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  • 【フレット交換・徹底比較】ニッケルシルバー vs ステンレス。ギターのフレット交換でどっちを選ぶべき?
  • 2026/07/07
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  • リフレット(フレット交換)を決意した時、誰もが一度はぶつかる壁。それが「ニッケルシルバーにするか、ステンレスにするか」という問題です。

    これまでは伝統的なニッケルシルバーが当たり前でしたが、近年はステンレスを選ぶプロ・アマギタリストが急増しています。

    今回は、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較し、あなたがどちらを選ぶべきかの判断基準を分かりやすく解説します!

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    1. ニッケルシルバー(伝統と安心感)
    多くのギターに最初から打たれている、最もスタンダードな材質です。「ニッケル」という名前ですが、実際には銅、亜鉛、ニッケルの合金です。

    ●メリット
    耳馴染みのある「あのトーン」
    私たちがCDやライブで聴いてきたギターサウンドの9割以上はこれです。
    アタックが適度に吸収され、温かみのある、ジューシーで自然な倍音成分が含まれます。

    ●リペアショップでの工賃が比較的安い
    金属としては比較的柔らかいため加工がしやすく、多くのショップで基本料金(標準工賃)で引き受けてもらえます。

    ■デメリット
    摩耗が早い(寿命がある)
    毎日弾く人や、チョーキングを多用する人の場合、数年でフレットが凹んできます。
    そのたびに「擦り合わせ(削って高さを揃える作業)」や再交換が必要になります。

    ■メンテナンス(曇り取り)が必要
    汗や空気中の水分で酸化しやすく、放置すると黒ずんだりサビたりします。
    定期的に磨かないと、チョーキング時に「ザラザラ」とした抵抗感が出てしまいます。

    2. ステンレス(驚異の耐久性とモダンな操作性)
    腕時計のケースや調理器具にも使われる、非常に硬くサビに強い金属です。
    近年、ハイエンドギターをはじめ、リペア時の選択肢として絶大な人気を誇っています。

    ●メリット
    ほぼ摩耗しない「永久の寿命」
    圧倒的に硬いため、何年、何十年弾いても驚くほど減りません。
    頻繁にギターを弾く人なら、一度ステンレスにしてしまえば「次のフレット交換が数十年先?」になる可能性が高いです。

    ●チョーキングがツルツル滑る
    表面が非常に滑らかで、摩擦抵抗が極限まで少ないです。
    軽い力で面白いように弦が滑るため、演奏性が劇的に向上します。

    ●サビない、曇らない
    放置しても輝きが失われません。弦交換のたびにマスキングテープを貼ってフレットを磨く……という面倒な作業から一生解放されます。

    ■デメリット
    サウンドが「明るく・硬く」なる傾向
    音がキュッと引き締まり、高音域(ハイ)がパキッと前に出るモダンなサウンドになります。
    悪く言えば「ビンテージ感が薄れる」「高域が耳に痛く感じる」ケースもあります。

    ■工賃が高くなる
    硬すぎて加工用工具(やすりやニッパー)がすぐにダメになってしまうため、職人さんの手間が倍以上かかります。
    そのため、ニッケルに比べて工賃が+1万円〜2万円ほど上乗せされるのが一般的です。

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    ~どっちを選ぶべき? かんたん判定マップ~

    最終的にどちらにすべきか迷ったら、以下の基準で選んでみてください。

    ●迷わず「ステンレス」を選ぶべき人●

    ・毎日何時間も練習するヘビーギタリスト

    ・フレット磨きなどの細かいメンテナンスが苦手な人

    ・テクニカルな速弾きや、チョーキングを多用するプレイスタイル

    ・音抜けを良くしたい、モダンでクリアなサウンドが好きな人

    ●従来通り「ニッケルシルバー」を選ぶべき人●

    ・ビンテージギターや、古き良き枯れたトーンを愛している人

    ・太く、温かみのあるブルースやジャズなどのサウンドが理想の人

    ・「今のギターの音が完璧に気に入っているから、1ミリも音を変えたくない」という人

    ・今回の修理費用をできるだけ抑えたい人

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    ~まとめ~

    ステンレスは「初期投資」、ニッケルは「こだわり」

    一見、メンテナンスフリーなステンレスが完全上位互換に見えますが、「あのニッケル特有の泥臭い、アコースティックな鳴り感がどうしても好き」という理由で、あえてニッケルを選び続けるプロもたくさんいます。

    逆に、「道具としての信頼性、弾きやすさを限界まで高めたい!」という実用性重視なら、ステンレスを選んで後悔することはまずありません。

    あなたの愛器のキャラクターと、目指すプレイスタイルに合わせて、最高の選択をしてくださいね!


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