• dsc_1515
  • FenderUSA 68年製ムスタング フレットすり合わせ
  • 2016/09/26
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  • dsc_1506 dsc_1507 FenderUSA 68年製ムスタングのフレットすり合わせです。ヴィンテージ楽器特有の塗装の色褪せやヒビ割れはシブいですね。dsc_1508 フレットは物凄い減りにより音詰まりが起きています。今回は相談の上、フレットを交換するか検討の前にすり合わせで使えるレベルになるのかどうか、すり合わせて弾いてみて検討してみるとの事で進める事となりました。dsc_1513 すり合わせ完了です!dsc_1515完成しました!

    音詰まりが無くなり、小さくなったフレットも弾く分には問題無いとの事ですり合わせで完了する形となりました。

    出力が弱くスケールが短い事でサスティンも無いムスタング、その為誤魔化しが効かず弾くのが難しい音色ですがそこがまた良いのです。ギターもベースもサスティンや大きなパワーは必要無いと思っています。余計に音が伸びると次の音までくっ付いてくる様な感覚は1音1音の歯切れの悪さやパワーが有り過ぎてアンサンブルの中で浮く様な場合は他の楽器を埋もらせる原因にもなります。

    今は高性能なPUが当たり前に売られた世の中になり、それらが標準で付いてるのが普通になってきました。プレイヤーが気持ち良く弾ける様によく考えられて作られていると思います。ですがいわゆる「ギター単体で良い音」に特化しているパターンも多く、バンドで合わせた時に良かったと思っていた音が合わせてみるとそうでもなかったり他の楽器パートから音作りに文句を言われたりする経験がそれだと思います。インストでなければ「Vocalバックの楽器」ですから、そのサウンドバランスはギターやベースが強く主張してはいけないのでヴィンテージ系の様な出力で意外に充分だったりします。ギター単体で弾いた時の良い音・バンド内での良い音は別物です。奥が深いですね。

    ありがとうございました♪