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  • ヴィンテージギターは買うべきか?後悔しないための全知識【永久保存版】

  • 2025/07/31
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  • 「いつかは手に入れたい、憧れのヴィンテージギター」

    ギタリストであれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。伝説のミュージシャンが奏でたのと同じ年代の楽器、新品にはない風格を纏ったルックス、そして何より「枯れた」と表現される唯一無二のサウンド。
    その魅力は、多くのプレイヤーを惹きつけてやみません。

    しかし、その一方で「驚くほど高価」「コンディションが悪くて弾きにくいのでは?」「メンテナンスが大変そう」といった不安や疑問がつきまとうのも事実です。

    この記事では、そんなヴィンテージギターの世界に足を踏み入れるべきか悩んでいるあなたのために、その抗いがたい魅力から、購入前に知っておくべき現実的な注意点、そして後悔しないための選び方まで、網羅的に徹底解説します。

    この記事を読み終える頃には、あなたにとってヴィンテージギターが本当に「買うべき一本」なのか、その答えが見つかるはずです。

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    第1章:そもそも「ヴィンテージギター」とは何か?

    まず、基本となる定義から押さえておきましょう。

    ■ヴィンテージの定義・・・明確に「何年以前のものがヴィンテージ」という法律があるわけではありませんが、一般的にギターの世界では1970年代以前、特に1950年代半ば頃までのモデルを指すことが多いです。

    特に、Fender社がCBS社に買収される以前の**「プリCBS期」(~1965年初頭)や、Gibson社の黄金期とされる1950年代~1960年代前半**のモデルは、ヴィンテージ市場の主役として別格の扱いを受けています。

    近年では、1980年代の日本製ギターなども「ジャパン・ヴィンテージ」と呼ばれ、その定義は広がりつつあります。

    近年は90年代製でもヴィンテージ扱いしているお店もあります。

    ■なぜ特別視されるのか?・・・では、なぜこれらの古いギターがこれほどまでに特別視されるのでしょうか。理由は複合的ですが、主に以下の点が挙げられます。

    ・質の高い木材: 今では伐採が困難になった良質な木材(ハカランダ、ホンジュラス・マホガニーなど)が贅沢に使用されていました。

    ・職人の手作業: 大量生産が主流となる以前の、熟練した職人による手作業が多く含まれており、作り込みが丁寧(一説有り)でした。

    ・経年変化によるサウンドの熟成: 長い年月をかけて木材の水分が抜け、ニトロセルロース・ラッカー塗装が硬化することで、ボディ全体がよく振動し、新品にはない豊かな鳴り、「枯れた」トーンが生まれます。

    ヴィンテージギターは単なる「古い中古品」ではなく、最高の素材と技術、そして時間が三位一体となって生み出した、奇跡の産物なのです。
    ですがそもそも現代と違い、精度の高い自動機械が無かった時代でもあるので特別「手作り」が重視されていた時代背景ではありません。
    機械が最低限な環境だった事もあり正確には「手作業でしか作れなかった」と言えるでしょう。
    中には手作業な荒があるモデルもあるので、全てが良い作りをしていると言い切る事はできません。

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    第2章:抗いがたい魅力!ヴィンテージギターを買うべき理由(メリット)

    多くのギタリストが虜になるヴィンテージギター。その具体的なメリットを見ていきましょう。

    1. 唯一無二の「サウンド」

    最大の魅力は、やはりその音色にあります。現行品やハイエンドギターがどれだけ進化しても、本物のヴィンテージが持つサウンドを完全に再現することは困難とされています。近年はヴィンテージ年代が出す様なサウンドを再現したレプリカピックアップも多くなってきており、ある程度近付ける事は可能になってきました。

    ■枯れた鳴り: 新品のギターが持つ硬さやギラつきが取れ、まろやかで温かみのあるトーンが特徴です。アコースティックギターであれば箱全体が鳴り響き、エレキギターであればアンプを通さない生鳴りからして豊かです。
    ヴィンテージ年代を再現したレプリカピックアップはこの辺りが出てこなく、素材が年月を経って劣化する「音の柔らかさ」は現行品で再現するのは難しい様子です。
    DNS Guitarの過去ブログ記事でもヴィンテージレプリカピックアップメーカー「K&T」から本物のヴィンテージピックアップに交換した際の記事でもそうした体験での内容を書いています。

    ■豊かな倍音とサステイン: 弦を弾いた瞬間、基音だけでなく複雑な倍音が絡み合い、音が豊かに響き渡ります。そして、その音が自然に、心地よく減衰していくサステインは、まさにヴィンテージならではのものです。

    ■ピッキングへの追従性: プレイヤーのタッチに対する反応が非常に敏感です。弱く弾けば甘く囁くような音、強く弾けば激しく吠えるような音と、表現の幅が格段に広がります。
    年月で劣化した出力はこうした表現力を可能にします。
    逆を言えばパワーが有り過ぎるので表現力が乏しくなるとも言えます。
    「歳を取ればパワーが無いピックアップ(シングルコイル)の良さが分かる」とは理にかなっています。

    このサウンドは、レコーディングにおいて他の楽器と混ざりやすい「音ヌケの良さ」にも繋がり、多くのプロミュージシャンが今なおヴィンテージを使い続ける理由となっています。

