フェンダーUSA製ジャズベースのフレットすり合わせです。

ベースは張る弦が太い事から状態が悪くなり易い楽器です。

ネックはハイ起き、こちらはベースでよく起こる現象です。
次にウネリ。こちらも弦自体が均等な張力では無い事から長年使っていると反り状態が波打ってくるのも多く存在します。
ウネリはダダリオから出ているバランスドテンション弦等を使い続ける事である程度は緩和できると思います。

そうした理由から音詰まり等を起こしており非常に状態が悪いネックになっておりました。
とはいえベースはよくこうした症状になりますので使わない時は弦を緩めておかないと普通にこうなります。
気を使って扱わないと10年も持たないと思います。

フェンダー系の楽器は補強材等も入っておらず、近年材質の低下で強度も減ってきている印象がありますのでより反り易い楽器が多いと思います。
新しい年代製程に扱いがシビアになると思ってて良いかもしれません。

古い年代製でネック状態が良いという事は単純に長年使われてきても状態が殆ど変化しなかった良い木材という証拠です。
そうした意味でも中古品は消耗を除く、状態における信頼が高いです。

ありがとうございました♪

～今回のリペアプラン～

・セットアップ・・・3500円

・フレットすり合わせ・・・8000円～

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