• IMG20221212220507
  • Ibanez J-Custom フレットすり合わせ
  • 2023/04/28
  • Category:

  • 結構古い年代のIbanez J-Customのフレットすり合わせです。

    こうして時間が経てば答えが結果として出てくるのですが、この頃のIbanezは今と同じチタン補強材等は入っていないと思うので極薄ネック等は時間が経てばやはり状態が悪くなります。
    強い弦張力に長年耐えるには構造上で無理が出てきます。
    そうした意味で現行品はチタン補強材を入れているのも納得できると思います。

    非常に大きなウネリが発生しておりハイポジションの弦高も高く、調整だけでもネックポケットにはシムを5枚入れてやっと適切な弦高になるが音詰まりが全体的に酷い状態です。
    ここまで酷くウネっているのも珍しいです。

    ジャンボフレットが使われているとこうした時に有利なのですが、フレットが大きい程に削って修正できる範囲が大きくなるので少ない予算で直し易くなります。
    この場合、フレットが小さい条件だった場合はフレット交換時の指板修正で削って直す内容になります。

    全体のウネリを取る様な形ですり合わせ、何とか弾き易いレベルまで持っていけました。
    それでもネックポケットにはシム3枚を使っているので、元からネックポケットは深く掘られている可能性があります。

    ローポジションからハイポジションまで弾き易い状態になり満足頂けました。

    ありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    ●ホームページ Draw a New Sound

    ●YouTubeではブログでは語られない裏話からギターの作り方まで掲載中! 
    マイチャンネル YouTubeチャンネル

    ●ツイッター DNS_Guitar