    2. 歴史を纏う「ルックスと風格」

    長い年月を経てきたものだけが持つ、圧倒的なオーラと風格も大きな魅力です。

    ■ウェザーチェック: 塗装(ニトロセルロース・ラッカー)が気温や湿度の変化で収縮し、蜘蛛の巣のように細かなひび割れが入った状態。
    これは本物のヴィンテージの証とも言えます。

    ■塗装の焼けと退色: 日光や照明に晒され、飴色に焼けた塗装や、鮮やかな色が絶妙に退色したカラーは、新品では再現できない深みがあります。

    ■パーツのくすみ: ピカピカの金属パーツにはない、自然なくすみや錆びが、楽器全体に統一感と歴史を与えます。

    これらの要素が一体となり、まるで歴戦の勇士のような風格を醸し出します。ケースを開けた瞬間、そのオーラに息をのむ。これもヴィンテージギターオーナーだけが味わえる特権です。

    3. 資産としての「価値」

    ヴィンテージギターは、単なる楽器ではなく「資産」としての側面も持ち合わせています。

    ■価格が下がりにくい: 生産本数が限られており、現存する個体は減る一方であるため、希少価値が非常に高いです。状態の良いものであれば、購入時よりも価値が上がることも珍しくありません。

    ■世界的な市場: ヴィンテージギターは世界中のコレクターやプレイヤーが求める対象であり、世界共通の価値基準が存在します。

    もちろん、投資目的だけで購入するのは本末転倒かもしれませんが、万が一手放すことになった場合でも、価値がゼロになる可能性は極めて低いというのは、高価な買い物をする上での安心材料になるでしょう。

    残念な事に近年は「転売ヤー」が横行しており、楽器は楽器を愛する者よりも金儲けする人の元へ流れていっています。
    多くの楽器屋もそうした行為に好意的(自身が稼げるから)な所も多く、より本当に欲しい人の手に渡らなくなっている事が問題です。

    第3章:購入前に知るべき現実。ヴィンテージギターの注意点(デメリット)

    魅力的な側面に光を当ててきましたが、ここからは冷静に、購入前に必ず知っておくべきデメリットやリスクについて解説します。

    1. 高騰し続ける「価格」
    最大のハードルは、やはり価格でしょう。特に人気モデルは年々高騰しており、状態の良いプリCBS期のFenderや50年代のGibson Les Paulなどは、高級車や家が買えるほどの価格で取引されています。なぜここまで高いのか、その理由は需要と供給のバランスに尽きます。欲しがる人は世界中にいるのに、モノは増えないからです。

    2. 個体差と「コンディション」のリスク
    ヴィンテージギターは、1本1本が全く異なるコンディションです。これが面白さでもあり、同時に最大のリスクでもあります。

    ●パーツの交換(リプレイスメント):フルオリジナル: ネジ一本まで当時のままの個体。価値は最も高いですが、価格も最高峰です。
    この辺りに気を付けないといけないポイントがあり、高額だからと言って「状態が良い」訳ではありませんので注意が必要です。

    ●消耗品の交換: フレット、ナット、ポットなどは消耗品のため、交換されていることが多いです。演奏性を重視するなら、これらが交換されている方が実用的である場合もあります。

    ●主要パーツの交換: ピックアップやペグ、ブリッジなどが交換されていると、価値は大きく下がります。また、塗装を剥がして塗り直す「リフィニッシュ(リフ)」も価値が下がる大きな要因です。

    ●構造的な問題:ネック: 反りやねじれ、起き上がり(ハイ起き)など、致命的な問題を抱えている場合があります。「トラスロッドが限界まで締まっている」個体は絶対に避けるべきです。

    ●フレット: 著しく摩耗している場合、演奏に支障をきたします。打ち直し(リフレット)には高額な費用がかかります。

    これらのコンディションを見極めるには、専門的な知識と経験が必要です。

    現実的に考えるなら「リペア済みヴィンテージギター」を購入した方が良いです。
    何故なら直されて(手が加えられ)フルオリジナルではないとして価値が下がっているので安く買える事と、直して使える見込みがある状態として購入の判断ができるからです。
    反対に「フルオリジナル」を押してる個体は「直して使うには難しい位に状態が悪い」物が多いです。
    直す事は諦めて資産価値として扱われているヴィンテージギターも多いので、使用するのか金儲け目的なのかで個体差が大きいです。

    3. 繊細な「メンテナンスと維持管理」

    ヴィンテージギターは、現代のギターと同じ感覚で扱うことはできません。

    ■温湿度管理: 急激な温度や湿度の変化に非常にデリケートです。日本の気候では、特に梅雨時期や冬場の乾燥に注意が必要です。

    ■信頼できるリペアマン: 何かトラブルがあった際に、ヴィンテージの価値を理解し、適切な修理ができるリペアマンの存在が不可欠です。近所にそうしたショップがない場合、維持はより困難になります。

    「買って終わり」ではなく、その状態を維持するための継続的なコストと手間がかかることを覚悟しなければなりません。

    4. 現代音楽との「プレイヤビリティ」の問題

    憧れのギターを手に入れても、必ずしも「弾きやすい」とは限りません。

    ■指板Rとフレット: 当時の仕様であるきつい指板R(カーブ)や、背の低いフレットは、現代的なテクニカルな奏法やチョーキングを多用するスタイルには向かない場合があります。

    ■ネックシェイプ: 極端に太い、あるいは細いネックなど、好みが分かれる仕様も多いです。

    「最高の音」と「最高の弾きやすさ」は、必ずしもイコールではないことを理解しておく必要があります。


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    第4章:ヴィンテージ vs 現行ハイエンド。あなたに合うのはどっち?

