タグ別アーカイブ: プリ管

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  • 3monkeysamps otrangtan 真空管アンプ 真空管交換&バイアス調整&スピーカーユニット交換

  • 2017/07/31
  • Category:
  • DSC_40413monkeysampsの真空管アンプ、otrangtanの真空管交換・バイアス調整・スピーカーユニット交換でした。

    重くて持ち運びが大変なアンプですがかなりのクリーン向けアンプですね。モード切り替えのスイッチでアンプのキャラクターを変えられますが歪ませる事よりも如何にクリーンを綺麗に出せるか?を大事にして設計している様な印象を受けます。付いている真空管もJJ管だったりとクリーン志向の様で、かなり雑身無く綺麗な音が出る様に作っているアンプだと思います。歪ませるには音量を上げないと歪んでいきませんので、この感じだとスタジオ等ではクランチも良い音質が期待できそうです。_20170628_215437中もかなりシンプル構成で雑身の少ないストレートな音質なのも頷けます。余計な回路は取っ払った様な、もう少しでハンドワイヤードにできそうな状態の中身ですね。

    DSC_4049 お客様セレクトでプリ管はTADです。クリーン過ぎて雑身の無いサウンドはDTM等の打ち込みの音質に傾向が近くなる事から生楽器っぽさが失われる為、綺麗過ぎでも良くないのが音質調整の難しい所です。そんな意味でのチョイスかと思いますがプリ管のみ交換してのサウンドは中~低域に広がり空気感が増した事と音の押し出し感も上がり丁度良いなと思いました。音質の変化は元の真空管の消耗具合にもよりますので、元のJJ管と比較しこの大きな変化ですとかなり消耗していた事も考えられますね。DSC_4055交換するパワー菅はGEのヴィンテージ真空管との事です。交換前はJJ管4本の光具合にかなりバラつきがあり消耗が見てて大きい印象がありました。1本だけ中のプレートが焦げている様に黒くなっていたりと交換しないといけないタイミングだった事でしょう。ヴィンテージ系PU等にある様な良い意味でのコモリ感があり、搭載されているリバーヴと組み合わせると気持ち良い空気感の演奏雰囲気が出せますね。DSC_4050 こちらもお客様セレクトのElectro-VoiceのEVM12Sに交換です。かなり珍しいモデルの様ですね。DSC_4056無事に交換が終了し完成です!

    交換前は真空管の消耗が大きい事が理由だと思いますが音の音圧・空気感はかなり変わりましたね。全体的に音が太くなって聞こえます。音量を上げてのチェックは工房内では限界があるので正確なチェックはできず残念ですが、クリーンに重点が置かれた志向のアンプのキャラクターは変わらず生きていますので付いてるリヴァーヴの掛け具合やヴィンテージギター等との組み合わせでアンプの性能をかなり出力できる事かと思います。恐らく現在のモダン系ギターとの組み合わせは音が抜け過ぎて細く痛く聴こえるかもしれません。ヴィンテージギター等の気持ち良いコモリが出せるギターとの相性が良さそうです。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・アンプ改造・・・5000円


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  • Fender HotRod スピーカー交換&コンデンサ交換

  • 2017/02/14
  • Category:
  • DSC_3002 工房で使っている真空管アンプ、Fender HotRodのスピーカー交換&コンデンサ交換をしました。

    スタジオに持っていき、大音量で音を鳴らした事で低音が思っていたよりも割と出てる&モッサリしてる事に気づき、元々低音が出るアンプなのでそれを以前の改造で低域を減らすモデファイをしたのですが、大音量で鳴らすとBASSを0にしても少しローが出過ぎてて「もう少し削りたい」と思う状態です。そこが気になりました。

    DSC_2351基盤を見ると96年製と書かれておりました。中古で買ったアンプですので今までどう使われてきたのかは知りませんが、長い月日の中で消耗品のスピーカーが一度も交換されていないのか?等、考えてしまうと気になりどうにかしたいなぁと思い、スピーカーを交換をしてみる事となりました。DSC_3005今回購入したのはEMINENCEのTHE TONKERです。お値段もお手頃価格で試しに換えてみるには良いかと思い選びました。交換後は音質が以前とより正確にチェックできる様にバイアス値も改めて見直して音質チェック。

    音質はかなりクリアですね。弦1本1本がクリアに粒立ち良く出てきます。レスポンスも良い。低域のモッサリ感も気にならなくなり換えて正解!と言える効果でしょう。エイジングすれば良くなるだろうと言うか高域は新品だからかやや落ち着いた感じに聞こえますが使って鳴らしていくと伸びてくるかと思います。ハーフトーンの分離の良さはかなり良かったです。

