月別アーカイブ: 2025年7月

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  • ヴィンテージギターは買うべきか?後悔しないための全知識【永久保存版】

  • 2025/07/31
  • Category:


  • 「いつかは手に入れたい、憧れのヴィンテージギター」

    ギタリストであれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。伝説のミュージシャンが奏でたのと同じ年代の楽器、新品にはない風格を纏ったルックス、そして何より「枯れた」と表現される唯一無二のサウンド。
    その魅力は、多くのプレイヤーを惹きつけてやみません。

    しかし、その一方で「驚くほど高価」「コンディションが悪くて弾きにくいのでは?」「メンテナンスが大変そう」といった不安や疑問がつきまとうのも事実です。

    この記事では、そんなヴィンテージギターの世界に足を踏み入れるべきか悩んでいるあなたのために、その抗いがたい魅力から、購入前に知っておくべき現実的な注意点、そして後悔しないための選び方まで、網羅的に徹底解説します。

    この記事を読み終える頃には、あなたにとってヴィンテージギターが本当に「買うべき一本」なのか、その答えが見つかるはずです。

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    第1章:そもそも「ヴィンテージギター」とは何か?

    まず、基本となる定義から押さえておきましょう。

    ■ヴィンテージの定義・・・明確に「何年以前のものがヴィンテージ」という法律があるわけではありませんが、一般的にギターの世界では1970年代以前、特に1950年代半ば頃までのモデルを指すことが多いです。

    特に、Fender社がCBS社に買収される以前の**「プリCBS期」(~1965年初頭)や、Gibson社の黄金期とされる1950年代~1960年代前半**のモデルは、ヴィンテージ市場の主役として別格の扱いを受けています。

    近年では、1980年代の日本製ギターなども「ジャパン・ヴィンテージ」と呼ばれ、その定義は広がりつつあります。

    近年は90年代製でもヴィンテージ扱いしているお店もあります。

    ■なぜ特別視されるのか?・・・では、なぜこれらの古いギターがこれほどまでに特別視されるのでしょうか。理由は複合的ですが、主に以下の点が挙げられます。

    ・質の高い木材: 今では伐採が困難になった良質な木材(ハカランダ、ホンジュラス・マホガニーなど)が贅沢に使用されていました。

    ・職人の手作業: 大量生産が主流となる以前の、熟練した職人による手作業が多く含まれており、作り込みが丁寧(一説有り)でした。

    ・経年変化によるサウンドの熟成: 長い年月をかけて木材の水分が抜け、ニトロセルロース・ラッカー塗装が硬化することで、ボディ全体がよく振動し、新品にはない豊かな鳴り、「枯れた」トーンが生まれます。

    ヴィンテージギターは単なる「古い中古品」ではなく、最高の素材と技術、そして時間が三位一体となって生み出した、奇跡の産物なのです。
    ですがそもそも現代と違い、精度の高い自動機械が無かった時代でもあるので特別「手作り」が重視されていた時代背景ではありません。
    機械が最低限な環境だった事もあり正確には「手作業でしか作れなかった」と言えるでしょう。
    中には手作業な荒があるモデルもあるので、全てが良い作りをしていると言い切る事はできません。

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    第2章:抗いがたい魅力!ヴィンテージギターを買うべき理由(メリット)

    多くのギタリストが虜になるヴィンテージギター。その具体的なメリットを見ていきましょう。

    1. 唯一無二の「サウンド」

    最大の魅力は、やはりその音色にあります。現行品やハイエンドギターがどれだけ進化しても、本物のヴィンテージが持つサウンドを完全に再現することは困難とされています。近年はヴィンテージ年代が出す様なサウンドを再現したレプリカピックアップも多くなってきており、ある程度近付ける事は可能になってきました。

    ■枯れた鳴り: 新品のギターが持つ硬さやギラつきが取れ、まろやかで温かみのあるトーンが特徴です。アコースティックギターであれば箱全体が鳴り響き、エレキギターであればアンプを通さない生鳴りからして豊かです。
    ヴィンテージ年代を再現したレプリカピックアップはこの辺りが出てこなく、素材が年月を経って劣化する「音の柔らかさ」は現行品で再現するのは難しい様子です。
    DNS Guitarの過去ブログ記事でもヴィンテージレプリカピックアップメーカー「K&T」から本物のヴィンテージピックアップに交換した際の記事でもそうした体験での内容を書いています。

    ■豊かな倍音とサステイン: 弦を弾いた瞬間、基音だけでなく複雑な倍音が絡み合い、音が豊かに響き渡ります。そして、その音が自然に、心地よく減衰していくサステインは、まさにヴィンテージならではのものです。

    ■ピッキングへの追従性: プレイヤーのタッチに対する反応が非常に敏感です。弱く弾けば甘く囁くような音、強く弾けば激しく吠えるような音と、表現の幅が格段に広がります。
    年月で劣化した出力はこうした表現力を可能にします。
    逆を言えばパワーが有り過ぎるので表現力が乏しくなるとも言えます。
    「歳を取ればパワーが無いピックアップ(シングルコイル)の良さが分かる」とは理にかなっています。

    このサウンドは、レコーディングにおいて他の楽器と混ざりやすい「音ヌケの良さ」にも繋がり、多くのプロミュージシャンが今なおヴィンテージを使い続ける理由となっています。

