様に扱わないで下さい。
    状態が悪くてもその中でマシな状態に仕上げたり、リペアを行って今より状態を良くする事も考えてセッティングしないといけません。

    またFender系にある指板Rがキツい指板Rではチョーキング時に音が詰まり易い要素も出てくるので、単純に押さえ易い弦高にしたけどチョーキングで音詰まりする等も出てきます。こうしたギターでチョーキングも行う事を考えたら弦高を下げる限界が出てくるのは皆が知ってる様な知識でしょう。
    指板Rも弾き易さとチョーキングに影響がある知識が必要です。
    これらを知らない人は例えば指板Rがキツいギターと指板Rが緩いギターが同じ状態と思っていて、このギターは問題無いのに何でこのFenderはチョーキングで音が詰まるんだ?ちゃんと調整できてないんじゃないか?と言う人が出てきます。

    弦高は木材も関係ある?

    木材というよりはネック強度も関係します。

    分かり易いのがネックの剛性が高い物、モジュラス等を弾いたり調整した事があるなら伝わる話ですがカーボンネック等の木材よりも極端に剛性が高いと弦の振動でネックが動きません。
    ネックが動く事で弦の振動を無駄に増幅する働きが発生すると考えられます。
    この辺りも縄跳びの例と同じで縄を回す際に少し勢いと付けるだけで縄を大きく回す事ができますがそれと同じ作用が起こるのでしょう。
    太い弦を張ればビビり難くなるのは単純に張力が強いのでこれらの働きによる阻害を受け難くなる事も影響しているはずです。
    剛性が高いと土台がしっかりとブレ無く固定される事で一定の安定した弦振動を発生させる事ができ、もちろん状態と調整精度は関係しますがその辺りが問題無いならピッキングした分の弦振動しか影響しなくなる事から他の楽器と比べビビり具合が全然異なって良くなります。

    ピッキングで弾いた分の弦振動+ネックの揺らぎによる増幅振動=ビビり具合の大小になると思っています。
    剛性が高いとネック揺らぎの増幅振動が起こらないので結果的に弾いた分の弦振動しか発生せずビビり難くなると考えます。

    これら要素が更に分かり易い確認方法として、張力が強く長いネックのベースが分かり易いです。
    例えば机等にボディをクランプ止め等してボディが動かない状態にして下さい。
    この状態で弦を引っ張ったり、チョーキングしてみて下さい。ネックが動いているのが分かると思います。
    つまりはこの程度の張力でネックが動くという事が目で見て分かる位に動くという事が証明できます。
    当たり前ですけど「ネックベンド」って言葉が昔からある様に、殆どのギター・ベースのネック材強度は手の力でネックを動かせる位の強度しかありませんから弦を緩めて保管は当たり前の事と分かるはずです。

    木材でも補強材を入れたネック等は剛性が高くなるので、木材の強度も関係しますが剛性が高いとビビり難くなるという要素は経験上正しいと判断しています。
    特にベーシストはこの辺りを読んで納得できる方も多いのではないでしょうか?

    弦高は普通が一番

    状態が大丈夫の前提がありますが基本は普通が一番良いです。
    弾き易さと音の良さのバランスが良いからです。

    ギターだと一般的には1.5mmと言われていますがこれはメーカーにより前後します。
    ベースは更に前後し、3mm~2mmの範囲で様々なメーカーがこの範囲で標準と決めている事が多いです。

    特に細かくなる要因として「使う弦の太さが皆違う」ので、弦の太さも考慮したら全て同じに考えない方が良いです。
    やはりこの辺りはベースが分かり易く細い弦は張力が弱いのでビビり易くなります。
    5弦ベースは更に分かり易くて通常の5弦LowB弦の135でも細い弦です。
    ローBを良く鳴らすにはネック強度しか方法が無いので基本は145が太さの最低ラインと思って下さい。
    135弦を張っててビビりや音のモヤモヤ感が気になるなら単純に太い145弦を張って試してみて下さい。解決します。
    この辺りもメーカーが145弦パックを販売しない所が向上心が無い素人だと言っても良いです。

    太い弦を張れば張力が上がりビビり難くなるので、当然ながら太い弦を張ればネックは順反りしますのでセットアップが必要になります。
    太い弦を張った上での弾き心地も変わってくるので弦高にも変更を加える事でしょう。
    意外と弦だけでも影響要素が多いので単純ではありません。

