• DSC_4911
  • Shur ブリッジ修正&セットアップ
  • 2017/10/30
  • Category:
  • ブリッジ側にて弦がよく切れてしまうとの悩みを相談され持ち込まれましたShurのアームセットアップ・ブリッジ修正でした。使い込めば金属パーツも消耗していくのはしょうがないのですが、メーカーや製造時期により金属の配合比が変わるのか、もしかしたら「硬い頃・柔らかい頃」があるのかもしれません。DSC_4908 ブリッジ側で弦が切れ易い原因としてはサドルに弦の跡が深く付いている・プレートの角が鋭角な場合に起こり易いです。ブリッジの製造も理解が進んでいて最近のプレートは上の写真で見て分かると思いますが弦に角が鋭角に当たらない様に深く面取りがされていますね。ノーマルタイプは弦に角で当たりますので切れ易い状態になっている事も多いです。

    サドルの傷はアームダウン時に弦が緩んで暴れますので、弦が元の位置に戻ろうとする際に弦跡に引っ掛かり切れる等のトラブルも発生します。チューニングの安定性にも影響が出ますので定期的に交換・磨きを行った方が良いでしょう。改めて金属パーツも消耗品なんだなと思いました。DSC_4910サドルの弦跡を磨いて整え、セットアップし完成しました。サドル自体も硬い素材に交換すれば耐久性も上がりますが音質も硬くなっていきます。この辺りはステンレスフレットの特性と同じですね。自然な音は柔らかなパーツからも影響がありますので100%の耐久性を取るのもまた考え物ですね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・アームセットアップ・・・4000円

    ・ブリッジ修正・・・2000円


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線  田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

    http://dns-guitar.jp/