月別アーカイブ: 2016年1月

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  • FenderUSA ストラト 電気系パーツ交換

  • 2016/01/16
  • Category:
  • DSC_4385 DSC_4386

    FenderUSAストラトの電気系パーツ交換です!

    ポット×3・ジャック交換で配線も直します。DSC_4387その他のパーツは流用する事となりました。

    DSC_4430

     

    DSC_4484

    交換後は調整し完成です!DSC_4485バッチリです♪ハンダ付けがかなりグチャグチャだったので、パーツ交換と一緒に直すだけでも音の抜けがかなり良くなりますね♪

    ありがとうございました!

     


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  • Fernandes FR パーツ組み込み

  • 2016/01/15
  • Category:
  • DSC_4370

    FernandesのFRです♪

    ネックとボディを入手したとの事で、パーツを集め持ち込まれたギターです。

    パーツは何も付いてない状態。取り付けるパーツはお客様から持ち込んでもらい組み込みする形になりました。DSC_4374パーツを組んでいきます。DSC_4466

    電気系はEMGと、その附属バーツです♪

    DSC_4467

    パーツを組み込んでいきます♪
    今回ナットにロック部が付いてませんがアームは使わないとの事でアーム無し調整です。
    EMG60・EMG85の組み合わせで附属バーツの電気系で組み込みです。
    ブリッジは中古で買われたとの事ですがスタッドが付いてなかった為、シルバーではありますがこちらの手持ちにあったスタッドを使用する事になりました。ノブは黒にした方が馴染みが良いですね(汗)

    DSC_4468
    中古パーツはトラブルが付き物、弦を張って完成といきたいのですが2弦の弦をロックするサドル側のビス山が壊れているのか空回りして延々回り弦をカッチリとロックできない状態。弦を張ると外れてしまう状態ですね…。

    お客様に相談し、フロイドローズのサドルは単体で買えるので購入し交換するとなりました。
    今は一時的に手持ちのフロイドローズから取り外して取り付けし状態チェック。DSC_4476
    状態をチェックします。
    フレット状態等は大丈夫の様で、そのまま使えますね♪
    特に使うにあたり難は無いのでリペアの必要ないですね♪

    DSC_4477
    完成です!
    後はトラブルのあったパーツを交換して完了ですね。

    ありがとうございました!


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  • G&L USA L-2000 ナット溝調整&ポット交換&電池スナップ交換&調整

  • 2016/01/14
  • Category:
  • DSC_4440 DSC_4442

    G&L USAのL-2000です♪

    最近は女性のお客様も珍しくなくなり、より工房を綺麗にしておかないとって意識する様になりました(汗)

    今回はボリュームポットのガリが酷く、音が小さくなったり出なかったりするので交換。

    電池スナップが切れてしまい、ハンダで応急処置したとの事でこの際keystone製の丈夫な物に交換。

    そして電池が入るザグリに塗装が入ってしまってて、入るけど電池ザグリがキツキツで無理矢理押し入れて収納している状態。
    ラメ塗装は塗膜がかなり厚くなるので、こうしたトラブルがよく起こります。でも塗装が原因もありますがよく見たら元からかなりキツいザグリみたいですね…。

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    その他にナットがずれて取り付けてあるのを1度外して付け直し、またナット溝高がかなり高いので溝切り調整を行います。

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    ナットは位置を直し溝切り調整。

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    ポット交換、電池ザグリ内に塗装が垂れて引っ掛かる部分の塗装を除去、電池交換がやり難いのを直し電池スナップを交換です!

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    調整し完了です♪

    持ち込まれた時はネック順反り、弦高が高い、ナット高が高い等で弾き難いとの事でしたがこれで無事に解決ですね♪

    G&Lは5弦ですがトリビュートシリーズの日本製を昔使っていたので懐かしいです♪

    DSC_4461

    ありがとうございました!


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  • 電源タップ製作

  • 2016/01/13
  • Category:
  • DSC_4436



    電源タップを製作しました♪
    使うコンセントの数が多かったり設置場所から機器の電源ケーブルがコンセントに届かない理由で電源タップを延長ケーブル的にも使ってました。

    今まで使っていたタップは安物で、使ってたのは机のライトや防犯装置だったり別に良い電源にする理由は無いのですが、片付けしてスピーカーの位置を変えた為、使っていた良い電源タップのコンセントにスピーカーの電源が届かなくなってしまい、しぶしぶ安物タップに繋ないでる状態でした。

    「これだとスピーカーから良い音が出ないジャン!」と(笑)

    電源ケーブルは御存知の通りギターのシールドケーブルの様に音が変わります。
    むしろそれ以上に効果を実感できるかと思います。安物から有名メーカーのケーブルを使った時のあの感覚ですね。
    電源ケーブルを作る際は予算が重要です。
    まず値段の桁がギターのシールド等と異なりメチャメチャ高価です。
    良い物を作ろうと思えばケーブルのみ1mで5000円以上は普通にしますしプラグだけでも1万円を越えたり、タップに関してはケースや壁コンセントも万円単位だったり。