    おわりに

    弦高と簡単に言っても様々な要素があり1つの影響が全体の影響を与える事が知れたと思います。
    物事は単純ではありません。
    そして全ての楽器は同じ状態ではありません。同じ調整方法が通用しない楽器も出てくる事でしょう。
    それに加えて人の好みがある訳ですから、まとめますと楽器状態を考えてセットアップする事とその状態に適した弾き方を自分がする事、そこから好みに合わせて上下させる事です。

    楽器状態とはリペア次第で良くできるでしょう。そこには知識が必要なのでお店で修理してもらって下さい。
    そこから適切なセッティングを行った状態から好み等で調整を追い込んでいく。
    正解はありません。正解を決めるのはあなたです。

    間違ってはいけない事として、これらは「正しい知識があった上で」言える事です。
    昔から発信している事として「新品でもリペアが必要な、状態が悪いまま販売されている」事があります。有名なブランドでも高額でもそうです。
    それを知らない・知ろうとしない素人は「新品=全て状態が良い」と思っている人も多く、状態が悪い楽器なのに新品という理由だけでこちらの話が伝わらず無能扱いされてしまいます。
    新品だろうが中古だろうが関係無く状態を把握しないと正しい判断ができない事と、リペアが必要になる状態・必要無い状態が出てきます。

    「何故に新品なのに状態が悪い物が売られているんだ?」と思う人も多いかもしれませんが、それが現実の現状です。
    メーカーがユーザーをナメている事、買う側が無知なので「有名メーカーだから・高額な物は良い物だから」と洗脳されて物を買ってくれるので頑張る理由が無いからです。
    現在の日本と同じで皆が知識を付けて声をあげないと環境は変わらないのは楽器業界も同じです。
    そして本当に頑張っているメーカーを見極め、そこにお金を落として下さい。
    酷い楽器を売ってる楽器屋に怒りを向けるかもしれませんがあなたにも責任があります。声を上げなかった責任、無知を放置した責任です。
    酷い物を買わなければ良いだけの話です。勉強して良い物だけを選んで買えば良かっただけの話です。
    ダメな状態で売ってるお店からは買わないで下さい。楽器に対して詳しい説明を聞いてできない所からは買わないで下さい。
    皆がそうしてかないと販売側も改善されません。

    無知を卒業して下さい。

    読んで頂きありがとうございました♪


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  • オーディオ・オカルトを検証してみる ~仮想アース編~ スチールウール仮想アース・備長炭仮想アース

  • 2023/10/23
  • Category:

  • オーディオの世界も値段が安物から高価な物まで様々です。

    知らない人はびっくりするかもしれませんが、ケーブル1本500円の物から20万円や数百万円近くする物まで存在します。

    どの業界にも大した効果は無いが大袈裟に表記する事で信者的な盲信を生み出し、利益へと繋げるビジネスモデルがあります。

    当然ながら使ってみない事には分からない事実はあります。
    しかし気軽に試せる金額でない事から手を出せないのも事実。

    しかし中には手軽に試せる方法がある項目がありますので、そうした物は自分で試して効果が本当にあるのか実験した事が過去のブログやYoutubeにアップされています。

    今回は「仮想アース」の実験です。

    仮想アースについて

    オーディオでも楽器でも常識として音を良くする一歩として「アース増設」があります。

    日本では機器がちゃんとアースに接続していない事から(世界ではアースがある事が一般的)シャシに帯電する微弱電流のノイズやそれらが機器への負担が音を悪くする要因との事で、そうした微弱ながら信号に悪影響を及ぼす電気をアースに逃がして消し去る事で信号を邪魔する成分が消えて音が良くなる仕組みです。

    仮想アースとはそうしたアース工事ができない人へ、アースの代わりになる物を接続し音が良くなるという理屈の商品です。

    実際に構造は単純で、容器にスチールウールを詰めただけの物や備長炭等の電磁波を吸う性質の物を詰めただけの物と様々ありますが結局は抵抗が少ない物(電気が仮想アースに流れてくる様な構造)を製作してアース箇所に接続するという物です。

    仮想アース製作

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    容器はガラス製が良いという情報もありますが、とりあえず今は実験ですので手元にある物で製作します。

    使う物はペットボトルにステンレス製台所たわしだけです。
    ペットボトルは飲んでる2ℓの水なのでこの為に買った訳ではないので0円、たわしは200円程度の物を2セット。たったこれだけです。
    一応は配線が必要ですが、これも余ってる物で良いでしょう。費用は数百円で行えます。