    ここで一度、ヴィンテージギターと、現代の技術で作られた高品質な「現行ハイエンドギター」を比較してみましょう。

    項目 ヴィンテージギター 現行ハイエンドギター
    サウンド 唯一無二の枯れたトーン、豊かな倍音 クリアでパワフル、安定したサウンド
    ルックス 歴史が刻まれた風格、オーラ 完璧で美しい仕上げ、モダンなデザインも
    プレイヤビリティ 個体差が大きく、現代的でない場合も 非常に高く、安定している
    信頼性・耐久性 デリケートで管理に手間がかかる 高く、ライブなどでの酷使にも耐える
    価格 非常に高価 高価だが、ヴィンテージよりは現実的
    資産価値 高く、上昇する可能性もある 一般的に購入時よりは下がる

    【ヴィンテージが向いている人】

    ・特定の年代のサウンドをとことん追求したい人

    ・歴史やストーリーにロマンを感じる人

    ・所有する喜びを重視する人

    ・楽器のコンディションを自分で見極め、維持管理できる人

    【現行ハイエンドが向いている人】

    ・ライブやレコーディングで即戦力となる安定性を求める人

    ・現代的な演奏スタイルに合った高いプレイヤビリティを求める人

    ・トラブルを気にせず、ガンガン弾き倒したい人

    ・予算を抑えつつ、質の高いサウンドを手に入れたい人

    どちらが優れているという話ではありません。あなたがギターに何を求めるかによって、最適な選択は変わるのです。

    第5章:後悔しないためのヴィンテージギター選び【実践ガイド】

    もし、あなたが「それでもヴィンテージギターが欲しい」と決意したなら、この章を読んで失敗のリスクを最大限に減らしてください。

    ステップ1:目的と予算を明確にする・・・何を最優先しますか?「サウンド」なのか、「フルオリジナルであること」なのか、「演奏性」なのか。目的によって選ぶべき個体は変わります。そして、無理のない予算を厳密に設定しましょう。

    ステップ2:徹底的な情報収集・・・狙っているモデルの年代ごとの仕様変更、歴史、市場価格などを徹底的に調べましょう。知識は最大の武器です。専門書やウェブサイト、信頼できるショップのブログなどを読み込みましょう。

    ステップ3:信頼できる楽器店を選ぶ・・・これが最も重要です。ヴィンテージギターの取り扱い実績が豊富で、知識のある店員が在籍しているお店を選びましょう。保証やアフターサービスがしっかりしているかも必ず確認してください。オンラインでの購入は、よほど信頼できる店でない限り、上級者向けです。

    ステップ4:実機を徹底的にチェックする(試奏は必須!)

    必ずお店に足を運び、実物をその目で見て、手で触れ、音を出してください。チェックすべきポイントは山ほどあります。

    試奏: 必ずアンプに繋いで音を出しましょう。クリーン、クランチ、ドライブと様々なセッティングで試し、ピッキングの強弱で音がどう変わるかを感じてください。生鳴りも重要です。

    ・ネック: 最重要項目です。順反り、逆反り、ねじれがないか、あらゆる角度から見て確認します。店員さんに許可を取り「トラスロッドの余裕」は必ず確認させてもらいましょう。

    ・パーツのオリジナル度: ペグ、ナット、フレット、ピックアップ、ポット、コンデンサーなど、分かる範囲で確認し、分からない点は全て店員さんに質問しましょう。「このパーツはオリジナルですか?」と聞く勇気が大切です。

    ・フレットや指板: フレットの残りは十分か(最低でも7割は欲しいところ)、浮きはないか。指板の剥がれや極端な削れがないかを確認します。

    ・電気系統: ボリュームやトーンにガリ(回した時のノイズ)はないか。スイッチは正常に動作するか。

    ・重量とバランス: 実際に持ってみて、重すぎたり、ヘッド落ちしたりしないか、弾く姿勢で確認します。

    ステップ5:焦らず、冷静に判断する

    「これは運命の出会いだ!」と感じても、一度冷静になりましょう。高額な買い物です。その場での即決は避け、一度家に帰って検討するくらいの冷静さが必要です。「これを逃したら次はないかも」という焦りこそが、失敗の最大の原因です。

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    ヴィンテージギターは、ロマンとリスクを愛せる人のための選択肢

    ヴィンテージギターは、単なる「古い楽器」ではありません。それは、音楽の歴史そのものであり、先人たちの魂が宿る工芸品であり、そして時間だけが生み出せる芸術品です。

    その唯一無二のサウンドと風格は、ギタリストにとって最高の喜びを与えてくれるでしょう。しかしその一方で、高額な価格、シビアなコンディション、維持管理の手間といった現実的なリスクも伴います。