    実際に音質は満足行く結果となりましたが、低音のBASSが0で「もう少し削りたい」と思う状態なのはどうなんだろう?と思い、以前交換した低域の抵抗器の数値を今よりも少し減らした値の物に交換してみました。





    DSC_3020

    電解コンデンサ等は500V耐圧の物が付いており、真空管等の大電力を使う物に対して20年間も負担が大きいパーツが交換されずに使われているとして、パーツ自体も劣化して音にも影響があるのでは?と思いこちらも気になり出してしまい交換する事となりました。調べるとILLINOIS製という割と高価な良いコンデンサが付いている様ですが消耗してるとすれば交換した方が良いでしょう。DSC_3021今回交換するコンデンサはF&T製の電解コンデンサです。ドイツ製との事と見た目が豪華で魅力を感じこちらを選びました。大耐圧の物だからか、1個辺りの金額も中々のお値段です。その他大きいサイズの電解コンデンサも消耗しているかな?と思い、小さい値のコンデンサは対した金額でもありませんのでついでに交換する事となりました。DSC_3024その他近くのコンデンサはニチコン・ケミコンに交換しました。

    交換後は改めてバイアスの値をチェック。驚いた事に交換後はバイアス値をチェックすると約15mAも上昇しており、それだけ電気が流れ易いのか(もしくはこれが普通か)、元のコンデンサが劣化で電気が流れ難い状態だったのか、ですね。数値上でここまで変わるのはびっくりしました。音質への影響は確実ですね。バイアスを再度調整し仕上げました。

    img_20161230_214431_021しばらくバイアス値の変化を見つつ、1時間位弾いて問題無かったので組み直して完成です。

    低域を0にしたら「低域が足りない」と思うのが普通でしょうから、その様にしたかったので抵抗器の値を減らしたのも丁度良い感じになったと思います。コンデンサ交換による電気的な影響もあるのか、抵抗器で低域を減らした事の影響か、大きい変化とまでは言えずともやはり低域がクリアになり高域が伸びる様になっていますね。レンジが広がったとも言えなくもない感じ、気持ちノイズも減った様にも聞こえます。

    スピーカー本体も馴染むのか2~3時間も弾いてると付けたばかりの時より音量が上がってますね。その辺りもあって今回はスピーカーを交換するタイミングで行ったので各改造点の効果があまり正確でない結果が勿体無かったです。スピーカー交換の効果は結構大きいですね。Myアンプをお持ちなら試してみるのをオススメします。長年使っているとスピーカー本体もヘタってきますので、毎日ガンガン弾いて使ってる場合はタイミング良い時にでも交換されると良いでしょう。

    ※今回の改造はかなり危険です。感電すると死亡する可能性がありますので参考にするのであればパーツの放電・作業グローブを使い作業をしっかり行いましょう。

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  • HHB Radius 3 Fatman 真空管交換

  • 2017/01/21
  • Category:
  • dsc_2378 HHBのコンプレッサー「Radius 3」の点検メンテナンス&真空管交換でした。中古で購入されたとの事で状態が心配という事もあり点検の依頼でした。

    「コンプレッサーはエフェクターよりラックが良い」と聞いた事はありますでしょうか、コンプ問わず機材は大は小を兼ねるという言葉がとても合う気がします。スタジオ等でレコーディングして設営された機材を使った事がある人なら分かるかもしれませんが、ギター・ベース等のコンパクトエフェクターよりもラックの物が優れた機種が多く、物の大きさを気にしないのであれば音作りにコンパクトエフェクターだけでなくこうしたラック機材(こちらはハーフラックサイズです。)も視野に入れてみてはいかがでしょうか。img_20170110_124647_826 今回は真空管の交換をします。

    真空管も消耗品ですので基本的には交換していくパーツです。正確な交換頻度は使っていく頻度にもよりますが、12AX7についてはお値段もお手頃価格ですので1年に1回交換としても負担になる事はない金額でしょう。今回は元々SOVTEK製12AX7WBが付いておりましたので、お客様に相談の上でこちらを新品に交換する事となりました。img_20170110_135936_516実際に見て比べてみます。写真左が新品・右が付いていた物です。文字が動作熱で消え掛かっているのか薄っすらになっていたり、内部も曇っている様に見えます。音が出るにしても見た目にも影響が出てくるのですから改めて消耗品なんだなと実感しました。

    dsc_2385細かくチェックしていくと特に異常はありませんでした。

    真空管の交換後の音出しも問題ありません。古い真空管から交換した音は元気で張りのある音になりますね。分かり易く例えると古くなった弦を新品の弦にした時の様な感じです。ややモコっとして張りの無いサウンドが良くなっていますね。

