月別アーカイブ: 2025年10月


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  • Thorn Tree ストラトキャスター フレット部分すり合わせ&セットアップ

  • 2025/10/10
  • Category:
  • ソーンツリー製ストラトキャスターのフレット部分すり合わせ・セットアップです。

    ネックがソーンツリー製造・ボディはフェンダージャパン製らしいとの事です。
    中古購入との事です。

    フレット状態が悪く音詰まり箇所があり、フレット自体の消耗は全体的にありませんが詰まる箇所があります。

    音詰まりしている箇所を部分的にすり合わせ、明らかダメな箇所は改善され全体的に弾けはする状態になりましたが可能であれば全体すり合わせした方が良い状態です。
    全体的にフレット状態が悪いです。

    またローフレット側の指板が膨張しており、ネックと指板の接着面の段差が目立つ状態です。
    こうした状態はネックアイロンを行った際に起き易いです。
    恐らく前オーナーがネックアイロンで直してみようとして状態が悪化し、手放した物と思われます。

    ネックアイロンで反り等が直る思ってる人は間違いで、まず問題無く直ったらラッキーです。
    熱を与える事による不具合も同時に発生するのでリスキーなリペア方法となります。
    恐らくネックアイロンを使用しないとダメな状態(トラスロッド限界でネック順反り等)をアイロンを使って直してみたら指板が熱で膨張し、膨張が元に戻らず指板とネックとの段差が手に当たって弾いてて違和感が出る状態になり、アイロン熱による指板の乾燥や膨張でフレットが抜ける等の動く様な状況になりフレット状態が全体的に悪くなってまともに弾く事ができなくなり前オーナーが手放したと思います。

    音は良さげなので、まともに使っていこうと思った際はすり合わせして使用する事をお勧めします。
    ありがとうございました♪


    Fret leveling and setup for a Thorn Tree Stratocaster.

    The neck appears to be manufactured by Thorn Tree, while the body is likely made by Fender Japan.
    It was purchased secondhand.

    The frets are in poor condition with some buzzing spots. While overall fret wear is minimal, there are specific areas causing buzz.

    We partially refretted the buzzing sections. Clearly problematic areas improved, and the guitar is now playable overall. However, a full refret would be preferable if possible.
    The overall fret condition is poor.

    Additionally, the fingerboard near the lower frets has swollen, creating a noticeable gap at the joint between the neck and fingerboard.
    This condition often occurs after attempting neck ironing.
    It’s likely the previous owner tried fixing it with neck ironing, worsened the condition, and then sold it.

    People who think neck ironing can fix warping are mistaken; getting it fixed without issues is pure luck.
    It’s a risky repair method because applying heat often causes additional problems.
    It seems the previous owner tried using a neck iron on a neck that was likely already beyond repair (e.g., severe reverse bow where the truss rod was maxed out). The heat caused the fingerboard to expand, and this expansion didn’t reverse. The resulting gap between the fingerboard and neck became noticeable to the touch while playing, creating discomfort. The fretboard drying out and swelling from the iron’s heat can cause frets to loosen or shift, leading to overall poor fret condition. This likely made it unplayable, prompting the previous owner to part with it.

    The sound seems promising, so if you plan to use it properly, I recommend refretting it.
    Thank you very much! ♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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  • 音が激変!プロが明かすギター内部配線材の選び方。定番からビンテージまで徹底解説!

  • 2025/10/09
  • Category:

  • 「ギターの音を良くしたい!」

    そう思ったとき、まず思い浮かぶのはピックアップの交換や、エフェクターの導入ではないでしょうか。
    しかし、見落とされがちながら、サウンドに絶大な影響を与えるパーツがあります。それが、ギターの心臓部を繋ぐ血管、「内部配線材」です。

    たかがケーブル、されどケーブル。一流のプロギタリストや経験豊富なリペアマンは、この細い線材一本一本にまでこだわり、理想のサウンドを追求しています。

    今回は、そんな知る人ぞ知る「内部配線材」の世界へご案内します。
    定番からマニアックなビンテージワイヤーまで、それぞれの特徴とサウンドの変化を徹底解説。
    あなたのギターが持つポテンシャルを最大限に引き出すヒントが、きっと見つかるはずです。

    配線材で音が変わる?

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    なぜ配線材でサウンドが変わるのか?

