カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

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  • note始めました

  • 2026/01/05
  • Category:
  • noteのアカウントを解説しました。

    note

    こちらのブログは主にお客様から修理依頼を受けたカルテの様な存在の為、楽器の詳しい記事や修理の内容から詳しく解説した記事が埋もれています。

    それを読んで見つける楽しみもありますが、その記事だけを読みたい人には見つけ難いのでnoteにはそうした深い記事を投稿していく事にしました。

    noteの投稿はしばらく過去記事から読み応えのある記事を抜粋して投稿していく形です。

    ブログはそのまま継続致します。

    宜しくお願い致します。


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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  • ALL Parts MJT コンポーネントギター ストラトキャスター セットアップ

  • 2026/01/05
  • Category:
  • オールパーツ製ネック+MJT製ボディのコンポーネントギターのセットアップです。

    大きく順反りして弦高が高く弾き難い状態です。

    ジョンメイヤー仕様との事でパーツもそのチョイスがされているとの事です。

    ピッキングで鳴らすのが難しいギターで、50年代コモリ系のサウンドですが強めのピッキングで歯切れも良くなったりとピッキングの反応がダイレクトに出る分で上手く弾くのが難しい印象です。

    クリーン系のあまり歪まないギターはこうした傾向な事が多いので上級者向けなギターの印象がありますが、弾きこなせれば自分の思い通りのニュアンスが出せて好印象になると思います。

    ありがとうございました♪


    This is a setup for a component guitar featuring an All Parts neck and MJT body.

    It has significant forward bowing, resulting in high string action that makes it difficult to play.

    It’s specified as a John Mayer model, and the parts were chosen accordingly.

    It’s a challenging guitar to pick effectively. While it has a 50s-style warm tone, its direct response to picking pressure—where harder picking yields crisper attack—makes it difficult to play well.

    Clean-sounding guitars with minimal distortion often exhibit this tendency, giving it an advanced player’s feel. However, mastering it allows you to achieve precisely the nuances you desire, which should leave a favorable impression.

    Thank you very much! ♪


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  • なぜ起きる?ギターの「弦落ち」主な3つの原因

  • 2026/01/04
  • Category:
  • 弦落ちは、プレイヤーの技術だけでなく、楽器自体のセッティングや設計が原因であることがほとんどです。

    まずは自分のギターがどのパターンに当てはまるかチェックしてみましょう。

    【弦落ちは理由がある】

    1. ネックの取り付け角度のズレ(センターずれ)

    ボルトオンネック(フェンダー系など)のギターに多い原因です。
    ネックがボディに対してわずかに斜めに取り付けられていると、弦が指板の片側に寄ってしまい、弦が落ちやすくなります。

    2. ナットやブリッジの溝の位置弦を支える

    「ナット」や「ブリッジ」の溝が、もともと指板の端に寄りすぎているケースです。
    特にヴィンテージスタイルのギターは、弦間ピッチが広めに設計されていることがあり、現代的なプレイスタイルでは弦落ちしやすく感じることがあります。

    3. フレットの端の処理

    フレットの端(エッジ)が過剰に丸められすぎていると、弦を支える有効幅が狭くなり、少しの力で弦が滑り落ちてしまいます。
    特にフェンダー系で大きなフレットに交換する際は注意が必要です。
    大きなフレットは端を丸めないと手に当たる面積が大きいので違和感が出てきます。

    austin-prock-Hz3Kjzgyv_Q-unsplash

    自分でできる・プロに頼む「弦落ち解消法」原因がわかったら、次は対策です。

    難易度が低い順に紹介します。

    【初級】ネックの「ゆすり」でセンター調整ボルトオンタイプのギターなら、この方法だけで直ることがあります。

    ネジを少しだけ緩める(完全に外さない)。

    弦の通り道が指板の真ん中に来るように、ネックをグイッと手で押し込んで位置を微調整する。

    位置をキープしたまま、ネジを締め直す。

    これだけで1弦側と6弦側の余白が均等になり、劇的に改善することがあります。

    【中級】ブリッジサドルの調整・交換弦が乗っている「サドル」の位置を調整します。

    サドルを寄せる: 一部のブリッジでは、サドルの位置をわずかに内側に寄せることが可能です。

    弦間ピッチの狭いブリッジに交換: もしブリッジ全体の幅が広すぎる場合は、数ミリ狭いタイプ(例:11.3mm → 10.8mmなど)に交換することで、指板の端に余裕を作れます。

