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  • FenderJAPAN ストラトキャスター ワーモスネック組み込み Warmoth
  • 2023/08/29
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  • フェンダージャパン製ボディにワーモス製ネックの組み込み内容です。

    トラスロッドが限界・順反り等で難があるネックはワーモスで製作したネックに交換したり、フェンダーのネック単品販売等の市販品(メキシコ・USAはネックのみでも販売している)に交換する事をお勧めします。

    ワーモスは正式にフェンダー規格を得ているので、フェンダー製品と同じサイズかと思っていたのですがどうも違う様です。
    ワーモスはUSA製なのでフェンダーUSAサイズと同等と思っていましたが、今回はボディがフェンダージャパンとはいえそこまでUSAと大きくサイズが異なる物なのでしょうか?

    ワーモスにも別サイズが用意されていてそちらを購入したのかオーダーでこのサイズなのか詳細は不明ですがフェンダーネックより幅が小さく、ポケットはかなりガバガバ状態です。
    元々ポケットがガバガバな個体もありますが、元ネックよりサイズが小さいのは確かです。

    ここで起こる不具合として、横幅が狭いという事は元のネックより1弦等が側面に落ち易い状態になるという事です。
    近年は好みもありますが初期に付いてるフレットはサイズが大きくフレットサイド処理もかなり丸めており、大きく端を丸めると弦が乗るスペースが減るので1弦は更に落ち易い状態になります。
    フレットが大きいと側面が手に当たる感覚が大きくなるので角を大きく削り落とさないと弾き心地が悪くなる事、元の幅が狭いと上記の理由で1弦落ちが発生するかもしれない事となります。

    ジャンボフレット等の大きいフレットに交換する際はこの辺りも考えていないとダメです。調べたら出てくる情報です。
    指板幅が狭いフェンダー系のサイズにジャンボフレット等は結構都合が悪いです。
    弦が乗るスペース確保の為に余り角度を付けない側面処理は弾いてて手に当たるのが気になります。
    指板幅がそこそこありブリッジの弦ピッチが狭いレスポール等の方が大きいフレットに都合が良い仕様です。
    細かい詳細は不明ですがTwitterでそれらを知らない人が「フレット交換後に1弦が落ちる様になった!酷い!」と発信しているのを見た事がありますが、リペアマンではなくその人に知識不足として問題があると思います。

    イモネジが交換されているのか短く弦高が低い状態、08-38弦で調整でした。
    たまに中古品であるのがネックが順反りして弦高が高い状態をサドルの調整だけで下げられている事が多く、イモネジが長く突き出るので短い物に交換されている→正しく調整したらイモネジが短く調整に不都合が出てきます。

    素人調整されイモネジが交換されている事も多いので注意です。長いイモネジに交換すれば良いですがイモネジのもサイズがあり、錆び等により入ったり入らなかったりする事もあるので地味にイモネジ交換は簡単じゃない事は知っておいた方が良いです。

    ありがとうございました♪


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