    ヴィンテージギターは、そのメリットとデメリットの両方を深く理解し、「この楽器の歴史を丸ごと引き受ける」という覚悟と愛情を持てる人のための選択肢だと言えるでしょう。

    この記事が、あなたのギター人生における最高の選択をするための一助となれば幸いです。焦らず、じっくりと情報を集め、信頼できるプロの助けを借りながら、ぜひあなたにとっての「運命の一本」を見つけてください。

    読んで頂きありがとうございました♪


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    ギターサムネ
  • 楽器業界の都市伝説。楽器陰謀論者をぶっ叩き直す。

  • 2024/04/13
  • Category:


  • どの業界にもあるかもしれませんが「オカルト」と言われる様な訳の分からない理屈、具体的な説明も無いそしてそれを信じ妄信する「陰謀論者」がこの楽器業界にも存在します。

    思っているだけなら全然構わないのですが、SNS上で自分と違う人を見つけると攻撃してくるので非常に厄介です。
    この辺りはバイク業界の「排気量マウント」に似ています。他にも「ハーレーは良いぞおじさん」も同じですね。
    何を根拠に偉そうにしているのか、理解不能です。

    これら要素は「勉強してない人」の特徴です。
    当たり前ですが情報は日々進化して更新されていきます。
    昔は「コレが正しかった」と「されていた」だけなので、今は答えが違う事も全然あります。
    今と昔が変わらず同じという事はありません。

    そもそも世の中はビジネスや利権で回っています。
    庶民に、消費者に都合が良い情報は出ません。
    まず正しい情報を知りたいなら現場で起きている事を確認しに行かないといけません。
    そうすれば言われていた事が実際に起きている事と照らし合わせて情報の答えを見つけた方が精度が高いのです。
    大体は言われていた事と実際に起きている事が異なっています。

    私の中ではその考えを持たない・考えない・知ろうとしない・実際に行動して確認しない・そして無知なのに他人を攻撃してくる人を「バカ」と定義しています。
    真面目な人に向かって、見ている全員に対して言っている事では無いのでリスナーの方達は注意して下さい。
    私はただ本当の事を言っているだけです。

    専門家で無い限り無知なのは当たり前です。
    しかし現代は専門家が濃い情報発信をしている上に無料でアクセスできる時代、ちょっと時間を使って頑張れば人並み以上の知識は確実に身に付く時代です。
    それなのに勉強せず自分の知識だけでマウントを取ってくるのはバカの行為の一つです。
    勉強する事に時間を使いましょう。結果として自分が得する結果になります。


    弦は緩める?緩めない?


    これは昔から発信している事なので、過去のブログやYouTubeを確認して下さい。

    答えは「緩めた方が良いパターンが大多数」で、正確にはちゃんと調整ができた状態からトラスロッドの余り量を確認して緩めるか緩めないか判断するが正解。
    これら根拠が無い状態で「張りっぱなしで良い」というリペアマンに仕事を頼まないで下さい。その人は素人です。
    1本1本、ちゃんと調整した状態で確認した上でそうするか?をチェックしないと判断は不可になります。
    弦の張力は強いので大体のネックは負けて順反りしている事が殆どです。トラスロッドも負けて反った分の順反り・弦を張った分順反りする範囲でトラスロッドは結構使われている事が多いので、弦を緩めていて逆反りしたらとても良い事です。
    元の状態に近づく、トラスロッド余りが回復するという事ですから。

    「トラスロッドを一気に回したら壊れる」もデマですが、そもそも多くの方が有名でボロイ精度の楽器を使用している事はリスナーなら分かる事でしょう。
    そりゃそんな酷い作りの物はトラスロッドが効きが悪いし中にはトラスロッドが内部で引っ掛からず抜けてくるのもあるので、元からボロイのを使っているからこそコレから派生した無知情報です。
    一気に回したら壊れるんじゃくて、最初から壊れる様な構造をしているだけです。
    良い物を買って使用してくれ。
    普通だったら回して壊れる事はあり得ません。普通じゃない物を買って使ってるから壊れるのです。

    有名だから作りが良いとか高額だから作りが良いとか、実際は全くの真逆です。
    こうした事を調べない・勉強しない人達は販売側の良い金ヅルです。
    何も考えない・調べないならずっと搾取され続けて下さい。

    壁に吊ってたらネック反りが直る


    直りません。

    これだけで直る位にネックが柔らかい物なら「弦を張りっぱなしにしていたら弦張力に負けて順反りしていくので、張りっぱなしは良くない」と考えに至るはずですが、何故ですか?
    せめて「弦をダルダルに緩めて吊るしておく」ならまだ話は分かりますが、この話は「弦は張りっぱなしで良い・吊るしておくと反りが直る。」とセットで思ってる謎な人がとても多いです。
    ボディの重さよりも弦張力の方が物凄く強い負荷です。
    何故にコレは信じるのに弦を緩めないといけないという話は信じないのか意味が分かりません。

