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  • レスポール
  • 2016/05/27
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  • 前回テレキャスターから続けて今回はGibsonレスポールです!初心者の方が新しくギターを購入される際の参考になる様に記事を書いていきます。代表的なギターの紹介とはしてますが、どの機種まで代表として書くか判断が難しいですね(汗)

     

    レスポールとは

    Gibsonの代表的なギターで、「Gibson = レスポール」と言っても良い位のGibson代表的なギターです。元々レスポールとは人の名前で、レス・ポール氏のギターを元に作られました。ヘッドにも「レスポールモデル」との記載がありますね。_20160527_112135

    レス・ポール氏がレスポールを作らなかったら世にレスポールが存在しなかった事でしょう。数多くのアーティストがレスポールを使って伝説を残していっただけに、あまり知られない人物ですが偉大な方なのです。

     

    ギターの特徴

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    レスポールは年代にもよりますが太めのネック、628mmミディアムスケール、厚いボディ、ハムバッカーPU、2vo2toの仕様としてストラト等と比べるとパワーがあり甘く太いサウンドになります。

    スケールがストラトよりも短い為、指板フレットの間が少し狭くそれが弾き易いと感じる場合があります。試奏で確認してみましょう。ハイポジションがボディの構造上で弾き難いと感じるかもしれません。この辺りもチェックしてみましょう。また重たいモデルが多いのですが、最近は中を空洞にして軽量化した加工がされている軽いモデルもあります。

    ハムバッカーPUによりパワフルなサウンドが楽しめます。フロントPUは甘く太く、リアPUは太さもありつつジャキっとした音質もあって様々な音楽に適応される事でしょう。ただしまだ鳴らない新品のレスポール等は太い音質が音抜けの悪さを招いたり、音程感が無いボヤけたサウンドに感じる場合は台形上になったフレットが原因もあります。(詳しくは→フレットすり合わせについて)





     

    その他のレスポール

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    レスポールと言っても写真の様なカスタムや、スペシャル、スタジオ、ジュニア等のレスポールと名がありますが仕様が異なるレスポールがあります。購入の際は欲しいと思ってるレスポールがスタンダードでなかった場合は確認しておきましょう。

     

    扱いが大変な部分

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    ネックには柔らかいマホガニーという木材が使われ、ヘッドに確度が付いた構造で非常に折れ易い構造になっております。重たいギターなので何かの拍子に倒したりぶつけたりしない様に注意しお使い下さい。

    またストラトと違いネックとボディが接着されたセットネック構造です。つまりはネックに問題が起きた時に「ネックだけ交換すれば良い」が通用しません。ネック折れだけでなく反り過ぎてトラスロッドの限界にも気を付けましょう。





    オススメ改造

    ・PU交換_20160527_121639ハムバッカーPUは交換用として売られてるPUは数多く存在し、音が気に入らない場合は交換してしまうのもオススメです。あまりに種類が多いので自分好みのサウンドがするPUを見つけるのが大変です。また内部に使われる配線も長めですので、安いパーツで組まれたモデルは音にかなり影響があります。配線交換等の電気系の改造もオススメです。

     

    ・チタンサドルに交換してみる。700357100マイルドな音を抜け良くしたいとお考えでしたらチタンサドルに交換をお試し下さい。硬質で張りのあるサウンドがプラスされバランスが良くなるかもしれません。

     

    ・ストラップを変える_20160527_123713重く演奏にまで支障が出てしまうのであればストラップを変えてみるのもオススメです。重さを拡散し肩への負担が軽くなるとしてGibsonからFat Boyというストラップ等が販売されています。
     

    終わりに

    レスポールは恐らく憧れのアーティストが使っていたからとの理由で購入した方が多いと思います。数多くのアーティストが所持し、日々身近な音楽のギターもこのレスポールで録られてたりする事も多いでしょう。最初は重く扱い難いギターに感じてしまうかもしれませんが、有名なアーティストが弾いたライヴのカッコ良いステージを見てしまいますと「自分もあんな風になりたい!」と思う様な、憧れから始まり一生を共に生きるギターとなるのではないかと思います。

    長々読んで頂きありがとうございました♪


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