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  • FenderUSA ヴィンテージジャズマスター フレット交換&PU交換
  • 2020/08/21
  • Category:

  • フェンダーUSA製、ヴィンテージのジャズマスターのフレット交換・PU交換です。

    ヴィンテージ楽器の注意点としては状態が悪い事が殆どです。
    「ヴィンテージ楽器=当時のままの状態」が価値があるとしてリペアすらされていない状態で平気で高額で売られています。
    業界の悪い部分ですが「それ位分かってるでしょ?」な所があり、具体的な説明を受ける事が殆ど無いと思いますから買ってから状態の悪さに悩む事になるパターンが多くあります。
    手を加える=価値が下がるので、価値はそのままで状態を良くするには無理があります。

    リペアすると万が一売りに出す際に買った時の金額からかなり買い叩かれてしまいます。
    ブランド価値として購入するのか、弾く目的で購入するのか割り切った方が良いと思います。

    毎回ヴィンテージ楽器の記事には書いてますが、状態が悪い物程フルオリジナルというだけで値段が高いだけのパターンも多く、購入後に演奏上でかなり悩む事になります。
    どちらかと言うとリペア済みの物の方が安い値段で状態も良い個体が買える事が多いです。
    欲しい個体がこの1本しか無いのならしょうがないですが、ヴィンテージ楽器は上記の理由で値段の安くなった物が状態が良かったりします。
    基本的に購入したらリペアして使いましょう。
    フルオリジナルで状態が良い物は余程金持ちじゃないと買えないと思ってて良いと思います。

    フレットを交換し持ち込みのPUに交換して現代でもまともに使える状態に仕上げました。

    フェンダーのヴィンテージ楽器で気を付けないといけないのは指板が元から薄いラウンドボードは状態が悪いと中々無理がある作業になってきます。
    指板を削って状態を良くするにも指板自体が薄くて削る余裕が無いと指板修正にも限界が出てきます。
    ラウンドボード指板は購入前によく確認した方が良いでしょう。

    フレットも新品になり高さも適度になり押さえ易く弾き易くなりました。
    価値あるヴィンテージ楽器をこれから大事に使って頂けたら幸いです。

    ありがとうございました♪

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    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・28000円~

    ・ナット交換・・・6000円~

    ・PU交換・・・3000円~


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