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    量はお任せしますが、ペットボトルを半分に切ってスチールウールを詰め込みます。

    その前に穴を空け、配線を結構な長さで剥いた部分を内部に散らした状態でスチールウールを詰めます。
    見た目を気にしないのであればガムテープ等で固定したり蓋してOKです。

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    製作はかなり簡単です。一応は通電チェックして下さい。
    導通が問題無ければ完成です。

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    ~スチールウール仮想アース サウンドチェック~

    まずオーディオでチェックしてみました。

    再生機器であるマック本体にクリップで仮想アースを繋げて曲を聴いてみましたが、正直変化は分かりませんでした。

    続けてギターサウンド。
    歪ませたドロップBでのチェックです。

    最初はよく分かりませんでしたが、付けてみたら音が変化している事に気が付きました。
    かなり微量ですが、プラシーボ効果とも言えない変化です。
    確実に音は変化したが大きい変化じゃない事、でも付けてた方が音が良い様に思う変化です。

    ありきたりな表現かもしれませんが「音が濃くなった」が分かり易い変化です。
    恐らくこの仮想アースだから効果が薄いのでしょうけど、もっと大きな質量にするか2個3個付けたらハッキリと分かる違いになるはずです。

    仮想アースはオーディオ・オカルトではなさそうです。

    現在はまだYoutube動画は準備中な事と、新たに備長炭仮想アースを試しますのでお楽しみに。
    仮想アースに関する事はこのブログ記事を更新していきますので度々目を通して下さい。

    ~備長炭仮想アース サウンドチェック~
    スクリーンショット (70)

    IMG20231025163150

    こちらの商品を買ってみました。

    スチールウールではなく、内部に炭が入った物です。

    炭も電磁波を吸収したりする効果があるのは知られていると思いますが、そうした素材もアースとして適している様です。

    こちらも1個だけのチェックならスチールウールと効果は同じ様に思います。正直1個だけ、スイッチャー部に付けた効果だけで言うならコストパフォーマンスとしてスチールウールの方が良いです。

    ただ今回は2個セットの商品の為、2個繋げた所から激変します。

    スチールウールも同様で1個だけならYoutube動画で効果が分からないレベルと思いますが、2個からは視聴者も分かる事と思います。

    スチールウールでチェックしている時も言ってますが大事な事は「質量」でしょう。大きいか個数を沢山付ければ効果が大きくなる様です。

    音が激変というよりはSN比が良くなる効果なのでしょう。
    音に締まりが出て分離が良くなります。ノイズ成分が減ると思うので、音の信号が見え易くなります。

    更に備長炭アース2個+スチールウールだと効果が上がり、やはり素材がどうよりも質量です。

    今回はスイッチャー部だけのチェックですが、電源周りやスピーカーによって繋げる場所でも音は変化するでしょう。
    今回はギターアンプからの音でスイッチャー部の動画ですが、次回は電源(トランス)・アンプ本体をやりたいと思います。

    オーディオの方はYoutubeに上げてみた所、著作権に引っ掛かり無音となってしまったので録り直しが必要になってしまいましたので、オーディオの変化も次回まとめて放送します。

    過去にもこうしたオーディオオカルト商品?と思う事を自分で試したブログや動画がありますので見てみて下さい。面白いと思います。

    ~仮想アース オーディオへの効果~

    Youtubeで曲が引っ掛かり無音とされてしまったのでブログ記事で紹介します。

    備長炭アースを各所で取り付けできる様にしました。

    スピーカー部・電源部・再生機器であるマック本体でチェックしてみました。

    スピーカー部

    IMG20231025195623

    体感として高域が落ちてモッサリとする様な聴こえ方をします。
    1個だから微妙な変化なのか、他と比べたら変化はやや大きい箇所かもしれない。

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    2個だと違いが分かる様に思う。薄っすらと鳴ってるアコギの音等が聴き取り易くなった様にも聴こえる。それでも微々たる効果。

    電源部

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    使用している電源トランスの外周ビスをラグ板に配線しクリップで付けれる様にしました。
    ボディはコンセントのアース部と導通しています。
    1個では音が変化する様な効果を全く体感しません。

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    2個も同様に変化を感じません。

    マック本体

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    1個では分からないレベルだが低音が出る様にも聴こえる。