    ヴィンテージギターは音が良い


    これもビジネスが絡んだ商売用語です。

    音が良いのも確かにありますが確実に「全てに言える事では無い」が正しいです。

    そして古い物なので当然ながら状態が悪い物も多いです。
    しかし販売店はそうした説明をせず、価値がある事を全面に出して売っている事も多いです。
    知らずに買ってギターとして使えず泣きを見る人も多いです。

    転売目的で将来売る目的で買うのなら良いのかもしれませんが、道具として使用を考えるなら状態の判断が非常に重要になります。

    偽物も多いので、購入自体もリスクがあります。

    弾けば音が良くなっていく


    これは本当ですが具体的な理由が分かりません。

    木材が乾燥する・パーツが馴染む・木材が結晶化等と言われていますがどこまで本当か分かりません。

    木材は死んだ木です。しかし本当に死んでいる木なら腐るなり朽ち果てるなりしてボロボロになっていくと思いますが、実際はそうなりません。
    なので生きていると判断します。
    目で見て分かる成長は見込めないと思いますが、細胞単位で何かしら変化があるのでしょう。

    弦は煮ると新品になる


    古い弦は煮ると多少は良くなりますが、この労力を掛けるメリットは正直ありません。

    時間も手間も掛かるので、素直に新品弦に交換した方が良いです。

    不思議と小さな事には頑張る人が多いのですが、もっと大事な事に視野と手間を向けた方が良いです。


    ビスは元の位置に戻す


    またヘンテコな事を言う人が出てきました。

    度々、出てきます。「自分は他と違う、こんな事も頑張ってますよ。凄いでしょ?」とマウントしてくる人が。
    他業種からの知識を流用して無知な人へ向けて優位性を示そうとするのですが、大体こうした人は詰めが甘いです。

    例えば「ビスの長さが違う」なら、当たり前ですがそれは元の位置に戻します。ですがこれは言われなくても行っている普通な話です。
    ネックジョイント部のヒール部に傾斜が付いていたりするとビスの長さが違う等があります。

    他にも「違う太さのビスが使われている」なら、これも言われなくても当たり前の話です。元の位置に戻せる様にするのが当たり前です。
    ブリッジ等にこうした事があります。

    木ネジは入れる時に緩める方向に回して山が合った所から回す等も当たり前の話なので、いちいち説明しません。

    間違って違うビスが混じって使われている・中古品で素人作業により違うビスが混合している、とするならこれは異常なので使用者が分かった時点でリペアマンにお願いして直しておかないといけません。

    そして動画でも言ってますがこうした条件以外で同じビス位置が変わる程度での話なら「どうでも良い話」です。
    音は変わりませんし不都合も起きません。

    これも「自分で試せ」と同じ理論ですがビスを入れ替えてみて音が変わるなら良いんですけど、変わりません。
    変わるとするなら締め過ぎや締め付け順により狂いが出た事の方が要素が大きいです。
    ボルトオンのギターにて、ジョイントビスの締め付け具合で音が変わる体験が簡単に行えます。
    この要素がパーツにもあります。
    だったら重要なのはコレだろ?って言いたいのです。
    ビスが同じ所に戻すとかどうでも良いだろって話で、だったら効果が高いココに拘れよって話です。

    自動車整備の知識で同じ事がありますが、分厚い金属ですら歪みが出るので締め付け順序・締め付ける力には決まった数値が出てきます。
    またカバー等のパーツは対角線で付けていく事も常識です。
    これらの関係からパーツを付ける行為は結構重要な事が分かるかと思いますが、ギター程度では大きな恩恵を感じるのは難しいかもしれません。
    物が大きく高負荷な動作になってくる程、小さな変化が大きく感じる事と思います。

    ギターの場合、高負荷でも高温にもならない所にこんな小さなコダワリを出してきても「無駄じゃね?」という話です。
    それよりも「もっと大事な所があるだろ?」って話です。本気で言ってたら恥ずかしいです。

    ハンダで音が変わる


    変わるけど、大体は音が良くないです。私が沢山試して、音が良いと思ったのはプラチナハンダだけです。

    これもビジネス用語です。未知な物は期待値が高く欲しくなってしまう心理です。

    そして音が分かる事の誤解として、音が良くなるという事は「どこかが悪くなる」という事です。
    結局はバランスが崩れるという事です。
    全てが良くなる事は基本的にあり得ません。

    この辺りが自分の好みの音になったなら良い結果ですが、それは狙ってやったのか?偶然的にできたのか?で話が全然違ってきます。

    値段が高く、そして大きな効果が得られないので私はオカルト商品と定義しています。

    安く音が変わらないハンダがその辺に売っているので、これが一番良い物です。
    これはオーディオオカルトと同じですね。

    ~最後に~

    正しくハッキリと言える事としては見た情報を信じるのでなく「自分で試して確認するまで保留」という選択肢を取って下さい。
    楽器に限らず、全てに言える事です。

    皆様に洗脳は非常に強く掛かっています。
    有名な人が宣伝し、メディアや企業が広告を打ち出して売り出すのであたかもこの商品が凄いと見えるかもしれませんが確定された要因では決してありません。

    全ては自分で決める事です。
    この自分で決める事というのも「本当に自分で出した答えなのか?これは情報によるプラシーボ効果なのではないか?」等、物事を冷静に分析していないと感情や雰囲気に流され間違った判断をしてしまいます。

    誰から情報を得るのか?誰の情報を周りに広めるのかよく考えて行動して下さい。
    それがまともにできていない人が大多数だから、こうして泣きを見る人達がどんどん増えていく結果になります。
    具体的には皆様の責任です。本当の事を見ても広めていく行動をしないから。
    他人事と思うなら今までと同じで何もしなければ良いでしょう。
    いつか自分の身に起こるか、自分の友人や知人が泣きを見て真実と知る日が来る事でしょう。

    ありがとうございました♪


    As in any industry, there are those who believe in “occult” theories and conspiracy theorists who believe in them.

