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  • プレシジョンベース&ジャズベース
  • 2016/05/31
  • Category:
  • ギター編が終わり今度はベースですね。
    ベースの定番と言えばプレシジョンベースとジャズベースです。
    恐らく初めてベースを購入された人もこのどちらかか、もしくはジャズベースタイプのベースを購入されたのではないかと思います。もしまだ持ってない方や初心者の方がこれからベースを初める際に購入される検討の参考になりましたら幸いです。





     

    プレシジョンベース

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    まさにFenderの偉大な開発です。この開発がまさに歴史を変えたと言っても良いでしょう。そんなプレシジョンベースは1つしかないピックアップに1vo1to仕様。まさに「シンプルイズベスト」なベースです。写真の様な現在モデルが主流ですが、昔のモデルはテレキャスターの様な仕様をしていたオリジナルのモデルがありました。

     

    ジャズベース

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    ピックアップが2つになり2vo1to、初期の頃は2vo2toでした。
    ネック幅が細くなり弾き易くなっております。
    2つのピックアップをボリュームで混ぜ具合をコントロールできるミックスサウンドが幅広い音色に対応でき、ベーシストは必ず1本持ってる(もしくは持ってた)であろうベースです。





     

    どちらが良い?

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    ベースの音色はそれぞれ異なりますのでしっかり試奏し購入しましょう。
    プレシジョンベースのPUとジャズベースのリアPUの配列にした「PJタイプ」もあり、これはもう音色の好みで選んで下さい。万能的なベースはジャズベースですが、プレシジョンベース特有のピックで弾いた時のゴリゴリ感や太くワイルドな音色も捨てがたい所です。

     

    プレシジョンベース・ジャズベースのオススメ改造

    ・シンプルイズベスト

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    プレシジョンベースはシンプルな構造上、イジらずノーマル状態が一番良い!とも判断可能です(改造じゃないのですが…)。
    PU交換等はジャズベースと比べて交換用PUも少ない事から、好きな音がするなら改造しない選択肢も良いと思います。

     

    ・バダスブリッジに交換

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    バダスブリッジは低音がタイトに抜けが良くなり、音の輪郭が良くなりオススメパーツです。簡単な付け替えだけでグレードアップできるパーツです。自分もジャズベースにはバダスブリッジを付けて使ってました。溝があるモデルが売られてますので交換も楽でオススメです。

     

     
    ・ジャズベースのPU交換

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    2つのピックアップをミックスできる事から、交換時は2つ一緒のモデルに交換する決まりは無く、リアをハイパワー系にしたりフロントをヴィンテージ系にしたり、ミックスサウンドをメインで使われるのでしたらPUを交換して自由な組み合わせから自分だけのミックスサウンドを作り出す事もジャズベースの面白い所です。またスイッチによる配線で直列にしハムバッカーになる改造もオススメです。





    ・PU増設

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    PUの位置でもかなり音色が変わるのがベースの難しくも面白い所です。どうしてもPU交換で好きな音が出せない様なら新たにPU増設をご検討下さい。意外な発見としてネック寄りポジションは結構音が良くオススメポジションです。太くなり過ぎてしまうのでEMG等のクリアーなPUの組み合わせがオススメです。ハムバッカーPU等はリア寄りにして音の輪郭を稼ぐ等、PU位置はかなり音色に影響します。

     

    ・フィンガーランプを付ける

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    ベースの音色は弾くポジションで大きく変化し、指弾きの場合は4弦を弾く際に親指をPUに乗せて弾きますのでポジションが限定されてしまいます(まぁ無理矢理PUが無い所も弾けなくはありませんが…)。

    特にフロントPUとリアPUの間はおいしい音色ポジションですので活用したい所です。4弦の指弾きはその辺りが使い難くなりますので、フィンガーレスト等の指置きや写真の様なフィンガーランプを取り付けもオススメです。親指を置く箇所ができるのでおいしい音色ポジションが使える事と指弾き時に必要以上に指が入らなくなるので高速フレーズがやり易くなります。

     

    最後に

    プレシジョンベース・ジャズベースは大定番でどちらかを選ぶならまず失敗は無い事でしょう。ただし決まりはありません。あくまで基本モデルですので他のモデルも確認してみましょう。ベースを選ぶ際に重要なのはフィーリング、試奏して「これだ!」と思うベースを信じて購入しましょう。ギターもそうですけれどベースは弾くニュアンスが出易い楽器だと思っています。無理して買って使う位でしたら見た目で好きなったベースでも構いません。大事な事は難が無い状態で楽しく弾ける事です。

    長々読んで頂きありがとうございました♪これにてこのシリーズは終了ですが、要望があれば追加していきますので宜しくお願いします!


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