    そもそも、なぜ配線材を変えるだけで音が変わるのでしょうか?非常にシンプルに言うと「電気信号の伝わり方が変わるから」です。

    ピックアップが拾った微弱な信号は、配線材を通ってボリュームやトーン、ジャックへと送られます。
    この過程で、配線材の「素材」や「構造」によって、信号の一部が微妙に失われたり、変化したりするのです。
    特に、音の煌びやかさや抜け感を左右する高周波数の成分は、この影響を受けやすいと言われています。

    配線材を選ぶ上での主なポイントは以下の3つです。

    ~導体の素材~

    ●OFC(無酸素銅): 現在最も一般的な素材。クセがなく素直なサウンド。

    ●錫メッキ(Tinned): ビンテージワイヤーに多く見られます。高域が少し落ち着き、ウォームでマイルドなサウンドになる傾向があります。

    ●銀メッキ(Silver Plated): 高域の伝導効率が良く、クリアで煌びやかなサウンド。モダンなギターや、音の輪郭をはっきりさせたい場合に有効です。

    ~導体の構造~

    ●単線(Solid): 一本の太い導体。音の立ち上がりが速く、クリアで芯のあるサウンドが特徴です。

    ●撚り線(Stranded): 細い導体を何本も撚り合わせたもの。単線に比べて柔軟で、サウンドも少し柔らかく、豊かな倍音を持つ傾向があります。

    ~被膜(Insulator)~

    ●クロスワイヤー(Cloth Wire): 50〜60年代のフェンダーなどに使われていた綿や布製の被膜。ルックスのビンテージ感はもちろん、独特の枯れたニュアンスを生み出します。

    ●ビニール/テフロン: 現代のギターで一般的。特にテフロンは電気的特性に優れ、信号のロスが少なくクリアなサウンドが得られます。

    これらの要素が複雑に絡み合い、ギターの最終的な出音を決定づけるのです。

    プロが愛用する、こだわりの配線材たち

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    それでは、実際にプロの現場で信頼され、愛用されている代表的な配線材を見ていきましょう。

    1. Western Electric (ウェスタン・エレクトリック) – ビンテージワイヤーの王様

    「WE」の愛称で知られる、伝説的なビンテージワイヤーです。元々は1920年代〜50年代にかけてアメリカの電話会社で使われていたもので、その圧倒的なサウンドクオリティから、オーディオマニアやギタリスト垂涎の的となっています。

    ・特徴: 特に有名なのが「ブラックエナメル単線」。絹で巻かれた導体にエナメル塗装が施されています。

    ・サウンド: 驚くほどクリアで、音の分離が良いのが特徴。鈴鳴り感と表現される美しい高音域と、タイトで輪郭のはっきりした低音域は、他の何物にも代えがたい魅力があります。
    特にフェンダー系のシングルコイルピックアップとの相性は抜群で、ギター本来の「鳴り」を最大限に引き出してくれます。

    ・注意点: 年代物しか存在しないため非常に高価で、入手が困難なのが難点です。

    ★ポイント★
    元が電話線なだけに、人の声が聴き取り易い様になっている配線材の事からギターでの使用は「硬い・冷ややか」に感じる事もあります。

    2. BELDEN (ベルデン) – 業界標準の安心感
    シールドケーブルの「8412」などでお馴染みのベルデンは、内部配線材でも定番中の定番です。
    プロのリペアショップでも常備されていることが多く、その信頼性は折り紙付きです。

    ・特徴: 錫メッキの撚り線タイプが主流。「BELDEN 8503」などが有名です。

    ・サウンド: パワフルでコシのある中音域が魅力。サウンド全体がグッと前に出てくるような力強さがあり、ロック系の音楽には最適です。ハムバッカーとの相性が良く、レスポールなどに使用すると、太く粘りのあるドライブサウンドが得られます。現行品でも十分なクオリティですが、より枯れたニュアンスを求めるマニアはビンテージのBELDENを探し求めます。

    ★ポイント★
    ベルデンの中でスピーカーケーブルの8470や8460を内部配線に使用するのもお勧めです。

    3. Alpha Wire (アルファワイヤー) – モダンでクリアな実力派
    NASAのスペースシャトルにも採用されたという逸話を持つ、信頼性の高いブランドです。オーディオグレードの高品質なワイヤーとして人気があります。

    ・特徴: 銀メッキされた銅線や、テフロン被膜を採用したモデルが多いです。

    ・サウンド: 非常にクセがなく、ワイドレンジでクリア。信号のロスを極限まで抑える設計思想で、ピックアップが拾った音をストレートに出力してくれます。モダンなハイゲインアンプとの相性も良く、音の分離感やサスティンを向上させたい場合に威力を発揮します。

    どの様な配線材をセレクトする?