    It is perfectly fine if they are just thinking, but when they find someone who is different from them on social networking sites, they attack them, which is very troublesome.
    This area is similar to the “displacement mount” in the motorcycle industry. Another example is “Uncle Harley is good”.
    I don’t understand what they are basing their greatness on.

    These elements are the characteristics of “people who don’t study”.
    Naturally, information evolves and is updated on a daily basis.
    In the past, “this was the right thing to do” and “it was done”, so the answer may not be the same now.
    There is no such thing as the same thing today as there was in the past.

    To begin with, the world revolves around business and interests.
    Information that is convenient for the general public and consumers is not available.
    If you want to know the correct information, you have to go and check what is happening on the ground.
    Then it is more accurate to find the answers to the information by comparing what was said with what is actually happening.
    Most of the time, what was said and what is actually happening are different.

    In my mind, I define “stupid” as someone who doesn’t have that idea, doesn’t think, doesn’t try to know, doesn’t actually act to confirm, and attacks others in spite of their ignorance.
    Please note that I am not saying this to everyone who is serious and watching, so listeners beware.
    I am just saying what I really mean.

    It is normal to be ignorant unless you are an expert.
    However, in this day and age, when experts are disseminating information in depth and can be accessed for free, if you spend a little time and work hard, you can certainly acquire more knowledge than most people.
    Yet, it is one of the acts of a fool to mount up with only one’s own knowledge without studying.
    Spend your time studying. You will benefit from the results.

    Loose strings? Do you loosen them or not?

    This is something I have been sending out for a long time, so check my past blogs and YouTube.

    The answer is “the majority of the time it is better to loosen the strings.” The correct answer is to check the amount of truss rod left after the strings are properly adjusted and decide whether or not to loosen them.
    Do not ask a repairman to do the job if he says “it is OK to leave it taut” without any evidence of this. That person is an amateur.

    If it is hung on the wall, the neck warp will be fixed.

    It will not.
    If the neck is soft enough to be fixed by this, you would think that if the strings are left taut, the tension of the strings would cause the neck to warp in the forward direction.
    If the strings were left loose and hung, it would make more sense, but this is a story about a mysterious person who thinks that “leaving the strings taut is fine and hanging them will fix the warp. There are so many enigmatic people who think that “leaving the strings taut and hanging them up fixes the warping”.
    String tension is a much stronger load than the weight of the body.

    Vintage guitars sound good.

    This is also a business term involving business.

    It is true that some of them sound good, but certainly “not all of them” is correct.

    And of course, many of them are in poor condition because they are old.
    However, dealers often do not give such explanations and sell guitars with the full intention of showing that they are valuable.
    There are many people who buy guitars without knowing it and end up crying because they can’t use it as a guitar.

    If you are buying a guitar for the purpose of resale and selling it in the future, it may be fine, but if you are considering using it as a tool, it is very important to judge its condition.

    There are also many fakes, so purchasing one itself is also risky.

    The more you play it, the better it will sound.

    This is true, but I don’t know the specific reason.

    Strings become new when boiled.

    Old strings can be boiled to make them sound a little better, but there is honestly no benefit to this labor.

    It takes a lot of time and effort, so it is better to replace them with new strings in a straightforward manner.

    Put the screws back in their original positions.

    Someone has come up with something weird again.

    It comes up often. “I’m different from the others, I’m working hard on these things. Isn’t that great?” and mounts them.
    They try to show their superiority to ignorant people by appropriating knowledge from other industries.

    For example, if the length of a screw is different from the original length, it is natural to put it back in its original position. But this is normal without being told.

    If a screw of a different thickness is used, this is also a matter of course without being told.

    It is also common practice to turn a wood screw in the direction to loosen it and turn it from the point where the threads meet, etc., so we do not need to explain every time.

    If the wrong screws are used by mistake or used screws are mixed due to amateur work, you need to ask a repairman to fix them as soon as you find out who used them.

    And as I say in the video, if you are talking about the same screws under other conditions, it is “not important”.
    This is the same theory as “try it yourself,” but if the sound changes after replacing the screws, it’s fine, but it won’t. If it does change, it’s because the screws are too tight or not tight enough.
    If it does change, it is more likely to be due to over-tightening or improper tightening order.

    The same thing is true in the knowledge of automobile maintenance, but even thick metal can be distorted, so there is a fixed value for the tightening order and force.
    You can see that the act of attaching parts is quite important in these relationships, but it may be difficult to feel the great benefit with a guitar or so.
    The larger and more demanding the operation, the more you will feel the small changes.