    作る際は予算を決めて作るのがベストかと思います。
    今回は予算1万円で、使うコンセントも数が多い部分に使用するので6口で作ります。
    ・ケースは手頃価格の物。これが重厚で丈夫になるだけでもかなり音が良くなるのだとか。使いたい気持ちもありますが結構高額なので、それなら大変な作業ですがエフェクターのケースで自作したり、その予算をケーブルやプラグの質を高めたりしても良いかもしれません。

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    ・壁コンセントは一般家庭用の2Pコンセントが3口×2。
    パナソニック製。

    ・ケーブルはベルデン19364。2m。

    ・コンセントプラグはマリンコ8215T
    で製作します。
    お気付きの方も居ると思いますが、一般的なコンセントは2Pで、これら電源ケーブルの物は3Pが殆どです(2pモデルもありますが3pモデルと比べ数が少ない)。

    そのままだと壁コンセントに挿せないので、アース部分を切って削り2Pに改造するか3P→2Pに変換するアダプタを使う形になります。
    アース部分はスタジオやライヴハウスで普通に使えますし、プラグの値段を考えても切るのは気軽にできる事じゃないので今まで作ってきた電源を家で使う際は変換アダプタを使ってました。

    変換アダプタが間に挟まるので、その分音が悪くなるのでは?と思ってましたが実際にそうみたいです…。
    なので今回はオーディオやアンプを使う部分の壁コンセントだけですが電気業者に交換を依頼。
    一般的家庭用の2Pから3Pに交換。

    DSC_4450 DSC_4451
    交換した壁コンセントはホスピタルグレードの物なのでかなりガッチリ挿さります。
    重たくなり下に傾き半挿し状態になりやすい電源ケーブルもガッチリ固定され抜けてくる心配も無くなります♪

    DSC_4452

    本気で拘るとブレーカーからコンセントまでの電気配線を交換したりするので、予算が多く出せる方にはオススメです。
    そして安物電源タップから製作した電源タップに交換。
    壁コンセントも変えてるので完全な比較にはなってませんが音が全然違いますね♪
    いつも設定してるボリュームより音が大きくなってますし、レンジが広がりハイは切れが増してローも低い所まで出る様になっています♪

    ただ製作したこの電源タップも電源ケーブル全体からみればローエンドクラスになるので、更に良い電源はもっと効果を体感できるのかな?と気になりますね。
    以前スタジオで行ったアンプの電源ケーブル比較で体感した事もあり、「電気で動くんだから、その電気が良くないと台無しになる。」って思える様になりました。
    電源は建物自体にもよる、と聞いた事があります。
    その辺りの情報はあまりありませんが、建物のエレベーターが動くと建物全体の電圧が下がるので良くない、そうです。
    自分の工房が入ってる建物は上も下も音楽スタジオ。
    オーナーさんが音楽事業の方でかなり詳しい御方でした。
    建物の電気周りもオーナーさんのオーダーが入っててしっかり作ってますので建物の電気状態はご安心を!との事でした。
    ただ工房の方は元々事務所だったので設備は普通だそうですけど(汗)
    建物の問題はクリアしてるので、お金を掛ければスタジオ並みになる様ですね。
    かなり話が脱線しましたが電源ケーブル、オススメです♪
    アンプを持ってる方には初期で付いてる物から変えてみると効果をかなり体感できると思います。
    初期のケーブルがレンジが狭い事等に気が付くと思います。
    お試しあれ!!


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  • FenderUSA ストラト PU交換&フレットすり合わせ

  • 2016/01/12
  • Category:
  • DSC_4407 DSC_4408

    FenderUSAのストラトキャスターです♪

    今回はPU交換&フレットすり合わせです!

    フレットはかなり減ってビビりや詰まりが出て良くない状態を直します。DSC_4409

    交換するPUはリアにセイモアダンカンlittle59です♪DSC_4410 DSC_4411

    交換完了♪

    DSC_4413

    フレットはローフレットからハイポジ辺りまで1~3弦の減りが凄いです。DSC_4414

    すり合わせ後はチェックしバッチリOK!

    トラスロッドの限界も近い状態なので今後は扱いにご注意下さいませ。DSC_4415丸め磨き完了です!

    DSC_4417

    調整し完成です!

    交換したリアPU、良いですね♪

    アーム調整の注文ですがナットとテンションピンで引っ掛かりがある様でキリキリ鳴り、アームを使うとチューニングが狂うのでナット溝調整をするかお客様に相談し行う事になりました。

    DSC_4434張ってるのはレギュラーゲージですが、ずいぶん溝がキツキツですね…。

    弦に合わせ広ければ全然チューニング安定感も変わりました♪

    DSC_4418

    バッチリ完了です!

    ありがとうございました!

     


    DSC_4419
  • PEAVEY 5150 各部チェック

  • 2016/01/12
  • Category:
  • DSC_4419Fenderアンプを頂いた仲良くして頂いております常連お客様から10年位全く使っていないPEAVEY 5150の各チェックでした♪

    壊れているとの事でしたが、工房内で大音量チェックはできませんが各部チェックしてみるとインプットジャックはユルユルで差し込みに不安・ポットに少しガリ・ブライトスイッチが効かない様ですが動作上問題は無い様です。インプットジャックはノーマルチャンネルとハイゲインチャンネル共に壊れてしまいそうで不安ですが…。

    後はスタジオで大音量で鳴らしてみてのチェックですね。

    ありがとうございました!

