月別アーカイブ: 2016年8月

    DSC_0992
  • FenderJapan テレキャスター 電気系パーツオール交換&調整

  • 2016/08/07
  • Category:
  • DSC_0968 DSC_0969

    FenderJAPAN製テレキャスターです。

    今回はノイズが酷いとの事で電気系パーツオール交換と調整です。DSC_0971

    テレキャスターのノイズが出るトラブルに非常に多いのがリアPUの裏にあるアース線がちゃんと付いてない事が多くあります。

    ハンダが乗り難い部分だからって理由もあるのですが、市販の交換用PUでも同じくちゃんと付いてない場合もかなりありますのでチェックしてみましょう。DSC_0972 手で触ってハンダ箇所が取れる様でしたら付け直しましょう。これがちゃんと通電していないとブリッジアースが取れませんので、弦に触ったらノイズが増えるギターとなります。DSC_0992写真撮り忘れですが電気系パーツを全て交換、明らかなサウンドの変化に凄いの一言。

    PUは交換されている様で何が付いているかは分かりませんがフロントの音が良いですね。ノイズ問題も解決し音も良くなりました。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0963
  • Warwick StreamerLX フレットすり合わせ

  • 2016/08/06
  • Category:
  • DSC_0959 DSC_0960WarwickのStreamerLXのフレットすり合わせです。フレット状態がフレット浮き等でかなり状態が悪くなっており、音が詰まる箇所が発生している状態です。DSC_0961

    お客様と細かく相談し、1年位使えれば良いとの事で相談しながら進めました。特に浮きが酷いハイポジションを抜いて打ち直す事になりました。全体的に直した方が良いですが予算や使う期間等も相談し必要最低限なリペアを行う事になりました。DSC_0962

    その後はすり合わせし完成です!DSC_0963完了しました。

    部分的な修正だったので将来的に長く使っていくには不安ですが1年程度でしたら問題は無いでしょう。MECの音はやっぱり良いですね。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_1012
  • SCHECTER ジャズマスタータイプ トグル位置変更&調整

  • 2016/08/05
  • Category:
  • DSC_0975 DSC_0976

    シェクターのジャズマスタータイプです。

    トグルの切り替えでフロントの音が出なくなる事で、直すついでにトグルの位置をお客様ご希望の位置に空け、ザグリを掘って組み込み依頼です。DSC_0984トグルはご希望によりこの位置になりました。

    DSC_1012

    ザグリ後は組み込み、調整して完成です。

    弾き易く、トグルもレスポール的な位置が苦手な方には切り替え易くなった事でしょう。PUもリアPUはダンカンSH-16に交換されており、ハイのキレが良く、枯れた感じで1・2弦のパリパリ鳴る感じが気持ち良いですね。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_1035
  • AcousticRevive QuartzResonator QR-8

  • 2016/08/04
  • Category:
  • DSC_1035

    貼るだけで音が良くなるチップ「AcousticRevive QuartzResonator 」という商品です。オーディオの本を読んでいたら見つけ、気になって購入してどう音が変わるのかチェックしました!

    貼るだけで音が変わる?そんなバカな、しかもこれだけで結構なお値段・・・と思いつつ気になってしょうがないので購入(実は結構お高いのです)。

    物は試し、試さないと分からないし文句も言う権利もありませんからね!という訳で買ってみました。

    DSC_1036

    説明書が付属しており、効果が高い貼る場所が記されています。DSC_1037

    たったこれを貼るだけです。半信半疑の中、試していきます。DSC_1038

    いろいろと調べると電源周りに貼るのが効果的らしく、試しにブレーカーに貼ってみました。

    驚きの効果が!あると思いきや曲を聴いてて何が変化したのか全く分かりません・・・。貼る場所で効果が劇的に変わるポイントがあるそうで、そこを地道に探して下さいと説明にもありますが、そのポイントではない?との事なのでしょうか。DSC_1070