    【上級】ナットの新規作成もしナットの溝の位置が原因であれば、新しくナットを作り直すのが最も効果的です。

    「1弦側を少しだけ内側に寄せて溝を掘る」というオーダーをリペアショップにすることで、演奏性は見違えるほど良くなります。

    弦落ち対策まとめ表原因難易度対策内容センターずれ低ネックのジョイントネジを緩めて位置を補正するブリッジ幅が広い中弦間ピッチが狭いブリッジへの交換ナット溝の位置不良高ナットを新調し、溝の間隔を最適化するフレット端の形状高フレットの打ち替え、またはエッジ処理の修正おわりに弦落ちは「自分の弾き方が悪いのかな?」と思われがちですが、適切な調整で解決できる「楽器の不具合」であることが多いです。

    せっかくの愛機も、弦落ちを恐れて思い切り弾けないのはもったいないですよね。

    まずはネックのセンター調整から試してみて、改善しない場合は一度リペアショップに相談してみることをおすすめします。


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  • 5弦ベース選びで失敗しないための5つのチェックポイント

  • 2026/01/03
  • Category:
  • 4弦ベースの延長線上で選ぶと、意外な落とし穴にはまるのが5弦ベース。

    後悔しないための一本を見極めるコツを解説します。

    【地味だけど重要な事】

    1. 「Low-B弦」のテンション感と音の輪郭

    5弦ベースで最も重要なのが、一番太い「B弦」の鳴りです。
    設計が甘いモデルだとB弦だけ音が「ボフッ」とこもったり、弦がダルダルでピッチが安定しなかったりすることがあります。

    チェック方法: アンプに繋いで、5弦の開放弦と5フレット(E)を弾き比べてみてください。4弦の開放弦(E)と同じくらいハッキリとした輪郭で鳴っていますか?

    弦の裏通しができるブリッジや、しっかりとした剛性のネックを持つモデルは、B弦の鳴りが安定しやすい傾向にあります。

    ★ポイント★
    そもそも張ってある弦が細い事が問題です。
    145等を使用しましょう。5弦ベースは130・135の標準でも細いです。

    2. スケール(弦長)の長さを確認する

    5弦ベースには、主に2種類のスケールがあります。

    ●34インチ(ロングスケール): 一般的な4弦ベースと同じ長さ。持ち替えた時の違和感が少ないですが、B弦に張りを出すのが少し難しい場合があります。

    ●35インチ(スーパーロングスケール): 弦長を伸ばすことで、B弦に強いテンションを与え、タイトな低音を実現します。

    ●マルチスケール(ファンフレット): 低音弦側だけを長くした最新の設計。全ての弦で理想的なテンションが得られますが、見た目と運指に慣れが必要です。

    3. 指板の幅と「弦間ピッチ」

    5弦ベースはネックが太くなります。ここで重要になるのが「弦間ピッチ(弦と弦の間の距離)」です。

    ●19mmピッチ: 4弦ベースに近い感覚でスラップがしやすいですが、指板がかなり広くなります。

    ●17mm〜18mmピッチ: 指板がコンパクトになり指弾きやテクニカルなフレーズが楽になりますが、スラップ時に指を入れにくく感じる人もいます。

    ★ポイント★
    広いピッチのベースもブリッジ交換でピッチを狭くしたり、可変できるブリッジがありますのでその辺りも選択肢に入れると便利です。
    逆に狭いモデルを後から広くしたい場合は難しい(指板から弦落ちし易くなる等)です。

