- FenderJapan ジャズベース ロータイトノイズ処理&調整
- 2016/09/27
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FenderJAPANのジャズベースにてノイズが気になるとの事でロータイト処理&調整でした。
ノイズ対策として手軽にできるザグリ内にアルミテープを貼った処理、今回の様にザグリ内に電気が流れる塗料を塗ってアースに落とす本格的なノイズ処理があります。ノイズ処理のメリット・デメリット、メリットとしてはパッシヴ楽器でもノイズ皆無な位までノイズをカットする事も可能です。デメリットとしてはノイズが減る=高域が落ちるという事で今までの音はそのままでノイズだけが減る訳にはいきません。必要な高域も減りレンジが狭まる事でダイナミックレンジも下がりコンプが掛かってる様な音になります。アクティヴっぽくなりますね。この辺りはローをカットしハイが伸びる配線に変える等が言われたりしますが、失ってる帯域はどうやっても戻らないので誤魔化しの要素になります。ノイズ処理はしっかり楽器の音を考えて行いましょう。
写真取り忘れですがロータイト処理の後は乾燥したら組み込んで完成です。ロータイト処理は塗った部分をアースに落とさないと逆にノイズが増える原因になります。ザグリ箇所毎にビスを打ってアース線を取ったりしますがその分の工賃やパーツ代が乗る事やハンダ付け部分が増える事によりポット等に余計な熱ダメージを与える機会も減らすべく全てのザグリが通電する様にロータイトを塗っていきます。ザグリ内は全て繋がって通電しているので、ブリッジアースへと繋がり無駄に配線箇所を増やさなくても配線仕様はそのままでザグリからアースを取る事は可能です。ジャズベースだとコントロールプレートにも経由するのでアース線自体が不要になりますが念の為取っておくとより安心です。
ありがとうございました♪
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