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  • バンドで埋もれない!「抜けの良い中音域」を作る具体的なEQ設定とセッティング術
  • 2026/09/13
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  • 一人で部屋で鳴らしている時は「迫力があって気持ちいい音」なのに、いざバンドで合わせると「自分の音が聞こえない」「音量を上げると『うるさい』と怒られる」……そんな経験はありませんか?

    その原因のほとんどは、音量の不足ではなく「帯域(周波数)の衝突」にあります。

    バンドの中でクリアに存在感を主張するための、具体的かつ実践的なセッティングのコツを解説します。

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    1. アンプの基本EQセッティング(基準値)まずはギターアンプ(JC-120やMarshall JCM900/2000など)のセッティングから見直します。

    ・抜けを良くする基本のEQバランスBASS(低音域): 3 〜 4(やや控えめ)
    理由: 100〜250Hz付近の低音はベースやバスドラムの領域です。
    ここを上げすぎるとアンサンブル全体が濁り、ギターの輪郭もぼやけます。

    ・MIDDLE(中音域): 6 〜 8(高め)
    理由: 500Hz〜2kHz付近はギター本来の「おいしい帯域」です。
    ここを思い切って押し出すことで、音量を無駄に上げなくてもくっきりと前に出てきます。

    ・TREBLE(高音域): 5 〜 6(フラット〜やや高め)
    理由: 音のアタック感や明瞭度(アジリティ)を司ります。
    上げすぎるとシンバルの音とぶつかり、耳に刺さる音になるので注意が必要です。

    ・PRESENCE(超高音域 / ある場合): 4 〜 5
    理由: 空気に馴染ませる帯域ですが、上げすぎると音が軽くなり、他のパートの邪魔になります。

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    2. 定番アンプ別・「抜け」を作るコツ

    スタジオやライブハウスでよく使われる代表的なアンプの調整ポイントです。

    ➀ Roland JC-120(ジャズコーラス)特徴: フラットでレンジが広いため、低音が出すぎてアンサンブルを濁らせやすい。
    ~設定のコツ~
    BRI(ブライトスイッチ): OFF(ONにすると高域が出すぎて耳が痛くなりやすい)
    BASS: 3 前後(かなり削ってOK)
    MIDDLE: 7 〜 8(ツマミをしっかり上げる)
    TREBLE: 4 〜 5

    ➁ Marshall(JCM2000 / DSLなど)特徴: もともと強力なミッドを持っていますが、歪ませすぎると中域が潰れます。
    ~設定のコツ~
    GAIN(ゲイン): 想定より1〜2目盛り下げる(歪みを減らすと輪郭が出ます)
    TONE SHIFT(ボタン): 絶対にOFF(ONにするとミッドカットになり完全に埋もれます)
    BASS: 4 / MIDDLE: 7 / TREBLE: 5 / PRESENCE: 4

    3. エフェクターを使った音作りの裏技

    ➀ 歪みペダルで「ミッドブースト」する歪みエフェクターの中には、ONにするだけで自然と中音域が持ち上がる(ミッドスクープされない)優秀なペダルが存在します。

    ●TS系(Ibanez Tube Screamer, SD-1など):700Hz〜1kHz付近の中音域が強く持ち上がり、余計な低域と高域が軽くカットされます。

    メインの歪みの前に繋いで「ブースター」として使うと、ソロや抜けさせたい時に一発で音が前に出ます。

    ●Centaur系(Klon Centaur系ペダル):太く伸びやかなローミッド(中低域)〜ミッドを補強し、原音の雰囲気を保ちながら音に太さと抜けを加えます。

    ➁ グラフィックEQ(EQペダル)でピンポイント補正音作りで最も効果的なのが、BOSS GE-7などのEQペダルをアンプのセンド・リターン(または歪みペダルの後)に挟む方法です。

    押し出すポイント: 800Hz 〜 1.6kHz のスライダーを少し(+2〜+4dB)上げる。
    削るポイント: 200Hz 〜 400Hz を少し削る(ベースとの被りを解消)。

    4. 単音・アンサンブルでの聴こえ方の違いEQを設定する際は、「バンド全員で鳴らしている状態」で微調整するのが鉄則です。

    状態単音(一人で弾く時)バンドアンサンブル(全員で鳴らす時)ドンシャリ(ミッドカット)太くて迫力があり、最高に気持ちいいギターの音が消失する(埋もれる)ミッドブースト(中音域強調)ポコポコ・モコモコして少しクセが強い輪郭がくっきり見え、すっと抜けて聞こえる一人で弾いた時に「ちょっと中音域が出すぎて硬いかな?」と感じるくらいが、バンドの中に入った時に「ちょうど良く抜けるベストなトーン」になります。

    ~まとめ~
    抜けを作る3大原則

    ・GAIN(歪み)とBASS(低音)は「思っているより減らす」
    ・MIDDLE(中音域)は「思い切って上げる」

    音作りは一人ではなく「バンドの演奏中」に微調整する音量を無闇に上げるのではなく、帯域を整理して「ギターの居場所」を作ってあげることで、バンド全体のアコースティックバランスも劇的に向上します。

    ぜひ次回のスタジオ練習で試してみてください。


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