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    4. アクティブかパッシブか

    多くの5弦ベースには電池が必要な「アクティブ・サーキット」が搭載されています。

    低音域をブーストして迫力を出したり、逆に削ってスッキリさせたりと、手元で音を作り込めるのがメリットです。

    特にLow-Bの重低音をコントロールするには、アクティブタイプの方が扱いやすいことが多いです。

    5. 本体の「重量バランス」

    弦が一本増え、ネックが太くなる分、5弦ベースは重くなりがちです。

    ストラップで下げた時に「ヘッド落ち」(ネック側が下がってしまう現象)が起きないか確認しましょう。

    長時間演奏するなら、4kg台前半までの軽量なモデルや、バランス設計に優れたブランド(Sadowsky, Ibanez, Bacchusなど)がおすすめです。

    ~試奏の時に必ずやってほしいこと~

    楽器店で試奏する際は、かっこいいフレーズを弾くだけでなく、以下のことを試してみてください。

    アンプのEQをフラットにする: ベース本体の「素の音」を確認するためです。

    ハイフレットまで弾く: 全ての弦で音のツブ立ちが揃っているか確認します。

    座って弾く&立って弾く: 重さとバランスを体感しましょう。


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  • Bass Collection JZ Series フレットすり合わせ&ナット溝切り調整 momose

  • 2026/01/02
  • Category:
  • ベースコレクション製(momose)JZ、ジャズベースのフレットすり合わせ・ナット溝切り調整です。

    ナット高がかなり高く弾き難い状態、フレット状態が悪く音詰まりする状態です。

    トラスロッドの余り量がかなり多く良好個体です。

    フレットをすり合わせナット溝切り調整を行い、音詰まりも無く弾き易い状態に仕上げる事ができました。

    ベースコレクションというメーカーもネックポケットにモモセの刻印があるのでディバイザー製造の物だと思います。
    こちらはかなり良い個体で好印象です。

    弾き易いし音が良いので、これは見つけたら購入する事をお勧めします。

    ありがとうございました♪


    Base Collection (Momose) JZ Jazz Bass fret leveling and nut slot adjustment.

    The nut height was quite high, making it difficult to play, and the fret condition was poor, causing muting.

    The truss rod has a significant amount of adjustment left, indicating a well-maintained instrument.

    After leveling the frets and adjusting the nut slots, we achieved a playable state with no muting.

    The manufacturer “Base Collection” likely indicates a Divider-made instrument, as the neck pocket bears a Momose engraving.
    This is a very good specimen and leaves a favorable impression.

    It plays well and sounds great, so I recommend purchasing it if you find one.

    Thank you very much! ♪


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  • Gibson Explorer 120 エクスプローラー セットアップ Burstbucker Pro

  • 2025/12/30
  • Category:
  • ギブソン製エクスプローラー120周年モデルのセットアップです。

    120周年モデルで通常のモデルと異なる限定版仕様?と思います。

    大きく順反りして弾き難い状態です。

    調整し弾き易い状態に仕上げる事ができました。

    音が良く、バーストバッカープロが付いているとの事です。

    フロントが太過ぎず音抜けも良くバランスが良く、通常のギブソン製フロントと違う印象があり扱い易いです。

    リアが良いミドルと太さ、ギラギラせず硬過ぎないのでかなり扱い易いです。

    ありがとうございました♪


    This is the setup for a Gibson Explorer 120th Anniversary model.

    I believe it’s a limited edition specification different from the standard model for the 120th Anniversary.

    It had significant reverse bowing, making it difficult to play.

    We adjusted it and finished it in a playable condition.

    It has great tone and is equipped with Burstbacker Pro pickups.

    The front pickup isn’t overly thick, has good projection, and is well-balanced. It feels different from a standard Gibson front pickup and is easy to handle.

    The rear pickup delivers great mids and thickness without being overly bright or harsh, making it very manageable.