    レコーディングでもかなり使い易いコンプレッサーですのでオススメの一品です。むしろコンプを多用する方でしたらエフェクトボードに組んでも良い位でしょう。大きいですが、コンプに拘っているユーザーは一度このRadius 3を使ってみてはいかがでしょうか?特にべーシストはかなりコンプにうるさいプレイヤーが多いと思いますが、良いコンプが見つからない!と思っている方にもぜひオススメしたいです。ちょっとした注意点としては115V仕様ですので(100Vでも動きます。)、性能をフルに使う際はステップアップトランスを使用しましょう。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・全体チェック&真空管交換・・・3000円


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  • Fender HotRod 真空管交換 Svetlana

  • 2017/01/14
  • Category:




  • IMG_20170112_185414_591 工房に新たに導入したFenderのオールチューブ真空管アンプ、HotRodの真空管交換です。

    Diezel Herbertの真空管交換の際に使ったJJ管の音が気に入り、こちらもJJ管に交換する予定だったのですが「もっと良い物があるのかな?」と探して様々な情報を仕入れていくと今回気になって購入したのが「Svetlana」です。

    IMG_20170113_001843_433Svetlanaは調べてみるとSロゴ・Cロゴとある様で、Cロゴ呼ばれる物は現在生産されていない様でデッドストックを探す必要があるそうです。 Sロゴはその他の真空管と同じOEM工場で作っている物だそうで、そこで作られる真空管の音は大きな違いは無いと書いているページも見たりしたのですが音は結構変わる様に感じます・・・。

    プリ管は12AX7、パワー菅は6L6になります。選んだ理由としては「ギター本体の性能がより見え易いクリーンサウンド」を求めている為、Fenderアンプの長所を伸ばせる様な音にしたいと思ってチョイスしました。後は名前ですね。「スヴェトラーナ」って単語が真空管の中で言うと一番かっこよくないですか?笑DSC_2408 元々付いていた真空管がどれだけ使用されて消耗しているのか分からないので今回新品のSvetlanaと比較するのも正確では無いので難しいですが、グルーヴチューブの刻印が入ったSOVTEC製真空管が付いています。DSC_2409 今回はSvetlanaプリ管・パワー菅を購入し同時に交換する手筈でしたがパワー菅が初期不良品に当たってしまい、片方の1本が殆ど光らずバイアス値を0にしても異常な高い値を出し「キンキン」とパワー管から音が鳴りだす事からお店の方で新しい物と交換してもらいました。IMG_20170113_173748_616変えてもらった新しいパワー菅に交換すると輝きが全然違いますね。バイアス値も正常な値が出ています。新しい真空管なので取り換えた際のバイアス調整後もある程度時間を置いて様子を見ます。馴染んで電気が流れ易くなるのかバイアス値もほんの少しづつ上がっていき、値が変化しなくなって落ち着いた所で再度バイアス調整をして完成です。



    真空管もプリ管・パワー菅を交換した後のサウンドはだいぶクリーン寄りになりましたね。元々Svetlanaの真空管自体の出力も低いのか、クリーンサウンドはよりクリアさに磨きが掛かった印象です。「真空管の違いは歪ませるとよく分かる。」と言われるだけあってクリーンチャンネルは雑身が取れて粒立ちや煌びやかさが良くなりましたが「大きく変わった!」とまで言うにはどうだろうと思いますが歪みチャンネルは全然違うキャラクターになりましたね。

    HotRodの歪みチャンネルは2(クランチ)・3(ハイゲイン)とありますが、チャンネル2はクリーンにブースターを掛けている様な軽やかな歪みで良い感じです。クリーン~チャンネル2~チャンネル3の歪みが上がっていくバランスが段階としてとても良いサウンドになりGood。音作りも分かり易い。

    元々深くまで歪みはしませんがそして3のハイゲインがクランチみたいにクリアなサウンドになりました。これがかなり良いですね。今回クリーン~クランチでどれだけ良い音が出せるかを追求していましたので、どうしてもハイゲインが必要なら5150を使いますからこれはとても良い音質に変化し気に入りました。クセも無くバランスが良いサウンド。丁度良い粒の歪み具合に弦一本一本の粒が綺麗でバイト感がかなり良いですね。カッティング等も気持ち良くなる音になりました。音の分離がとても良いので歪ませてもアルペジオ等の弦の分離が潰れないのがとてもGood。交換前よりかなり歪みチャンネルの質が良くなりました。エフェクター等で歪みを足しても良い感じです。換えて良かった!と思う結果ですね♪

    真空管交換の効果も改めて大きいんだなぁと実感できたのと希望のサウンドになって良かったです。今回掛かった費用は真空管の料金だけなのですが意外にもリーズナブルな価格、ここまでサウンドを大きく変えられてこの金額はとても良いですね。またいろいろと試していきたいです。交換後のサウンドに一切不満は無いですが、どこで新たに入手してしまうのか分かりませんから・・・(笑)

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