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    2個繋げて変化は感じられない。

    ~大きな金属を仮想アース化してみる~

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    これはネット情報ですが、手摺りや窓枠の大きな金属にアースを落としても効果が出るとの事。

    特に手摺りに関しては建物のコンクリートに触れているので効果があるとの事です。
    最近、家のブレーカー工事で電気工事士にお話を聞く機会があったので、アースはコンクリートからも取れる事を聞きました。
    また電気工事士に高額な電源ケーブルや有名なお店を聞いてみたら「良いと聞いた事が無い」とのお答えをもらいました。

    工房の窓枠からアースを取り、通電もチェックOK。

    再生機器であるマックに繋げてみましたが特に変化は感じられません。

    その他マックは電源トランスの外周にも繋がっておりアースに落ちている状態です。
    やはり電源トランスを使用している・アースに接続されている条件に仮想アースを付けた所で元々ノイズが少ない事から効果を大きく感じる事は無さそうです。

    ギターでのチェックの様にオーディオにも多少は影響はあるのでしょうが、聴感上で大きく変わったと自信を持って言える様な変化は感じられませんでした。


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  • 致命的なメーカー不具合を抱えた楽器はどうすれば良いのか? Gibson Explorer ナット交換&フレットすり合わせ メーカー不具合修正

  • 2023/08/27
  • Category:
  • ギブソン製エクスプローラーのナット交換・フレットすり合わせです。

    90年台後半頃のモデルとの事です。

    ナットが消耗で音詰まり、フレットも音詰まり箇所があります。
    トラスロッドも殆ど余裕が無く限界状態。ロッドの効きも悪いです。

    大きな減りがある訳では無いのですがお客様のご希望として弦高低めにするとフレットのラインにウネリが大きく音が詰まりが酷い状態なのですり合わせを行う事となりました。

    作業をしていて驚いた事として、フレットが全体的に触ると動く状態です。このレベルは今までの作業人生で初めての酷さです。
    ローフレット側が特に酷く、ハイポジションはいくつかにガタが見られます。
    70年代ギブソン等はフレット溝がガバガバで、そこに接着剤でフレットを置いて固めているモデルが存在しますがこちらも恐らくその様なフレットを接着している方式?に思います。手で動くレベルなのでフレットは溝に絶対に噛んではおらず、接着も機能していません。
    もしくは下手なフレット交換がされているのか?のどちらかでしょう。

    接着が外れているのか、フレットを削ると目で見て分かる位に縦にも左右にもガタガタと動く為、フレットの隙間から接着剤を流し込みフレットを接着の上で直しました。
    お客様からのお話だと、過去に他店でハイポジションのフレット浮き箇所を接着で直した事があるそうです。

    こうした状態は接着したとはいえ明らかに不安な状態なので、本来ならフレット交換(フレットを抜いて溝を直す等)をした方が良い状態でしょう。
    この状態では大事な用事にこれ1本だけを持っていく事はとても心配です。
    ただしフレット交換+フレット溝の直しは通常の作業よりも高額になる事、納期も長くなります。
    今回は使用する日時に間に合いませんのでこの位のリペアしか行えません。

    特に今回はお客様とモメたりした訳じゃありませんので読んでいる人へ勘違いしてほしくありませんが、こうしたモデルが実際に存在するので今回はそうした状態の考え方や私の対応を知ってもらえたらと思います。
    まともなお客様だったら心配ありませんが、いずれこうした状態を元にクレーマーが出てくる可能性があるのでこの機会に誰でも見れる形で情報を公開します。
    持ち主には気になる記事内容かもしれませんが、決して嫌味や批判をしている訳ではない事をご理解下さい。

    まずですが、現実問題としてギブソン製を購入する時点で責任はお客様の方にあります。
    そもそも酷い状態で製造されて販売されている事が調べて分かるメーカーだからです。

    現在の新品でカスタムショップでもブリッジ位置を間違っててオクターブが合わない(楽器になっていない、楽器として使えない状態)、トラスロッド位置がおかしくトラスロッド調整のレンチが入れきれない(トラスロッドの調整が行えない)、指板の接着精度が悪いのか多くは指板とグリップとの間で隙間が目立つ(ローフレットから剝がれている物もある、この状態にアイロン修正なんて二次災害しか考えられない)、プレックを使っている(ギブソンファクトリーツアー動画で公表)のに新品で音詰まり、トラスロッドのT字が内部で引っ掛かっていないのかトラスロッドが全然効かず棒が出てくる(回してもロッドの効きが悪い・順反りを直せない)、ネックが取れる事がある(ジョイント接着部がガバガバ状態なのに接着されている、指板でしかネックを接着できてない等)、等の問題は私の方で実際に目で見て確認した事があるトラブルです。