    2. 歴史を纏う「ルックスと風格」

    長い年月を経てきたものだけが持つ、圧倒的なオーラと風格も大きな魅力です。

    ■ウェザーチェック: 塗装(ニトロセルロース・ラッカー)が気温や湿度の変化で収縮し、蜘蛛の巣のように細かなひび割れが入った状態。
    これは本物のヴィンテージの証とも言えます。

    ■塗装の焼けと退色: 日光や照明に晒され、飴色に焼けた塗装や、鮮やかな色が絶妙に退色したカラーは、新品では再現できない深みがあります。

    ■パーツのくすみ: ピカピカの金属パーツにはない、自然なくすみや錆びが、楽器全体に統一感と歴史を与えます。

    これらの要素が一体となり、まるで歴戦の勇士のような風格を醸し出します。ケースを開けた瞬間、そのオーラに息をのむ。これもヴィンテージギターオーナーだけが味わえる特権です。

    3. 資産としての「価値」

    ヴィンテージギターは、単なる楽器ではなく「資産」としての側面も持ち合わせています。

    ■価格が下がりにくい: 生産本数が限られており、現存する個体は減る一方であるため、希少価値が非常に高いです。状態の良いものであれば、購入時よりも価値が上がることも珍しくありません。

    ■世界的な市場: ヴィンテージギターは世界中のコレクターやプレイヤーが求める対象であり、世界共通の価値基準が存在します。

    もちろん、投資目的だけで購入するのは本末転倒かもしれませんが、万が一手放すことになった場合でも、価値がゼロになる可能性は極めて低いというのは、高価な買い物をする上での安心材料になるでしょう。

    残念な事に近年は「転売ヤー」が横行しており、楽器は楽器を愛する者よりも金儲けする人の元へ流れていっています。
    多くの楽器屋もそうした行為に好意的(自身が稼げるから)な所も多く、より本当に欲しい人の手に渡らなくなっている事が問題です。

    第3章:購入前に知るべき現実。ヴィンテージギターの注意点(デメリット)

    魅力的な側面に光を当ててきましたが、ここからは冷静に、購入前に必ず知っておくべきデメリットやリスクについて解説します。

    1. 高騰し続ける「価格」
    最大のハードルは、やはり価格でしょう。特に人気モデルは年々高騰しており、状態の良いプリCBS期のFenderや50年代のGibson Les Paulなどは、高級車や家が買えるほどの価格で取引されています。なぜここまで高いのか、その理由は需要と供給のバランスに尽きます。欲しがる人は世界中にいるのに、モノは増えないからです。

    2. 個体差と「コンディション」のリスク
    ヴィンテージギターは、1本1本が全く異なるコンディションです。これが面白さでもあり、同時に最大のリスクでもあります。

    ●パーツの交換(リプレイスメント):フルオリジナル: ネジ一本まで当時のままの個体。価値は最も高いですが、価格も最高峰です。
    この辺りに気を付けないといけないポイントがあり、高額だからと言って「状態が良い」訳ではありませんので注意が必要です。

    ●消耗品の交換: フレット、ナット、ポットなどは消耗品のため、交換されていることが多いです。演奏性を重視するなら、これらが交換されている方が実用的である場合もあります。

    ●主要パーツの交換: ピックアップやペグ、ブリッジなどが交換されていると、価値は大きく下がります。また、塗装を剥がして塗り直す「リフィニッシュ(リフ)」も価値が下がる大きな要因です。

    ●構造的な問題:ネック: 反りやねじれ、起き上がり(ハイ起き)など、致命的な問題を抱えている場合があります。「トラスロッドが限界まで締まっている」個体は絶対に避けるべきです。

    ●フレット: 著しく摩耗している場合、演奏に支障をきたします。打ち直し(リフレット)には高額な費用がかかります。

    これらのコンディションを見極めるには、専門的な知識と経験が必要です。

    現実的に考えるなら「リペア済みヴィンテージギター」を購入した方が良いです。
    何故なら直されて(手が加えられ)フルオリジナルではないとして価値が下がっているので安く買える事と、直して使える見込みがある状態として購入の判断ができるからです。
    反対に「フルオリジナル」を押してる個体は「直して使うには難しい位に状態が悪い」物が多いです。
    直す事は諦めて資産価値として扱われているヴィンテージギターも多いので、使用するのか金儲け目的なのかで個体差が大きいです。

    3. 繊細な「メンテナンスと維持管理」

    ヴィンテージギターは、現代のギターと同じ感覚で扱うことはできません。

    ■温湿度管理: 急激な温度や湿度の変化に非常にデリケートです。日本の気候では、特に梅雨時期や冬場の乾燥に注意が必要です。

    ■信頼できるリペアマン: 何かトラブルがあった際に、ヴィンテージの価値を理解し、適切な修理ができるリペアマンの存在が不可欠です。近所にそうしたショップがない場合、維持はより困難になります。

    「買って終わり」ではなく、その状態を維持するための継続的なコストと手間がかかることを覚悟しなければなりません。

    4. 現代音楽との「プレイヤビリティ」の問題

    憧れのギターを手に入れても、必ずしも「弾きやすい」とは限りません。

    ■指板Rとフレット: 当時の仕様であるきつい指板R(カーブ)や、背の低いフレットは、現代的なテクニカルな奏法やチョーキングを多用するスタイルには向かない場合があります。

    ■ネックシェイプ: 極端に太い、あるいは細いネックなど、好みが分かれる仕様も多いです。

    「最高の音」と「最高の弾きやすさ」は、必ずしもイコールではないことを理解しておく必要があります。


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    第4章:ヴィンテージ vs 現行ハイエンド。あなたに合うのはどっち?