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    あなたのギターに最適な一本は?選び方のヒント

    ●ストラト/テレキャスで、キレのあるカッティングや鈴鳴り感が欲しい →→→ Western Electric の単線や、クロスワイヤータイプの単線がおすすめです。高域の抜けが良くなり、コードの分離感も向上します。

    ●レスポールで、太く粘りのあるドライブサウンドが欲しい →→→ BELDEN の撚り線が最適。中音域が豊かになり、サスティンも伸びやかになります。

    ●モダンなギターで、よりクリアでハイファイなサウンドを目指したい →→→→ Alpha Wire の銀メッキ/テフロン被膜ワイヤーを試してみてください。ノイズが減り、ピッキングの細かいニュアンスまで再現しやすくなります。

    ~まとめ~

    たかが数十センチの配線材。しかし、その交換がもたらすサウンドの変化は、時にピックアップ交換にも匹敵するほどのインパクトを持っています。

    数百円から数千円の投資で、あなたの愛器が秘めていたポテンシャルを呼び覚ますことができるかもしれません。ハンダごてを片手に、自分だけの理想のサウンドを探求する「配線材の旅」に出てみてはいかがでしょうか。その奥深い世界に、きっとあなたも魅了されるはずです。

    是非とも自分のギターに試してみましょう。


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  • HISTORY Advanced セットアップ&コンデンサ交換

  • 2025/10/08
  • Category:
  • PXL_20250630_080426958

    ヒストリー製アドバンスドのセットアップ・コンデンサ交換です。

    一般的な楽器屋で売ってるコンデンサで、付いている物も10万円台にあったりします。

    交換後は音が柔らかくなる事とトーン0でもコモリ過ぎないので思ってたよりも良いコンデンサでした。

    コンデンサも音が変わるのは事実ですがギターの場合はビジネス目的でヴィンテージコンデンサ等が過度に扱われ過ぎているので要注意です。

    今回の様に安いコンデンサでも音は良かったりするので騙されない様に。

    ありがとうございました♪


    This is a capacitor replacement for a History Advanced setup.

    These are capacitors sold at regular music stores, and some models even come with ones priced in the 100,000 yen range.

    After replacement, the sound became softer, and even with the tone knob at zero, it didn’t get overly muffled. It turned out to be a better capacitor than I expected.

    While it’s true that capacitors can change the sound, be cautious with guitars—vintage capacitors and such are often overhyped for commercial purposes.

    As seen here, even inexpensive capacitors can sound great, so don’t be fooled.

    Thank you very much! ♪


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  • Ibanez RG フレットすり合わせ&配線直し

  • 2025/10/07
  • Category:
  • アイバニーズ製RGのフレットすり合わせ・配線直しです。

    センターPUが壊れており音が出ない状態です。
    フレットも消耗が全体的に大きい状態です。

    お客様との相談で電装を全て交換・3Wayセレクター仕様にしてフロントとリアで鳴る仕様となりました。

    フレットをすり合わせする事で演奏も良い状態で弾ける事となりました。

    モダン系サウンドかと思いましたが音が柔らかく、クリーンでも良いサウンドが出せる個体です。
    昔は日本製アイバニーズも低価格帯で良い個体が大量生産されていただけに中古品でもお勧めできる個体です。
    ただ補強材も入っていない薄いネックは状態が悪い事も多いので購入時は注意したいポイントです。

    ありがとうございました♪


    Ibanez RG fret leveling and rewiring.

    The center pickup is broken and not producing sound.
    The frets show significant overall wear.

    After consulting with the customer, we replaced all electronics and converted it to a 3-way selector configuration, enabling sound from both the front and rear pickups.

    Fret leveling has restored the guitar to a playable condition.