    Thank you very much! ♪


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  • 電源ケーブル製作 FURUTECH FI-8N WATTGATE 5266 BELDEN 19364

  • 2025/12/29
  • Category:
  • PXL_20251227_080530561

    ベルデン19364ケーブルにフルテック製FI-8N+ワットゲート電源プラグによる電源ケーブル製作です。

    電源ケーブルは最低限必要な要素として「アースが取れる」事と「シールド効果のあるケーブル」が最低限必要な要素です。
    これさえ満たせていれば基本はこの電源ケーブルで問題ありません。

    多くの付属電源ケーブルはシールド効果が無い物が多く、ノイズを拾い易いケーブルになります。

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    内部を剥いてみれば分かりますが、アルミテープや銅箔テープで内部の配線を守っている様な効果がありノイズ混入を防ぎます。
    付属ケーブルにはこの仕様が無い場合が多いので、高価なケーブルを使用する必要はありませんがシールド効果を持ち安価なベルデン19364が無難で定番になっていると思います。

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    音を良くする目的として部屋のアース工事またはアースへの接続が済んでいる事が条件です。
    冷蔵庫や洗濯機のコンセントにアース接続ができる箇所があったりするので、そこから配線を引き回して機器に繋げる等の工夫をしましょう。
    コンセントが3口でアース接続が可能になっていると、こうした電源ケーブルを接続するだけで機器がアース接続できる状態となります。

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    電源ケーブル自体の製作も簡単で、剥いてビス止めするだけの構造になっています。
    動作させるだけならアース接続の部分さえミスしなければどの様に繋げてもOKとなります。

    一応は部屋のコンセントも配線ミス(ホット・コールドが逆等)もある為、使用する機器の壁コンセントも検電テスター等で極性を調べた上で電源ケーブルを製作した方が良いです。
    ただ2口コンセント機器はどの様に挿しても動作はするのですが、正確には極性が決まっている機器もあったりしますので極性が違うとノイズが増える等の支障が出たりします。
    こうした場合に詳しくは機器の極性も調べる必要があります。

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    電源ケーブルは非常に高価な物が存在しますが、正直必要ありません。

    ベルデン19364を必要な長さに、マリンコ等のプラグで製作したケーブルで充分です。

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    機器側に2口しか挿す事ができない場合、機器の金属部分・ケース部分等に端子を接続してアースを取る事も可能です。
    バイクや自動車で使用されるギボシで接続するのもお勧めです。
    機器からのアース接続は別口で取る形で接続すると良いでしょう。

    ありがとうございました♪


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  • 【プロ直伝】ダウンチューニングでも音が潰れない!最強の「低音特化型」ギター改造術

  • 2025/12/28
  • Category:
  • 「全音下げやDrop Cにすると、音がボヤけて何を引き弾いているか分からない…」そんな悩みはありませんか?

    実は、ギターをダウンチューニングに適応させるには、弦のゲージ選び以上に大切なポイントがいくつかあります。

    今回は、ローエンドをタイトに保ち、ピッチを安定させるための「4つの必須改造ステップ」を徹底解説します。

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    【大幅に改造する必要有り】

    1. ナット交換:すべての安定はここから始まる太い弦を張る際、一番最初に行き詰まるのがナット溝の幅です。

    なぜ必要か: 標準のナットに太い弦を無理やり通すと、弦が挟まってチューニングが安定しません。

    逆に溝を広げすぎるとビビりの原因になります。

    おすすめの素材: グラフテック(Black TUSQ XL)が最適。

    自己潤滑性があるため、摩擦が減り、ダウンチューニング特有のピッチの不安定さを解消してくれます。

    プロのコツ: ナット溝を削る際は、弦の太さに合わせた専用の「ナットファイル」を使用しましょう。

    ★ポイント★
    ナット交換ではなく溝を切り広げる事でも対処可能。
    ただし消耗している場合は交換した方が良いです。
    メーカーも細かい作業は苦手な場合が多く、溝も綺麗に切られていない事も多いです。
    溝が「V字」になっている事も多く、正しく「U字」に切るには溝の高さが足りない事も出てくる為、元の溝が低い場合は交換です。

    2. ブリッジの調整とパーツ換装ダウンチューニングは弦のテンション(張力)が弱くなるため、サドルでの「踏ん張り」が必要です。

    裏通し(String-through-body)への変更: もしボルトオンのギターなら、ブリッジを裏通しタイプに変更すると弦の角度が急になり、テンション感を稼げます。