    ここで一度、ヴィンテージギターと、現代の技術で作られた高品質な「現行ハイエンドギター」を比較してみましょう。

    項目 ヴィンテージギター 現行ハイエンドギター
    サウンド 唯一無二の枯れたトーン、豊かな倍音 クリアでパワフル、安定したサウンド
    ルックス 歴史が刻まれた風格、オーラ 完璧で美しい仕上げ、モダンなデザインも
    プレイヤビリティ 個体差が大きく、現代的でない場合も 非常に高く、安定している
    信頼性・耐久性 デリケートで管理に手間がかかる 高く、ライブなどでの酷使にも耐える
    価格 非常に高価 高価だが、ヴィンテージよりは現実的
    資産価値 高く、上昇する可能性もある 一般的に購入時よりは下がる

    【ヴィンテージが向いている人】

    ・特定の年代のサウンドをとことん追求したい人

    ・歴史やストーリーにロマンを感じる人

    ・所有する喜びを重視する人

    ・楽器のコンディションを自分で見極め、維持管理できる人

    【現行ハイエンドが向いている人】

    ・ライブやレコーディングで即戦力となる安定性を求める人

    ・現代的な演奏スタイルに合った高いプレイヤビリティを求める人

    ・トラブルを気にせず、ガンガン弾き倒したい人

    ・予算を抑えつつ、質の高いサウンドを手に入れたい人

    どちらが優れているという話ではありません。あなたがギターに何を求めるかによって、最適な選択は変わるのです。

    第5章:後悔しないためのヴィンテージギター選び【実践ガイド】

    もし、あなたが「それでもヴィンテージギターが欲しい」と決意したなら、この章を読んで失敗のリスクを最大限に減らしてください。

    ステップ1:目的と予算を明確にする・・・何を最優先しますか?「サウンド」なのか、「フルオリジナルであること」なのか、「演奏性」なのか。目的によって選ぶべき個体は変わります。そして、無理のない予算を厳密に設定しましょう。

    ステップ2:徹底的な情報収集・・・狙っているモデルの年代ごとの仕様変更、歴史、市場価格などを徹底的に調べましょう。知識は最大の武器です。専門書やウェブサイト、信頼できるショップのブログなどを読み込みましょう。

    ステップ3:信頼できる楽器店を選ぶ・・・これが最も重要です。ヴィンテージギターの取り扱い実績が豊富で、知識のある店員が在籍しているお店を選びましょう。保証やアフターサービスがしっかりしているかも必ず確認してください。オンラインでの購入は、よほど信頼できる店でない限り、上級者向けです。

    ステップ4:実機を徹底的にチェックする(試奏は必須!)

    必ずお店に足を運び、実物をその目で見て、手で触れ、音を出してください。チェックすべきポイントは山ほどあります。

    試奏: 必ずアンプに繋いで音を出しましょう。クリーン、クランチ、ドライブと様々なセッティングで試し、ピッキングの強弱で音がどう変わるかを感じてください。生鳴りも重要です。

    ・ネック: 最重要項目です。順反り、逆反り、ねじれがないか、あらゆる角度から見て確認します。店員さんに許可を取り「トラスロッドの余裕」は必ず確認させてもらいましょう。

    ・パーツのオリジナル度: ペグ、ナット、フレット、ピックアップ、ポット、コンデンサーなど、分かる範囲で確認し、分からない点は全て店員さんに質問しましょう。「このパーツはオリジナルですか?」と聞く勇気が大切です。

    ・フレットや指板: フレットの残りは十分か(最低でも7割は欲しいところ)、浮きはないか。指板の剥がれや極端な削れがないかを確認します。

    ・電気系統: ボリュームやトーンにガリ(回した時のノイズ)はないか。スイッチは正常に動作するか。

    ・重量とバランス: 実際に持ってみて、重すぎたり、ヘッド落ちしたりしないか、弾く姿勢で確認します。

    ステップ5:焦らず、冷静に判断する

    「これは運命の出会いだ!」と感じても、一度冷静になりましょう。高額な買い物です。その場での即決は避け、一度家に帰って検討するくらいの冷静さが必要です。「これを逃したら次はないかも」という焦りこそが、失敗の最大の原因です。

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    ヴィンテージギターは、ロマンとリスクを愛せる人のための選択肢

    ヴィンテージギターは、単なる「古い楽器」ではありません。それは、音楽の歴史そのものであり、先人たちの魂が宿る工芸品であり、そして時間だけが生み出せる芸術品です。

    その唯一無二のサウンドと風格は、ギタリストにとって最高の喜びを与えてくれるでしょう。しかしその一方で、高額な価格、シビアなコンディション、維持管理の手間といった現実的なリスクも伴います。

    ヴィンテージギターは、そのメリットとデメリットの両方を深く理解し、「この楽器の歴史を丸ごと引き受ける」という覚悟と愛情を持てる人のための選択肢だと言えるでしょう。

    この記事が、あなたのギター人生における最高の選択をするための一助となれば幸いです。焦らず、じっくりと情報を集め、信頼できるプロの助けを借りながら、ぜひあなたにとっての「運命の一本」を見つけてください。

    読んで頂きありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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  • LTD EX400BD エクスプローラー セットアップ&ジャック交換

  • 2025/07/30
  • Category:
  • LTD製エクスプローラーのセットアップ・ジャック交換です。

    二音半下げ仕様、ジャック不良で接触が悪く新品へ交換しました。

    特に不具合等は無く使用できる状態でした。

    LTDは昔の感覚だとあまり状態が良いイメージがありませんでしたが、近年の低価格帯モデルでは特に異常を感じる所はありませんでした。

    低価格帯モデルも心配無く使用できる時代になってきてはいますが、中には新品でも音が詰まる箇所があったりする場合があるので購入前に各所のチェックは必要です。

    ありがとうございました♪


    This is a setup jack replacement for an LTD Explorer.

