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  • ピックガード交換で失敗しないために!知っておくべき注意点とリスク
  • 2025/12/10
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  • ギターのピックガード交換は、手軽に楽器の見た目をガラッと変えられる人気のカスタマイズですが、実は「ただネジを外して付け替えるだけ」と思っていると痛い目を見るポイントがいくつかあります。

    エレキギター(ストラトキャスターやテレキャスターなど)と、アコースティックギターでは注意すべき点が大きく異なります。

    priscilla-du-preez-toHxRmrpRjU-unsplash

    「愛用のギター、もう少し自分好みの見た目にしたいな…」 そう思った時、一番手軽で効果的なのがピックガードの交換です。

    色を変えるだけで、まるで新しいギターを買ったような新鮮な気分になれますよね。しかし、この作業、「意外な落とし穴」が多いことをご存知でしょうか?

    今回は、DIYでピックガード交換に挑戦する前に知っておきたい、絶対に失敗しないための注意点を「エレキ編」と「アコギ編」に分けて解説します。

    【ピックガード交換は簡単じゃない】

    1. エレキギター編(ストラト・テレキャスなど)

    ネジ止めされているタイプのピックガード交換は、一見簡単そうですが、実は「規格」の壁が立ちはだかります。

    ●注意点➀:ネジ穴の位置が合わない!

    一番多いトラブルがこれです。同じ「ストラトキャスター用」として売られている商品でも、メーカー(Fender USA, Japan, Mexico, Squierなど)や製造年代によって、ネジ穴の位置が微妙にズレています。

    対策: 全く加工なしで付くことは稀だと思いましょう。「穴位置が合わなければ、ボディ側の穴を一度埋めて、開け直す」という覚悟と工具が必要です。

    ●注意点➁:インチ規格とミリ規格

    ピックガードの穴の大きさにも注意が必要です。

    ・USA製パーツ: インチ規格(穴が少し大きい)

    ・国産/アジア製パーツ: ミリ規格(穴が少し小さい)

    例えば、USA製のギターに国産のピックガードを付けようとすると、ボリュームポットやスイッチの軸が穴に入らないことがあります。逆に、隙間が空きすぎてガタつくことも。

    ●注意点➂:22フレットの「つば出し」指板

    ネックの指板が22フレットまであり、ボディ側に飛び出している(つば出し)タイプの場合、ピックガードを外す際にネックそのものを一度外さないといけない場合があります。 無理やり引き抜こうとすると、ピックガードやボディ、最悪の場合はネックを傷つけます。

    ★ポイント★
    ピックガード交換は「同じ物を交換する」という意識では行えません。同じ形に見えて全く別の物を交換する意識で挑んで下さい。
    実際はビス穴の位置が合わない位なら可愛いもので、ジョイントザグリの大きさが合わなかったりブリッジに干渉する等の問題やピックアップ位置がザグリ位置と合わない等が出てくる事もあります。
    簡単に交換できたらラッキーと思いましょう。

    ruslan-sikunov-N9usVnzPzZ8-unsplash

    2. アコースティックギター編
    アコギのピックガードは、両面テープや接着剤でボディに直接貼り付けられています。ここでの最大のリスクは「塗装」です。

    ●注意点➀:剥がす時の「塗装剥がれ」

    古いピックガードを剥がす際、ドライヤーで温めて接着剤を緩めるのが一般的ですが、ここで注意が必要です。

    ・ラッカー塗装のギター: 熱や溶剤に弱く、ピックガードと一緒に塗装までベリッと剥がれてしまうリスクが高いです。

    ・ポリ塗装のギター: 比較的热に強いですが、温めすぎは厳禁。木部を傷める可能性があります。

    ●注意点➁:日焼け跡(タンライン)

    長年使っているギターの場合、ピックガードを剥がすと、その下だけ色が白いまま(日焼けしていない) ということがよくあります。
    新しいピックガードが元のものより小さい形状だと、この「日焼け跡」が隠しきれず、見た目が悪くなってしまいます。

    対策: 元の形状と同じか、少し大きめのサイズを選ぶのが無難です。

    3. 失敗しないための準備・必須ツール

    交換作業をスムーズに進めるために、以下の道具は揃えておきましょう。

    ・サイズの合ったドライバー: ネジ頭を潰さないために必須。精密ドライバーセットがあると便利です。

    ・マスキングテープ: ボディを保護したり、ネジ穴の位置決めをするのに役立ちます。

    ・スクレーパー・シール剥がし(アコギ用): 頑固な糊残りを除去するために使いますが、塗装への影響を必ずテストしてください。

    ・スマホ(記録用): エレキの場合、配線を外す前に必ず「元の配線写真」を撮りましょう。

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    まとめ:不安ならプロに頼むのも勇気

    ピックガード交換は、成功すれば愛着が倍増する素晴らしいカスタマイズです。しかし、「規格の違い」や「塗装トラブル」など、初心者には判断が難しいポイントがあるのも事実。

    「ネジ穴を開け直す自信がない」

    「高価なヴィンテージギターだ」

    こういった場合は、無理せずリペアショップに依頼することをおすすめします。数千円~数万円の工賃で、確実かつ綺麗に仕上げてくれますよ。

    リスクを理解した上で、ぜひ理想のルックスを手に入れてください!


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