    ★ポイント★
    張力を稼ぐ為に裏通し・テンションバーの増設は意味はありません。
    張力を上げるには具体的にスケールを長くするか太い弦を張るしか方法がありません。
    ダウンチューニングは下げるチューニングに合わせた太い弦に仕様変更しましょう。

    サドルのアップグレード: 弦との接地面が安定するグラフテック製サドルや、質量のあるブラス製ブロックに交換することで、低音のサステインが劇的に向上します。

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    3. ピックアップの選定:低音を「拾いすぎない」のがコツここが意外な盲点です。

    ダウンチューニングでは低域が出すぎるため、あえて「低域がタイトで中高域にエッジがある」ピックアップを選びます。

    ~おすすめモデル特徴~

    ●Seymour Duncan SH-6 (Duncan Distortion)高出力でセラミックマグネット採用。
    低音が潰れず、ザクザク刻めます。

    ●Bare Knuckle Aftermath・・・現代的なダウンチューニングの定番。
    驚異的な反応の速さとクリアさ。

    ●EMG 81・・・アクティブの定番。余計なノイズをカットし、コンプレッション感で粒立ちを揃えます。

    ★ポイント★
    ダウンチューニングでハイゲインならパワーのあるPUとクリアなサウンドのPUをセレクトするのがお勧めです。
    この辺りは好みもあるのでいろんなPUを付けて試してみましょう。

    4. 回路周りの見直し(ポットとコンデンサ)音がこもりがちな場合は、電装系をリフレッシュしましょう。

    ●500kΩ以上のポットを使用: 高音域をより多く通すために、精度の高いポット(CTS製など)を選びます。

    ●ハイパス・フィルターの追加: ボリュームを絞った時に低音がダブつくのを防ぐため、小さなコンデンサーをボリュームポットに噛ませるのが有効です。

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    5. 【重要】セットアップの仕上げ改造が終わったら、以下の数値を目安にセットアップを行います。

    ●ネックの反り: テンションが弱まる分、少しだけ順反り気味に設定すると弦の振幅を確保でき、ビビりを防げます。
    ただし太い弦を張る事により張力を強くする事ができる為、弦高を低くした上でビビりを少なくしたい場合は太い弦の使用は必須です。

    ●オクターブ調整: 太い弦はサドルをかなり後ろに下げる必要があります。
    チューンOマチック等は稼働幅が狭いので要注意です。
    Gibson等はブリッジ位置がズレている事があり、元からオクターブ調整位置が端ギリギリの場合があります。
    これがダウンチューニングになると足りなくなる場合が出てきます。

    ※ストラト等でブリッジの可動範囲が足りない場合はサドルのバネをカットする裏技もあります。

    ●弦高: 普段より「0.2mm〜0.5mm」程度高く設定すると、低音弦を強くピッキングしても芯のある音になります。
    この辺りも太い弦を張って張力を高める事で弦高を低く調整する事が可能です。

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    ★弦選びのポイント★

    分かり易いのがドロップB。
    7弦ギターのダダリオライトゲージは59-10になります。
    つまりドロップBなら6弦側は60程度が普通になります。これを基準に考えて下さい。

    太い弦は張力落ちが目立ってくる為、例えばドロップAになれば3段上位の張力(66~68辺り)が選択肢に入ってくるでしょう。
    この様な感じで計算していきます。もちろん好みはありますがここが上手くいかないとしっかりと鳴らす事ができず、張力が足りないと弦はビビり易くもなる上に弦を押さえた際に音程が上がり易くなります。
    これらを防ぐ為にチューニングに合わせた張力・太い弦を張るのはダウンチューニングを弾く上での当たり前の行為です。

    まとめ:あなたのギターは「武器」に変わるダウンチューニングの魅力は、地響きのような低音と、それに負けない鋭いアタック感の両立にあります。

    ナットで摩擦を消しブリッジでテンションを稼ぎピックアップで音を整理するこの3点を抑えるだけで、あなたのギターは驚くほど化けるはずです。


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