    The jack was replaced with a new one due to poor contact.

    There was no particular problem and it was in usable condition.

    LTD was not in good condition in the past, but there was nothing wrong with the low-priced models in recent years.

    Although the low-priced models can be used without any worries nowadays, it is necessary to check each part before purchase because some of them may be clogged with sound even if they are brand new.

    Thank you very much.


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  • PRS SE Custom24 ブリッジパーツ交換 john mann MannMade USA Upgrade Kit – Nickel Fits PRS CE / S2 / SE Bridges

  • 2025/07/29
  • Category:


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    PRS SE製カスタム24のブリッジパーツ交換&セットアップです。

    john mannという、元PRS社員?の方が独立しPRS用のパーツを製作・販売している様子です。

    今回はSE用に取り付けできるブラス製のPRSブリッジに交換です。

    MannMade USA Upgrade Kit – Nickel
    Fits PRS CE / S2 / SE Bridges

    https://www.johnmannsguitarvault.com/mannmade-usa-upgrade-kit-prs-ce-se-s2-bridges-nick.html

    PXL_20250517_082705562

    パーツは少しオリジナルと異なる所があります。

    付属しているスプリングですが元のスプリングと違い、先端が曲がっていて奥まで入らないタイプです。

    フェンダーストラト等と違い、簡単に奥に入れる事ができません。

    通常はスポスポ簡単に付け外しできるのが正常の状態です。

    PXL_20250517_082657483.MP

    恐らく叩いて入れてスプリングの固定を強くすると思うのですが(その場合は簡単に抜けなくなるので交換が困難となる)、よく分からない以上はこちらの判断で取付は行えないのでお客様の作業許可が必要になります。

    一度お客様の方に確認頂いて、お客様の指示で作業する待ちとなりました。

    PXL_20250517_090831122

    一度は確認する為に持ち帰って頂きましたがこの状態でも一応は使えそうではあります。

    PXL_20250524_080201441

    お客様に問い合わせてもらい、メーカーからも叩いて圧入すると連絡を貰えたとの事なので圧入し取り付けました。

    圧入自体も結構固めな印象があり、恐らくこの状態だと手や工具で簡単にスプリングは外せない位に硬く入ると思います。
    なので交換時は困難になるかもしれません。

    Youtubeでも語っていますがスプリングは音がかなり変わるので、圧入後からロウヴィンテージに交換したりESPスプリングに交換したりまたは混在させたりとカスタムが簡単にはできなくなりますので注意が必要です。

    付属してる6点支持用ビスはチャリチャリと鳴る音でこちらは恐らくロウヴィンテージに交換した後の様な音質変化が起こると思います。
    ノーマルのビスはゴツゴツと重たい鳴りをします。

    その逆に付属スプリングは意外と重たいコツコツとした音で、ノーマルで付いてるスプリングの方がロウヴィンテージみたいなチャリチャリとした響きに近いです。
    この辺りもあってスプリングは交換して音を様々試した方が良い気がします。圧入するとこの辺りが気軽に交換できなくなります。

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    凄いザックリですが端から端のビス穴で42mm、この形状に合えばストラト用にも交換できる?がアームの貫通穴は拡張する必要があります。
    何かしら参考になれば。

    交換後は通常のSE製と違い音がかなり良い方向に変化しました。
    金属パーツで音は大きく変化しますが、ブリッジだけでもここまで大きく音が変化するのは驚きです。

    エレキギターらしい硬くギラギラした響きが全然出てこないのでリアの音が化けます。
    音の硬い嫌味が綺麗に取れるので、プレーン弦の響きが自然なアコースティック感というのかエレキギターっぽさが減って良くなります。

    音の太さも上がる為、コイルタップでも音が太く存在感が大きくなります。
    タップ時も高域の雑味が取れて良いサウンドに変化します。

    今回はお客様の要望でサドルだけは交換されておらず、サドルだけはノーマルの物を使用しての音変化でした。
    サドルも交換すると音がより柔らかくなると思いますが、その音色は好みです。

    ただブラス製サドルは本家PRSと同じく摩耗が早くなり、サドルに弦痕が付いてチューニングが安定しなくなったり弦が切れ易くなる等の悪影響が出てきます。
    その辺りも音と耐久性の面でどちらを取るか悩む所はあるかと思います。

    それなりに値段がするパーツですが、こちらに交換するとSEでもかなり良い方向に音質が良くなるのでお勧めの改造パーツです。

    ありがとうございました♪


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  • Fender Troy SANDERS Precision Bass セットアップ&ジャック交換 トラスロッドの仕込み不具合がある状態

  • 2025/07/28
  • Category:
  • フェンダー製トロイサンダースモデル、プレシジョンベースのセットアップ・ジャック交換です。

    購入したばかりとの事ですが大きな順反りで音詰まりが起こっている状態、調整してみるとトラスロッドに殆ど余裕無い状態になりました。

    アクティブ時の音がおかしく、内部でジャックが交換されている様子で配線が下手な状態になっていました。
    ジャックを交換・電池切れ状態だったので新品電池に交換しました。
    また内部のノイズ対策塗料にパーツが当たっていてノイズが出ていたりと、中身の仕上げはかなり状態悪いです。