    別の場所に貼り変えてみる。付属の両面テープが特殊らしく、このテープじゃないと効果が薄まるから必ずこのテープで貼ってね!とあり、予備が8枚しか付属にありませんので再利用できる様に軽く貼ってポイントを探していく事だそう。上手く剥がせないとですね。

    ブレーカーについては次にこの位置に貼り変えてみましたが曲を聴いてて変化が分かる様な変化は感じられず。ブレーカー部は諦めて今度は他の部分をチェックしてみました。DSC_1040 DSC_1041

    貼らないといけない事・貼ったら粘着が落ちるので気軽に貼れない事もあり試しにスピーカー上に置いて音がどう変わっていくのか実験してみました。

    いろいろと置いていると確かに利くポイントがある様で、音を聴いてる限りで大きな変化を感じたのは特にドラムとベースですね。ドラムは音が大きくなった(聴こえ易くなった)印象を受け特にバスドラの音がドンと出てくるタイトな力強さがかなり良くなりました。ドラムに関してはかなり良い感じです。ベースは音の周波数帯で言う空気感を感じる低い所が置く数を増やしていく事で無くなっていき実音がタイトに聴こえてくる印象。チップを置き過ぎるとタイトになりすぎて迫力が無く、生音を拾って出してる様な感じ、逆効果になる印象でした。スピーカーのEQでBASSを上げると明らかにブースト力が弱くなってますね。説明書にもやり過ぎは逆効果になりますよとあり、それは実験して理解ができました。「良くなりすぎてつまらない音」と言えばいいのか、程良い荒さと言うのか聴感上では大事なんですね。

    ただし置くより貼らないと駄目?なのか、置くだけでは実験していて1個辺りの効果が小さい気はします(置くポイント次第でしょうか?)。なのでケチらず貼らないといけないかもしれません。もしかしたら貼った時とで違う効果がある事かもしれません。

    DSC_1042

    もちろんオーディオ関係でなくてもギターのブリッジにも使えるとあります。これも実験ですね!DSC_1065 DSC_1066

    ギターの場合、貼る場所もいろいろと試す必要がありますがとりあえずシンクロブリッジでは表から見える所だとアームを付ける部分しかありません。

    貼ってみた時の印象としては先程のスピーカーに置いた実験と同じく、空気感を感じる低い値が減るのか実音がタイトに聴こえてくる印象です。ただ今回この位置では劇的な変化では無く、ハッキリ言うと貼ってなくても充分良い音はするから必要性を感じないと思いました。恐らく裏側のブロック部等であれば貼れる箇所も多くなるので、そこで良いポイントを探して貼れば高い効果が期待できるでしょう。それもシールが尽きない内に探さないといけませんね。これらもギターによってポイントが変わるのか、各ギターでポイントを探していく事になるのかもしれませんね。DSC_1069そんな実験をいていて大きな音質向上の体感を得られず、まだ貼ってない残りのQR-8は貼り付ける事に。

    たまたまでしたがスピーカー裏に曲を聴きながら貼ってみたら聴感上でハッキリ分かる位、貼った瞬間に音が変わった事に驚きました。商品レビューにも書いてあったのですが「音が大きくなった気がする」とあり、確かに貼った瞬間には音が大きくなった気がしました。大きくなったというよりは音が前に飛ぶ、スピーカーが向いてる方向に力が集まった様な印象を受けました。

    楽器の分離が良くなった印象を受けます。やっぱり一番音が良く変わるのはドラムじゃないかなと思います。もう片方のスピーカーも根気よくポイントを探して貼った瞬間に「グワっ」と変わるポイントを探して貼りました。両方のスピーカーに同じ効果を与えないと、効果がある片方のスピーカーが少し音が大きく聴こえます。