    In the case of guitars, it’s not worth it to go to all this trouble for a place that doesn’t have a high load or a high temperature. It’s just a story of “What’s the use of such a small thing?
    Instead, it’s more like, “There are more important things to worry about.” I’m talking about that.

    Solder changes the sound.

    It changes, but generally the sound is not good.

    This is another business term. It’s the psychology of wanting something unknown with high expectations.

    And the misconception of knowing the sound is that if the sound gets better, it means “something is going to get worse.
    In the end, there is an imbalance.
    It is basically impossible for everything to get better.

    If these areas become the sound you like, it is a good result, but did you aim for it? Was it done by accident? The story is totally different depending on whether it was done by accident or by design.

    I define it as an occult product because of its high price and lack of significant effect.

    There are cheap solders around that don’t change the sound, and these are the best ones.
    This is the same as the audio occult.

    ~Finally~.

    I can tell you rightly and clearly that you should not believe the information you see, but rather take the option of “hold off until you try it out and see for yourself”.
    This is true for everything, not just instruments.

    Brainwashing is very strong in everyone.
    Famous people advertise, media and companies advertise and market their products as if they are great, but it is never a definite factor.

    It is all up to you to decide.
    The question that one must ask oneself is “Is this really the answer that I have come up with? Is this really a placebo effect of the information? If you do not analyze things calmly, you will be influenced by emotions and atmosphere and make a wrong decision.

    Who do you get information from? Please think carefully about whose information you are going to spread around and act accordingly.

    Thank you very much


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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  • Gibson 60年代製ES-335 セットアップ&電装系パーツ交換

  • 2018/06/24
  • Category:
  • DSC_1403 60年代製Gibson ES-335のセットアップ&電装系パーツ交換です。古い個体ですが各種リペアがされており演奏に問題が無い状態までレストアされております。DSC_1404 電装パーツの交換と一緒にリアPUをスローバックPUのSLE-101に交換です。DSC_1405電装パーツもお客様持ち込みのヴィンテージギブソンのギターに付いていたという電装パーツに交換です。

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    組み込み後はセットアップし完成です!

    非常に音が枯れて弾いたニュアンスが出し易いギターですね。磁力が落ちて出力が自然と落ちた質感を再現したPAFモデルは弾いてて凄く気持ちが良いですね。いかに今のPUがパワーが有り過ぎて自分の演奏をパーツによって誤魔化されているのか分かると思います。各ポジションも気に入る音が出せますね。ヴィンテージパーツも少なからず影響はあると思いますが、以前のヴィンテージポットの組み込み等でも感じましたが音の抵抗感が無く、ポットをスルーしている様な音がストレートに出てくる感じはやはり素材等の違いにもよるのか、古い物だから価値があり値段が高額という理由だけではなさそうですね。ヴィンテージ年代の電装パーツは消耗品とはいえガリが出ても使える物なら使った方が良いかもしれないですね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円

    ・電装系交換・・・5000円

    ・セミアコ&フルアコ 箱物配線・・・4000円~


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  • Gibson ES-350 58年製ヴィンテージ セットアップ

  • 2018/03/17
  • Category:
  • Gibson 58年製ES-350のセットアップです。ヴィンテージ年代ですね。リペア跡が多い事や電装系パーツ全てが最近のパーツ等に交換されてオリジナルパーツが付いて無い事から値下がりした状態が良いものを購入できた様です。

    アンプからの出てくるサウンドは交換されたパーツの音質で今風を感じるサウンドではありますがそれでも甘い温かみあるサウンドからムーディに弾ける音質はヴィンテージ固体ならではの味を感じますね。PUさえオールドP.A.F系に交換すればサウンド面でも本体が良い個体なのでヴィンテージサウンドに寄せていく事ができるでしょう。パーツが交換されているとはいえかなりお手頃な価格で購入できた様で、見つけてたら自分が購入していましたね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円


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    DSC_3756
  • Gibson byrdland 57年製 配線直し&ブリッジ溝切り

  • 2017/07/14
  • Category:
  • DSC_3752 Gibson製57年製のbyrdlandの配線直し&ブリッジ溝切りです。新たにブリッジを購入し交換してみたがサドル本体の溝が切られていなかったとの事で溝切りと、電気系はヴィンテージパーツに拘りパーツを購入した所で取り付けてもらったとの事ですが中からカラカラと音が鳴る様になっている為一度見て欲しいとの事で相談を受けリペアする事となりました。DSC_3754 音がカラカラなる正体はポットのケースがしっかりとハンダ付けがされておらず、取れてしまっており中で動いていた事で音が鳴っていた様です。その他のケースも引っ張ると簡単に取れてしまう状態だった為、新たにハンダを付け直して仕上げました。中を引き出したついでにケースも開くので他に不具合が無いかチェックと配線直しを行い仕上げました。DSC_3756ブリッジの溝を切りセットアップして完成です!