    そして後日、また順反りして弾き難くなったとの事で再度トラスロッドの調整をおこないました。

    また大きく順反りした状態になっており、トラスロッドを回してみると以前の限界近い状態が変わってました。
    こうした状態は以前の調整した状態から順反りしたのではなく、トラスロッドが内部で引っ掛かっていない様子(メーカーの不良品)が考えられます。

    ※トラスロッドの詳しい話は過去の解説記事ブログやYoutube動画で参照下さい。

    内部でトラスロッドのT字部分の引っ掛かりが悪いからこそ、トラスロッドの引っ掛かりが抜けてきて順反りしてくる様子です。
    一応回せばロッドは効くが、トラスロッドの余り量が以前触った時よりも復活しているので内部でロッドが緩んでいる事も触って分かります。

    こうした状態だと直した反りがまた大きな順反り状態に戻ってしまうので、その際は不良品ですので購入したお店に問い合わせして返品または修理受付を行うしかありません。

    直すとしたら指板を剥がしてトラスロッドの仕込み直し・再塗装となりますが、約20万円程度の料金になります。
    値段を考えたら現実的ではないので市販品のフェンダー製ネックに交換するか、それでもパーツ代(USA製ネック本体代)と組み込みに関わるリペアで15万円程度は掛かります。
    買い直した方が良いレベルと言えるでしょう。

    こうしたメーカーの精度の悪さからくる状態難を見つける為にもトラスロッドの効き具合・余り量を最初に実際に回して確認して買わないと後が怖いです。
    保証期限が切れていたら完全に終わりです。
    正確には保証期間中でもこうした状態を購入した楽器屋が分かってくれるのか?代理店や製造メーカーもちゃんと対応してくれるのか?は実際に丁寧に対応してくれるのかは実際に受け付けてみないと分かりません。

    購入前にトラスロッドを目の前で回させて問題無い事を確認してから買うにしても、こうした個体の症状がある場合も考えられるのでトラスロッドを限界まで回して、その状態が数日経っても変わらないか?(今回の様に内部で引っ掛かりが悪いと反りが元に戻る)を確認しないと安全ではありません。

    またこうした事があった際に購入したお店はどう対応するのか?も事前に聞いて確認しておいた方が良いです。
    こうした事を聞くにしても知識が必要です。

    トラスロッドは目に見えない所にある事と、実際に回してみないと余り量や効き具合は確認できません。
    こうした隅々まで検品し、正しく表記している楽器屋は信用できます。
    しかしそんな楽器屋は殆どありません。
    だから自分で知識を付け、購入前に確認させてからじゃないと買わないスタンスが必要になります。
    金儲けばかりを考え、買う人の事を一切考えていない販売店ばかりです。

    目の前で実際にトラスロッドを回させて問題が無い事を確認させてから買う事と、今回の様なトラスロッドが内部で引っ掛かりが悪い状態と分かった際はどう対応するのか?を聞いてから買った方が良いです。
    トラスロッドの仕込みが悪い事は販売する楽器屋からは予想外と思いますが、実際に効きが悪い個体は昔から存在するのでそうした保証・対処をどうしてるのか聞いた方が良いです。

    ありがとうございました♪


    This is a setup and jack replacement for a Fender Trojan Thunder model Precision Bass.

    Although it was recently purchased, there was significant warping causing sound blockage. Upon adjustment, it was found that there was almost no slack in the truss rod.

    The sound was distorted when active, and it appeared that the jack had been replaced internally, resulting in poor wiring.
    We replaced the jack and the battery, which was dead, with a new one.
    Additionally, parts were touching the internal noise-reduction coating, causing noise, and the internal finish was in very poor condition.

    Later, the guitar warped again, making it difficult to play, so we adjusted the truss rod again.

    The guitar was warped again, and when we turned the truss rod, it was close to its previous limit.
    This condition is not due to warping from the previous adjustment, but rather due to the truss rod not being properly secured internally (a manufacturing defect).

    Because the T-shaped part of the truss rod is not properly engaged internally, the truss rod is coming loose and causing the bowing.
    While turning the rod does have an effect, the amount of truss rod travel has increased compared to when it was last adjusted, indicating that the rod is loosening internally.

    In such a state, the issue will recur, so in this case, it is a defective product, and the only option is to contact the store where it was purchased for a return or repair.

    If you were to repair it, it would involve removing the fingerboard and re-installing the truss rod, but this would cost tens of thousands of dollars.
    Considering the cost, it is not practical, so you could replace it with a commercially available Fender neck, but even that would cost over 100,000 yen.

    To identify such issues with the manufacturer’s condition, it is essential to first physically turn the truss rod to check its effectiveness and remaining travel before purchasing, as failing to do so could lead to problems later.
    More precisely, since such symptoms may occur in individual instruments, it is necessary to turn the truss rod to its limit and confirm whether the condition changes (as in this case, where poor internal engagement causes the warp to return to its original state).

    Additionally, it is advisable to confirm in advance how the store where you purchased the instrument will handle such issues.
    The truss rod is located in an area that is not visible, and the amount of play or effectiveness cannot be confirmed without actually turning it.
    A music store that thoroughly inspects every detail and accurately describes the condition of the instrument can be trusted.
    However, such stores are rare.
    Therefore, it is necessary to educate yourself and adopt a stance of not purchasing without first confirming these details.
    Most stores prioritize profit over considering the needs of the buyer.

    Thank you very much!


