トラスロッドの余り量の確認方法解説
- 2023/05/21
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Youtubeでも話をしている通りで、正直動画もブログ記事も読むに値する内容ではないと思います。
方法は簡単、回して確認すれば良いだけ。
これだけなので超簡単です。
しかし、驚くべき事にYoutubeのコメントでは昔から攻撃的なコメントも多く、特にこうした詳しい話を昔から投稿しておりますが「そんな事言ったってロッドの余り量は分からないだろ?」や「あなたはそれを説明できないだろ?」とまで書かれる始末です。
こうした無知で攻撃してくる人は大嫌いです。
知らなければ「教えて下さい、お願いします。」と言ってくれたら丁寧に説明しています。
来るお客様にも疑問を聞かれれば何でも答えて教えています。日本の労働環境はとにかく異常で、お店の人は客にはペコペコするのが当たり前、お客様は神様精神で対応する事で勘違いクレーマーが増えている様にしか思えません。
Youtubeの無料でやってる場ですらそうした上から目線の視聴者が攻撃をしてきます。
「オレは客だぞ!見えるオレを楽しませろ!オレを不快にさせるな!」というスタンスなのでしょう。
こうした人が増殖し勘違いした人が多くの人達へ迷惑を掛けてしまうので、そうした人を正す事も大人達社会人の責任です。
また大人達はこうした人達を量産した責任を取って改善しないといけません。とクレーマー本人に伝えたとしても本人達は自分がまともな人と思っている事が厄介で、改善しない所か更に逆上して攻撃をしてくる事でしょうから手に負えません。
最初からブロックして対応お断りにしていた方が吉です。
多くのお店がこうした嫌な客はお断りしていく環境になっていかない事にはしわ寄せは労働者へ、日本人は年間自殺で3万人程度も亡くなっており鬱病も年々右肩上がり。
これを偶然や無関心で見ないで下さい。
全ては労働環境にあるはずです。労働環境が良くならないと日本は良くなりません。
そしてクレーマー達へ自分がダメな事をしていると気づかせてあげて下さい。
~トラスロッドの余り量の確認方法~
トラスロッドの余り量の確認はとても簡単です。
まずは基本調整を行い、現在の状態がしっかりと出ている状態から診断します。
確認は簡単で、トラスロッドのナットと分かり易い位置にマーキングする事で現在の位置を印付け、ここからどれだけ締められるのか?を回して確認するだけです。
Youtubeのコメントで分かり易いのは攻撃的なコメントしてくる人の共通点は「自分で見てない・試していない」事です。
今まで上げている動画の内容は確認さえすれば自分が言ってる事を全て納得できます。
確認ができているならこうしたコメントは絶対にできないです。またこの動画にも「現在の状態が良いなら確認する必要が無いのでは?」等も掛かれますが、残念ですがこれも無知と言えます。
今が健康だからこれからも問題無い、として将来大きな病気になる人と全く同じ現象です。トラスロッドの余り量を知れば、これからのネックに対する対策が打てる訳です。
多くの方の楽器が意外とロッド余りが少ない事を知る事ができるはずです。
だから昔から弦を緩めて保管した方が良いと発信しています。多くの方は自分の楽器のトラスロッド余り量を知りません。
それが難が起き調整した事で初めて分かる事が大半で、その頃には手遅れだったりする事がとても多いです。
余裕が無い事で順反りを完全には直せない・ロッド限界で順反りしてるので弦高が高いのに音詰まりする等。早くから弦を緩めて保管しておけば良かったのに。そうした事を昔から沢山発信しているのに。
情弱は自分が損するだけです。勉強しないと自分が損します。
最初からロッドの余り量を知っておけば対策できて悪化し難い様にできた事です。
ロッドに余裕が少ないなら、これ以上順反りして困る事が無い様に弦を緩めたり湿度を高くし膨張による逆反りを狙ってロッドの余り量を復活させる努力等が行えます。
知らないと対策ができません。既にロッド限界でした・余裕がありません等で問題が起きてからでは対処が行えなくなります。
これでも確認はしないで良いと言えますか?確かに私からすればあなたの楽器がどうなろうが他人事です。
ですがこれを仕事にしている事、多くの方が泣きを見ている以上、この現状を放置できません。
多くのお店は見て見ぬふり、何故ならその方が儲けられるからです。人の役に立つを発信している人に対して無知で攻撃する事は止めて下さい。
社会的にも迷惑行為、反社と変わりません。
叩くなら知っていて何も発信しない人やお店、他人の不幸を元に利益を得ている人達を叩いて下さい。
この辺りはちゃんと検品しているならよく分かっている事です。~参考ブログ記事~
トラスロッドの余り量を確認するついでに自分のネック状態を確認しよう
~トラスロッドの仕組み~
多くの方が勘違いしておりますが、トラスロッドを回したら壊れると思っている人が多い様です。
回して壊れません。限界まで回して壊れる事はありません。
壊れるとしたらメーカーの責任、壊れる原因として回らない状態(限界の位置)から物凄い力を掛けて回してねじ切る位だけです。
他にもトラスロッドの仕込み部分の精度が悪く、トラスロッドのT字(写真の部分)が引っ掛からずトラスロッドで逆反りさせる力を発生させられず抜けてくる等(これもメーカーが悪い)です。しっかりと溝を掘り、形にあった埋め木でトラスロッドを仕込めば簡単に良くロッドが効くネックになります。
溝の精度が悪い・埋め木に隙間が多い等が効かない理由となります。
もしくはロッド溝が雑で浅過ぎる等。
どちらにしてもトラスロッドの効きが悪い=酷い作りをしていると判断しても良い位です。ただしトラスロッドが効かない別の理由としてネック剛性が高過ぎる事もあります。
硬い特殊な仕様でネックを作る(エボニー、ブビンガネック等)、補強材を多く入れているネックやモジュラス等のカーボンネックはトラスロッドが入っててもネック自体が硬過ぎるのでロッドを回して調整しても反りは殆ど変化しません。答えはもう出ていますが、木材よりも硬く乾燥や湿気の環境影響が少ないカーボンネックですら弦張力で反るのだから木材が反るのは当然でしょう。
こんな分かり易い答えが出ているのに、まだ弦を張りっぱなしで良いと言われる意味が分かりません。トラスロッドは単純な機構です。
鉄の棒を曲げて入れているだけ。
奥でT字で引っ掛かり、ナットを締めていくと曲げた棒を引っ張り真っすぐに戻す力を利用してネックを逆反りさせます。
ここの精度で効く範囲が大きく変動する為、トラスロッドの仕込みが悪いメーカーはトラスロッドを動かしてみるとよく分かります。トラスロッドが余っているから大丈夫と安心できません。
大事な事は「どれだけトラスロッドを回して逆反るか?」が重要です。効く範囲が重要です。余りが多くてもトラスロッドを回しても全然効かないなら意味がありません。
これらを確認する為にも回してチェックする必要があります。例えば「トラスロッドの余り8割」だとしてもロッドを回して全然効かなかった場合、余り8割でも実質は限界状態と同じ様な形です。
結局は限界まで回してどれだけ効くか?を確認しない事には安心できません。ギタークラフトでは当たり前に効き具合をチェックする行為ですが、今回はトラスロッドを回して確認する事自体が分からない方が多い事に驚いたので説明してみました。
読んで頂きありがとうございました♪
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