    QR-8も調べてみると良い事を書いてる人は「凄い効果でびっくり。もう1セット買った。」等、良くないと思った人は「プラシーボ効果。効果を感じない。」と極端に別れている様です。こうして実験して効果があるのは確かだと分かりましたが、自分の結論としては「効果はある。ただし効果を実感できるポイントに付けないと意味が無い。」でしょう。効果が分からないブレーカー部分、それ程効果が感じなかったギターのブリッジは恐らくポイント次第だと思います。これも時間がある時に貼り替えて根気良く実験していきます。効果が無いと感じたら別の場所を探し、効果が出る所さえ見つかれば明らかに音質が変わる、そんな商品だと思いました。ポイントさえ見つかれば報われますが、ポイントが見つからないと本当に意味が無くなると思いますので、本当に根気よく探しましょう。自分も今はスピーカーに貼った効果を見つけただけですから、これからその他のポイント探しが楽しくなります♪

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    DSC_0967
  • FenderJapan テレキャスター セレクター交換&調整 当日仕上げ

  • 2016/08/04
  • Category:
  • DSC_0964 DSC_0965

    FenderJAPAN製テレキャスターのセレクター交換&調整の当日仕上げでした。

    セレクターはガリが出ており交換する事となりました。

    その他ゲージをエクストラライトに変える為に調整です。DSC_0966

    国産=物が良いのですが、電気系は国産よりも海外製が良いという逆転した分野です。細かく安いパーツに人件費が高い日本では大した物が作れない?のか、品質はあまり良くなく特に国産のPUセレクターは壊れ易いですね。丈夫なCRL製に交換しました。DSC_0967完成です。

    FenderJAPANは音も状態も良い物が多く入門用や改造してメインにもオススメしてるメーカーです。この固体もセレクターは良い物に変えたとはいえ音が良いですね。テレキャスのフロントはハムが良いかも?と思えたギターでした。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0991
  • ATELIER Z 5弦プレシジョンベース ナット交換 当日仕上げ

  • 2016/08/03
  • Category:
  • DSC_0988

    DSC_0989

    お世話になっておりますリナリアの太郎さんからLive前にATELIER Zの5弦プレシジョンベースのナット交換当日仕上げでした。

    消耗により完全に音に詰まりが出ています。

    DSC_0990

    交換し開放弦の音詰まりもなくなりました。DSC_0991調整し完成です。

    5弦のプレシジョンベースは珍しいので触れる機会も少ないので良い機会ですね。ライヴ前ですが即日仕上げて完了しました。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0956
  • Epiphone レスポールスタジオ ナット交換

  • 2016/08/02
  • Category:
  • DSC_0949 DSC_0950

    Epiphoneレスポールスタジオのナットが割れてしまったとの事で交換依頼です。

    この固体は状態が良くて良い状態まで攻められますね。

    DSC_0955

    ナットを作り直し完成です!DSC_0956完了しました。

    充分使っていけるサウンドと弾き易い状態です。特に難もありませんので長くリペアせず使っていけるでしょう。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0940
  • Squier ジャズマスター 電気系交換&調整

  • 2016/08/01
  • Category:
  • DSC_0932 DSC_0934

    Squierのジャズマスターです。

    今回は電気系パーツの交換と弦のゲージを変えるので調整になります。DSC_0935

    ダンカンデザインドPUも本家ダンカンの廉価版の位置付けですが結構音が良かったりします。その他の付いてるパーツが安物なのとハンダ付けが荒く切れそうな部分もあり無駄に配線が長い等、PUの信号は確実に劣化して出力されているでしょう。今回はトグル以外のパーツ全てを交換する事になりました。 DSC_0937

    交換完了です!DSC_0940調整し完成です!

    交換後はお客様も一発の音出しで分かる位の音の変化に驚きのご様子でした。以前だと元の音は良いが全体的に弱く細い印象と言うか、交換後は音象も太くパワーも上がった様に感じますね。音が濃く太く、と言ったら良いでしょうね。かなり良い音になりました。

    Squierって位置付けに、値段帯的にそれなりなイメージでしたが良いギターですね。個人的には普通のジャズマスターより良い音がして欲しいなと思いました。

    ありがとうございました♪