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  • FenderUSA ストラトキャスター 40周年記念モデル 配線直し&フレットすり合わせ

  • 2025/07/27
  • Category:
  • フェンダーUSA製ストラトキャスターの配線直し・フレットすり合わせです。

    電装パーツをPU以外全交換、フレット消耗が凄くすり合わせで修正しました。

    またトラスロッドの余裕少ない状態です。

    古いモデルは基本的に状態が悪い事が多いので中古で購入する際も注意が必要ですがナットやフレット、電装パーツは交換でいくらでも直す事ができます。

    消耗が大きい箇所があっても中古品は当然とも言えるので、どこが簡単に直せる箇所と直せない箇所か把握していればそこまで購入の選択に失敗しないと思います。

    ありがとうございました♪


    Fender USA Stratocaster rewired and fret fretted.

    All electrical parts have been replaced except for the PU.

    Also, the truss rod has little margin.

    The old models are generally in poor condition, so you need to be careful when you buy a used one.

    If you know which parts can be easily repaired and which parts cannot be repaired, you will not fail in your choice of purchase.

    Thank you very much.


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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  • Tom Anderson The Classic セットアップ

  • 2025/07/25
  • Category:
  • トムアンダーソン製クラシックのセットアップです。

    順反りし弾き難い状態になっています。

    「高額で有名なメーカー品はネックが丈夫で反りが安定しない」というイメージがあるかもしれませんがそんな事はなく、反ってしまった際は調整が必要になります。

    調整後は弾き易く、全体的に音が太いが歯切れが良いサウンドです。

    ありがとうございました♪


    This is a Tom Anderson Classic setup.

    It is hard to play due to forward warping.

    You may have an image that “expensive and well-known makers have strong necks and the warp is not stable,” but this is not the case, and when it warps, adjustment is necessary.

    After the adjustment, it is easy to play and the overall sound is thick but crisp.

    Thank you very much.


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    wes-hicks-MEL-jJnm7RQ-unsplash
  • 【気にしなくてOK】SNSで愛用の楽器をディスられた時の心を保つ方法

  • 2025/07/24
  • Category:
  • 念願だったギターを、ようやく手に入れた。
    ピカピカのボディ、まだ手に馴染んでいないネックの感触。嬉しくて、思わず写真を撮った。

    「#新しい相棒」「#ギター初心者」「#今日からギタリスト」

    そんな希望に満ちたハッシュタグを付けて、SNSに投稿する。仲間からの「おめでとう!」という祝福コメントに、胸が温かくなる。

    …その時、一本の通知が光った。

    「うわ、そのメーカーはないわ(笑)」
    「もっとお金出して良いやつ買えばよかったのに…」
    「そんな安物でちゃんと練習できるの?」

    一瞬にして、血の気が引く。さっきまでの高揚感は消え去り、心に冷たい何かが突き刺さる。

    「自分の選択は、間違っていたんだろうか…?」
    「この楽器を弾くのが、なんだか恥ずかしくなってきた…」

    せっかく燃え上がった音楽への情熱が、たった一言で消し去られそうになる。もしあなたが今、そんな苦しい思いをしているなら、どうかこの記事を最後まで読んでください。

    この記事では、なぜ彼らがあなたの楽器を馬鹿にするのか、その心理を解き明かし、あなたの心を傷つけられずに音楽を楽しみ続けるための具体的なマインドセットと実践的な対処法を、どこよりも詳しく解説します。

    jacek-dylag-hUHzaiAHuUc-unsplash

    ~どうしてコイツらはわざわざ余計な事を言ってくるのか?~

    結論から言いましょう。あなたの選択は、1ミリも間違っていません。

    第1章:なぜ彼らはあなたの楽器を悪く言うのか?~その心理を徹底分析~
    まず知っておいてほしいのは、心ないコメントをする人々の発言は「あなたの楽器の価値とは全く関係がない」ということです。その発言の根底には、彼ら自身の、歪んだ心理が隠されています。

    心理①:優越感に浸りたい(楽器マウント)
    最も多いのがこのタイプです。自分が持つ高価な楽器や、ほんの少しばかりの知識をひけらかすことで、他人より優位に立ちたいという「マウンティング欲求」に駆られています。

    彼らはあなた個人を攻撃したいのではなく、**「自分はこんなに良い機材を持っている」「自分はこんなに知識がある」**とアピールすることで、承認欲求を満たしたいだけなのです。あなたの投稿は、彼らにとって都合のいい「自己顕示欲の発散場所」にされてしまったに過ぎません。

    心理②:自分の価値観こそが絶対、という視野の狭さ
    「ギターはFenderかGibson以外認めない」「国産ブランドこそ至高」といったように、自分が信じる特定の価値観を絶対的な正義だと信じ込んでいる人々です。

    音楽の楽しみ方や楽器の価値観は、人の数だけ存在するという多様性を理解できません。彼らの物差しから外れたあなたの選択が、許せないのです。これは音楽を楽しんでいるのではなく、凝り固まった自分のルールに縛られているだけの、可哀そうな状態と言えます。

    心理③:匿名の陰に隠れた無責任さとストレス発散
    SNSという、顔も名前も隠せる世界だからこそ、人は無責任で攻撃的になれます。現実世界では決して口にできないような心ない言葉も、匿名の陰に隠れれば言えてしまう。

    日々の生活で溜まったストレスや不満を、安全な場所から他人を攻撃することで発散しているのです。これは非常に幼稚で、卑劣な行為です。あなたは、誰かのサンドバッグになる必要など全くありません。