    While expected to have a modern sound, it actually produces a soft tone and delivers excellent clean tones.
    Given that Japanese-made Ibanez guitars were once mass-produced at affordable prices with good quality, this used model is highly recommended.
    However, the thin neck without reinforcement often deteriorates quickly, so this is a key point to check when purchasing.

    Thank you very much! ♪


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    PXL_20250729_085153127
  • フジゲン プレシジョンベース セットアップ 左利き

  • 2025/10/06
  • Category:
  • フジゲン製プレシジョンベースのセットアップです。

    左利きモデルになります。

    新品アウトレット品で安くなっていたモデルとの事ですが最初からトラスロッドの余り量が少ない状態です。

    調整でトラスロッドが殆ど限界状態になりました。

    近年はこうした新品でもトラスロッドの余り量が少ない事が非常に多くなりましたので、長持ちする個体を買う意味でもトラスロッドの余り量が多い物を買わないと損します。
    具体的に購入前にトラスロッドを店員にお願いして目の前で回してもらい、余り量を確認してから購入した方が良いです。

    ありがとうございました♪


    This is the setup for a Fujigen Precision Bass.

    It is a left-handed model.

    It was a new outlet model sold at a discount, but it had very little truss rod adjustment range from the start.

    Adjusting it brought the truss rod almost to its limit.

    In recent years, it has become very common for even new instruments to have insufficient truss rod adjustment range. To ensure you get a long-lasting instrument, it’s essential to purchase one with ample truss rod adjustment range.
    Specifically, before buying, ask the salesperson to turn the truss rod in front of you to check the remaining adjustment range before making your purchase.

    Thank you very much! ♪


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  • Sago オーダーギター ブリッジ修正&セットアップ

  • 2025/10/05
  • Category:
  • サゴ製オーダーギターのブリッジ修正・セットアップです。

    1~3弦が切れ易いとの事で持ち込まれました。

    サドルの消耗?なのかブリッジサドル上で弦の痕が大きく付いており、これが弦が切れる原因の様子です。

    近年はパーツの品質も低下している様で(昔は弦が切れ易い話をあまり聞いてない)、弦が当たる所が鋭角だったりすると切れ易くなります。

    サドル溝を削って磨いて修正しました。

    音のレンジが広く、タイトでクリアーなサウンドです。

    指板にリグナムバイタが使用されており珍しい仕様です。硬い材でもあるのでネック強度も高くする事が可能です。

    ありがとうございました♪


    Bridge repair and setup for a custom-made Sago guitar.

    Brought in because strings 1 through 3 were breaking easily.

    Significant string marks were found on the bridge saddle, possibly due to saddle wear? This appears to be the cause of the string breaks.

    Part quality seems to have declined in recent years (we rarely heard about strings breaking easily in the past), and sharp angles where the strings contact the bridge can make them break more readily.

    We corrected this by shaving and polishing the saddle grooves.

    The result is a wide tonal range with a tight, clear sound.

    The fretboard uses Lignum Vitae, a rare specification. Being a hard wood, it also allows for increased neck strength.

    Thank you very much! ♪


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    PXL_20250607_092400214
  • LAKLAND SL44-94 Deluxe ジャック交換&セットアップ

  • 2025/10/03
  • Category:
  • レイクランド製SL44-94のジャック交換・セットアップです。

    トラスロッドに殆ど余裕が無い状態です。音が途切れる事からジャックが消耗している状態です。

    ジャック交換し音が安定して出る状態になりました。

    トラスロッドの余り量は残り少ないですが音が良く弾き易い状態に仕上げる事ができました。

    ありがとうございました♪


    Replacement and setup of the jack on a Lakeland SL44-94.

    The truss rod had almost no adjustment range left. The sound was cutting out, indicating the jack was worn out.

    After replacing the jack, the sound is now stable.

    While the truss rod adjustment range remains limited, we’ve achieved a state where the sound is good and the guitar is easy to play.

    Thank you very much!


