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  • ギターのピックアップは「下げ目」が正解?音質アップと歪みの質を高める理由を徹底解説
  • 2026/09/29
  • Category:
  • 「もっとギターの音を良くしたい」

    「音の抜けやサステインを改善したい」と思ったとき、真っ先にエフェクターやアンプの設定を疑っていませんか?

    実は、ドライバー1本でできる「ピックアップ(PU)の高さ調整」こそが、ギター本体のポテンシャルを最大限に引き出す最も手軽で効果的な方法です。

    そして多くの場合、ピックアップは「少し下げ目(弦から離す方向)」に設定した方が、トーンや歪みのノイズ感において大きなメリットが得られます。

    この記事では、ピックアップの高さを下げ目にする理由と、音や歪みに与える具体的なメリットを詳しく解説します!

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    そもそも「ピックアップの高さ」で何が変わる?ピックアップは内部に磁石(マグネット)を持っています。

    ●弦に近づける(高くする):出力(音量)が上がり、パワフルで高域・低域が強調されたアタック感の強い音になる反面、磁力が弦の振動を引っ張ってしまう(磁気引き)現象が起きます。

    ●弦から離す(下げ目にする):出力はわずかに下がりますが、弦が磁力から解放されて素直かつ自然に振動するようになります。

    この「弦の自然な振動」を引き出すことこそが、下げ目設定の最大のポイントです。

    ピックアップを「下げ目」にする音の3大メリット1. サステイン(音の伸び)が劇的に長くなるピックアップを弦に近づけすぎると、ポールピースの強烈な磁力が弦を引き寄せてしまい、弦の振動を素早く止めてしまいます(これを「磁気引き」や「スタティック・ブレーキ」と呼びます)。

    ピックアップを下げ目にすることで、弦が磁力に邪魔されず本来持っている振幅で長く揺れ続けるため、サステインが自然と伸びるようになります。

    2. ピッチ(音程)が安定し、ピッキング時の濁りが消える弦が磁力に引っ張られると、特にローフレットを弾いた際や強くピッキングした際に、弦の振動軌道が狂って音程が揺れる(うねるような濁りが出る)現象が発生します。

    下げ目に設定することで、弦の振動が正円状に滑らかになり、ピッチの揺らぎが収まり、チューニングがビシッと安定したクリアな響きになります。

    3. レンジが広がり、ピッキングニュアンスが出やすくなる弦に近づけすぎたピックアップは、過度なコンプレッション感がかかり、音が押し潰されたようなトーンになりがちです。

    下げ目にすることでダイナミックレンジが広がり、右手のアタックの強弱(強弱のダイナミクス)がダイレクトに音色へ反映されるようになります。

    「歪ませた時」のメリット:ハイゲイン派も必見!「歪ませるならピックアップは高くして出力を上げた方がいいのでは?」と思われがちですが、実はアンプやエフェクターで深く歪ませる際にも、下げ目設定には大きなメリットがあります。

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    ➀ 低音が潰れず、タイトでキレのある重低音(リフ)になるピックアップが高すぎると、特に太い弦(4〜6弦)の低域が出すぎてアンプの入力側でボヤけ、ブーミー(モコモコ)な歪みになってしまいます。

    下げ目にすることで、無駄なローエンドの飽和が抑えられ、ドロップチューニングやハイゲインリフでも「ザクザク」とした締まりのある音になります。

    ➁ コードの分離感がアップし、潰れなくなるディストーションやファズなどの深い歪みをかけた際、ピックアップが高すぎると和音(コード)を弾いた時に音が潰れてグチャグチャなノイズになりがちです。

    下げ目にすると各弦のバランスが整い、深く歪ませていてもコードの一音一音のピッチが独立して聴こえる「高い分離感」が得られます。

    ➂ 不要なノイズやハウリングが激減するピックアップの高さを下げることで、無駄な倍音の暴れや余計な帯域の拾いすぎが解消されます。

    その結果、ハイゲインセッティング時の「サー」というノイズや、演奏していない時の「ピー」という不要なハウリングが大幅に軽減されます。

    ピックアップの高さ調整の手順と目安実際に調整する際の具体的な方法と手順です。

    用意するもの:プラスドライバー(またはマイナスドライバー)定規(ミリ単位で測れるもの)調整の手順:最終フレットを押さえる(弦が一番ピックアップに近づく状態を作る)。

    定規を使い、「ポールピースのトップ」から「弦の底面」までの距離を測る。ピックアップの横にあるネジを回して高さを調整する。

    おすすめの高さの目安(最終フレット押さえ時):ピックアップの種類リア(ブリッジ)フロント(ネック)ハムバッカー2.0mm 〜 2.5mm3.0mm 〜 3.5mmシングルコイル2.5mm 〜 3.0mm3.5mm 〜 4.0mm※まずは上記の「下げ目」の数値を基準にし、そこから実際に音を出しながら微調整してみてください。

    ~まとめ~

    高さを下げて「ギター本来の鳴り」を引き出そう!「パワーが欲しいから」とピックアップを弦ギリギリまで近づけてしまうと、かえってサステインを奪い、音がボヤける原因になってしまいます。

    音の伸び(サステイン)を良くしたいコードを弾いた時の濁りをなくしたい歪ませた時のタイトさと抜け感がほしいこれらに心当たりがある方は、ぜひプラスドライバーを持ってピックアップを1〜2ミリほど下げてみてください。

    「こんなに音がクリアで気持ちよく伸びるのか!」と、愛機に対する印象がガラリと変わるはずです!


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