タグ別アーカイブ: スキャロップ指板

    CAM00034
  • フジゲン ストラトモデル 調整

  • 2016/03/30
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    フジゲンのストラトモデルの調整です♪

    ネックはやや順反りし弦高は各弦でバラバラ、オクターブがかなり狂っている状態です。

    また指板をスキャロップ加工+ジャンボフレットに交換されておりテクニカルなプレイが可能ですね♪

    スキャロップ指板は弦を押さえた時に音程がシャープしやすい(力を入れれば弦を押し付け引っ張る形になり易く弦のチューニングが上がる)ので調整もシビアです。特に巻弦ですね。

    普通の指板でも同じ事が言えますが、オクターブチューニングはその為正確に合わせてもプレイヤーが「強く押さえる人」だと音程はシャープする事になるのです。

    強く押さえる人に合わせた調整、強く押さえた時に正確に合う様にわざとオクターブを下げておく等の調整もあります。もちろんシャープしない様に練習して腕で合わせるのが一番ですが(汗)

    そんな心配は無用でお客様もかなり弾きこなしており、特に変わった調整法も要らず仕上げました♪

    非常に良くできたモデルで、音も良いですね♪回路もセンターPUを配線せず3wayで1vo仕様になってるからか、PUの特性もあると思いますが音抜けは良いのに太い音ですね。モダン的で歪みが気持ち良いですね♪

    良いギターも調整がしっかりできていないと本来の力を発揮できず宝の持ち腐れ状態になります。調整するとそれが良く分かりますね。フジゲン、こんなに手頃価格で良いギター作りますね♪

    余談ですがスキャロップ加工されたネックは指板側の強度が弱くなり順反りし易いギターになります。

    スキャロップ加工を考えてるお客様は弦を張った時に大きく順反る強度が弱いネック・トラスロッドに余裕が無いネックは別のギターで行った方が良い事もあります。またへヴィーゲージ愛用のプレイヤー等には完成後にネックへの負担が大きく、今は大丈夫でも将来的に順反りすぎたり捻れを起こす場合がありますので太い弦を張るのはオススメしません。スキャロップ加工はネック状態によりオススメできない改造になりますので、改造前に相談すると良いでしょう。

    ありがとうございました!


    IMG_0006
  • スキャロップ指板

  • 2015/06/25
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    写真はYAMAHAビリーシーンモデルなのですが…いや、これもスキャロップになります!(過去にリペアした写真素材が見つからず…)

    スキャロップ指板、イングウェイかリッチーかでイメージしますが最近は浅く削ってあるハーフスキャロップ、ハイポジション側だけスキャロップしてるモデル等様々です。

    そんなスキャロップに憧れがある世代も居る事でしょう。

    自分はスキャロップだと押さえ過ぎて音程をシャープさせちゃうので苦手です(汗)

    弾く扱いが難しくなるでしょうが、使いこなすとかなりの長所になるでしょう。

    そんなスキャロップ指板ですが、普通の指板からスキャロップにする際、指板側をエグってしまうのでネックの指板側が弱くなってしまい順反ってしまう事が多々あります。

    指板側の強度が極端に落ちる為、弦を張った時も弦張力に負けて順反り易くなります。

    スキャロップはその点の調整を含めリペアする物ですが、スキャロップ指板にする事をお考えのお客様はトラスロッドの余りに注意です。

    スキャロップ指板にしたいけどトラスロッドが限界だったネックの場合、スキャロップ後に順反りしたが調整で直せません!といったトラブルが起きます。

    結果的に順反り易いネックになるので、弾き終わったら弦を緩める等して対策しておかないとドンドン順反り側に動いていくかもしれません。

    扱いが難しいネックにはなりますが、それでもスキャロップにしかない弾き心地は魅力的です。

    できれば後からスキャロップする事も考えて、ネックを作る際は補強材を仕込んで強度を高めておく等、クラフト側にも課題がありますね。




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