    こうした不具合は調べれば出てくる情報ですし、自分で触った物は私のブログ記事等でも紹介しています。
    「知らなかった」は今の情報時代では通じません。調べれば情報が出てくる時代なのでもはや「勉強しない人の自己責任」の時代です。
    例えば私のブログ記事やYoutubeがそうでしょう。
    ブログは修理カルテなので、様々な情報やメーカー特有の不具合を詳しく知る事が可能となっています。

    当然ながら私が触って確認した事に対し信用しない事を選択するのは勝手ですが、こうした受付後の新たに見つけた不具合に対し修理を受けたからといって料金内で全てこちらで負担し無償サービスで直す事は一切しません。
    こうした製品を作っているメーカーですから、それを買って使うという事は「何か不具合が起これば自分で許容する」という事です。
    そうしたメーカー製品を買って使うのなら問題が起こればお客様の方でお金を払って対応して頂く事と考えます。

    そうした意味で作業をしていて気が付いて直した今回のパターンはまだ良いのですが、作業中は特に問題が無く後日に新たにトラブルが出てくる事も全然考えられます。
    不具合が出たその時に責任はこの楽器を触った事があるリペアマンの私にあるのか?いいえ、違います。
    本当の問題は製造しているメーカーが難点を改善しようとしない所になりますが、不具合が起こるかもしれない可能性がある製品を購入して使っている事に問題があります。
    状態が心配ならお金を掛けて全てバラして組み直すしか方法はありません。
    それが無理なら問題が起きた際に直す金銭的余裕と気持ちの余裕がある人でないとダメです。

    他にも似た様な物でリッケンバッカーのトラスロッドが折れ易い様に製造されている事(細いトラスロッドを使用している、トラスロッド溝の精度が悪い等)や、古いミュージックマンはトラスロッドのT字部分が折れ易くトラスロッドが折れて効かなくなる可能性がある、フェンダー製品の多くはトラスロッドの効く範囲が狭いので買った時の状態でロッドに余裕が無いと順反りが致命的になる事があり新品でもすぐにトラスロッドが限界状態になる場合がある、グレッチは精度が悪く接着している箇所でネックが取れる場合がある、オベーションは接着部分に難点が多くトップ剥がれが起こったりネックが外れたりする等と、メーカー製造不具合の様な事例は沢山あります。
    詳しくはホームページの注意事項にも記載しておりますがメーカー製造の不具合は私が触ってトラブルが起きたとしても保証はしておりません。
    当然ながらクレームも受付けませんし、こちらが触ったタイミングで壊れたとしても修理費用をこちらで負担して直す事も一切しません。

    他のジャンルでも高級車等がそうですが私は自動車整備士学校を卒業して二級整備士免許を持っており、学校の先生も「元○○ディーラー」の人達なのでいろんなメーカーの話を聞いています。
    フェラーリ等は窓ガラスが新車でも落ちる事やエンジンの部品が付いていない等で新車で既に壊れている場合がある事、ランボルギーニはガソリン供給ラインに不具合があり車体が燃える事がある、高級車メーカーのパーツ連結が少ないボルトでまとめて止めている構造の物が多くオイル漏れし易い等(ヤナセのディーラー整備士情報)。
    世間はビックモーターで話題なので分かり易いかもしれませんが、高級車ディーラーもノルマが凄く新入社員で高額なスーツを買わされる・営業車を新車で新入社員でいきなり買わされる等、ブラックな部分が多いです。

    現場は非常に疲弊している為、まともな物を売れる余裕がありません。
    そのメーカー製品は大丈夫なのか?も大事ですが「どのお店から買うか?」も非常に重要です。
    どの分野も現場は似た様な図式です。楽器業界もビッグモーターの様な環境で、まともな対応ができるスタッフは少ないと思います。