    結論としては赤の他人に、しかも普段からやり取りもしてない人へ気分が悪くなる様な言葉を投げつけてくる人は単純に性格が悪いです。
    自分のSNSだけの投稿のみで発信してるだけなら個人の考えを言ってるだけで何も問題無いので「この人のSNSは今後見ないようにする」が正しい手段ですが、相手に自分の考えをぶつけてくるなら話は変わります。
    この文章を相手に送ったらどう思うのか?も考えられない幼稚な人でもある為、基本はブロックで対処しましょう。
    SNSはブロック機能を使用しても問題ありません。こうした人達は害でしかありません。
    自分の人生の邪魔をされない生き方としてブロック機能を活用しましょう。

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    ~気にしないメンタルを持つ~

    第2章:心が驚くほど楽になるマインドセット~今すぐできる考え方の転換~
    相手の心理がわかったところで、次はあなたの心を軽くするための「考え方」をインストールしましょう。

    マインドセット①:「その楽器の価値を決めるのは、他の誰でもなく自分自身」
    最も大切なことです。あなたがその楽器を選んだのには、理由があるはずです。

    一目惚れしたカッコいい見た目

    楽器店で試奏した時の、心に響いた音

    自分の手にしっくりきたネックの握り心地

    限られた予算の中で、やっとの思いで手に入れたこと

    その一つ一つが、他の誰にも分からない、あなたとその楽器だけの特別なストーリーです。他人の評価軸で、その価値が揺らぐことは絶対にありません。あなたの楽器は、あなたにとっての「最高の相棒」なのです。

    マインドセット②:「音の9割は『腕』で決まる」という真実
    「高い楽器=良い音」「安い楽器=悪い音」というのは、初心者が陥りがちな最大の誤解です。

    もちろん、機材による音の違いは存在します。しかし、聴く人の心を震わせる「良い音」の核心は、**弾き手のタッチ、ピッキングの強弱、リズム感、表現力といった「腕前」**にあります。

    YouTubeで「cheap guitar challenge」などと検索してみてください。世界的なプロギタリストが、数千円の激安ギターで度肝を抜くような素晴らしいサウンドを奏でている動画が無数に見つかります。

    彼らが証明しているのは、**「楽器の値段と、音楽の価値は比例しない」**という絶対的な真実です。

    マインドセット③:「ノイズ(雑音)」と「有益なアドバイス」を仕分ける
    SNSには、心をすり減らす「ノイズ」もあれば、あなたの成長の助けになる「有益なアドバイス」も存在します。この二つを冷静に見分けるスキルを身につけましょう。

    価値ある物を持っててもその価値を扱えないようであればあまり意味はありません。
    上手い人が弾けば音が良くなります。
    つまり楽器自体は大きな意味で重要ではありません。
    メインは弾く人間、楽器はあくまで道具です。

    【ノイズ】

    根拠のない誹謗中傷:「そのメーカーはダサい」

    人格攻撃:「そんなの買うなんてセンスない」

    一方的な価値観の押し付け:「普通は〇〇を買うべき」

    → これらは100%無視してOK。あなたの心に入れる価値はありません。

    【有益なアドバイス】

    建設的な提案:「そのモデル、ブリッジのコマをブラス製に変えると音が太くなりますよ!」

    親切な情報提供:「同じギター持ってます!弦高を少し下げると弾きやすくなりました」

    → これはあなたの成長を願う、先輩からの貴重な助言です。感謝して受け取りましょう。

    melvin-darrell-yiLpZgRuNmU-unsplash

    ~どんな声を聞き入れたら良い?~

    第3章:【超・実践編】心ないコメントをされた時の具体的な対処法5ステップ
    考え方が整ったら、最後は具体的な行動です。自分の心を守るための「武器」を使いこなしましょう。

    STEP 1:【最強の戦術】反応しない(スルーする)
    これが最も効果的で、最も賢い対処法です。マウントを取りたい人や荒らしは、あなたの「反応」をエサにしています。あなたが怒ったり、悲しんだり、反論したりすることで、彼らの欲求は満たされるのです。

    エサを与えなければ、彼らは空腹になり、次のターゲットを探しに行くだけ。あなたの貴重な時間と精神力を、そんな相手のために使うのはあまりにもったいない。「無関心」こそが、最強のカウンターです。

    STEP 2:【平穏な日常を取り戻す】ミュート機能
    相手に知られることなく、その人の投稿を自分のタイムラインから非表示にできる機能です。角を立てずに、自分の視界からノイズを消し去ることができます。「わざわざブロックするほどでもないけど、見たくない…」という時に最適です。

    STEP 3:【最終防衛ライン】ブロックする
    ミュートよりも強力な手段です。ブロックすれば、相手はあなたの投稿を一切見ることができなくなり、コメントやDMを送ることもできなくなります。あなたの聖域であるSNSアカウントに、二度と立ち入らせないための最終防衛ラインです。自分の心の平穏を最優先し、ためらわずに使いましょう。ブロック機能を使用する事は悪い事ではありません。
    ブロック機能を使用されるような事をしている相手が100%悪いです。

    STEP 4:【自分の場を清める】コメントを削除する
    あなたの投稿のコメント欄は、あなたの家のリビングのようなものです。そこに不快な落書きをされたら、あなたが消して良いのは当然の権利です。不快なコメントを放置しておくと、それを見た他のフォロワーまで嫌な気持ちにさせてしまいます。サクッと削除して、場を浄化しましょう。コメントに返事をする事や消す事も権利はこちら側にあります。