     

     


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  • ESP FRX 調整

  • 2016/01/12
  • Category:
  • DSC_4405

    VRZELの燎夜さんからレコーディング前にESP FRXの調整です♪

    今回はいつもと違うメーカーの弦に交換する為、全体的に新しい弦に合わせ再調整し仕上げました♪

    いつもありがとうございます♪


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  • Fender 真空管アンプ リペア

  • 2016/01/11
  • Category:
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    Fenderの真空管アンプを工房の営業開始頃からお世話になっております常連お客様から難有りジャンクとして譲ってもらいました。

    状態はジャックのナットが無く、破損してる様で動かすと音が出たり出なかったり。各ポットに動かすとガリ・真空管がヘタってるのか、真空管チャンネルがモタった音で元気の無い濁りがある等。

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    とりあえずジャックの破損でまともに音が出せないので交換。DSC_4423

    真空管は12AX7なので新品に変えるだけでも音が良くなるかと思います♪DSC_4424

    ジャックは同じパーツが手元に無いのでスイッチクラフト製のジャックで代用。DSC_4425

    中身を空けたついでにスピーカーに繋がる配線を交換♪DSC_4427ポット・真空管はいずれ交換するとして、ガリは洗浄剤で一時的に修復。真空管は新しいのに変えるだけでも音が良くなるかと思うので購入してきます。

    印象としてはクリーンはFenderらしいきらびやかな音、こちらは真空管を通さないトランジスタっぽい様です。

    真空管チャンネルはイメージと違いかなり歪みますね(汗)これはFenderって感じではないメタルな歪みです…。しかし真空管っぽい感じを音から感じず、交換したら良くなるのでしょうかね(汗)

    後は真空管を交換してまた音をチェックしてみようと思います。

    ジャンクとは言え譲って頂きありがとうございました!大事に使います♪


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  • GibsonCustomshop Les Paul Custom 1955Reissue ナット交換&フレットすり合わせ

  • 2016/01/10
  • Category:
  • DSC_4392 DSC_4393

    Gibson customshop製のレスポールカスタム1955Reissueのナット交換&フレットすり合わせです!

    チェックしてみるとトラスロッドが動かしても全然効かず、限界まで回してやっとストレートになる状態・フレットは部分的に大きな減り等、ナットは以前太い弦を張っていて今回はレギュラーゲージに変更の為交換です!DSC_4396

     

    フレットの背は低めですがフレットレスワンダーのモデルではないので、すり合わせは大丈夫です。ナットは強固にがっちり接着されており取るのが大変な作業でした…。フレットは大きな減りがあり、指板状態はウネってましたがすり合わせで修正です!

    DSC_4397

    すり合わせもトラスロッドが限界なのとフレットの背も低めで状態が良くない事を考慮し、予備弦を張って状態を確認しながら最低限の削りで仕上げを目指しました。

    DSC_4398

    完了です!フレットが減って次回リペアでお持ちの際はフレット交換をご検討下さいませ。DSC_4400

    調整し音出しです!

    まずビックリなのは今まで弾いたP-90タイプのギターを遥かに越える良い音で、重たいのにかなり鳴るその本体にビックリです!

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    フロントPUのアルニコVは太いのに音抜けの良さがバツグンで、以前セイモアダンカンのカスタムショップ製アルニコVもリペアの機会に弾きましたが全然違いました。

    正直自分の理想とするフロントの音で、この音は本当に良いです。欲しくなります。DSC_4401

    抜けの良さはスポンジを使わないダイレクトマウントにも秘密があると思います♪

    自分も7弦ギターや主にベースを製作する際はスポンジを使わないダイレクトマウント方式でPUザグリを浅く掘って取り付ける事を採用しています。低音のタイト感・鋭いバイト感・音抜けの良さで特にベースでの効果が大きいと思います♪

    話がそれましたがリアPUはパワーがあまり無いですが太いですね♪クリアかつ太いのでリアでもクリーンを使いたくなる音です♪クランチの相性が良過ぎてビックリです!

    DSC_4402

    完成です!

    メチャメチャ音が良過ぎてお客様に売ってくれ!と言いたいギターでした(笑)

    しかし多くのGibsonレスポールをリペアで触りますが、こんなに欲しくなる個体は初めてです。

    DSC_4403

    ありがとうございました!


    DSC_4372
  • Tokai レスポール 調整

  • 2016/01/09
  • Category:
  • DSC_4372

    Tokaiレスポールの調整です♪

    普通のレスポールと違いファットな音ではなく、きらびやかでメリハリ鳴るレスポールです♪良いですね♪

    丁度1年前に調整したギターですが、狂いは多少あるもののそんなに大きな変化が無い安定感も国産の強みですね♪

    ありがとうございました!