    上記が分かり易いと思い記事にしましたが、皆様が思っている「有名なブランド」「高額な物」が逆に酷い事があります。
    それらを知らずに使っている人が問題が起こるとクレームを入れる先は「販売側」「実際に修理する現場の人達」へ向けられます。
    本来であれば使用者が販売側でなく製造しているメーカーに直接クレームを言うべきなのですが、消費者側が無知である事がその様な行動となっています。
    残念な事にそうした人が大半なのがこの世の中です。
    日本の環境は消費者側に無知のお客様と、お客様は神様志向(だけど対応は現場の人達へ)の会社が多い事が問題です。

    現場に居る自分の身を自己防衛する意味でもこうした記事を書きましたが、メーカーの製造不具合はメーカーや扱っている日本代理店に自分で直接クレームを入れて下さい。

    状態が将来どうなるか?は神様じゃないので分かりません。
    こうしたメーカー製品を購入するなら不具合を想定して最初から高額な修理をお願いするか、問題が起きたらその都度修理をするか?の二択です。
    決して携わる人達を責めないで下さい。問題はそれを選び購入した自分の行動から始まっています。無知による自己責任です。

    多くのお客様は無知です。
    しかし良い無知と悪い無知があり、無知だから知ろうとする事や勉強しようと行動している人はまともな人です。
    こうした人はトラブルになる事はあまり無い事と思います。
    問題は「無知なのに勉強しない人、昔の知識で止まっている人」です。

    多くの場合、こうした勉強しない無知の人は普段の使い方も雑なので問題が起き易い状態に自分でもっていっています。
    ろくにメンテもしない場合も多く、どこかしらのパーツは壊れ易くなっている事もあるでしょう。
    そして触る必要があったタイミングで壊れたりした際に「壊した!弁償しろ!触らせる前までは問題無かった!」となる事が多いのが特徴です。
    責任転嫁、ただのクレーマーです。

    クレームは自然に起こる事ではありません。
    多くの場合はテイカー気質な人が隙があれば相手から奪おうとする気持ちでやってくるからです。
    タダでやってもらおうと難癖を探しつつ相手を見ている事や、もっと酷い場合は元々あった故障個所を指摘し無料修理や金銭まで請求してくる悪質クレーマーも世の中には存在します。

    ハッキリ言いますが人は差別した方が良いです。
    言葉の意味としてちゃんと理解してほしいですが世の中にはまともな人ばかりではありません。
    まともでない人達と出会うせいで精神を擦り減らし、作業費に見合わない苦痛を受けてしまいます。
    これは良い意味の差別で、理不尽客の言う事には応じないと明記しそのスタンスを示す事が大事です。
    それらは殆どのお店ができておらず、現場の人達の泣き寝入りやおかしいと思いつつも受け入れて対応しているからこの労働環境は酷くなる一方です。

    残念なのはお客様は神様精神のお店が世の中に多く、こうした声が大きいクレーマーの声が通ってしまう事から別のお店でも同じ様なクレームを付けて利益を得ようとする人が増えて別のお店に被害が及ぶ結果となります。
    私はそうしたクレーマーを断固拒否します。
    自分で買った商品の責任は自分で買って選んだ責任を、勉強して正しい物を選ぶ知識勉強を。
    アメリカ等では自分の車は自分でメンテナンスする様な文化があり、自分で扱う物は自分の責任で所持する意識が高いです。

    勉強して本当に良い物を選ぶ知識を付けて下さい。
    不具合を避ける意味でも日頃の買い物でもメーカーの知名度や人気に捕らわれず良い物だけを買って下さい。
    そうすれば故障も無く快適に使用できる日々が続くでしょう。
    多くの方が有名メーカー・高額な物を選んで購入しているから低価格帯で良い物を販売している優良メーカーを潰していく結果になります。
    他人事の様に感じていると思いますがこの環境はあなた達が作っていると言っても間違いではありません。
    有名メーカーとか高額だから良いと決めつけてないで、本当に良い物だけを選んで買っていたらメーカーも改善しないと売れないと分かり精度も上がった商品作りに努力しまともな物が市場に並ぶ事が当たり前になります。

    それができないなら、こうした記事を読んでも意識が変わらないなら不具合が起きても受け入れてお金を払って直してもらいましょう。
    世の中を作っているのは自分自身、環境を勉強して改善していきましょう。

    ありがとうございました♪


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    IMG20230720151120
  • 安物PUはどうなのか?安物PUは使い物にならないのか検証した結果。世の中の常識や情報は大体間違っている。