    STEP 5:【断固たる処置】プラットフォームに報告する
    「死ね」「殺すぞ」といった脅迫や、個人情報を晒すような悪質な嫌がらせなど、明らかに度を超えた誹謗中傷は、SNSの利用規約に違反する「犯罪行為」です。証拠のスクリーンショットを撮った上で、迷わず各SNSの運営に「報告」機能を使って通報してください。

    jose-lopez-franco-mwYPk8zNGSM-unsplash

    ~まとめ~

    まとめ:あなたの音楽は、あなたのものだ
    あなたがたくさんの楽器の中から選び抜き、縁あってあなたの元へやってきた「相棒」。それは、世界に一本しかない、かけがえのない宝物です。

    SNSで出会った、どこの誰とも知らない人の無責任な一言で、その大切な絆を傷つけられたり、音楽を奏でる喜びを諦めたりする必要は、全くありません。

    この記事で紹介した考え方と対処法は、あなたを心ない言葉から守るための「心の盾」です。この盾を構え、ノイズは華麗に受け流し、有益なアドバイスだけを力に変えていきましょう。

    そして、最高の対処法は、何よりもあなたが楽しく練習に打ち込み、その楽器で最高の音を奏でられるようになることです。あなたが心から音楽を楽しんでいる姿、そして素晴らしい演奏こそが、どんな誹謗中傷よりも雄弁に、あなたの選択が正しかったことを証明してくれるのです。

    あなたの音楽ライフが、誰にも邪魔されず、光り輝くものであることを、心から願っています。

    読んで頂きありがとうございました!


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    PXL_20250403_112744946
  • ATELIER Z Beta4 Custom 配線直し&セットアップ HUMPBACK engineering 2×2

  • 2025/07/22
  • Category:
  • PXL_20250402_104452355

    アトリエZ製ベータ4カスタムの配線直し・セットアップです。

    今回はプリアンプ交換にて、ハンプバックエンジニアリング2×2に交換です。

    こちらはベースの内臓プリアンプでも低価格ですがポット等は付属しませんので用意する必要があります。

    本体のみ約2万円のモデルですがこれは非常に良いサウンドと自由度があってお勧めできます。

    プリアンプ本体に各種スイッチとコントロールがあり、ベーシストの好みに合わせ易い構造となってます。

    どうしても好みの帯域が人それぞれあり、扱い易さも皆異なる事から本当に100%気に入るプリアンプは存在しないと思います。

    そうした意味でこのモデルは自分好みにカスタマイズできる点が非常にポイントが高いプリアンプです。

    また基盤内にミドルのフリーケンシーも搭載し、ミドルの周波数帯も幅広くコントロールできる仕様です。

    難点を付けるなら専用ポットが付属してほしい所です。
    例えばこのフリーケンシーの半固定調整部分は表に出して使いたいのですがポットの抵抗値が500kΩで、ミドルのポットは50kΩ。
    ミドルを2軸ポット(上がミドルで下がミドルフリーケンシー)にして使いたいですが上が50kΩで下が500kΩの2連ポットは市販品に無い等で、そうしたパーツが付属していたら完璧でした。
    またトレブル・ミドルのポット抵抗値が50kΩでベース100kΩの為、50kΩの2連ポットでトレブル/ベースで揃えられない事もあり(一応繋ぐ事自体は可能だが)より専用ポットが付いてて欲しいよねと感じる仕様です。

    このポット抵抗値の仕様から今回の配線は50kΩの2連ポットはトレブル/ミドルでベースが独立した配線になっています。

    音質は好みに合わせてスイッチ等でコントロールでき、EQの効きも扱い易いので現時点では値段も考えるとベース内蔵プリアンプで一番良いと思います。
    今後は専用ポットを付属したモデルに代わってくれたら完璧なのですが。

    ありがとうございました♪


    This is a rewiring and setup of a Beta 4 Custom made by Atelier Z.

    This time we are replacing the preamp with a Humpback Engineering 2×2.

    This is a low-priced pre-amp for a bass guitar, but it does not come with pots, etc., so you will need to provide your own.

    This is a model that costs about 20,000 yen for the main unit only, but we can recommend it for its very good sound and flexibility.

    The preamp itself has various switches and controls that can be easily adjusted to the bassist’s preference.

    Everyone has their own preferred bandwidth, and everyone’s ease of use is different, so I don’t think there is a preamp that you can truly be 100% satisfied with.

    In this sense, this model is a very high point preamplifier that can be customized to your liking.

    It also has a middle frequency range that can be controlled by the middle frequency range.

    If there is a drawback, I would like to see a dedicated pot included.
    For example, I would like to use the semi-fixed adjustment part of the frequencies, but the resistance value of the pot is 500kΩ and the pot of the middle is 50kΩ.
    I would like to use the middle as a dual axis pot (top is middle and bottom is middle frequencies), but there are no dual pots on the market with 50kΩ on top and 500kΩ on bottom, etc. It would be perfect if such parts were included.
    Also, the pot resistance of the treble and middle pots is 50kΩ and 100kΩ for the bass, so it is not possible to use two 50kΩ pots for the treble and bass (although it is possible to connect them), and it would be nice to have a dedicated pot.

    The 50kΩ pots are wired for treble/middle and bass independent of each other.

    The sound quality can be controlled by switches, etc. according to your preference, and the EQ is easy to handle, so at this point, considering the price, I think this is the best preamp with a built-in bass.
    It would be perfect if you could replace it with a model that comes with a dedicated pot.

    Thank you very much.


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