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  • ピックアップの配線交換
  • 2017/08/04
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  • PU交換も今は定番改造になってきましたね。

    やはり中には「思っていた音と違った。」等と元のPUに戻すお客様や新たに別のPUに交換するお客様等と様々です。PU交換もまず基本としてギターやベース本体の調整がしっかりとできているか?が重要で、調整してみるとPU交換を考えなくても良い位に音質が良くなった!と喜んでくれるお客様も珍しくありません。音が気にいらない=基本調整がちゃんとできていないだけかも?と、まずは段階を踏んでみて、調整して楽器の持つポテンシャルを確認した上で気に入らない様ならPUを変えてみる等がオススメです。

    今回は外したPUの再利用依頼です。中には「このPUを別のギターに移植したい。」としてのPU交換で訪れるお客様も少なくありません。そして起こる問題としては配線の長さが足りず使えないといったトラブルが発生します。配線自体も別の配線を繋げて長くする事は可能ですが音質面で気にされる方も多い様です。DSC_4298 特にストラト等に付いているシングルPUはアース線をボリュームポットでまとめて短く切られて配線されている事が多く、その為他のギターに付けようとするとアース線だけ短く届かない等の問題が発生します。DSC_4299ストラトから外したPUをストラトでないギターに流用する際は今回の様に短いアース線を長い配線に交換する等の改造もあります。

    その他意外に多いのはこのPU根元のハンダ不良があるPUが時よりあります。音が出ないPUのハンダ部分を付け直すと直った例もありますので音が出ないPUはチェックしてみてもよいでしょう。

    またメーカーにより「白または黄色がホット」や「黒がアース」と決まっておりません。その為、今回のPUが逆位相で付いてるギターのPUだった場合ですとホットが短い事になりますのでこれから取り付けるギターが正位相繋ぎだった場合に勘違いしない様に注意が必要です。ミックスした際にフェイズアウトが起きて音量がかなり小さくなってしまいます。

    メーカーによっては取り付け説明書に白がホットで黒がアースと書かれているのにテスターで測ると黒がホットになっている等も実際にあります。またメーカーの製造時で間違いが起きてしまい配線の色の役割が違っているパターンもありますので「PU交換=テスター必需」です。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・PU本体改造・・・3000円


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    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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