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  • オーディオの音質は電源で激変する!音を良くするための電源改善ガイド

  • 2025/10/02
  • Category:

  • 「もっと良い音で音楽を楽しみたい!」

    オーディオにこだわり始めると、誰もがそう思いますよね。
    スピーカーやアンプを買い替えるのはもちろん効果的ですが、実はもっと身近で、かつ劇的な音質向上を期待できるポイントがあります。
    それが「電源」です。

    オーディオ機器はすべて電気で動いています。
    その大元である電源の質が、最終的に耳に届く音の質を大きく左右するのです。
    例えるなら、どんなに腕の良いシェフ(アンプ)が、最高級の食材(音源)を調理するとしても、使う水(電気)が汚れていては、本当に美味しい料理は作れないのと同じです。

    この記事では、なぜ電源が重要なのかという基本から、初心者でも試せる簡単な対策、さらには上級者向けの本格的な改善方法まで、あなたのオーディオライフを一段上のレベルに引き上げるための「電源周りの改良」について、詳しく解説していきます。

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    なぜ電源が音質に影響するの?ノイズという大敵

    家庭用のコンセントに流れている電気は、一見クリーンに見えますが、実は様々なノイズに汚染されています。
    同じ電源ラインに接続されている冷蔵庫やエアコン、パソコン、ルーターといった家電製品が、このノイズの主な発生源です。

    この電源ノイズがオーディオ機器に侵入すると、以下のような悪影響を及ぼします。

    ●S/N比の悪化: 音の静けさ(Signal to Noise ratio)が悪くなり、微細な音のニュアンスがノイズに埋もれて聴こえなくなります。

    ●歪みの増加: 音が濁ったり、ざらついた質感になったりします。

    ●ダイナミックレンジの低下: 音の強弱の幅が狭くなり、音楽の躍動感が失われます。

    つまり、電源環境を改善するということは、この「ノイズ」をいかに減らし、クリーンで安定した電気をオーディオ機器に供給するか、ということに他なりません。

    STEP1: まずは基本から!壁コンセントと電源ケーブルの見直し
    電源対策の第一歩は、オーディオ機器に最も近い「入口」部分の見直しです。コストを抑えつつ、確かな効果を実感しやすいポイントでもあります。

    ★壁コンセントの「質」と「極性」
    普段あまり意識することのない壁のコンセントですが、ここが音の入口として非常に重要です。

    ★コンセントの質: 一般的な住宅に使われているコンセントは、音質を考慮して作られていません。
    これをオーディオグレードの製品に交換するだけで、音の解像度や力強さが向上します。素材(リン青銅、ベリリウム銅など)やメッキ(金、ロジウムなど)によっても音が変化するため、交換する楽しみもあります。
    ※コンセントの交換は電気工事士の資格が必要です。必ず専門業者に依頼してください。

    ★ポイント★メッキにより音質が変化する為、素材の音で決めても良いです。
    私の体感として非メッキは癖が無くフラット、銀メッキは高域に音が寄る、金メッキは映像が綺麗になる、銅メッキは低域寄りになる印象です。

    ★極性の確認: コンセントの穴はよく見ると左右で長さが違います。
    長い方がコールド(アース側)、短い方がホット(非接地側)です。
    オーディオ機器の電源プラグもこれに合わせて正しく接続することで、機器の性能を最大限に引き出すことができます。検電ドライバーなどを使えば、簡単に確認できます。

    ★ポイント★工事により、この極性が逆に繋げられている事も非常に多いです。
    どちらに繋げても音は出ますが、ノイズの大小で違いが出てきます。

    ★電源ケーブルの交換
    オーディオ機器に付属している黒いビニールの電源ケーブル。これでも音は出ますが、いわば仮の姿です。
    これをオーディオ用に設計された電源ケーブルに交換することで、音質は劇的に向上します。

    ●導体の材質と太さ: より多くの電気をスムーズに流せる太いケーブルや、純度の高い銅(OFC: 無酸素銅など)を使ったケーブルは、音のエネルギー感や情報量を増やしてくれます。

    ●シールド構造: 外部からのノイズの飛び込みを防ぐシールドが施されたケーブルは、S/N比を向上させ、クリアで見通しの良いサウンドに貢献します。

    ★ポイント★まずはシールド加工されたケーブルに交換がお勧めです。電源ケーブルは内部にアルミテープや銅テープで内部配線を保護された作りになっていないケーブルがあり、それらはノイズに弱くなります。
    値段が高額でなくてもそこそこの太さとシールド加工があるベルデン19364から使用してみる事をお勧めします。

    まずはアンプやCDプレーヤーなど、音の心臓部となる機器から試してみるのがおすすめです。ケーブル一本で音が変わる「オーディオの不思議」を、ぜひ体感してみてください。