  • 2023/07/22
  • Category:
  • 近年は低価格帯パーツの性能も良くなり、選択肢に入ってくるパーツも増えてきました。

    実際にPU交換で安物PUが持ち込まれる事もあり、付けてみると意外に音が良かったりします。

    こうした物は自分で試さないと分かりません。

    自分で買ってみて、自分のギターに付けて分析してみました。



    Youtube動画の通りで、買ったバータイプのPUは酷い物でした。

    こちらは返品し、ウィルキンソン表記の物を購入しました。しかし製造元は同じMusicLilyですので表記がウィルキンソン表記だけで同じ製品です。

    ただこれについては昔も使っていた事もあり初めてではございません。

    今は使っていないので名前は出せませんがプロアーティスト様に使ってもらってたDraw a New Sound製ギターに搭載しておりました。

    ウィルキンソン表記の物は低価格でそれなりに良い音がします。

    シングルコイルは良い意味でレンジが狭く、必要な音しか鳴らない様なPUです。

    動画でも「歪ませても飽和しない」と言っているのがまさに良い利点で、特にギターはエフェクターで音の付け足しを行っているとレンジも広くバンド内では邪魔な音帯域が増えていきます。
    元々レンジが狭いのでこうした面倒な事にもなり難く、音のバランスが崩れ難いので音作りもし易そうで低価格PUの割に良くできた音が出てきます。
    変な癖が無いのも特徴です。

    大体はレンジが広い事からEQカットが大変となり、それが上手くできないから良い音にならない傾向が多いです。
    なら最初から出てなくて良い、癖無く程好い程度しか出ない、地味だが良い仕事をしてくれます。

    ただし面倒なのは「人」です。ハッキリ言えますが人の感性は既に大手メーカーに洗脳されています。
    「値段が高い物が良い物」や「有名ブランド品は良い物」と、メーカーの知名度だけで音の良し悪しを判断する脳になっています。
    だから世の中は良い物が売れないのです。大多数の人が間違った選択をしてしまうから。
    有名ブランドのプラシーボ効果が掛かっているとも言えます。
    有名なメーカー品は音が良く感じてしまう、値段が高いと音が良い様に感じてしまう。
    逆に低価格帯だと音が悪く感じてしまう、無メーカーだと音が悪く感じてしまう。
    多くの方がその感覚が刷り込まれているので、正しい判断はできません。

    私はどう思われても構いませんが、多くの方には正しく物事を判断できる頭になってないと言い切れます。
    まずは洗脳された先入観を消さないと、良いか悪いかの判断ができる土台にすら立ってません。

    私にはこの感覚が無いので、良い物と悪い物の判断は普通の人よりは高いと思っています。
    有名だから何ですか?値段が高いから良い物なんですか?物の良し悪しと関係無いですよね?使わないと分かりませんよね?ハッキリと言ってます。
    良い音がしても安物メーカーのロゴを見たら音が悪く感じるのが人間です。
    これらの感性を排除し、素直に音を確認して下さい。

    私のYoutubeを見て図星を突かれ怒る様な人も居るでしょう。
    怒らないで下さい。私は現在10年目のリペアショップ経営をしていて現場で学んだ本当の事を言ってるだけです。
    ハッキリ言えるのは今までの楽器知識は古いです。
    新しい情報にアップデートして下さい。
    私が言う「バカ」とは、自分で勉強せずペラペラな知識で攻撃的な人を指しています。
    言ってる意味が分からなかったら学べば良い、それだけの事です。その環境は過去動画で無数に用意してあります。
    情報を知ったら深堀りするのが基本、情報は常に進化し昔の知識が覆るなんて当たり前です。
    それなのに勉強せず昔の知識で強く当たってくる人は老害です。
    勉強して下さい。
    私のYoutubeを見て気になる事ができたのなら過去動画を見るなり全部動画を見るなり行動するのが当たり前です。

    IMG20230720151010

    Youtubeのコメントについては返信しておりません。
    疑問があれば過去動画を見て勉強下さい。楽器についての疑問があれば大体はYoutubeで言ってます。
    質問回答はFacebookのYoutube補足投稿にて自分の顔写真登録・実名登録・ご来店頂いたお客様のみに返信しております。
    他のSNSで質問するのはマナー違反です。しつこい場合はブロックの対象になります。
    質問したい事は大体過去動画が解決します。自分の時間を使って勉強して下さい。

    ありがとうございました♪


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