    ふくよかな鳴りと煌びやかさが気持ち良いギターですね。リヴァーヴを掛けてバーで聴いている様なサウンドにするとかなりマッチする音色だと思います。ヴィンテージギター特有の低音の空気感や枯れた高域の音質はなかなか現在のPU等では再現が難しいでしょう。一味も二味も違いますね。リペアでも多くのヴィンテージギターのリペアも任される様になり嬉しい限りですが、触っていると自分でも欲しくなってしまうので将来は数百万円をギターに突っ込んでしまうかもしれませんね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円

    ・配線直し・・・5000円

    ・ブリッジ溝切り・・・6000円

    ・セミアコ&フルアコ電気系リペア・・・4000円


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    DSC_3312
  • Gibson byrdland 57年製 フレット交換&ナット交換

  • 2017/05/29
  • Category:
  • DSC_3247 DSC_3251 Gibsonのヴィンテージギター、byrdlandの57年製モデルのフレット交換・ナット交換です。

    ヴィンテージギターに手を加える=価値を下げる行為とされリペアの界隈でも躊躇されてしまう風習がありますが、今回は既にパーツの殆どが交換される等の改造がされており、オリジナルパーツでない理由で値引きがされていたものを購入されたとの事です。お客様からヴィンテージギターの価値が下がるとしてもリペアで手を加える事に躊躇いはないとの事で作業を進める事となりました。

    状態はフレットの背が低い物が使われておりますがかなり減りがある箇所がありすり合わせでは厳しい状態の為、希望されたフレット交換をする事となりました。

    ヴィンテージギターは何度かブログにも出てきますが古いものだけに状態がよくない固体が殆どです。ヴィンテージギターを購入する場合、リペア必須状態と思っても良いと思います。

    今回はフレット交換・ナット交換です。作業中で発覚したセルの剥がれ修正、指板のウネリ修正・フレット溝の修正等です。セルバインディングは経年劣化の縮小や剥がれが起きている場合が多いですが今回は張り直しまでいくレベルではない為、剥がれている部分の接着のみで仕上げました。指板のセルは縮小による影響かウネりが指板サイドに凹凸を広範囲に変化させており、フレットを打った後の整えの際に指板サイドの凹凸を取る様に削って整えました。

    フレット溝も抜いてみると割れが多くその修正、指板のウネリを整えるストレート出しでしっかり整えて仕上げました。DSC_3312 DSC_3313元のフレットが小さく、そしてかなり減っている弾き難い状態から交換後は見違える弾き易さに変わりました。ヴィンテージギターですのでリペアは気を使うのは確かですが、楽器として使うのか?あくまでコレクションなのか?で用途は変わります。前者ならぜひリペアをして使いましょう。状態も気に入って頂き嬉しく思います。

    ヴィンテージギターの箱物は素晴らしく、乾いた福与かな低域と高域が響くのに耳に痛くない高音の質は古いモデルでしか再現できない様に思います。生音で弾いても良い音がするので、時間を忘れてずっと弾いてしまう様な音質、良いギター=いつまでも弾いてられるギターですね。ヴィンテージギターは古いだけの価値ではありませんね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換(セル有り・セットネック)・・・37000円

    ・溝修正・・・8000円

    ・指板修正・・・8000円

    ・ナット交換・・・5000円


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    DSC_3296
  • Gibson ES-175 セットアップ&ブリッジ溝調整 当日仕上げ

  • 2017/04/09
  • Category:
  • DSC_3296こちらは50年代製と聞いていた事かと思いますがGibson ES-175のセットアップ&ブリッジ溝切りの当日仕上げです。

    腱鞘炎にて弦高がかなり低くないと手が痛くて弾けないというお客様に状態を合わせ、弦高を低くするリペアです。Gibsonは指板Rに対しブリッジのRが合ってない事で1弦側・6弦側の弦高が高い事や、限界まで調整で下げてもまだ弦高が高い等の個体があります。今回もその様な状態でした。低い弦高にする為、かなり溝を切る事になりましたが無事に完了しました。リペア後はお客様に絶賛して頂き嬉しく思います。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円

    ・ブリッジ溝切り調整・・・3000円


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    DSC_3280
  • Gibson L-50 セットアップ

  • 2017/04/07
  • Category:
  • DSC_3280ある時期Gibson製50年代~70年代製のリペアが集中し、何が何年製だったかが数が多く忘れてしまいましたが確か50年代製のL-50のセットアップでした。

    古い個体にしては難がある訳でもない状態の為、調整するだけで使える状態にする事ができました。

    ヴィンテージギターを買う注意点としてはあまりに古いので状態がよくない物が大半と思って購入された方が良いでしょう。楽器業界でヴィンテージギターはリペアをする=価値が下がる(フルオリジナルが理想)とされており、ヴィンテージ楽器を扱う楽器屋等の販売店も状態がよくないと分かっていても無理にリペアをしてまで売ろうと行っている所も少なく、ロッドが限界だったりネックが反り過ぎている等の状態は今の新しい楽器を売るのと扱いが違うと思います。買う側の私達もその理解が必要でしょう。

    かなり弾き込まれている様で生鳴りも大きくて良いサウンドですね。よく言われる「枯れた音」と言えば良いのか、低音も湿り気の無いスッキリとした抜けの良いサウンド。公園等でこのギターを弾いていたら人が集まってくるだろうなと思う様な、そんなサウンドでした。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・セットアップ・・・3000円


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