ギターやベース、キーボードを始めた皆さん、楽器とアンプをつなぐ「ケーブル(シールド)」、こだわっていますか?
「音が出ればなんでもいい」と思いがちですが、実はこのケーブル、音質やノイズの有無、さらには演奏のしやすさにまで大きく影響する、とっても重要な機材なんです。
良いケーブルに変えるだけで、楽器本来の音がクリアになったり、ノイズが減って練習に集中できたりと、良いことずくめ。
とはいえ、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…という方も多いはず。
そこで今回は、楽器用ケーブルの選び方のポイントと、初心者の方にも自信を持っておすすめできる定番・高コスパなケーブルを5本厳選してご紹介します!

【ケーブルで失敗しない為に】
失敗しない!ケーブル選びの3大ポイント
まずは、自分に合ったケーブルを選ぶための基本的なポイントを3つ押さえましょう。
1. 用途で選ぶ「長さ」
ケーブルは長くなるほど音質が劣化しやすく、ノイズも拾いやすくなります。用途に合った「必要十分な長さ」を選ぶのがコツです。
自宅練習・宅録用(~3m): 最も一般的な長さ。取り回しが良く、音質劣化も最小限に抑えられます。アンプやエフェクターが足元にあるなら、これで十分です。
スタジオ・ライブ用(5m~7m): スタジオでの練習や、ステージ上で少し動くことを想定した長さ。これ以上長くなると、音ヤセやノイズが目立ちやすくなるため、管理も難しくなります。
2. 接続機材で選ぶ「プラグ形状」
プラグ(先端の金具)の形は、大きく分けて2種類あります。
S/S(ストレート / ストレート): 両側とも真っ直ぐな、最も標準的なタイプ。迷ったらこれを選べば間違いありません。ストラトキャスターなど、ボディの表面にジャック(挿し口)があるギターにも最適です。
S/L(ストレート / L字): 片側がL字型になっています。L字側を楽器に挿すことで、ケーブルが邪魔になりにくくなります。レスポールのようにボディ側面にジャックがあるギターや、座って弾く際、またエフェクターボード側をスッキリさせたい場合にも便利です。
3. 音質と「耐久性」
ケーブルの「音」はブランドごとに個性がありますが、まずは「ノイズが少なく、楽器の音を素直に伝えてくれる」ものを選ぶのがおすすめです。
それと同時に、非常に重要なのが「耐久性」。 ケーブルは消耗品ですが、すぐに断線してしまっては意味がありません。練習やライブで踏まれたり引っ張られたりしても耐えられる、しっかりとした作りのものを選びましょう。

【オススメケーブル】
【厳選】おすすめ楽器用ケーブル(シールド)5選
それでは、上記のポイントを踏まえた上で、定番から高コスパモデルまで、自信を持っておすすめできる5本をご紹介します!
①【ザ・定番】CANARE (カナレ) / G03, G05 (GS-6)
迷ったら、まずコレを選べば間違いありません。 日本の電線メーカー「カナレ」のケーブルは、放送局やプロの現場でも使われるほどの信頼性を誇ります。
特徴: 高耐久性、クセのないフラットな音質、圧倒的なコストパフォーマンス。
こんな人におすすめ:初めての1本で失敗したくない人
音質にヘンな色付けをせず、楽器やアンプ本来の音を出したい人
長く使える丈夫なケーブルが欲しい人
②【圧倒的コスパ】CLASSIC PRO (クラシックプロ) / GICシリーズ
「とにかく安く、でも使えるケーブルが欲しい!」という方には、サウンドハウスのプライベートブランド「CLASSIC PRO」が最強です。
特徴: 驚異的な低価格。価格からは想像できないほどのしっかりとした作り。
こんな人におすすめ:楽器と一緒にひとまずケーブルが必要な人
自宅練習用の予備ケーブルが欲しい人
コストを最優先したい人
③【ロックの王道】BELDEN (ベルデン) / 8412
アメリカの老舗メーカー「ベルデン」。中でもこの「8412」は、多くのギタリストに愛され続ける超定番モデルです。
特徴: 太く、力強い中低音域。音に「コシ」と「パンチ」が出ます。
こんな人におすすめ:ロックやブルース系の音楽をよく弾く人
ギターの音をもう少し太く、前に出したい人
定番の「あの音」を試してみたい人
④【国産・高品位】Providence (プロヴィデンス) / LE501
多くのプロミュージシャンも使用する、日本の高品質ブランド「プロヴィデンス」。その中でもLE501は、品質と価格のバランスに優れた人気モデルです。
特徴: 音抜けが良く、クリアでありながら程よいコシもあるオールラウンドなサウンド。
こんな人におすすめ:定番のCANAREから、少しステップアップしたい人
バンドアンサンブルの中で埋もれない、抜けの良い音が欲しい人
ギターだけでなくベースやキーボードにも使いたい人
⑤【スタジオ品質】MOGAMI (モガミ) / 2524
「MOGAMI」もカナレと並び、国内外のレコーディングスタジオで標準的に使われている日本のメーカーです。
特徴: 圧倒的にクリアで色付けのない、原音に忠実なサウンド。
こんな人におすすめ:エフェクターなどで細かく音作りをする人
楽器やアンプのポテンシャルを最大限に引き出したい人
レコーディング(宅録)メインで使いたい人

【私のオススメするケーブル】
➀【基本になる基準ケーブル】MOGAMI (モガミ) / 3368
値段も安く高音質の「MOGAMI」から3368です。
特徴: 色付けのない、原音に忠実なサウンド。太いケーブルでノイズに強く情報伝達ロスが少ないとされています。
こんな人におすすめ:エフェクターなどで細かく音作りをする人、ケーブルで音が変わりたくない人。
楽器やアンプのポテンシャルを最大限に引き出したい人
レコーディング(宅録)でもライブでもどちらでも癖が無くメインで使いたい
➁【自宅やスタジオ向け高品質】MOGAMI (モガミ) / 2497
私の工房でも標準で使用しているモガミ2497。
特徴: ワイドレンジで圧倒的にクリアで色付けのない、原音に忠実なサウンド。3368よりも性能は上。
こんな人におすすめ:自宅使用で音をとにかく低価格で良くしたい人にオススメできるケーブル。
楽器やアンプのポテンシャルを最大限に引き出したい人
レコーディング(宅録)でもライブでも非常に良いサウンドを出す事ができるが、元がラインケーブルなので動く環境には向かない(断線し易い)。
ケーブル単価も通常のケーブルでは高価な部類に入るので、消耗が大きい動く環境での使用はお勧めしない。まず自宅専用になります。
~まとめ~
楽器用のケーブル(シールド)は、あなたの「音」を最終的にスピーカーへ届けるための大切な通り道です。
たかがケーブル、されどケーブル。 数百円のケーブルから、今回ご紹介したような信頼できるケーブルに変えるだけで、ノイズが消えたり、音が驚くほどクリアになったりすることは本当によくあります。
まずは今回ご紹介した5本の中から、あなたの用途や予算に合った1本を選んでみてください。 きっと、あなたの楽器ライフがさらに楽しくなるはずですよ!
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