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    STEP2: ノイズ対策を本格化!電源タップとクリーン電源
    個別のケーブルを交換したら、次は電源をまとめる「大元」に目を向けてみましょう。
    より積極的なノイズ対策で、システム全体のサウンドを底上げします。

    ●オーディオ用電源タップ(パワーディストリビューター)
    複数の機器へ電力を分配する電源タップは、電源対策の司令塔とも言える重要なアイテムです。ホームセンターで売っているOAタップと、オーディオ用とでは全く構造が異なります。

    ・剛性の高い筐体: 振動を抑え込み、音の濁りを排除します。

    ・高品質な内部配線とコンセント: 内部で発生する音質劣化を最小限に食い止めます。

    ・ノイズフィルター: 家庭内の電源に乗ったノイズを効果的に除去するフィルターを内蔵したモデルもあります。
    ただし、フィルターは音のエネルギー感を削いでしまう場合もあるため、フィルターのON/OFFが可能な製品や、ノンフィルターの製品も人気があります。

    ★ポイント★電源タップはその大きさや重さでも音が変わります。

    ・クリーン電源装置
    電源対策の決定版とも言えるのが、「クリーン電源」と呼ばれる装置です。壁コンセントから受け取った電気を、内部で「浄化」あるいは「再生成」して、理想的な電気をオーディオ機器に供給します。

    ・アイソレーショントランス: 入力側と出力側を電気的に分離することで、電源ラインに乗ってくるノイズを遮断します。クリアで静かなサウンドステージが特徴です。

    ★ポイント★電源トランスを使いステップアップ(100V→115V等)にする事でも音が良くクリアに寄ります。
    大体の機器は世界で販売する事も考えて240V耐圧になってるモデルも多いので問題無く使用できる物が多いですが必ず確認して繋げて下さい。

    ・パワーコンディショナー/リジェネレーター: 入力されたAC電源を一度DCに変換し、改めて綺麗な正弦波のAC電源を「再生成」する装置です。
    ノイズの除去はもちろん、電圧の安定化も行えるため、最も効果の高い電源対策と言えます。音の安定感、静けさ、躍動感が劇的に向上します。

    導入にはコストがかかりますが、その効果は絶大。一度体験すると元には戻れない、と言われるほどの変化をもたらしてくれます。

    STEP3: 究極の領域へ!マイ柱とアース工事
    ここからは、住環境にも手を入れる究極の電源対策です。簡単には導入できませんが、オーディオを極める上でのゴールの一つと言えるでしょう。

    ●マイ柱(専用電柱)
    自宅のオーディオシステムのためだけに、電柱(トランス)を立ててしまうという究極の方法です。他の家庭で使われる家電製品からのノイズ汚染を完全にシャットアウトし、最もクリーンな電源を手に入れることができます。

    ●アース工事
    アースは、機器の基準となる電位(0V)を安定させ、ノイズを大地に逃がすための重要な役割を担います。オーディオ専用のアースを地面に打ち込むことで、S/N比が大きく改善され、音場の広がりや奥行き感が格段に向上します。
    ただし、不適切なアース工事は「アースループ」という新たなノイズ源を生む原因にもなるため、専門知識を持った業者への依頼が必須です。

    ★ポイント★オーディオで音を良くしたいならまずこのアース工事は当たり前に行う事となります。その他で健康面でも機器の電磁波対策が行えてメリットが大きいので数万円で行えるなら必ず行った方が良いです。

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    まとめ:良い音は、良い電源から

    電源周りの改良は、一見地味に思えるかもしれません。しかし、その効果はオーディオ機器の買い替えにも匹敵する、いや、それ以上のポテンシャルを秘めています。

    まずは壁コンセントの極性を合わせ、電源ケーブルを1本交換してみる。

    次に、システムの中心にオーディオ用電源タップを導入する。

    そして、最終的にはクリーン電源で理想の電気を手に入れる。

    このように、ご自身のシステムと予算に合わせて、できることから少しずつステップアップしていくのがおすすめです。

    「良い音は良い電源から」。この言葉を信じて、あなたのオーディオシステムの真の能力を解き放ってみませんか?きっと、今まで聴こえなかった音楽の新しい魅力に出会えるはずです。


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