フェンダージャパン製ストラトキャスターのセレクター交換・セットアップです。

音が出ない箇所がある状態です。

内部をチェックしてみるとセレクター不良で音が出ない状態でした。

低価格帯で付いている安物セレクターは壊れ易い為、OAKやCRL以外のセレクターは基本的に使い物になりません。

セレクターを交換する事で問題無い状態になりました。

調整してみるとフレット状態が悪く、またトラスロッドが限界状態です。
ちゃんと調整すればする程に状態の荒が出てくる為、調整状態が悪い事から今まで難点に気が付かず使用していた人もかなり多いの現状です。

弾けなくはない状態ですがロッドが限界なのでここからリペアする判断も難しく、トラスロッドが限界状態から完璧に直しても将来長生きできない様な状態なのでこうした個体は修理が必要になる所までは使用して、使用できなくなるまで摩耗したら買い替えを勧めます。

トラスロッドが限界・トラスロッドに余裕が無いという事はそれだけ致命的な事です。
プラスして反り状態が悪いのにトラスロッドが限界なら尚更です。

トラスロッドの余り量・トラスロッドの効き具合は将来に関わる寿命と考えて問題ありません。
購入前に知らないといけない情報なので、購入する際はロッドの余りを確認して購入すると安心です。
中古品にはトラスロッドの余り量を表示してるのに新品では表示しない意味が分かりません。
かなり大事な事なのに、新品で表示しないのは何故なのでしょうか？
皆様で声を上げて、環境を変える努力をしないとずっとこのままです。

ありがとうございました♪

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